シミ治療の種類を比較|自分に合った方法を選ぶためのガイド

💬 「シミ治療、何を選べばいいかわからない…」そのまま放置していませんか?

🔸 この記事を読めば、レーザー・光治療・外用薬・内服薬の違いが丸わかり!
🔸 自分のシミに合っていない治療を選ぶと、効果がなかったりシミが悪化することも。
🔸 正しい知識を持って来院すれば、治療の満足度が大きく変わります。

👇 まず「どんな治療があるか」だけでも知っておきましょう

😟 こんな悩みありませんか?

✅ シミが気になりはじめたけど、どの治療が自分に合ってるかわからない
✅ クリニックに行きたいけど、何を基準に選べばいいか不安
ネットで調べても情報が多すぎて混乱している

💡 この記事でわかること
📌 シミの種類と原因
📌 4種類の治療法の特徴・違い
📌 シミのタイプ別「おすすめ治療法」
📌 クリニック選びで確認すべきポイント

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目次

  1. シミとはどのような状態か|種類と原因を知る
  2. シミ治療の種類一覧|大きく4つに分類できる
  3. レーザー治療の特徴と比較
  4. 光治療(IPL)の特徴と比較
  5. 外用薬による治療の特徴と比較
  6. 内服薬による治療の特徴と比較
  7. 各治療法を比較表でまとめて確認
  8. シミの種類別に見る治療法の向き不向き
  9. 治療を選ぶ際に確認したいポイント
  10. まとめ

この記事のポイント

シミ治療はレーザー・光治療・外用薬・内服薬の4種類に分類され、老人性色素斑にはレーザー、肝斑にはトラネキサム酸内服が推奨されるなど、シミの種類によって最適な治療法が異なるため、クリニックで医師による正確な診断を受けることが重要。

💡 シミとはどのような状態か|種類と原因を知る

シミとは、皮膚の中でメラニン色素が過剰に産生・蓄積されることによって、肌の一部が褐色や黒色に変色した状態を指します。一口に「シミ」といっても、その種類はさまざまで、治療法の選択にも大きく影響します。

最も一般的なのが「老人性色素斑(日光性色素斑)」です。紫外線の長期的な影響によってメラニン色素が増加し、頬・額・手の甲などに境界がはっきりした褐色の斑点として現れます。30代以降から目立ち始める方が多いのが特徴です。

次に「肝斑(かんぱん)」があります。両頬に左右対称に広がる境界のぼんやりしたシミで、ホルモンバランスの変化が大きく関与しています。妊娠・経口避妊薬の使用・ストレスなどが誘因となりやすく、30〜50代の女性に多く見られます。肝斑はレーザー刺激に敏感で、誤った治療を行うと悪化することがあるため、特に注意が必要です。

「そばかす(雀卵斑)」は、鼻周辺や頬に散在する小さな点状のシミです。遺伝的な要因が強く、紫外線によって濃くなる傾向があります。子どもの頃から見られることが多く、思春期頃に目立ちやすくなります。

そのほかにも、皮膚の炎症後に色素が残る「炎症後色素沈着(PIH)」、加齢による脂漏性角化症(いわゆる老人性のイボ状のシミ)など、様々なタイプがあります。それぞれ発生メカニズムが異なるため、治療のアプローチも変わってきます。まずは自分のシミがどのタイプかを把握することが、治療選択の第一歩になります。

Q. シミの種類にはどのようなものがありますか?

シミの主な種類には、紫外線の影響で生じる老人性色素斑、ホルモンバランスの乱れが原因の肝斑、遺伝的要因が強いそばかす(雀卵斑)、炎症後色素沈着などがあります。種類ごとに発生メカニズムが異なるため、治療法の選択にも大きく影響します。

📌 シミ治療の種類一覧|大きく4つに分類できる

現在、クリニックで受けられるシミ治療は大きく以下の4つのカテゴリに分類できます。

  1. レーザー治療
  2. 光治療(IPL)
  3. 外用薬(塗り薬)
  4. 内服薬(飲み薬)

これらはそれぞれ単独で使われることもありますが、より効果を高めるために組み合わせて使われることも多くあります。たとえばレーザー治療と内服薬の併用、光治療と外用薬の組み合わせなど、個々の肌状態やシミの種類に応じてカスタマイズされた治療プランが提案されることが一般的です。

