
💡 シミ・くすみに悩む20〜30代女性に向けて、ハイドロキノンクリームの正しい使い方・塗り方を徹底解説します!
「なんとなく使ってた」「効果が出ない…」という方、塗り方を間違えると肌トラブルの原因になることも。この記事を読めば、安全に・最大限の効果を引き出せるようになります✨
🚨 こんな使い方してない?
- ❌ 顔全体にたっぷり塗っている
- ❌ 朝もハイドロキノンを使っている
- ❌ 日焼け止めを塗っていない
- ❌ 何年も休まずずっと使い続けている
これらは全てNG!肌トラブルや効果ゼロの原因になります
📖 この記事でわかること
仕組みから副作用対策まで完全網羅
📋 目次
- ハイドロキノンとはどのような成分か
- ハイドロキノンクリームが効く仕組み
- ハイドロキノンクリームの種類と濃度の違い
- ハイドロキノンクリームの正しい塗り方・手順
- 効果を高めるための使い方のポイント
- 使用頻度と使用期間の目安
- ハイドロキノンクリームを使う際の注意点
- 副作用とその対処法
- ハイドロキノンクリームと他の美白成分との違い
- クリニックで処方されるハイドロキノンクリームの特徴
- まとめ
💡 この記事のポイント
ハイドロキノンクリームは夜に少量をシミ部位へ塗布し、保湿と日焼け止めで保護することが基本。3〜6ヶ月継続使用後に休薬期間を設け、副作用が出た際は使用を中止して専門医に相談することが安全使用の要点。
💡 ハイドロキノンとはどのような成分か
ハイドロキノン(Hydroquinone)は、フェノール系の化合物で、古くから美白・脱色素剤として医療分野で使われてきた成分です。もともとは写真現像液の成分として発見されましたが、その後、皮膚科学の領域でメラニン色素の生成を抑制する効果があることが確認され、シミや色素沈着の治療薬として活用されるようになりました。
日本では、医薬品成分として皮膚科やクリニックでの処方が一般的です。市販のコスメに含まれる場合でも、医薬部外品として厳格に濃度が規制されており、使用できる濃度の上限が定められています。そのため、強い効果を求める場合は医師の指導のもとで使用するのが基本です。
ハイドロキノンの特徴は、その効果の速さにあります。ビタミンCや他の美白成分に比べて、メラニン生成を抑制する力が強く、短期間での効果が期待できる点が多くの方に支持される理由のひとつです。一方で、強力な作用を持つがゆえに、使い方を誤ると肌への刺激や副作用が生じるリスクもあります。正しい知識を持ったうえで活用することが重要です。
Q. ハイドロキノンクリームはなぜ夜に使うのがよいですか?
ハイドロキノンは光に対して不安定な成分で、紫外線の影響を受けると効果が低下したり、光線過敏症状が生じる恐れがあります。そのため、基本的に夜のスキンケアで使用するのが推奨されます。日中に使用する場合はSPF30以上の日焼け止めとの併用が必須です。
📌 ハイドロキノンクリームが効く仕組み
シミの原因となるメラニン色素は、皮膚の表皮層にあるメラノサイト(メラニン産生細胞)で作られます。メラノサイトでは、チロシンというアミノ酸がチロシナーゼという酵素の働きによって酸化・変換され、最終的にメラニンへと合成されます。紫外線や炎症などの刺激を受けると、このプロセスが過剰に活性化し、シミや色素沈着が生じます。
ハイドロキノンは、このメラニン合成過程に直接介入します。具体的には、チロシナーゼの活性を阻害することで、メラニンが過剰に産生されるのを抑制します。また、既に存在するメラノサイト自体の活性を低下させる作用や、場合によってはメラノサイトに対して細胞毒性を示すこともあり、これが高い美白効果につながっています。
