
🔴 鼻の横のニキビ、何日も治らなくて悩んでいませんか?
触ると痛い・繰り返す・跡が残る…それ、間違ったケアが原因で悪化しているかもしれません。
顔の中でも鼻の横(小鼻の脇)は皮脂腺が集中しているため、ニキビが特にできやすい部位です。しかも触れると痛みを感じやすく、潰そうとすると跡が残るリスクも。
💡 この記事を読めば、正しい原因・ケア方法・受診タイミングがすべてわかります。
⚠️ 読まずに間違ったセルフケアを続けると、色素沈着・クレーター肌になるリスクがあります。
目次
- 📌 鼻の横にニキビができやすい理由
- 📌 なぜ鼻の横のニキビは痛いのか
- 📌 ニキビの種類と見分け方
- 📌 鼻の横にニキビができる主な原因
- 📌 鼻の横のニキビを悪化させるNG行動
- 📌 日常生活でできるケア方法
- 📌 市販薬で対処できる?セルフケアの限界
- 📌 皮膚科・クリニックへの受診目安
- 📌 クリニックで受けられる治療の種類
- 📌 まとめ
✅ この記事のポイント
🔸 鼻の横のニキビは皮脂腺密集による炎症が主因で、自己処理は悪化・瘢痕リスクあり。
🔸 正しい洗顔・保湿・生活習慣改善が基本ケア。
🔸 2〜3週間改善しない場合は皮膚科受診が推奨。
💡 鼻の横にニキビができやすい理由
鼻の周辺、とくに小鼻の脇は「Tゾーン」と呼ばれる部位のなかでも皮脂の分泌量が特に多い場所です。皮脂腺の密度が高く、毛穴が詰まりやすい構造になっているため、アクネ菌(Cutibacterium acnes)が繁殖しやすい環境が整いやすい傾向があります。
また、鼻の横には産毛のような細かい毛が生えており、その毛穴も皮脂の出口になっています。皮脂と古い角質が混ざり合って毛穴を塞ぐと、そこに細菌が増殖し炎症が起こることでニキビへと発展します。さらに、洗顔時に鼻の横は洗い残しが起こりやすい部位でもあり、汚れが蓄積することでニキビが繰り返しできやすくなります。
日本皮膚科学会のデータでも、ニキビは思春期に限らず20〜30代の成人にも広く見られることが示されており、成人のニキビ(いわゆる「大人ニキビ」)はホルモンバランスや生活習慣の影響を強く受けることが知られています。鼻の横は特にその影響が出やすい場所でもあるため、ライフスタイルの変化や月経周期に連動してニキビが繰り返し現れることがあります。
Q. 鼻の横にニキビができやすい理由は何ですか?
鼻の横(小鼻の脇)はTゾーンの中でも皮脂腺の密度が特に高く、毛穴が詰まりやすい構造です。皮脂と古い角質が毛穴を塞ぐとアクネ菌が繁殖し炎症が起こります。また洗顔時に洗い残しが生じやすい部位でもあり、汚れの蓄積がニキビを繰り返す一因となります。
📌 なぜ鼻の横のニキビは痛いのか
ニキビが痛いと感じる主な理由は、炎症が起きているからです。毛穴の中でアクネ菌が増殖すると、免疫反応として白血球が集まり、炎症が引き起こされます。この炎症によって周囲の組織が腫れ、神経が刺激されることで痛みが生じます。
