アゼライン酸で赤みは改善できる?効果・使い方・注意点を解説

💬 こんなお悩みありませんか?

「肌の赤みがずっと続いている…」「ニキビ跡の赤みが消えない…」そんな悩みを抱えながら、いろんなスキンケアを試してきた方へ。

実は、皮膚科領域で注目急上昇中の「アゼライン酸」が、そのお悩みを解決するカギになるかもしれません。

この記事を読めば、アゼライン酸が赤みに効く仕組み・正しい使い方・副作用への対処法まで、医療的な視点でまるっとわかります。✨

⚠️ 読まないと損!間違った使い方を続けると、赤みが改善しないどころか悪化する可能性も。ぜひ最後までチェックしてください。


目次

  1. 📌 アゼライン酸とはどんな成分?
  2. 📌 肌が赤くなる主な原因
  3. 📌 アゼライン酸が赤みに効果を発揮する仕組み
  4. 📌 アゼライン酸が特に効果的な赤みの種類
  5. 📌 アゼライン酸の使い方と濃度について
  6. 📌 アゼライン酸使用時に起こりやすい反応と対処法
  7. 📌 アゼライン酸を使う際の注意点
  8. 📌 アゼライン酸と他の成分との組み合わせ
  9. 📌 クリニックでのアゼライン酸治療について
  10. 📌 まとめ

💡 この記事のポイント

アゼライン酸は抗炎症・抗菌・メラニン抑制作用により、炎症性ニキビ・ニキビ跡・酒さによる赤みに有効で、敏感肌にも使いやすい成分。効果実感には4〜8週間の継続使用が必要で、アイシークリニックでは肌状態に応じた濃度と治療法を提案している。

💡 アゼライン酸とはどんな成分?

アゼライン酸(Azelaic Acid)は、小麦や大麦、ライ麦などの穀物に自然に含まれているジカルボン酸の一種です。肌に常在する真菌(マラセチア菌)が皮脂を分解する際にも産生されることが知られており、もともと私たちの体の皮膚にとって比較的なじみのある物質だといえます。

医療・美容分野においてアゼライン酸が注目されるようになったのは、その多彩な作用によるものです。抗炎症作用、抗菌作用、メラニン生成抑制作用、さらには毛穴の詰まりを改善するコメド溶解作用など、複数の肌改善効果を持つことが研究によって明らかになっています。

ヨーロッパやアメリカでは、アゼライン酸を含む外用クリームや外用ゲルが医薬品として承認されており、ニキビ(尋常性ざ瘡)や酒さの治療薬として広く処方されています。日本では医薬品としての承認はまだ限られているものの、化粧品・医薬部外品の原料としての使用や、クリニックでの自由診療として取り扱われるケースが増えています。

分子量が比較的小さく、皮膚への浸透性が高い点も特徴の一つです。また、レチノールやハイドロキノンなどと比較して刺激が穏やかとされており、敏感肌の方でも取り入れやすい成分として評価されています。

Q. アゼライン酸とはどのような成分ですか?

アゼライン酸は小麦や大麦などの穀物に含まれるジカルボン酸の一種で、抗炎症・抗菌・メラニン生成抑制・コメド溶解など複数の作用を持ちます。レチノールやハイドロキノンより刺激が穏やかで、敏感肌にも取り入れやすい成分として評価されています。

📌 肌が赤くなる主な原因

アゼライン酸と赤みの関係を理解するためには、まず肌が赤くなる仕組みを知っておくことが大切です。赤みといっても、その原因はさまざまで、原因によって適切な対処法も異なります。

肌の赤みが生じる大きな要因の一つは、皮膚の血管拡張です。炎症が起きると、患部に血流を集めるために毛細血管が拡張します。これが赤みとして目に見える状態です。また、外的刺激(紫外線、摩擦、気温の変化など)によっても血管は一時的に拡張します。

炎症性ニキビによる赤みは、皮脂や角質が毛穴に詰まり、アクネ菌が増殖することで炎症が引き起こされた状態です。この炎症に伴って赤みや腫れが生じます。ニキビが治った後も、炎症の痕跡として赤みが残ることがあり、これをニキビ跡(炎症後紅斑)と呼びます。