さらに、ハイドロキノンは既存のメラニン色素を薄くする効果もあると考えられています。すでに沈着したシミに対しても働きかけることができるため、予防的な効果だけでなく、現在あるシミを薄くするアプローチとしても用いられます。この二重の作用が、他の美白成分と比べて高い評価を受けている理由です。
✨ ハイドロキノンクリームの種類と濃度の違い
ハイドロキノンクリームには、含まれる濃度によってさまざまな種類があります。一般的に使用される濃度は2〜10%の範囲で、目的や肌の状態によって使い分けます。
市販品(医薬部外品)として購入できるものは、日本では通常2%以下の濃度に抑えられています。肌への刺激が比較的少なく、日常的な美白ケアとして使いやすい濃度ですが、効果はやや穏やかです。
クリニックや皮膚科で処方されるものは4〜5%が一般的で、医師の管理のもとで使用します。この濃度になると効果が明確になる一方、肌への刺激も強くなるため、個人の肌質に合わせた使用が求められます。特にシミが濃い場合や、早期に効果を実感したい場合はこの濃度が選ばれることが多いです。
さらに高濃度の6〜10%は、特定の症例に対して専門医が慎重に処方するものです。一般的なシミ治療には4〜5%が標準的であり、高濃度品は肌の刺激やリスクが大きくなるため、使用にはより厳密な管理が必要です。
また、ハイドロキノンクリームには単独製剤のほか、トレチノイン(ビタミンA誘導体)やステロイドと組み合わせた複合製剤もあります。これらは相乗効果が期待できますが、それぞれの成分の特性と副作用を理解したうえで使用することが必要です。
Q. ハイドロキノンクリームの正しい塗り方の手順は?
まずマイルドな洗顔で肌を清潔にし、化粧水で肌を整えます。次に米粒1〜2粒程度の少量を指先に取り、シミなど気になる部位にやさしく点置きでなじませます。塗布後は保湿クリームで仕上げ、朝は必ず日焼け止めを使用して紫外線から肌を守ることが重要です。
🔍 ハイドロキノンクリームの正しい塗り方・手順
ハイドロキノンクリームの効果を最大限に引き出すためには、正しい手順で塗ることが非常に重要です。以下に、基本的な塗り方の手順を解説します。
✅ ステップ1:洗顔をしっかり行う
クリームを塗る前に、肌の汚れや皮脂、前に使ったスキンケア成分をしっかりと洗い流します。洗顔は肌に余計な刺激を与えないよう、洗浄力がマイルドなものを選び、ぬるま湯でやさしく洗いましょう。洗顔後はタオルで押さえるように水気を拭き取り、肌を清潔な状態に整えます。
📝 ステップ2:化粧水などで肌を整える
洗顔後の乾燥した肌にそのままクリームを塗ると、刺激を受けやすくなります。化粧水やローションで肌に水分を補い、肌のコンディションを整えてからクリームを使用します。ただし、この段階では刺激の強い美容液やアルコールを多く含む化粧品は避けるようにしましょう。
🔸 ステップ3:適量を取り出す
ハイドロキノンクリームは少量で十分な効果が得られます。1回の使用量は米粒1〜2粒程度が目安です。多く塗りすぎても効果が倍増するわけではなく、むしろ刺激や副作用のリスクが高まるため、必ず適量を守るようにしましょう。チューブから直接肌に出すのではなく、清潔な手の甲や指先に取り出してから使用します。
⚡ ステップ4:気になる部分にピンポイントで塗る
ハイドロキノンクリームは、シミや色素沈着が気になる部分にのみ使用するのが基本です。顔全体に広く塗り広げることは、初めのうちは避けた方が無難です。特に目や口の周囲など粘膜に近い部分、皮膚が薄く敏感な部位への使用は慎重に行いましょう。
塗る際は、指先の腹でやさしく点置きし、そのまま軽くなじませます。強くこすったり、摩擦を与えたりすると、炎症を引き起こす可能性があるため注意が必要です。円を描くようにゆっくりと肌になじませ、刺激を最小限に抑えながら塗布します。
🌟 ステップ5:保湿で仕上げる