鼻の横は皮膚が薄く、軟骨組織に近い部位でもあるため、炎症が起きると痛みを感じやすい傾向があります。特に触れたときの痛み(圧痛)や、表情を動かしたときの痛みとして感じることが多いです。また、鼻の横は日常的に眼鏡のフレームやマスクが当たる場所でもあるため、摩擦による刺激が加わって痛みが増すこともあります。
炎症が深い部位まで進んでいる場合(嚢胞性ニキビと呼ばれるタイプ)は、触れなくても疼くような痛みを感じることもあります。こうした状態は自然に改善するまでに時間がかかるだけでなく、跡(ニキビ跡)が残りやすいため、早めの対処が大切です。
✨ ニキビの種類と見分け方
ニキビにはいくつかの段階があり、それぞれ見た目や痛みの程度が異なります。正しく見分けることで、適切なケアが選択しやすくなります。
✅ 白ニキビ(閉鎖性面皰)
毛穴が皮脂と角質で詰まり、外部と遮断された状態です。皮膚の表面が白っぽく盛り上がって見えます。炎症は起きていないため、痛みはほとんどありません。しかし、適切なケアをしないとこの段階から赤ニキビへと進行することがあります。
📝 黒ニキビ(開放性面皰)
毛穴が開いた状態で、詰まった皮脂が空気に触れて酸化し、黒く見えるニキビです。痛みはほとんどなく、鼻の周囲に見られることが多いタイプです。毛穴の汚れがそのまま残っている状態で、洗顔や保湿の見直しで改善する場合があります。
🔸 赤ニキビ(炎症性丘疹)
アクネ菌が増殖して炎症が起き、赤く腫れた状態です。触れると痛みがあり、鼻の横にできた場合は特に目立ちます。この段階以降は自己処理が難しくなるため、注意が必要です。
⚡ 黄ニキビ(膿疱)
炎症がさらに進み、白血球と細菌の死骸が混ざった膿が溜まった状態です。中央に黄白色の膿が見られます。痛みが強く、無理に押し出そうとすると跡が残りやすいため、自己処理は避けるべきです。
🌟 嚢胞・硬結(深いニキビ)
炎症が皮膚の深い部分まで及んだ状態で、大きく腫れて硬くなることがあります。痛みが強く、触れなくても疼くことがあります。治癒に時間がかかり、ニキビ跡として陥没(クレーター)が残る可能性が高いため、皮膚科やクリニックへの受診を検討すべき状態です。
Q. 鼻の横のニキビを悪化させるNG行動を教えてください。
鼻の横のニキビを悪化させる主なNG行動は、自分で潰すこと・何度も触ること・洗顔のしすぎの3つです。自己処理は炎症の拡大や瘢痕の原因となり、過度な洗顔は皮脂分泌をかえって増やします。アルコール含有化粧水の多用も炎症を悪化させるため、低刺激なスキンケアへの切り替えが推奨されます。
🔍 鼻の横にニキビができる主な原因
ニキビは単一の原因で発生するものではなく、複数の要因が絡み合って起こります。鼻の横にニキビが繰り返しできる場合は、以下のような原因が考えられます。
💬 皮脂の過剰分泌
皮脂の分泌量が増えることで毛穴が詰まりやすくなります。皮脂分泌が増える背景としては、ホルモンバランスの変化(月経前、ストレス時など)、脂質や糖質の多い食事、睡眠不足などが挙げられます。鼻の横はもともと皮脂腺が多いため、皮脂分泌が増えると特にニキビができやすくなります。
✅ 毛穴の詰まり(角化異常)
皮膚のターンオーバーが乱れると、古い角質が正常に剥がれ落ちず、毛穴の入り口が角質によって塞がれてしまいます。乾燥した肌や、洗顔のしすぎによってバリア機能が低下している肌では、このような角化異常が起こりやすくなります。