また、治療を選ぶ際には効果だけでなく、ダウンタイム(治療後の肌の回復期間)・費用・通院頻度・痛みの有無なども重要な判断基準になります。それぞれの治療法の詳細について、以下で順に見ていきましょう。

✨ レーザー治療の特徴と比較

レーザー治療は、特定の波長の光をシミに照射し、メラニン色素を破壊することでシミを薄くまたは消去する治療法です。即効性が高く、明確な色素斑に対して特に効果を発揮します。クリニックで行われるシミ治療の中でも、最も広く使われている方法の一つです。

✅ Qスイッチレーザー

Qスイッチレーザーは、ナノ秒(10億分の1秒)単位の極めて短いパルスでレーザーを照射し、メラニン色素に集中的にエネルギーを届けます。代表的なものにQスイッチルビーレーザー、Qスイッチヤグレーザー、Qスイッチアレキサンドライトレーザーなどがあります。

老人性色素斑やそばかすに対して高い有効性を持ち、1〜3回の治療で効果を感じる方も少なくありません。一方で、照射後に一時的な「かさぶた(痂皮)」が形成され、1〜2週間程度のダウンタイムが生じることがあります。また、照射後は紫外線への感受性が高まるため、日焼け止めの使用が必須となります。

📝 ピコレーザー

ピコレーザーはQスイッチレーザーよりもさらに短いピコ秒(1兆分の1秒)単位でレーザーを照射するもので、メラニン色素をより細かく粉砕することができます。Qスイッチレーザーと比較してダウンタイムが短く、色素沈着(炎症後色素沈着)のリスクも低いとされているため、近年急速に普及しています。

また、ピコレーザーには「スポット照射」と「全顔トーニング照射」の2種類のモードがあり、明確なシミにはスポット照射、肌全体のくすみ・肝斑の改善には低出力での全顔照射(ピコトーニング)が活用されます。Qスイッチレーザーよりも機器コストが高いため、費用はやや高めになることが多いです。

🔸 炭酸ガス(CO2)レーザー

炭酸ガスレーザーは水分に吸収されやすい性質を持つレーザーで、皮膚組織を蒸散させることができます。主にイボや脂漏性角化症(老人性のもり上がったシミ)の除去に用いられます。色素斑の「焼き取り」という形になるため、1回の治療で病変を物理的に取り除くことができます。

ただし、ダウンタイムは比較的長く、治療部位が完全に落ち着くまでに数週間かかることもあります。また、照射の深さや出力によっては瘢痕(傷跡)が残るリスクもあるため、十分な経験を持つ医師が行うことが重要です。

⚡ レーザートーニング

レーザートーニングは、低出力のヤグレーザー(1064nm)を全顔に均一に照射する治療法です。特に肝斑の治療に広く使われており、真皮内のメラニンを少しずつ分解・排出させることで、肌のトーンアップや肝斑の改善を目指します。1回での効果は緩やかですが、ダウンタイムがほとんどなく、定期的に通院しながら継続できる点が特徴です。複数回(目安として5〜10回)の施術が必要になることが多いです。

Q. 肝斑にレーザー治療は使えますか?

肝斑に高出力のレーザーや強いIPLを照射すると、かえって悪化するリスクがあります。肝斑の治療はトラネキサム酸の内服を第一選択とし、ハイドロキノンなどの外用薬との併用が効果的とされています。レーザーを使う場合は低出力のレーザートーニングに限られ、慎重な対応が必要です。

🔍 光治療(IPL)の特徴と比較

IPL(Intense Pulsed Light)は、「フォトフェイシャル」「フォトRF」「フォトナ」などの名前で知られる光治療です。単一波長のレーザーとは異なり、複数の波長の光を同時に照射することで、シミ・くすみ・赤み・毛穴・肌のハリなど複数の肌悩みをまとめてアプローチできます。

IPLの最大の特徴はダウンタイムの少なさです。施術後すぐにメイクができる場合も多く、日常生活への影響が小さい点が支持されています。ただし、レーザーと比較すると1回ごとのシミへの効果は穏やかなため、定期的な施術(月に1回程度を3〜5回以上継続)が必要となることが多いです。