ハイドロキノンクリームを塗った後は、乾燥しやすくなることがあります。クリームが肌になじんだ後、保湿クリームや乳液で肌全体を整えましょう。保湿はバリア機能を維持する上でも重要で、ハイドロキノンによる刺激を和らげる効果も期待できます。
💬 ステップ6:日焼け止めを必ず使用する
ハイドロキノンを使用中の肌は紫外線への感受性が高まります。朝のスキンケアの最後には必ずSPF30以上の日焼け止めを使用し、紫外線から肌を守ることが不可欠です。日焼け止めを怠ると、せっかくの美白効果が台無しになるだけでなく、炎症を悪化させるリスクがあります。
💪 効果を高めるための使い方のポイント
ハイドロキノンクリームの効果を最大限に引き出すためには、正しい塗り方に加えて、いくつかのポイントを意識することが大切です。
✅ 使用するタイミングは夜がおすすめ
ハイドロキノンは光に対して不安定な成分であり、紫外線の影響を受けやすい性質があります。日中に使用すると、紫外線との相互作用で効果が低下したり、まれに光線過敏症状が生じることがあります。そのため、基本的には夜のスキンケアの中で使用するのが理想的です。日中に使用する場合は、日焼け止めとの併用が必須です。
📝 パッチテストを行う
初めてハイドロキノンクリームを使用する際は、必ずパッチテストを行いましょう。耳の後ろや腕の内側など、目立たない部位に少量塗布し、24〜48時間様子を見ます。赤みやかゆみ、腫れなどの反応がなければ、顔への使用を始めることができます。特にアレルギー体質の方や敏感肌の方は、この工程を省かないようにしてください。
🔸 他の刺激成分との併用に注意する
レチノール、AHA(フルーツ酸)、BHA(サリチル酸)など、ターンオーバーを促進する成分や酸性成分との同時使用は、肌への刺激が過度になる可能性があります。これらの成分との併用を検討する場合は、必ず医師や専門家に相談したうえで行いましょう。ただし、医師が処方するトレチノインとの組み合わせは、適切な管理のもとで相乗効果を生む場合もあります。
⚡ スキンケアの順番を守る
スキンケアの中でハイドロキノンクリームを使う際は、基本的に化粧水の後・乳液や保湿クリームの前が適切です。水分で整えた肌に塗布することで、浸透しやすくなり、同時に保護バリアを作ることができます。美容液など他のアイテムとの順番が分からない場合は、医師や薬剤師に確認することをおすすめします。
🌟 継続的に使用する
ハイドロキノンクリームは、一度使っただけでは目に見える効果が現れないことがほとんどです。肌のターンオーバーサイクルに合わせて、最低でも1〜3ヶ月間は継続して使用することが重要です。途中で使用をやめてしまうと、効果が十分に現れないまま終わってしまうため、医師の指示に従って継続することが大切です。
🎯 使用頻度と使用期間の目安
ハイドロキノンクリームの使用頻度は、医師の指示や個人の肌状態によって異なりますが、一般的な目安について解説します。
使用頻度としては、初めは1日1回(夜)からスタートするのが基本です。肌が慣れてきた段階で、医師の判断により1日2回(朝・夜)に増やすことがあります。ただし、朝の使用時は日焼け止めとのセットが絶対条件です。肌への刺激を感じる場合は、1日おき・2日に1回など頻度を下げ、徐々に慣らしていく方法も有効です。
使用期間については、一般的に3〜6ヶ月を1クールとして使用し、その後は休薬期間(1〜3ヶ月程度)を設けることが推奨されています。長期間連続して使用し続けると、まれに皮膚が白くなりすぎる「脱色素斑」が生じるリスクや、酸化により「外因性褐色症(オクロノーシス)」と呼ばれる逆効果が現れることがあるため、定期的な休息が必要です。
使用を開始してから効果が出始めるまでの時間には個人差があります。早い方では1ヶ月程度でシミの薄さに変化を感じることがありますが、一般的には2〜3ヶ月かけて徐々に効果が現れるケースが多いです。焦らず、継続することを心がけましょう。
