
💬 「脇の匂いが気になって、人前で腕が上げられない…」
そんな悩み、実はあなただけじゃありません。
✅ この記事を読めば、脇の匂いの根本原因から、今日からできるセルフケア・クリニックの治療法までがまるごとわかります。
⚡ 読まないと、間違ったケアを続けて匂いが悪化するリスクがあります。
✅ 今日から使えるセルフケアが全部わかる
✅ ワキガかどうかの判断基準がわかる
✅ クリニックで受けられる根本治療の選択肢が全部わかる
目次
- 脇の匂いの種類と原因を知ろう
- 汗と匂いの関係:エクリン腺とアポクリン腺の違い
- 脇の匂いを悪化させる生活習慣
- セルフケアで脇の匂いを消す方法
- 市販アイテムの選び方と使い方
- 食生活・体の内側からのアプローチ
- ワキガ(腋臭症)とはどういう状態か
- 医療機関での治療法
- クリニックに相談するタイミングとは
- まとめ
この記事のポイント
脇の匂いはエクリン腺・アポクリン腺由来の汗が常在菌に分解されて発生する。セルフケアで改善しないワキガ体質には、ミラドライやボトックス注射などの医療治療が有効であり、アイシークリニックでは症状に応じた治療プランを提案している。
💡 1. 脇の匂いの種類と原因を知ろう
脇の匂いといっても、その原因はひとつではありません。大きく分けると、「汗そのものの匂い」「細菌が汗や皮脂を分解することで生じる匂い」「アポクリン腺由来の特有の匂い(ワキガ)」という3つの要素が関係しています。
まず、汗そのものはほぼ無臭です。皮膚の表面には常在細菌がいますが、これらの細菌が汗や皮脂を分解する過程で、酢酸・イソ吉草酸・アンモニアなどの揮発性物質を産生します。これが「蒸れた匂い」の正体です。また、アポクリン腺と呼ばれる特殊な汗腺からの分泌物には、たんぱく質や脂質が豊富に含まれており、細菌による分解を受けると特有のツンとした匂いになります。
さらに、皮脂の酸化も匂いの原因のひとつです。脂肪酸が酸化することで、特有の酸っぱいような匂いが発生することがあります。加齢に伴い皮脂の組成が変化することから、いわゆる「加齢臭」も脇の匂いと複合して感じられるケースがあります。
このように、脇の匂いはさまざまな要因が重なって生じているため、対策もひとつの方法だけでは不十分なことがあります。自分の匂いのタイプを把握することが、効果的なケアへの第一歩です。
Q. 脇の匂いが発生するメカニズムを教えてください
脇の匂いは、エクリン腺とアポクリン腺から分泌される汗や皮脂が、皮膚の常在菌によって分解されることで発生します。分解の過程で酢酸・イソ吉草酸・アンモニアなどの揮発性物質が産生され、これが匂いの正体です。汗そのものはほぼ無臭です。
📌 2. 汗と匂いの関係:エクリン腺とアポクリン腺の違い
汗を分泌する汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺という2種類があります。どちらも脇に多く存在しますが、その性質は大きく異なります。
エクリン腺は全身に約200〜400万個存在する汗腺で、主に体温調節の役割を担っています。分泌される汗は99%以上が水分で、残りはナトリウムや塩素などの電解質です。基本的に無臭であり、蒸発することで体を冷やす働きをしています。ただし、量が多くなったり皮膚上で長時間乾かずにいたりすると、細菌が繁殖しやすくなり匂いを生じさせます。
一方、アポクリン腺は脇の下・耳の中・乳輪・外陰部など特定の部位にのみ存在します。思春期以降に活発になる汗腺で、分泌物にはたんぱく質・脂質・炭水化物・アンモニアなどが含まれています。この成分が皮膚の常在細菌によって分解されると、ワキガ特有のツンとした刺激的な匂いが発生します。
アポクリン腺の大きさや数には個人差・遺伝的素因があるため、ワキガ体質は親から受け継がれやすいとされています。両親のどちらかがワキガであれば約50〜75%の確率で子どもに遺伝するという報告もあります。