酒さ(ロザセア)は、慢性的に顔の中央部(鼻・頬・額・あご)が赤くなる皮膚疾患です。毛細血管の拡張や炎症が関わっており、ニキビに似た皮疹を伴うこともあります。気温の変化、辛い食事、アルコール、ストレスなどで症状が悪化しやすい特徴があります。

また、アトピー性皮膚炎や接触性皮膚炎などのアレルギー性疾患に伴う赤み、紫外線による光老化で真皮内の毛細血管が透けて見えるようになる赤みなども知られています。さらに、ステロイド外用薬の長期使用によって皮膚が薄くなり、赤みが目立ちやすくなるケースもあります。

敏感肌の方が感じる赤みは、皮膚のバリア機能が低下していることで外部刺激に過敏に反応し、炎症が起きやすい状態が背景にあります。このようにさまざまな原因で赤みは生じますが、アゼライン酸はいくつかのタイプの赤みに対して有効なアプローチができる成分です。

✨ アゼライン酸が赤みに効果を発揮する仕組み

アゼライン酸が赤みに対してどのように作用するのか、科学的なメカニズムから解説します。

まず、アゼライン酸の持つ抗炎症作用が赤み改善に大きく貢献しています。皮膚の炎症は、炎症性サイトカインや活性酸素種(フリーラジカル)によって引き起こされますが、アゼライン酸はこれらの産生を抑制することができます。具体的には、好中球が活性酸素を産生するミエロペルオキシダーゼという酵素の働きを阻害することが明らかになっています。これにより、炎症の連鎖反応を断ち切り、赤みの軽減につながります。

次に、抗菌作用についてです。アクネ菌(Cutibacterium acnes)はニキビの炎症を引き起こす主要な細菌ですが、アゼライン酸はこのアクネ菌に対して抗菌活性を示します。アクネ菌の増殖を抑えることで、炎症の起点を減らし、結果として炎症に伴う赤みの発生を予防・改善します。

酒さに対しては、特に注目すべき作用があります。酒さの病態には、カリクレイン5(KLK5)という皮膚の酵素が過剰に活性化することが関わっています。この酵素が抗菌ペプチドであるカテリシジン(LL-37)を過剰産生させることで、血管拡張や炎症が生じるとされています。アゼライン酸はKLK5の活性を抑制する作用があり、これが酒さの赤み改善につながると考えられています。

さらに、アゼライン酸はメラニン生成酵素であるチロシナーゼの活性を阻害します。これは主にシミや色素沈着への作用として知られていますが、炎症後に生じる色素沈着(赤みが茶色く変化したもの)の予防にも役立ちます。ニキビ跡が赤みから茶色いシミへと変化してしまう前に、メラニンの産生を抑えることができる点は非常に有益です。

また、アゼライン酸にはケラトリシス(角質融解)作用もあり、毛穴の詰まりを解消して新たな炎症の発生を予防します。これにより、赤みの再発防止にも貢献します。

Q. アゼライン酸が酒さの赤みに効く仕組みは?

酒さの赤みには皮膚酵素カリクレイン5(KLK5)の過剰活性が関与しており、これが血管拡張や炎症を引き起こします。アゼライン酸はKLK5の活性を抑制することで炎症と血管拡張を抑え、酒さによる赤みを改善します。15%アゼライン酸ゲルは米国FDAでも承認されています。

🔍 アゼライン酸が特に効果的な赤みの種類

アゼライン酸はすべての赤みに万能というわけではありませんが、特に効果が期待できる赤みの種類があります。

一つ目は、炎症性ニキビによる赤みです。アクネ菌の増殖を抑えつつ炎症を鎮めることで、ニキビが赤くなっている状態を改善に導きます。特に軽度から中等度の炎症性ニキビに対しては、複数の臨床試験でアゼライン酸の有効性が確認されています。

二つ目は、ニキビ跡(炎症後紅斑)による赤みです。ニキビが治った後に残る赤みは、炎症によって傷ついた毛細血管や皮膚組織が完全に修復されていない状態です。アゼライン酸の抗炎症作用によって、この修復プロセスをサポートする効果が期待できます。