Q. ハイドロキノンクリームはどのくらいの期間使用しますか?
一般的に3〜6ヶ月を1クールとして使用し、その後1〜3ヶ月程度の休薬期間を設けることが推奨されています。長期連続使用は脱色素斑や外因性褐色症(オクロノーシス)のリスクがあるためです。効果は早い方で1ヶ月、一般的には2〜3ヶ月で現れ始めることが多いです。
💡 ハイドロキノンクリームを使う際の注意点
ハイドロキノンクリームは効果的な美白剤ですが、使用にあたってはいくつかの重要な注意事項があります。正しく理解してから使用を始めましょう。
💬 妊娠中・授乳中は使用を避ける
ハイドロキノンの安全性について、妊娠中・授乳中における十分なデータが揃っていないため、この時期の使用は基本的に避けるべきとされています。妊娠中は肌が敏感になりやすく、ホルモンバランスの変化でシミが出やすい時期ですが、ハイドロキノンの使用は控え、医師に相談したうえで代替案を検討しましょう。
✅ 目・口の周辺や粘膜への使用に注意する
目の周囲や粘膜に近い部位は皮膚が非常に薄く、ハイドロキノンの刺激を受けやすいため、直接塗布しないよう注意が必要です。万が一、目に入ってしまった場合は、すぐに大量の水で洗い流し、眼科を受診してください。
📝 傷や炎症のある肌への使用を避ける
ニキビや湿疹、かぶれ、日焼けによる炎症など、肌が傷ついた状態や炎症を起こしている部位へのハイドロキノン使用は、症状を悪化させる恐れがあります。肌トラブルが落ち着いてから使用を再開するか、医師に相談してください。
🔸 開封後の保存方法に気をつける
ハイドロキノンは空気や光に触れることで酸化しやすく、効果が低下するだけでなく、色が変化(茶色・黄色っぽく変色)してくることがあります。クリームが変色してきた場合は使用を中止しましょう。開封後は冷暗所に保存し、直射日光を避けること、またキャップをしっかり閉めることが重要です。開封後の使用期限は概ね3ヶ月が目安とされています。
⚡ 自己判断での高濃度品の使用は危険
海外からの輸入品の中には、高濃度のハイドロキノンクリームが入手可能なケースがありますが、医師の指示なく自己判断で高濃度品を使用するのは危険です。濃度が高いほど副作用や肌トラブルのリスクが高まるため、必ず医師の処方のもとで適切な濃度を使用するようにしましょう。
📌 副作用とその対処法
ハイドロキノンクリームを使用する際に注意が必要な副作用について、代表的なものを挙げてその対処法を解説します。
🌟 皮膚への刺激感・赤み・かゆみ
ハイドロキノンクリームを使い始めた当初は、塗布部位に刺激感、赤み、かゆみが生じることがあります。これは多くの場合、肌がハイドロキノンに慣れていないために起こる一時的な反応です。症状が軽微で改善傾向にある場合は、使用頻度を下げながら様子を見ることができますが、症状が強い場合や長引く場合は使用を中止し、医師に相談してください。
💬 接触性皮膚炎(アレルギー反応)
ハイドロキノンに対してアレルギー反応を起こす方もいます。接触性皮膚炎は、使用部位に広範囲の赤み、腫れ、水ぶくれ、強いかゆみなどが現れます。このような症状が出た場合は直ちに使用を中止し、皮膚科を受診してください。アレルギー体質の方は、パッチテストをより念入りに行うことが重要です。
✅ 色素脱失(過度な脱色)
ハイドロキノンを長期間・高濃度で使用した場合や、シミ部位だけでなく周囲の正常な皮膚にも塗布し続けた場合、正常なメラニンまで抑制されて、白抜けのような斑点ができることがあります。これは「脱色素斑」と呼ばれ、一度起きると回復が難しい場合もあります。このリスクを防ぐためにも、使用する範囲を気になる部位のみに限定し、長期連続使用を避けることが大切です。
📝 外因性褐色症(オクロノーシス)

外因性褐色症は、ハイドロキノンを長期間・高濃度で使用した場合にまれに発症する副作用で、皮膚が青みがかった黒・灰色に変色する状態です。もともとは高濃度製品の長期使用で報告されていますが、適切な濃度と使用期間を守ることで防ぐことができます。変色が認められた場合は直ちに使用を中止し、専門医に相談してください。
🔸 光線過敏症
ハイドロキノン使用中は、紫外線に対して皮膚が敏感になることがあります。日焼け止めを使用せずに外出した場合、通常より日焼けしやすくなったり、紫外線によるシミが悪化しやすくなります。日焼け止めの使用と、可能であれば帽子や日傘などで物理的に紫外線を防ぐことも有効です。