エクリン腺由来の匂いはケアで十分改善できますが、アポクリン腺が多い・大きい体質の場合は、根本的な対処として医療的な治療を検討する必要があります。
✨ 3. 脇の匂いを悪化させる生活習慣
脇の匂いは体質だけで決まるものではありません。日常の生活習慣によって、匂いが強くなったり弱くなったりすることがあります。自分の生活を振り返り、改善できるポイントを見つけることが大切です。
まず、食生活が匂いに与える影響は少なくありません。肉類・乳製品・揚げ物など動物性脂肪を多く含む食品を摂りすぎると、皮脂分泌が増えてアポクリン腺の活動も活発になりやすいとされています。また、ニンニク・ネギ・ニラなどの強い香りを持つ食品は、成分が血流に乗って汗として排泄されるため、体臭に影響することがあります。アルコールも皮膚の毛細血管を拡張させて発汗を促すとともに、分解産物のアセトアルデヒドが呼気・汗に混じることで全体的な体臭が強まることがあります。
次に、睡眠不足やストレスも見逃せない要因です。精神的緊張や不安を感じたときに分泌される「精神性発汗」はアポクリン腺からの分泌を増やすことが知られています。試験や面接など緊張する場面で脇汗が増えると感じる方は、アポクリン腺の影響を受けやすい体質かもしれません。
また、化学繊維の衣類を着用していると、通気性が悪く蒸れやすいため細菌が繁殖しやすくなります。綿・麻などの天然素材は吸湿性・通気性に優れており、匂い対策として適した素材です。
洗体の際に脇の下を十分に洗えていないことも原因のひとつです。毛が生えている部位は皮脂や汗が溜まりやすく、丁寧なケアが必要です。ただし、洗いすぎて皮膚バリアを壊すと逆効果になることもあるため、適度な洗浄を心がけることが重要です。
Q. エクリン腺とアポクリン腺の違いは何ですか
エクリン腺は全身に約200〜400万個存在し、99%以上が水分の汗を分泌して体温調節を担います。一方、アポクリン腺は脇の下など特定部位にのみ存在し、たんぱく質や脂質を含む分泌物を出します。この分泌物が細菌に分解されるとワキガ特有のツンとした匂いが生じます。
🔍 4. セルフケアで脇の匂いを消す方法
日々の生活の中で実践できるセルフケアは、脇の匂いを抑えるうえで基本となる対策です。継続することで効果が蓄積されるため、毎日のルーティンに取り入れることが大切です。
✅ 正しい洗い方を身につける
入浴時に脇の下をていねいに洗うことは、匂い対策の基本です。強くこすりすぎたり、洗浄力の強い石けんを過剰に使ったりすると、皮膚に必要な常在菌まで除去してしまい、逆に悪玉菌が繁殖しやすい環境を作ってしまうことがあります。適度な泡で優しく洗い、しっかりとすすぐことが大切です。
シャワーだけでなく、湯船に浸かることも効果的です。温浴により毛穴が開いて汚れが落ちやすくなり、皮脂や汚れを効率よく洗い流すことができます。
📝 脇毛の処理を検討する
脇毛があると、汗や皮脂が付着しやすく、細菌が繁殖しやすい環境になります。脇毛を除毛または脱毛することで、汗が直接皮膚から蒸発しやすくなり、細菌の繁殖を抑えることができます。
カミソリや除毛クリームを使うセルフケアもありますが、肌を傷つけて炎症を起こすリスクがあります。医療脱毛を行うことで永久的に毛をなくすことができるため、匂いの根本対策のひとつとして有効です。
🔸 汗をこまめに拭く
汗をそのまま放置すると、細菌が繁殖する時間が長くなり匂いの原因になります。汗をかいたらできるだけ早く清潔なタオルやウェットティッシュで拭き取りましょう。外出先では携帯用のデオドラントシートを活用するのも効果的です。
⚡ 衣類の選択と洗濯を見直す
通気性の良い天然素材(綿・麻・シルクなど)の衣類を選ぶことで、蒸れを防ぎ匂いの発生を抑えられます。また、使用した衣類はすぐに洗濯することが重要です。汗が染み込んだ状態で放置すると、雑菌が繁殖して衣類自体が匂いの原因になってしまいます。