三つ目は、酒さ(ロザセア)による赤みです。酒さに対するアゼライン酸の効果は、特に欧米の皮膚科領域で注目されています。15%アゼライン酸ゲルは、アメリカFDAによって丘疹膿疱型酒さの治療薬として承認されており、顔の赤みや炎症性皮疹の改善に有効であることが複数の臨床試験で示されています。

四つ目は、敏感肌や慢性的な肌の炎症による赤みです。バリア機能が低下した肌では、外部刺激によって炎症が繰り返されやすい状態になっています。アゼライン酸の抗炎症作用が慢性的な低レベルの炎症を抑え、赤みを目立ちにくくすることが期待できます。

一方、毛細血管拡張症やレーザー・ピーリング後の一時的な赤みに対するアゼライン酸の効果は限定的です。これらの赤みには、血管に直接アプローチするレーザー治療などが適している場合があります。

💪 アゼライン酸の使い方と濃度について

アゼライン酸の効果を最大限に引き出すためには、適切な濃度と使い方を理解することが重要です。

アゼライン酸製品に含まれる濃度は、目的によって異なります。海外の医薬品では15%や20%の高濃度製品が処方薬として使用されています。日本のクリニックの自由診療でも15%前後のクリームやゲルが使用されることが多く、ニキビや酒さの赤みに対してより直接的な効果が期待できます。一方、一般の化粧品や市販品では10%以下の濃度のものが多く、日常的なケアとして継続的に使用することで緩やかな改善効果が期待されます。

基本的な使い方としては、洗顔後に化粧水などで肌を整えた後、アゼライン酸製品を気になる部分や顔全体に薄く均一に塗布します。目や唇の周りなど粘膜に近い部分への使用は避けることが基本です。一般的には1日1〜2回の使用が推奨されることが多いですが、製品によって用法・用量が異なるため、必ず各製品の説明や処方した医師の指示に従うことが大切です。

使い始めは皮膚が慣れていないため、少量から試して様子を見ることが推奨されます。特に最初の数週間は軽度の乾燥やひりつきが生じることがありますが、多くの場合は時間とともに落ち着きます。症状が強い場合は使用頻度を下げるか、専門家に相談することが大切です。

効果を実感するまでには一定の期間が必要です。アゼライン酸は即効性のある成分ではなく、ニキビや赤みの改善には、一般的に4〜8週間程度の継続使用が必要とされています。酒さによる赤みには、さらに長期間の使用が求められることもあります。

日中に使用する場合は、紫外線による肌ダメージが炎症を悪化させる可能性があるため、日焼け止めの併用が不可欠です。アゼライン酸自体に光毒性はありませんが、赤みや炎症がある肌には紫外線対策は特に重要です。

Q. アゼライン酸の使用で起こりやすい副反応は?

アゼライン酸の使用開始時には、ぴりぴり感・ひりつき・軽度の乾燥・皮むけが生じることがあります。多くは皮膚が慣れるにつれて落ち着きます。対処法として、塗布前に保湿剤を使う、セラミドやヒアルロン酸と組み合わせる方法が有効です。広範な赤みや強いかゆみが続く場合は使用を中止し受診が必要です。

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🎯 アゼライン酸使用時に起こりやすい反応と対処法

アゼライン酸は比較的刺激が少ない成分とされていますが、使用開始時にさまざまな皮膚反応が現れることがあります。これらの反応を事前に知っておくことで、適切に対処できます。

最もよく見られる反応は、使用直後のぴりぴり感やひりつきです。これは特に濃度の高い製品を使い始めたときに感じやすく、多くの場合は数分で落ち着きます。皮膚がアゼライン酸に慣れるにつれて、このような感覚は徐々に減っていきます。ひりつきが強い場合は、クリームを塗る前に保湿剤を薄く塗布しておくことで刺激を和らげることができます。