📝 ホルモンバランスの乱れ
男性ホルモン(アンドロゲン)は皮脂腺を刺激して皮脂の分泌を促進します。月経前に女性ホルモン(エストロゲン)が低下して男性ホルモンの影響が相対的に強まると、皮脂が増加してニキビができやすくなります。また、ストレスによってコルチゾール(副腎皮質ホルモン)が増加しても、皮脂分泌が促されます。
🔸 生活習慣の乱れ
睡眠不足、栄養の偏り、運動不足、喫煙、過度の飲酒などは、肌のターンオーバーを乱したり免疫機能を低下させたりすることでニキビの悪化につながります。特に睡眠中は成長ホルモンが分泌されて肌の修復が行われるため、慢性的な睡眠不足はニキビ改善を妨げる一因となります。
⚡ スキンケアや化粧品の影響
肌に合わない化粧品や洗顔料の使用、洗顔不足または洗いすぎによる肌バリアの破壊も、ニキビの原因になりえます。ノンコメドジェニックテスト済みでない化粧品は、毛穴を詰まらせる可能性があります。また、日焼け止めやファンデーションが鼻の横に残ったままになると、毛穴詰まりを促進します。
🌟 マスクや眼鏡による摩擦・蒸れ
近年、マスクの長時間着用によって「マスクニキビ」と呼ばれる問題が増えています。マスクが当たる鼻の横の部分は、摩擦・湿気・蒸れによって肌のバリア機能が低下し、ニキビができやすくなります。眼鏡のフレームが鼻の横に当たる場合も同様です。
💪 鼻の横のニキビを悪化させるNG行動
ニキビができたとき、つい「なんとかしたい」という気持ちから逆効果になる行動をとってしまうことがあります。以下の行動はニキビを悪化させたり、跡が残ったりする原因になるため注意が必要です。
💬 ニキビを自分で潰す
膿が溜まっているように見えても、自分で潰すことは避けるべきです。無理に押し出すと、毛包が破れて炎症が周囲に広がり、さらに大きなニキビや色素沈着・瘢痕(傷跡)の原因になります。特に、鼻の横は皮膚が薄い部位であるため、ダメージが残りやすいです。
✅ 何度も触る・こする
手には多くの細菌が付着しています。ニキビを気にして何度も触ることで、細菌が伝播して炎症が悪化することがあります。また、こすることで皮膚にダメージが加わり、修復がさらに遅れることがあります。
📝 洗顔のしすぎ
「皮脂が多いから何度も洗えばよい」と思いがちですが、過度な洗顔は皮膚のバリア機能を低下させ、乾燥を招きます。乾燥した肌は防御反応として皮脂をさらに分泌するため、かえって毛穴が詰まりやすくなります。洗顔は1日2回程度(朝・夜)が基本です。
🔸 アルコールを含む化粧水の多用
さっぱり感を求めてアルコール含有の化粧水を多用すると、肌のバリア機能を損ない、刺激によって炎症が悪化することがあります。ニキビができている間は、刺激の少ない低刺激タイプのスキンケアアイテムを選ぶことが大切です。
⚡ 市販の強力な殺菌薬の過剰使用
抗菌成分を含む市販薬を過剰に使用すると、肌が乾燥・刺激を受けて炎症が悪化することがあります。用法・用量を守り、改善が見られない場合は専門医に相談することが重要です。