IPLは浅いシミや広範囲のシミ・くすみに向いており、肌全体をトーンアップしたい方に適しています。一方で、深いシミや色の濃い老人性色素斑には効果が出にくい場合もあります。また、日焼けをしている肌や色黒の肌ではやけどのリスクが高まるため、注意が必要です。

IPL治療は、機器の種類によって照射できる波長域やフィルターの種類が異なり、クリニックによって使用機器が異なります。そのため、「フォトフェイシャル」という名前でも、機器によって効果や感触に差が出ることがあります。事前にどのような機器を使用しているか確認することをおすすめします

💪 外用薬による治療の特徴と比較

外用薬(塗り薬)によるシミ治療は、メラニンの生成を抑制したり、肌のターンオーバーを促進したりすることで、シミを徐々に薄くしていくアプローチです。レーザーや光治療と比べると効果が出るまでに時間はかかりますが、毎日のスキンケアに取り入れやすく、コストが比較的低い点がメリットです。

🌟 ハイドロキノン

ハイドロキノンは、メラニンを生成する酵素「チロシナーゼ」の働きを阻害することでシミを薄くする外用薬です。「肌の漂白剤」とも呼ばれ、シミへの効果が高いことで知られています。2〜4%濃度の製品が一般的で、高濃度のものほど効果が高い一方、刺激が強く、かぶれ・赤み・白斑(まれ)などの副作用が起こる可能性があります

日本では市販の化粧品には2%までしか配合できませんが、クリニックでは4〜8%の高濃度製剤が処方されることもあります。紫外線に弱い成分のため、夜間の使用が推奨されることが多く、使用期間は連続して3〜6ヶ月程度を目安とする場合が多いです。

💬 トレチノイン

トレチノインはビタミンAの誘導体で、皮膚のターンオーバーを強力に促進することで、メラニン色素の排出を助けます。また、真皮のコラーゲン産生を促すため、シミだけでなくニキビや肌のハリ・小じわにも効果があるとされています。

ハイドロキノン+トレチノイン療法はシミ治療で高い効果を持つとされ、多くのクリニックで採用されています。ただし、トレチノインは使用開始初期に赤み・皮むけ・乾燥などの「レチノイド反応」が起こりやすく、少量から徐々に慣らしていく必要があります。日本では化粧品への配合が認められていないため、医師の処方が必要です。

✅ アゼライン酸・コウジ酸・ビタミンC誘導体

これらはハイドロキノンやトレチノインに比べると穏やかな作用を持つ成分ですが、刺激が少ないため敏感肌の方にも使いやすいのが特徴です。アゼライン酸はチロシナーゼ阻害作用とターンオーバー促進作用を持ち、肝斑に有効とされています。コウジ酸は麹から取れる天然成分で、日本では古くからシミ対策に使われてきた歴史があります。ビタミンC誘導体はメラニン生成の抑制と抗酸化作用を持ちます。

これらの外用薬は、クリニックでの処方薬としてだけでなく、医薬品・化粧品として市販されているものもあります。継続的に使用することで徐々にシミが薄くなる効果が期待できますが、即効性はありません

Q. ピコレーザーとQスイッチレーザーの違いは何ですか?

Qスイッチレーザーはナノ秒単位でメラニンを破壊するのに対し、ピコレーザーはさらに短いピコ秒単位で照射するため、色素をより細かく粉砕できます。ピコレーザーはダウンタイムが数日〜1週間程度と短く、炎症後色素沈着のリスクも低いとされていますが、機器コストが高いため費用はやや高めになる傾向があります。

🎯 内服薬による治療の特徴と比較

内服薬(飲み薬)によるシミ治療は、体の内側からメラニンの生成を抑制したり、肌の代謝を促したりすることで効果を発揮します。外用薬と比べると、全身への働きかけができるため、肝斑や広範囲のシミ・くすみに向いているとされています。

📝 トラネキサム酸

トラネキサム酸は、もともと止血薬として開発された薬ですが、メラニンの生成を促進する「プラスミン」という物質の働きを抑制することで、シミ・肝斑への効果が認められています。特に肝斑への保険適用(肝斑を伴う場合に限る)もあるほど、効果のエビデンスが蓄積されています。