洗濯の際は、消臭・抗菌効果のある洗剤を選ぶとより効果的です。脇の部分に汗ジミや匂いが残りやすい場合は、洗濯前に部分的なつけ置きや前処理洗いをすると効果が高まります。
💪 5. 市販アイテムの選び方と使い方
ドラッグストアやコンビニエンスストアには、さまざまな制汗・デオドラント商品が並んでいます。商品の種類や成分を理解することで、自分の状態に合ったものを選ぶことができます。
🌟 制汗剤とデオドラントの違い
制汗剤は汗の分泌そのものを抑える目的のもので、塩化アルミニウムや塩化アルミニウムヘキサヒドレートなどのアルミニウム塩が主成分です。これらは毛穴に栓をするように働き、汗の量を物理的に減らします。一方、デオドラントは殺菌・抗菌成分によって細菌の繁殖を抑え、匂いの発生を防ぐ目的のものです。製品によっては両方の効果を兼ね備えたものもあります。
💬 剤型の種類と特徴
デオドラント製品にはロールオン・スプレー・スティック・クリーム・シートなど多様な剤型があります。ロールオンやスティックタイプは直接皮膚に塗布するため成分が密着しやすく効果が持続しやすい傾向があります。スプレータイプは手軽に使えて清涼感もありますが、成分が肌に定着しにくいという面もあります。目的や使用シーンに合わせて選ぶと良いでしょう。
✅ 使い方の注意点
制汗剤・デオドラントは、入浴後に皮膚が清潔な状態で使用することが効果を最大化するポイントです。就寝前に使用することで、汗をかきにくい夜間に成分が皮膚に浸透し、翌日の日中も効果が続きやすくなります。
皮膚が荒れているときや傷があるときは使用を控えましょう。また、アルミニウム塩を含む制汗剤を毎日頻繁に使用すると、皮膚への刺激になることがあるため、使用頻度は製品の指示に従ってください。
📝 ミョウバンを活用したナチュラルケア
ミョウバン(硫酸アルミニウムカリウム)は天然の収れん剤として古くから利用されており、制汗・殺菌効果があります。水に溶かしてスプレーとして使う方法や、ミョウバンを成分とした市販品を使う方法があります。市販の制汗剤と比較して肌への刺激が少ない場合があるため、敏感肌の方にも比較的試しやすい選択肢です。ただし、即効性は高くないため、継続的な使用が必要です。
Q. 脇の匂いを悪化させる食生活の習慣は何ですか
動物性脂肪を多く含む肉類・乳製品・揚げ物の過剰摂取は、皮脂分泌を増やしアポクリン腺を活発にするとされています。ニンニクやネギなど強い香りの食品は成分が汗として排泄され体臭に影響します。またアルコールは発汗を促しアセトアルデヒドが体臭を強める原因となります。
🎯 6. 食生活・体の内側からのアプローチ
外側からのケアと合わせて、食生活を見直すことで体の内側から匂いを改善するアプローチも重要です。体臭は食べたものや体の代謝状態と深くつながっているため、日々の食習慣が脇の匂いにも影響します。
🔸 腸内環境を整える
腸内環境が乱れると、悪玉菌が増えてアンモニアやインドールなどの腐敗産物が多く産生されます。これらの物質は血流に乗って全身に運ばれ、汗として排泄されることで体臭に影響を与えます。食物繊維を豊富に含む野菜・きのこ・海藻類、発酵食品(ヨーグルト・納豆・味噌・キムチなど)を積極的に摂り、腸内環境を整えることが体臭の改善につながります。
⚡ 抗酸化食品を取り入れる
皮脂の酸化が体臭の一因となることから、抗酸化物質を多く含む食品を摂ることが効果的です。ビタミンC(ブロッコリー・パプリカ・柑橘類)、ビタミンE(ナッツ・アボカド・植物油)、ポリフェノール(緑茶・ベリー類・ダークチョコレート)などを意識して摂り入れましょう。
🌟 水分補給を十分に行う
水を十分に飲むことで、体内の老廃物を効率よく排出できます。また、汗の成分が薄まることで匂いが軽減されやすくなります。1日あたり1.5〜2リットルを目安に、こまめな水分補給を心がけましょう。ただし、アルコールや糖分の多い飲料は控えることが大切です。