Q. クリニック処方品と市販のハイドロキノンクリームの違いは?
市販品(医薬部外品)は日本国内では通常2%以下の濃度に規制されていますが、クリニック処方品は4〜5%が一般的です。アイシークリニックのような医療機関では、患者の肌質やシミの種類に合わせた個別処方と定期的な経過観察が受けられるため、より安全で高い効果が期待できます。
✨ ハイドロキノンクリームと他の美白成分との違い
美白を目的としたスキンケアには、ハイドロキノン以外にもさまざまな成分が使われています。それぞれの特徴と違いを理解することで、自分に合った方法を選びやすくなります。
⚡ ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体は、市販の美白コスメに広く使われている成分です。メラニン合成の過程でDOPAと呼ばれる物質がメラニンに変換されるのを阻害するほか、既に作られたメラニンを還元して薄くする作用もあります。ハイドロキノンに比べると効果は穏やかですが、安全性が高く、敏感肌の方にも比較的使いやすい成分です。
🌟 トラネキサム酸
トラネキサム酸は医薬品でもあり、美白有効成分として認められた成分です。メラノサイトを刺激するプロスタグランジンの産生を抑制することでメラニンの過剰生成を防ぎます。特に肝斑に対して有効性が認められており、ハイドロキノンと組み合わせて使用されることもあります。刺激が少なく、比較的使いやすい成分です。
💬 レチノイン酸(トレチノイン)
トレチノインはビタミンA誘導体で、細胞のターンオーバーを促進し、既にできたシミを表皮ごと押し出す効果があります。ハイドロキノンとトレチノインを組み合わせた治療は「Kligman処方」と呼ばれ、シミ治療において高い評価を受けています。ただし、トレチノイン単独でも刺激が強く、赤みや皮剥けが出やすいため、専門医の管理が必要です。
✅ アルブチン
アルブチンはハイドロキノンを糖と結合させた誘導体で、市販の美白コスメによく使われています。ハイドロキノンと同様にチロシナーゼを阻害する作用がありますが、効果はハイドロキノンより穏やかで、刺激も少ない成分です。敏感肌やハイドロキノンが使えない方の選択肢となりますが、強いシミへの効果は限定的です。
これらと比較すると、ハイドロキノンはメラニン抑制効果が最も強力な部類に入りますが、それゆえに副作用リスクや使用管理の重要性も高くなります。自分の肌の状態や目的に合わせて、医師と相談しながら最適な成分や組み合わせを選ぶことが大切です。
🔍 クリニックで処方されるハイドロキノンクリームの特徴
クリニックで処方されるハイドロキノンクリームと市販品の間には、いくつかの重要な違いがあります。
📝 濃度の違い
前述のとおり、クリニック処方品は市販品より高い濃度(主に4〜5%)で処方されます。濃度が高いほど効果が強くなる一方、副作用のリスクも高まるため、医師の診察と継続的な管理が必要です。市販品では得られない効果を求める方にとって、クリニック処方は大きなメリットです。
🔸 個人に合わせた処方
クリニックでは、患者さんの肌質、シミの種類・深さ・面積、過去の治療歴やアレルギー情報などを踏まえ、最適な濃度・使用頻度・使用期間を設定します。シミの種類によっては、ハイドロキノン単独よりも他の成分との組み合わせの方が効果的な場合もあり、個別最適化されたアプローチが可能です。
⚡ 定期的なフォローアップ
クリニックでの治療では、定期的な経過観察が行われます。副作用が出た場合はすぐに対処できるほか、効果が順調に出ているかどうかを確認しながら処方内容を調整していくことができます。自己判断での使用に比べて、安全性が高く、効果的な治療が期待できます。
🌟 他の治療との組み合わせ
クリニックでは、ハイドロキノンクリームの外用治療に加え、レーザー治療やピーリングなど複数の治療アプローチを組み合わせることができます。外用薬だけでは対応しにくい深部のシミや、広範囲に及ぶシミに対しても、総合的な治療計画が立てられるのがクリニック治療の強みです。