1日2〜3回服用するのが一般的で、効果を実感し始めるまでに数週間〜数ヶ月かかることがあります。副作用は比較的少ないですが、血栓症(血が固まりやすくなる)のリスクがわずかにあるため、血栓症の既往歴がある方や血液凝固に関わる薬を服用中の方は医師への相談が必要です。

🔸 ビタミンC(大量療法)

ビタミンC(アスコルビン酸)は、メラニンの生成を抑制する抗酸化作用を持ち、コラーゲン合成にも関与しています。内服薬として高用量のビタミンCを摂取することで、肌全体のくすみ改善やシミの予防・改善が期待されます。ビタミンCは水溶性であるため過剰摂取しても体外に排出されやすく、比較的安全性が高い成分です。ただし、胃腸への刺激(下痢・胃痛)が起こることがあります

⚡ ビタミンE・グルタチオン

ビタミンEはビタミンCとの相乗効果が期待できる抗酸化成分です。グルタチオンは体内で自然に生成される抗酸化物質で、メラニン合成の抑制・解毒作用・美肌効果が期待されます。シミへの効果が穏やかなため、単独での使用より、トラネキサム酸やビタミンCと組み合わせて使われることが多いです。

内服薬は全体的にダウンタイムがなく、通院頻度も低め(処方を受けるだけでよい)ですが、即効性は低く、継続的な服用が必要です。レーザーや光治療の補助として組み合わせることで、より高い効果が期待できます

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、シミのお悩みでご来院される患者さまの多くが、肝斑と老人性色素斑が混在しているケースであり、自己判断で受けた治療がかえってシミを悪化させてしまったというご経験をお持ちの方も少なくありません。シミの種類によって最適な治療法はまったく異なるため、まずは丁寧な診察でシミのタイプを正確に見極めることが、遠回りのない治療への近道だと考えています。患者さま一人ひとりのライフスタイルやご希望にも寄り添いながら、最適な治療プランをご一緒に考えてまいりますので、どうぞお気軽にご相談ください。」

💡 よくある質問

シミの種類によって治療法は変わりますか?

はい、シミの種類によって最適な治療法は大きく異なります。老人性色素斑にはレーザー治療が効果的ですが、肝斑に高出力のレーザーを当てると悪化するリスクがあります。まずはクリニックで医師による正確な診断を受けることが、適切な治療への第一歩です。

肝斑にはどの治療法が適していますか?

肝斑にはトラネキサム酸の内服薬が第一選択として推奨されることが多く、ハイドロキノンやビタミンC誘導体などの外用薬との組み合わせも効果的とされています。高出力のレーザーやIPLは肝斑を悪化させる恐れがあるため、治療を受ける際は経験豊富な医師への相談が不可欠です。

ダウンタイムが取れない場合、どの治療法が向いていますか?

ダウンタイムがほとんどない治療法としては、IPL(光治療)、レーザートーニング、外用薬、内服薬が挙げられます。これらは施術後すぐに日常生活に戻りやすい点が特徴です。ただし即効性はやや低く、定期的な通院や継続的な使用が必要になる場合があります。

レーザー治療後に気をつけることはありますか?

レーザー治療後は肌が紫外線に非常に敏感になるため、SPF30以上の日焼け止めを毎日使用し、帽子や日傘などの遮光対策を徹底することが大切です。適切なUVケアを怠ると、シミが再発・悪化する可能性があります。また、十分な睡眠や栄養バランスのとれた食事など、生活習慣の見直しも効果を長続きさせるために重要です。

複数のシミが混在している場合はどうすればよいですか?

老人性色素斑と肝斑が混在するなど、複数のシミがある場合は、単一の治療法では十分な効果が得られないことがあります。そのような場合は、それぞれのシミに適した治療を組み合わせる「コンビネーション治療」が有効です。アイシークリニックでは、患者さん一人ひとりの状態に合わせた治療プランをご提案しています。

Q. シミ治療後に日焼け対策が必要な理由は?

レーザーやIPLなどのシミ治療後は肌が紫外線に非常に敏感な状態になるため、適切なUVケアを怠るとシミが再発・悪化する可能性があります。SPF30以上の日焼け止めを毎日使用し、帽子や日傘などの遮光対策を継続することが治療効果を長続きさせるために不可欠です。十分な睡眠や栄養バランスも重要です。