Q. 鼻の横のニキビはどんな状態になったら皮膚科を受診すべきですか?
安静にしていても強い痛みがある、2〜3週間セルフケアを続けても改善しない、同じ場所に繰り返しニキビができる、ニキビ跡の赤みや陥没(クレーター)が気になるといった状態が受診の目安です。ニキビは放置すると跡が残るリスクがある皮膚疾患であるため、早めの受診が重要です。

🎯 日常生活でできるケア方法
ニキビができてしまった場合、悪化させないためのセルフケアと、予防のためのケアが重要です。以下のポイントを意識してみましょう。
🌟 正しい洗顔方法を実践する
洗顔はぬるま湯を使い、洗顔料をしっかり泡立ててから顔全体をやさしく洗います。鼻の横は洗い残しになりやすいため、泡を使って丁寧に洗うことが大切です。ただし、力を入れてこすると皮膚にダメージを与えるため、泡で包み込むようにやさしく洗いましょう。洗顔後はすすぎ残しがないようにしっかりと流します。
💬 保湿を怠らない
ニキビがある肌でも保湿は必要です。乾燥は皮脂分泌を過剰にし、角化異常を引き起こすため、ニキビを悪化させる要因になります。ニキビ肌向けのノンコメドジェニックテスト済みの保湿アイテムを選び、洗顔後すぐに保湿することを習慣にしましょう。
✅ 紫外線対策を行う
紫外線はニキビ跡(色素沈着)を悪化させる原因になります。ニキビができているときも日焼け止めを使用することが推奨されますが、毛穴を詰まらせにくいタイプ(ノンコメドジェニック)を選ぶことが重要です。
📝 食事・睡眠・ストレス管理
糖質や脂質の多い食事はインスリン分泌を促し、皮脂分泌が増えやすくなるとされています。野菜、タンパク質、ビタミン(特にビタミンB2・B6・Cなど)をバランスよく摂ることを心がけましょう。また、睡眠は最低7時間を目安に確保し、ストレスをため込まない生活習慣が大切です。
🔸 マスクや眼鏡による刺激を減らす
長時間マスクを着用する場合は、素材が柔らかく通気性の良いものを選ぶと、鼻の横への摩擦・蒸れを軽減できます。使い捨てマスクは毎日交換し、清潔を保つことも大切です。眼鏡のフレームが当たる場合は、フレームの形状や素材を見直すことも一つの手段です。
💡 市販薬で対処できる?セルフケアの限界
軽度のニキビ(白ニキビや初期の赤ニキビ)であれば、市販のニキビ治療薬を活用することで改善が見込めることがあります。日本で市販されているニキビ向け薬には、イオウ・サリチル酸・グリチルリチン酸・イブプロフェンピコノール・ベンジルニコチネートなどを含む製品があります。これらは、皮脂分泌の抑制、角質の除去、抗炎症作用などを期待して使われます。
ただし、市販薬には限界があります。中等度から重症のニキビ(膿疱・嚢胞・多発するニキビ)に対しては、市販薬での対応だけでは不十分なことが多く、かえって状態が長引いてしまうこともあります。特に以下のような場合は、セルフケアに頼らず専門家に相談することが重要です。
- 2〜3週間市販薬を使用しても改善しない
- ニキビが次々と新しくできる
- 大きく腫れて強い痛みがある
- ニキビ跡が気になり始めている
- 広範囲に炎症が広がっている
また、市販薬の成分が肌に合わずに接触性皮膚炎を起こすケースもあります。使用後に発赤・かゆみ・刺激が強くなった場合は使用を中止し、皮膚科に相談しましょう。
Q. クリニックではニキビにどのような治療が受けられますか?
クリニックでは症状の重さに応じ、過酸化ベンゾイル(BPO)やアダパレンなどの外用薬、抗生物質の内服薬が処方されます。さらにケミカルピーリングやレーザー・光治療による毛穴ケアも選択肢です。ニキビ跡にはフラクショナルレーザーやダーマペンなども有効で、当院では肌状態に合わせたプランを提案しています。
📌 皮膚科・クリニックへの受診目安

「ニキビくらいで病院に行くのは大げさでは」と感じる方もいるかもしれませんが、ニキビは放置すると跡が残るリスクがある皮膚疾患です。以下のような状態であれば、早めに皮膚科や美容クリニックを受診することをおすすめします。
⚡ 痛みが強く、腫れが大きい