乾燥感や軽度の皮むけも、使い始めに現れやすい反応です。アゼライン酸の角質融解作用によるもので、適切な保湿ケアを組み合わせることで対処できます。ヒアルロン酸やセラミド、グリセリンなどの保湿成分を含むスキンケアとの組み合わせが有効です。

まれに、使用部位が一時的に赤くなったり、かゆみを感じたりすることがあります。これはアゼライン酸に対する軽度の刺激反応です。このような反応が続く場合は、使用頻度を週に数回に減らすか、より低濃度の製品に変更することを検討してみてください。

ごくまれに、アゼライン酸に対して真のアレルギー反応(接触性皮膚炎)が起こることがあります。広範な赤み、強いかゆみ、腫れなどが現れた場合は直ちに使用を中止し、皮膚科を受診してください。

色素の変化(色が薄くなる)については、アゼライン酸のチロシナーゼ阻害作用によるものです。通常は使用部位のシミや色素沈着が薄くなる方向に働くため、多くの場合はメリットとなります。しかし、色素を持つほくろや健康な皮膚の色調にも影響を与える可能性があるため、特定の部位への使用には注意が必要な場合があります。

💡 アゼライン酸を使う際の注意点

アゼライン酸を安全かつ効果的に使用するために、知っておくべき注意点をまとめます。

妊娠中・授乳中の方については、医師と相談した上で使用を検討することが大切です。アゼライン酸は動物実験では催奇形性が確認されておらず、外用薬としての全身吸収量は少ないとされていますが、妊婦への使用については安全性が完全に確立されているわけではありません。特に初期の妊娠中は、自己判断で使用を開始しないことが推奨されます。

アトピー性皮膚炎や湿疹など、皮膚がただれている部位や傷のある部位への使用は避けてください。バリア機能が著しく低下している皮膚では、刺激が強く出る可能性があります。

他の外用薬と同時に使用する場合は、相互作用や重複した刺激への注意が必要です。特にレチノール、グリコール酸、ベンゾイルパーオキシドなど、刺激性のある成分と同時に使用する際は、肌への負担が増加する可能性があります。時間帯を分けて使用する(例:アゼライン酸は朝、レチノールは夜)などの工夫が有効です。

目の周り、鼻の穴の中、口の中など、粘膜に直接触れる部位への使用は禁止されています。誤って目に入った場合は、大量の水で洗い流してください。

また、アゼライン酸には色素を薄くする作用があるため、意図しない部位の色素に影響することがないよう、使用範囲をコントロールすることが望ましいです。

自己判断で高濃度のアゼライン酸を購入・使用することには注意が必要です。海外から個人輸入できる製品もありますが、品質管理が不明確なものや適切な濃度でないものを使用することで、予期しない副作用が生じるリスクがあります。できれば専門の医療機関で相談し、適切な製品と使い方の指導を受けることをお勧めします。

Q. クリニックでアゼライン酸治療を受けるメリットは?

クリニックでは赤みの原因(ニキビ・酒さ・アレルギーなど)を専門的に診断した上で、市販品より高濃度のアゼライン酸を適切に処方できます。アイシークリニックでは一人ひとりの肌状態に合わせたオーダーメイドの治療計画を立て、レーザー治療など他の治療との組み合わせも提案しています。

📌 アゼライン酸と他の成分との組み合わせ

アゼライン酸は、他のスキンケア成分と組み合わせることで、赤みに対してより総合的なアプローチができる場合があります。ただし、組み合わせによってはかえって肌への負担が増すこともあるため、慎重に考える必要があります。

ナイアシンアミドとの組み合わせは、特に相性が良いとされています。ナイアシンアミドにも抗炎症作用、バリア機能強化作用、メラニン移送阻害による美白作用があり、アゼライン酸との相乗効果が期待できます。ナイアシンアミドは刺激が少なくほとんどの肌質に使用できるため、アゼライン酸と同時使用しても問題が生じることは少ないとされています。

セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分との組み合わせは、アゼライン酸使用による乾燥やひりつきを和らげるために有用です。バリア機能を強化することで、アゼライン酸の刺激を最小限に抑えながら使用を継続しやすくなります。