📌 各治療法を比較表でまとめて確認

ここまで説明してきた各治療法の特徴を整理し、比較しやすいように表にまとめます。

治療法 効果の即効性 ダウンタイム 費用感 通院頻度 痛み
Qスイッチレーザー 高い 1〜2週間 中〜高 少ない あり
ピコレーザー 高い 数日〜1週間 高め 少ない あり(比較的少)
CO2レーザー 高い 数週間 少ない あり
レーザートーニング 緩やか ほぼなし 多い(5〜10回) 少ない
IPL(光治療) 緩やか〜中 ほぼなし 多い(3〜5回以上) 少ない
外用薬 緩やか なし 低〜中 処方のみ なし
内服薬 緩やか なし 処方のみ なし

この表はあくまで目安です。実際には使用する機器の種類や出力設定、照射範囲、個人の肌質や生活環境によって結果は異なります。また、複数の治療法を組み合わせることでより高い効果が期待できる場合もあります。クリニックで医師に相談しながら、自分に合った治療プランを立てることが大切です。

✨ シミの種類別に見る治療法の向き不向き

シミの種類によって、有効な治療法と避けるべき治療法が異なります。ここではシミの代表的な種類ごとに、向き不向きを整理します。

🌟 老人性色素斑(日光性色素斑)の場合

紫外線によるシミの中で最も多く見られるタイプです。メラニン色素が表皮の浅い層に集中しているため、Qスイッチレーザー・ピコレーザー・IPLなど多くの治療法が有効です。境界がはっきりしており色が濃い場合はレーザー治療が効果的で、1〜数回の治療で大幅な改善が見込める場合があります。広範囲に薄く散在するシミにはIPLが適している場合もあります。外用薬・内服薬も補助として有効です。

💬 肝斑の場合

肝斑の治療では、高出力のレーザーや強いIPLの使用は禁忌に近く、過度な刺激は肝斑を悪化させるリスクがあります。肝斑に適した治療としては、まずトラネキサム酸の内服が第一選択として推奨されることが多く、外用薬(ハイドロキノン、ビタミンC誘導体など)との組み合わせが効果的とされています。レーザーを使用する場合は、低出力のレーザートーニング(Qスイッチヤグレーザーの弱い設定)やピコトーニングが選ばれますが、慎重な対応が必要です。

✅ そばかす(雀卵斑)の場合

そばかすはQスイッチルビーレーザー・ピコレーザー・IPLなどのレーザー・光治療が有効です。遺伝的な素因があるため、治療後も日焼けや紫外線によって再発しやすい点に注意が必要です。治療後のUVケアの継続が非常に重要になります。

📝 炎症後色素沈着(PIH)の場合

ニキビや傷・かぶれなどの炎症が治った後に残る色素沈着です。時間が経過すると自然に薄くなることも多いですが、ハイドロキノンやビタミンC誘導体などの外用薬が効果的とされています。安易にレーザーを当てると色素沈着が悪化するリスクがあるため、医師の判断が重要です。

🔸 脂漏性角化症(老人性イボ)の場合

皮膚が盛り上がっている場合、通常の色素に対するレーザーよりも炭酸ガスレーザーや電気メスによる除去が適しています。表皮そのものが増殖しているため、外用薬や光治療の効果は限定的です。

🔍 治療を選ぶ際に確認したいポイント

シミ治療を始めるにあたって、事前に確認・把握しておくべきポイントをまとめます。治療法の良し悪しは一概には言えず、個人の生活スタイルや肌質、目的によって最適な選択肢は変わります。

⚡ 1. 自分のシミの種類を正確に診断してもらう

シミの種類を自己判断するのは難しいことがあります。特に肝斑は見た目が老人性色素斑と似ていることもあり、誤った治療を行うと悪化する恐れがあります。まずはクリニックで医師による診察・診断を受けることが出発点です。ダーモスコープ(皮膚鏡)や画像解析機器を使ってより詳細に肌の状態を確認してくれるクリニックもあります。