💬 動物性脂肪を摂りすぎない
前述したように、動物性脂肪を多く含む食品の過剰摂取はアポクリン腺の活動を促進させることがあります。肉類は完全に避ける必要はありませんが、バランスよく魚・豆類・野菜などと組み合わせた食事を心がけることが大切です。
💡 7. ワキガ(腋臭症)とはどういう状態か
「ワキガ」という言葉を耳にしたことがある方は多いと思いますが、医学的には「腋臭症(えきしゅうしょう)」と呼ばれます。アポクリン腺が発達していて、分泌物が多い体質の方に見られる状態です。
✅ ワキガの主な特徴
ワキガの匂いは、汗の蒸れた匂いとは質が異なり、ツンとした独特の刺激臭として表現されることが多いです。自分では気づきにくい場合があるため、家族や親しい人から指摘されて初めて気づくケースも少なくありません。
ワキガかどうかを判断する目安として、以下のような特徴が挙げられます。
耳垢が湿っている(耳垢のタイプはアポクリン腺の分布と関連があるとされています)、脇の下の汗が黄ばんでいる、白や淡い色の衣類の脇の部分が黄色く変色しやすい、家族にワキガの人がいる、などが代表的な特徴として知られています。ただし、これらはあくまで目安であり、確定診断は医師による診察が必要です。
📝 ワキガと通常の体臭の違い
通常の体臭はセルフケアや生活習慣の改善によって大幅に抑えることができますが、ワキガは体質的にアポクリン腺が多く・大きいことが根本的な原因であるため、制汗剤などで一時的にマスキングすることはできても、完全に匂いをなくすことは難しい場合があります。日常的なケアを継続しても改善が見られない場合は、医療機関への相談を検討することが重要です。
🔸 ワキガの精神的な影響
ワキガは身体的な健康への直接的な害はないものの、匂いに対する不安やコンプレックスから、人との交流を避けたり、社会活動に支障をきたしたりすることがあります。精神的な負担が大きい場合には、積極的に治療を検討することを推奨します。実際に適切な治療を受けることで、多くの方が匂いへの不安から解放され、生活の質が大きく向上したと報告しています。
Q. セルフケアで改善しない場合の医療治療にはどんな選択肢がありますか
医療機関では複数の治療法が選択できます。マイクロ波で汗腺を処置する切開不要の「ミラドライ」、発汗を抑える「ボトックス注射」、アポクリン腺を直接除去する「剪除法」、レーザーや超音波による治療などです。アイシークリニックでは症状や体質に応じた最適な治療プランを提案しています。
📌 8. 医療機関での治療法

セルフケアで改善が見られない場合や、ワキガ体質の根本的な改善を希望する場合には、医療機関での治療が選択肢となります。現在はさまざまな治療法が存在し、それぞれに特徴があります。
⚡ ミラドライ(マイクロ波治療)
ミラドライは、マイクロ波(電磁波)のエネルギーを利用して皮膚の下にあるアポクリン腺・エクリン腺を熱変性させ、機能を失わせる治療法です。切開を伴わないため、傷跡が残りにくく、ダウンタイムが比較的短いことが特徴です。
治療は局所麻酔下で行われ、通常1〜2時間程度で終了します。1回の治療でも効果が得られることが多く、多くの症例で匂いや汗の量の減少が報告されています。ただし、体質や症状の程度によっては複数回の施術が必要な場合もあります。
治療後は数日間、赤みや腫れ、しびれ感などが生じることがありますが、通常は数週間以内に落ち着きます。FDA(米国食品医薬品局)の認可を受けており、安全性・有効性が確認された治療法として広く普及しています。
🌟 ボトックス注射(ボツリヌス毒素注射)
ボトックス注射は、ボツリヌス毒素を脇の下に注射することで、汗腺への神経シグナルをブロックし、発汗を抑制する治療法です。主にエクリン腺の活動を抑えることで汗の量を減らし、結果的に匂いの軽減が期待できます。