ビタミンC(アスコルビン酸)との組み合わせは、美白・抗酸化の観点から有益な組み合わせですが、同時使用するとpHバランスが変化して刺激が増すことがあります。時間帯を分けて使用する方が安全です。

レチノールとの組み合わせは、ニキビや肌の質感改善に対しては強力なアプローチとなりますが、刺激が重なりやすいため注意が必要です。レチノールは夜間に使用し、アゼライン酸は朝に使用するなど、タイミングを分けることが推奨されます。肌が慣れるまでは両者を同日に使用しないほうが安全な場合もあります。

ベンゾイルパーオキシドや強い酸性成分(グリコール酸、サリチル酸など)との同時使用は、自己判断ではなく医療機関での指示のもとで行うことが望ましいです。相互に作用を打ち消す可能性がある成分や、刺激が強くなりすぎる組み合わせがあるためです。

いずれの組み合わせにおいても、新しいスキンケアを追加する際は一度に複数の成分を試すのではなく、一つずつ導入して肌の反応を確認することが、肌トラブルを防ぐうえで重要です。

✨ クリニックでのアゼライン酸治療について

アゼライン酸治療をより効果的・安全に行うためには、クリニックでの専門的なサポートを受けることが理想的です。ここでは、医療機関でのアゼライン酸治療について詳しく説明します。

クリニックでアゼライン酸治療を受けるメリットの一つは、肌の状態を専門的に診断してもらえることです。赤みの原因はさまざまであり、ニキビによるものなのか、酒さによるものなのか、アレルギーによるものなのかによって、最適な治療アプローチが異なります。医師や専門スタッフが肌の状態を詳しく評価した上で、アゼライン酸が適しているかどうか、他の治療と組み合わせるべきかどうかを判断します。

また、クリニックでは適切な濃度のアゼライン酸製品を処方・提供することができます。一般的な化粧品よりも高濃度のアゼライン酸を使用できるため、より早い効果が期待できる場合があります。使用方法についても個々の肌状態に合わせた具体的な指導を受けることができます。

アゼライン酸治療は単独での使用だけでなく、他の治療と組み合わせることも可能です。例えば、酒さによる赤みには、アゼライン酸外用に加えて血管に直接アプローチするレーザー治療(IPLなど)を組み合わせることで、より高い改善効果が期待できます。ニキビによる赤みには、アゼライン酸と抗生物質外用薬や過酸化ベンゾイルを組み合わせた治療が行われることもあります。

アイシークリニック池袋院では、肌の赤みや炎症に悩む患者様に対して、丁寧なカウンセリングと診察を行った上で、アゼライン酸をはじめとしたさまざまなアプローチを組み合わせた治療を提案しています。一人ひとりの肌状態や生活習慣、希望に合わせたオーダーメイドの治療計画を立てることで、赤みの根本的な改善を目指しています。

治療の流れとしては、まず初診でカウンセリングと肌診断を行います。赤みの原因となっている肌トラブルの種類と程度を評価し、アゼライン酸治療が適切かどうかを判断します。治療開始後は定期的な経過観察を行い、効果が出ているかどうかの確認と、必要に応じた治療内容の調整を行います。

費用については、アゼライン酸を用いた治療は保険診療の対象外となる場合が多く、自由診療での提供となります。使用する製品や治療の内容・頻度によって費用は異なりますので、詳細はクリニックへの問い合わせや初診カウンセリングにてご確認ください。

なお、アゼライン酸治療だけで解決しない赤みの場合、他の専門的な治療を組み合わせる提案が行われることもあります。例えば、毛細血管拡張が主な原因の赤みにはレーザー治療、重度の酒さには内服薬との併用、アレルギーが関係する場合にはアレルギー科との連携など、必要に応じて適切な対応が取られます。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、肌の赤みや酒さでお悩みの患者様に対してアゼライン酸を取り入れた治療をご提案するケースが増えており、特に炎症性ニキビや酒さによる赤みに対して継続使用された多くの患者様から改善の実感をいただいています。アゼライン酸は作用が穏やかな一方で、効果を実感するまでに一定の期間が必要なため、焦らず丁寧にケアを続けることが大切です。赤みの原因は一人ひとり異なりますので、ご自身の肌状態に合った適切な濃度や使い方を見極めるためにも、まずは専門医へご相談いただくことをお勧めします。

🔍 よくある質問

アゼライン酸はどんな赤みに効果がありますか?