アイシークリニック池袋院では、ハイドロキノンクリームを含む美白治療について、専門医によるカウンセリングをもとに一人ひとりに合った治療プランをご提案しています。シミの種類や状態を丁寧に診断したうえで、安全で効果的なケアを行っています。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、ハイドロキノンクリームに関するご相談の中で、「自己流で使っていたら肌が荒れてしまった」「効果が出る前にやめてしまった」というお声を多くいただきます。ハイドロキノンは正しい濃度・使用期間・塗り方を守ることで初めてその効果を安全に発揮できる成分ですので、特に使い始めの段階では専門医によるフォローアップが非常に大切です。シミの種類や肌質によって最適なアプローチは一人ひとり異なりますので、気になることがあればどうぞお気軽にご相談ください。」
💪 よくある質問
個人差がありますが、早い方では1ヶ月程度でシミの薄さに変化を感じることがあります。一般的には2〜3ヶ月かけて徐々に効果が現れるケースが多いです。肌のターンオーバーサイクルに合わせて、最低1〜3ヶ月は継続して使用することが重要です。
初めは1日1回(夜)からスタートするのが基本です。肌が慣れてきた段階で、医師の判断により1日2回(朝・夜)に増やす場合があります。朝に使用する際は日焼け止めとのセットが必須です。刺激を感じる場合は1日おきに減らすなど、肌の状態に合わせて調整しましょう。
最大の違いは濃度です。市販品(医薬部外品)は日本では通常2%以下に規制されていますが、クリニック処方品は4〜5%が一般的です。クリニックでは個人の肌質やシミの状態に合わせた処方・定期的なフォローアップが受けられるため、より確実な効果と安全性が期待できます。
必須です。ハイドロキノン使用中の肌は紫外線への感受性が高まるため、SPF30以上の日焼け止めを朝のスキンケアの最後に必ず使用してください。日焼け止めを怠ると、美白効果が台無しになるだけでなく、炎症を悪化させるリスクがあります。帽子や日傘の活用も有効です。
赤み・かゆみ・腫れなどの症状が出た場合は、まず使用を中止してください。症状が軽微であれば使用頻度を下げながら様子を見ることも可能ですが、症状が強い・長引く・広範囲に及ぶ場合は速やかに皮膚科を受診してください。アイシークリニックでも専門医によるご相談を承っています。
🎯 まとめ
ハイドロキノンクリームは、シミや色素沈着に対して高い美白効果を持つ成分ですが、正しい塗り方と使い方を守ることが効果と安全性を両立させるために不可欠です。
正しい塗り方のポイントをまとめると、まず洗顔と化粧水で肌を整えたうえで、少量を気になる部位にやさしくなじませること、使用後は保湿と日焼け止めで肌を保護することが基本です。使用は夜がおすすめで、1日1回から始め、肌の様子を見ながら継続することが大切です。パッチテストを必ず行い、副作用が現れた場合はすぐに使用を中止して医師に相談しましょう。
また、ハイドロキノンクリームには市販品とクリニック処方品があり、より確実な効果を求める場合や濃度の高いものを使用したい場合は、専門医の診察を受けることをおすすめします。自己判断で高濃度品を使用したり、長期間休薬なしに使い続けたりすることは、副作用のリスクを高めます。
シミ治療は焦らず、継続することが大切です。正しい知識と使い方を身につけ、専門家のサポートを受けながら、自分の肌に合ったアプローチで美白ケアを続けていきましょう。
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📚 参考文献
- 厚生労働省 – ハイドロキノンを含む医薬部外品・化粧品成分の規制・濃度基準および使用上の注意に関する公式情報
- 日本皮膚科学会 – シミ・色素沈着(肝斑・雀卵斑など)の診断・治療指針、ハイドロキノンをはじめとする美白外用剤の適応と副作用に関する学会見解
- PubMed – ハイドロキノンのチロシナーゼ阻害メカニズム、外因性褐色症(オクロノーシス)・脱色素斑等の副作用、トレチノインとの併用効果(Kligman処方)に関する査読済み臨床研究文献
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務