効果は即効性があり、注射後1〜2週間で効果が現れ始め、6〜12ヶ月程度持続するとされています。非外科的な処置であるため身体への負担が少なく、施術後すぐに日常生活に戻れる点が利便性として挙げられます。ただし、効果は永続しないため、定期的な再施術が必要です。
💬 剪除法(せんじょほう)・皮弁法
剪除法は、脇の下を小さく切開してアポクリン腺を直接取り除く手術です。根本的にアポクリン腺を除去するため、高い効果が期待できます。ワキガの治療として確立された方法であり、外科的手術のなかでは比較的低侵襲な部類に入ります。
術後は数日間の安静が必要で、傷跡が残ることがあります。完全な回復までには数週間かかることもあり、スポーツや激しい運動は術後しばらく控える必要があります。適応や詳細については、担当医との十分な相談が不可欠です。
✅ レーザー治療・超音波治療
レーザーや超音波エネルギーを使ってアポクリン腺・エクリン腺を破壊する方法もあります。切開を必要としないため傷跡のリスクが低く、回復期間も比較的短い傾向があります。ただし、治療効果は機器の種類や症状の程度によって個人差があります。
📝 イオントフォレーシス
イオントフォレーシスは、電気を利用して汗腺の機能を抑制する方法です。主に手のひら・足の裏の多汗症に用いられることが多いですが、脇の多汗症にも適用されることがあります。複数回の施術を繰り返すことで効果が得られ、副作用が少ない点が特徴ですが、効果の維持には定期的な施術継続が必要です。
🔸 内服薬による治療
発汗を全身的に抑制する抗コリン薬を内服することで、汗の量を減らすアプローチもあります。ただし、ドライマウス・便秘・目のかすみなどの副作用が出ることがあるため、医師と十分相談したうえで使用する必要があります。また、全身の発汗を抑えるため体温調節機能への影響も考慮する必要があります。
✨ 9. クリニックに相談するタイミングとは
「どの程度の匂いであれば、クリニックに相談してよいのだろうか」と悩む方は多いです。セルフケアとクリニックへの相談、どちらを選べばよいかの判断ポイントを整理します。
まず、以下のような状況が該当する場合は、医療機関への相談を積極的に検討してください。
市販の制汗剤や生活習慣の改善を続けても、匂いが気になる状態が改善しない場合。他の人から匂いを指摘されることがある場合。脇の汗がシャツに染み込んで外に滲み出るほどの多汗症状がある場合。匂いへの不安から人との交流を避けるなど、精神的・社会的な影響が出ている場合。家族にワキガの人がいて、自分もワキガ体質である可能性が高い場合。
逆に、汗をかいた後に一時的に匂いが気になる程度であれば、まずはセルフケアの見直し(洗い方・衣類の選択・デオドラントの使用)から始めてみるとよいでしょう。
クリニックでの初診では、匂いの程度や発症時期、生活習慣、家族歴などを詳しく問診したうえで、体臭の原因を判断します。状態に応じて最適な治療法を提案してもらえるため、「大げさかな」と思わず、気になったら早めに相談することが重要です。
アイシークリニック池袋院では、脇の匂いや多汗症のお悩みに対してミラドライをはじめとする各種治療法に対応しています。症状の程度や希望に応じて適切な治療プランを提案していますので、ひとりで悩まずにお気軽にご相談ください。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、脇の匂いやワキガのお悩みでご来院される患者様の多くが、長期間ひとりで悩まれてから受診されるケースが見受けられます。セルフケアで改善が難しい場合でも、ミラドライをはじめとする治療法によって症状が大幅に改善し、生活の質が向上される方が多くいらっしゃいますので、「この程度で相談してよいのか」と遠慮せず、まずはお気軽にご相談いただければと思います。体質や症状の程度に合わせて最適な治療プランをご提案できますので、匂いへの不安を抱えたまま過ごすのではなく、専門家への早めの相談を選択肢のひとつとして考えていただければ幸いです。」