鼻の横のニキビが大きく腫れ上がり、触れるだけでなく安静にしていても痛みがある場合は、深部まで炎症が及んでいる可能性があります。このような嚢胞性のニキビは自然治癒が難しく、跡が残りやすいため、医療機関での処置が推奨されます。
🌟 繰り返し同じ場所にできる
セルフケアを続けているのに同じ場所に何度もニキビができる場合、毛穴の構造的な問題やホルモンバランスの乱れが背景にある可能性があります。専門的な診察によって原因を特定し、適切な治療を受けることで根本からアプローチできます。
💬 ニキビ跡が残り始めている
赤みや色素沈着が残り、なかなか消えない場合や、肌が凹んだ感じ(クレーター)になってきた場合は、ニキビ跡の治療が必要なサインです。ニキビ跡はニキビそのものよりも治療が難しいため、早めに対処することが重要です。
✅ ニキビ以外の可能性が疑われる場合
鼻の横の膨らみがニキビではなく、粉瘤(表皮嚢胞)や毛嚢炎、稀には皮膚腫瘍である場合もあります。見た目はニキビのように見えても、触れると硬い、中心部に黒い点がある、数週間経っても変化がないなどの特徴がある場合は、自己判断せずに診察を受けることをおすすめします。
✨ クリニックで受けられる治療の種類
ニキビの状態や重症度によって、クリニックで受けられる治療の選択肢は異なります。皮膚科や美容皮膚科では、以下のような治療が行われることが多いです。
📝 外用薬(塗り薬)
ニキビ治療の基本となるのが、医師が処方する外用薬です。日本では2023年以降、過酸化ベンゾイル(BPO)を含む外用薬が保険適用となり、ニキビ治療の選択肢が広がりました。BPOはアクネ菌に対する殺菌作用と角質の剥離作用を持ちます。また、アダパレン(レチノイド様作用のある薬)は毛穴の詰まりを解消する効果があり、BPOと組み合わせた配合剤も使用されます。
外用抗生物質(クリンダマイシン、ナジフロキサシンなど)もアクネ菌の増殖を抑えるために処方されますが、耐性菌の問題から単独での長期使用は避けられる傾向にあります。
🔸 内服薬(飲み薬)
炎症が強い場合や多発している場合は、抗生物質の内服(ミノサイクリン、ドキシサイクリンなど)が処方されることがあります。抗炎症作用と抗菌作用の両方を持ちます。女性の場合、ホルモンバランスが原因のニキビに対しては、低用量ピルが有効なこともあります(保険外の場合もあり)。
⚡ ケミカルピーリング
グリコール酸やサリチル酸などの酸を使って古い角質を除去し、毛穴の詰まりを改善する治療法です。肌のターンオーバーを促進し、ニキビ予防・ニキビ跡の改善に効果が期待できます。痛みは少なく、繰り返し行うことで効果が高まります。美容皮膚科やクリニックで受けられる治療のひとつです。
🌟 レーザー・光治療
フォトフェイシャル(IPL)やレーザーを使った治療は、アクネ菌の殺菌や炎症の抑制、毛穴の引き締めなどに効果があります。また、ニキビ跡の赤みや色素沈着、クレーターの改善にも活用されます。治療の種類や回数、効果は個人差があるため、カウンセリングで医師と相談しながら決めることが大切です。
💬 コメドの圧出(面皰圧出)
医師や看護師が専用の器具を使って毛穴の詰まり(コメド)を安全に取り除く処置です。自分でニキビを潰すよりも傷が少なく、感染リスクも低いとされています。ただし、すべてのニキビに適応されるわけではなく、炎症が強い状態では行えないこともあります。
✅ ニキビ跡の治療
ニキビが治った後に残るニキビ跡(色素沈着・赤み・クレーター)に対しては、フラクショナルレーザー、ダーマペン、ヴェルベットスキン、ポテンツァなど、さまざまな治療法があります。クレーターの深さや色素沈着の程度に応じて、最適な治療法を選ぶことが大切です。アイシークリニック池袋院では、患者様一人ひとりのニキビの状態や肌質に合わせたオーダーメイドの治療プランをご提案しています。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「鼻の横のニキビは「たかがニキビ」と放置されてしまうことが多いのですが、当院では炎症が深く進行した嚢胞性のニキビや、セルフケアで長期間対処されてきたことで跡が残ってしまった状態でご来院される患者様も少なくありません。最近の傾向として、マスク着用習慣の影響からか、鼻の横への摩擦・蒸れを原因とするニキビのご相談も増えており、生活習慣を含めた丁寧なカウンセリングのうえで、お一人おひとりの肌状態に合った治療をご提案しています。ニキビは適切な治療で改善できる疾患ですので、繰り返す・なかなか治らないとお感じの場合は、どうぞお気軽にご相談ください。」