🌟 2. ダウンタイムを受け入れられるかどうか

仕事やプライベートの都合上、ダウンタイムを取ることが難しい方には、IPLやレーザートーニング、外用薬・内服薬が向いています。逆に、ダウンタイムが取れるのであれば、1回の効果が高いQスイッチレーザーやピコレーザーを選択することで、短期間で大きな改善が期待できます

💬 3. 費用と通院頻度のバランス

レーザーやIPLは1回の費用が数千円〜数万円程度で、複数回の施術が必要なことが多いため、トータルコストを事前に確認しておくことが重要です。外用薬・内服薬は1回あたりのコストが低いですが、長期的な継続が必要です。複数の治療法を組み合わせる場合は合計費用がかさみやすいため、クリニックでの事前見積もりが助けになります

✅ 4. 治療後のアフターケア・日焼け対策

シミ治療を受けた後の肌は非常に紫外線に敏感になります。せっかく治療を受けても、適切なUVケアを行わなければシミが再発・悪化する可能性があります。日焼け止め(SPF30以上)の毎日の使用と、外出時の遮光対策(帽子・日傘など)を継続することが、治療効果を長続きさせるために欠かせません。また、ターンオーバーを整えるためにも、十分な睡眠・栄養バランスのとれた食事・ストレス管理といった生活習慣の見直しも大切です。

📝 5. 医師とのコミュニケーション

治療方針の決定や経過の確認には、医師との十分なコミュニケーションが欠かせません。自分の希望(できるだけ早く改善したい、ダウンタイムを避けたい、費用を抑えたいなど)を正直に伝えることで、より自分に合ったプランが提案されます。また、治療中に違和感や疑問を感じたときはすぐに相談できるクリニックを選ぶことが、安心して治療を続けるための大切なポイントです。

🔸 6. 複合治療(コンビネーション治療)の検討

複数のシミが混在していたり、肝斑と老人性色素斑が混在しているケースでは、単一の治療法だけでは十分な効果が得られないことがあります。このような場合には、複数の治療法を組み合わせた「コンビネーション治療」が有効です。たとえば「ピコレーザーで老人性色素斑を取り除きつつ、トラネキサム酸内服で肝斑を改善していく」といった形で、それぞれのシミに対して最適なアプローチを組み合わせていきます。

⚡ 7. 施術を行う医師・スタッフの技術・経験

レーザー治療は機器を使う治療である一方、照射の出力・スポットサイズ・重ね打ちの程度などは医師・施術者の技術と判断によって大きく異なります。特に肝斑や複雑なシミが混在するケースでは、経験豊富な医師が担当するクリニックを選ぶことが安全かつ効果的な治療につながります。カウンセリング時に医師が直接診察・説明を行っているか確認することも大切です。

💪 まとめ

シミ治療にはレーザー・光治療・外用薬・内服薬など多くの選択肢があり、それぞれに異なる特徴・メリット・デメリットがあります。大切なのは「どの治療が流行っているか」ではなく、「自分のシミの種類と状態に合った治療法を選ぶこと」です。

老人性色素斑のようにはっきりとした色素斑には即効性の高いレーザーが向いており、肝斑にはトラネキサム酸内服を軸にした穏やかなアプローチが推奨されます。そばかすや広範囲のくすみにはIPLが適している場合もあり、複数のシミが混在するケースではコンビネーション治療が有効なこともあります。

治療を選ぶ際には、ダウンタイム・費用・通院頻度・痛みへの許容度など、自分の生活スタイルも考慮することが重要です。そして何よりも、まずはクリニックで医師による正確な診断を受けることが、最適な治療への第一歩です。

アイシークリニック池袋院では、患者さん一人ひとりのシミの状態・肌質・ライフスタイルに合わせた治療プランのご提案を行っています。シミ治療について不安や疑問がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – シミ(老人性色素斑・肝斑・雀卵斑・炎症後色素沈着など)の種類・原因・診断・治療法に関する医学的根拠の参照
  • 厚生労働省 – ハイドロキノン・トレチノインなどの外用薬、トラネキサム酸などの内服薬の成分・効能・副作用に関する薬事行政上の情報参照
  • PubMed – Qスイッチレーザー・ピコレーザー・IPL・レーザートーニングなどのシミ治療に関する臨床エビデンスおよび有効性・安全性の国際的研究論文の参照

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
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