🔍 よくある質問
いくつかの目安があります。耳垢が湿っている、脇の汗が黄ばんでいる、白い衣類の脇が黄色く変色しやすい、家族にワキガの人がいる、などが代表的なサインです。ただし、これらはあくまで目安であり、確定診断には医師による診察が必要です。気になる場合は専門機関への相談をおすすめします。
制汗剤はアルミニウム塩が主成分で、毛穴に栓をするように働き汗の量自体を減らします。一方、デオドラントは殺菌・抗菌成分で細菌の繁殖を抑え、匂いの発生を防ぐものです。製品によっては両方の効果を兼ね備えたものもあり、自分の悩みに合わせて選ぶことが大切です。
食生活は体臭に影響します。腸内環境を整える発酵食品や食物繊維の摂取、ビタミンCやビタミンEなど抗酸化食品の積極的な摂取が効果的です。一方、動物性脂肪の多い食品やアルコール、ニンニクなどの摂りすぎは匂いを悪化させる可能性があるため、バランスの良い食事を心がけることが重要です。
医療機関ではいくつかの治療法があります。切開不要で汗腺をマイクロ波で処置する「ミラドライ」、発汗を抑える「ボトックス注射」、アポクリン腺を直接除去する「剪除法」、レーザーや超音波による治療などです。症状や体質によって適切な方法が異なるため、医師との相談のうえで選択することが大切です。
市販の制汗剤や生活習慣の改善を続けても匂いが改善しない場合、他者から匂いを指摘されたことがある場合、匂いへの不安で人との交流を避けるようになった場合などは、早めに医療機関への相談をおすすめします。アイシークリニックでは「この程度で相談していいのか」と遠慮せず、お気軽にご相談いただけます。
💪 まとめ
脇の匂いは、エクリン腺とアポクリン腺から分泌される汗と皮脂が皮膚の常在菌によって分解されることで発生します。体質的な要因(アポクリン腺の発達)がある場合はワキガと呼ばれ、セルフケアだけでは対応が難しいことがあります。
日常的なセルフケアとして実践できることは多くあります。入浴時の正しい洗い方、汗をこまめに拭き取ること、通気性の良い衣類を選ぶこと、脇毛の処理、適切な制汗・デオドラント製品の使用、さらには腸内環境を整えた食生活や抗酸化食品の摂取などが効果的です。
一方、これらのセルフケアで改善が見られない場合や、ワキガ体質の根本的な改善を目指す場合には、医療機関での治療が有効です。ミラドライ・ボトックス注射・剪除法・レーザー治療など、さまざまな選択肢がありますので、症状や希望に合わせて医師と相談しながら最適な方法を選ぶことができます。
脇の匂いは、適切なケアと治療によって必ず改善に向かいます。一人で悩み続けるのではなく、まずは自分の状態を正確に理解し、必要に応じて専門家の力を借りることが、快適な日常生活への近道です。匂いへの不安なく、自信を持って過ごせる毎日を目指していきましょう。
📚 関連記事
- ワキガは皮膚科で薬をもらえる?治療法と受診のポイントを解説
- 頭皮のあせもに効く薬の選び方と正しい対処法を徹底解説
- あせものような湿疹の原因と治し方|放置するリスクと正しいケア方法
- ヘパリン類似物質はあせもに効く?正しい使い方と注意点を解説
📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 腋臭症(ワキガ)の診断基準・治療ガイドラインおよびアポクリン腺・エクリン腺の機能に関する医学的根拠
- 日本形成外科学会 – ワキガ(腋臭症)に対する剪除法などの外科的治療法の適応・術式・術後管理に関する情報
- PubMed – ミラドライ(マイクロ波治療)・ボツリヌス毒素注射による腋臭症・多汗症治療の有効性と安全性に関する査読済み臨床研究文献
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務