🔍 よくある質問
鼻の横は皮膚が薄く軟骨組織に近いため、炎症が起きると神経が刺激されやすく、痛みを感じやすい部位です。また、眼鏡やマスクが日常的に当たることで摩擦による刺激が加わり、痛みがさらに増すことがあります。炎症が深部まで進んだ嚢胞性ニキビでは、触れなくても疼くような痛みが生じることもあります。
自分で潰すことは避けてください。無理に押し出すと毛包が破れて炎症が周囲に広がり、色素沈着や瘢痕(傷跡)の原因になります。特に鼻の横は皮膚が薄いためダメージが残りやすい部位です。膿が溜まっているように見える場合は、クリニックで専用器具を使った安全な処置(面皰圧出)を受けることをおすすめします。
白ニキビや初期の赤ニキビであれば、市販薬で改善が見込める場合があります。ただし、2〜3週間使用しても改善しない、膿疱や嚢胞がある、ニキビが多発しているといった場合は市販薬での対応が難しく、皮膚科やクリニックへの受診が必要です。使用後に赤みやかゆみが出た場合は、すぐに使用を中止してください。
以下の場合は早めの受診をおすすめします。①安静にしていても強い痛みがある、②2〜3週間セルフケアを続けても改善しない、③同じ場所に繰り返しニキビができる、④ニキビ跡の赤みや陥没(クレーター)が気になる、⑤大きく腫れて広範囲に炎症が広がっている。ニキビは放置すると跡が残るリスクがある皮膚疾患です。
症状の重さに応じてさまざまな治療が受けられます。軽度〜中等度には、過酸化ベンゾイル(BPO)やアダパレンなどの外用薬、抗生物質の内服薬が処方されます。さらにケミカルピーリングやレーザー・光治療による毛穴ケアも可能です。ニキビ跡にはフラクショナルレーザーやダーマペンなどの治療も行っており、当院では患者様の肌状態に合わせたプランをご提案しています。
💪 まとめ
鼻の横のニキビが痛い原因と対処法について、詳しく解説しました。改めてポイントを整理します。
鼻の横は皮脂腺が密集していて毛穴が詰まりやすく、アクネ菌が繁殖してニキビができやすい部位です。痛みの原因は炎症であり、炎症が進むほど痛みが強くなり、跡が残るリスクも高まります。ニキビには白・黒・赤・黄・嚢胞と段階があり、それぞれ適切なケアが異なります。
日常的なケアとしては、正しい洗顔・保湿・紫外線対策・生活習慣の見直しが基本です。自分でニキビを潰したり、過度にこすったりすることは悪化や跡の原因になるため避けましょう。市販薬を2〜3週間使用しても改善しない、痛みが強い、繰り返しできるといった場合は、早めに皮膚科や美容クリニックを受診することが大切です。
クリニックでは外用薬・内服薬・ピーリング・レーザーなど、状態に応じたさまざまな治療が受けられます。ニキビは正しい治療を受けることで改善できる疾患です。「たかがニキビ」と放置せず、気になる症状があれば専門家に相談することをおすすめします。アイシークリニック池袋院では、ニキビやニキビ跡のお悩みに対して、丁寧なカウンセリングとともに一人ひとりに合った治療を提供しています。お気軽にご相談ください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – ニキビ(尋常性痤瘡)の診療ガイドラインに基づく、ニキビの分類・病態・治療方針(外用薬・内服薬・ケミカルピーリング等)に関する根拠情報
- 厚生労働省 – 過酸化ベンゾイル(BPO)含有外用薬の保険適用に関する情報、およびニキビ治療薬の承認・安全性に関する情報
- PubMed – 尋常性痤瘡の発症メカニズム(アクネ菌・皮脂分泌・ホルモン影響)および治療効果に関する国際的な査読済み臨床研究・エビデンス情報
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務