アゼライン酸は、炎症性ニキビによる赤み、ニキビ跡(炎症後紅斑)による赤み、酒さ(ロザセア)による赤みに特に効果が期待できます。一方、毛細血管拡張症やレーザー・ピーリング後の一時的な赤みへの効果は限定的で、その場合はレーザー治療などが適している場合があります。

アゼライン酸の効果が出るまでどのくらいかかりますか?

アゼライン酸は即効性のある成分ではなく、ニキビや赤みの改善には一般的に4〜8週間程度の継続使用が必要です。酒さによる赤みにはさらに長期間かかる場合があります。焦らず丁寧にケアを続けることが大切です。

アゼライン酸は敏感肌でも使えますか?

アゼライン酸はレチノールやハイドロキノンと比較して刺激が穏やかとされており、敏感肌の方でも取り入れやすい成分です。ただし、使い始めにひりつきや乾燥感が生じることがあります。少量から試し、セラミドやヒアルロン酸などの保湿ケアと組み合わせることで刺激を和らげられます。

アゼライン酸と一緒に使ってはいけない成分はありますか?

レチノール、グリコール酸、ベンゾイルパーオキシドなど刺激性の高い成分との同時使用は、肌への負担が増加する可能性があります。例えばアゼライン酸は朝、レチノールは夜と時間帯を分けるなどの工夫が有効です。不安な場合は専門の医療機関にご相談ください。

クリニックでアゼライン酸治療を受けるメリットは何ですか?

クリニックでは赤みの原因を専門的に診断した上で、市販品より高濃度のアゼライン酸を適切に処方・指導してもらえます。アイシークリニックでは、一人ひとりの肌状態に合わせたオーダーメイドの治療計画を立て、必要に応じてレーザー治療など他の治療との組み合わせも提案しています。

💪 まとめ

アゼライン酸は、抗炎症作用、抗菌作用、メラニン生成抑制作用などの複数のメカニズムを通じて、肌の赤みに多角的に働きかける成分です。特に炎症性ニキビによる赤み、ニキビ跡の赤み、酒さによる赤みに対して、科学的な根拠に基づいた有効性が報告されています。

レチノールやハイドロキノンなどと比較して刺激が穏やかとされているため、敏感肌の方でも取り入れやすい点が大きな特徴です。ただし、使い始めにひりつきや乾燥感が生じることはあり、効果を感じるまでには4〜8週間程度の継続使用が必要です。使用する濃度や他のスキンケアとの組み合わせによっても肌への影響が変わるため、正しい知識を持って取り入れることが大切です。

赤みの原因は一つではなく、その種類によってアゼライン酸が効果を発揮できる範囲も変わってきます。自己判断で市販品を選ぶことも選択肢の一つですが、より確実な効果と安全性を求めるなら、専門の医療機関でカウンセリングを受け、自分の肌状態に合った濃度や使い方の指導を受けることをお勧めします。

肌の赤みは、見た目のコンプレックスになるだけでなく、慢性的な炎症が肌の老化を促進するという点でも早めのケアが重要です。アゼライン酸をはじめとした適切なアプローチを続けることで、透明感のある健やかな肌を目指しましょう。気になることや不安なことがあれば、まずは専門の皮膚科や美容医療クリニックへの相談をためらわないでください。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – 酒さ(ロザセア)やニキビ(尋常性ざ瘡)の診療ガイドラインにおける炎症性皮膚疾患の定義・治療方針・外用薬の適応に関する参照
  • PubMed – アゼライン酸の抗炎症作用・KLK5阻害機序・酒さおよび炎症性ニキビへの臨床試験結果に関する査読済み論文の参照
  • 厚生労働省 – 日本における医薬品・医薬部外品・化粧品の承認区分およびアゼライン酸含有製品の薬事規制上の取り扱いに関する参照

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
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