ベピオローションは市販されている?購入方法と代替手段を解説

💬 「ベピオローション、薬局で買えるの?」
👇 その答え、この記事で全部わかります。

ニキビ治療薬として注目のベピオローション。でも実は、ドラッグストアや薬局では買えないって知っていましたか?

この記事を読めば…
✅ ベピオローションがなぜ市販されていないのかがわかる
正しい入手方法がわかる
✅ 市販の代替品との違いと限界がわかる

⚠️ 知らずに市販品でごまかし続けると、ニキビが慢性化・悪化するリスクがあります。正しい治療で早めに解決しましょう。


目次

  1. 📌 ベピオローションとは?成分と特徴
  2. 📌 ベピオローションは市販されているのか
  3. 📌 ベピオローションが処方薬である理由
  4. 📌 ベピオローションの主な効果と作用機序
  5. 📌 ベピオローションが適応となるニキビの種類
  6. 📌 ベピオローションの使い方と注意点
  7. 📌 ベピオローションの副作用について
  8. 📌 ベピオローションを入手する方法
  9. 📌 市販でベピオローションの代わりになる製品はある?
  10. 📌 ニキビ治療を皮膚科・クリニックで受けるメリット
  11. 📌 まとめ

💡 この記事のポイント

ベピオローションは日本では処方箋が必要な医療用医薬品であり、薬局や市販での購入は不可。殺菌・角質溶解・皮脂抑制の三作用で幅広いニキビに有効だが、入手には皮膚科受診が必須。市販に同等品は存在しない。

💡 ベピオローションとは?成分と特徴

ベピオローションは、「過酸化ベンゾイル(Benzoyl Peroxide:BPO)」を有効成分とする尋常性ざ瘡(ニキビ)治療薬です。日本では2015年に承認された比較的新しい外用薬で、医療機関での処方によって使用されます。

過酸化ベンゾイルという成分は、欧米では長年にわたってニキビ治療の基盤的な薬剤として広く使われてきた歴史があります。アメリカやヨーロッパでは市販薬としても流通しているため、海外の医療情報を調べると「市販で手に入る」という記述を見かけることがありますが、日本では状況が異なります。

ベピオローションは2.5%の過酸化ベンゾイルを含有しており、日本では処方箋が必要な医療用医薬品として分類されています。製品名の「ベピオ」は「BPO(Benzoyl Peroxide)」に由来しており、ローションタイプとゲルタイプ(ベピオゲル)の2種類が存在します。

この薬が注目される理由の一つは、ニキビの原因となるアクネ菌(Cutibacterium acnes)に対して耐性が生じにくいという特性です。従来から使われてきた抗生物質系のニキビ治療薬では耐性菌の問題が国際的な課題となっていましたが、過酸化ベンゾイルは物理的・化学的に菌を殺菌するため、長期使用でも耐性が生じにくいとされています。

Q. ベピオローションは薬局で買えますか?

ベピオローションは日本では処方箋が必要な医療用医薬品であり、薬局・ドラッグストア・インターネット通販での購入はできません。入手するには皮膚科や美容皮膚科を受診し、医師に処方してもらう必要があります。健康保険が適用されるため、費用は比較的抑えられます。

📌 ベピオローションは市販されているのか

結論から述べると、ベピオローションは現在の日本において市販されていません。薬局やドラッグストア、インターネット通販などで一般消費者が処方箋なしに購入することはできない製品です。

日本では薬事法(現在の薬機法)の規定により、医薬品は「要指示医薬品(処方箋医薬品)」「一般用医薬品(OTC医薬品)」などに分類されています。ベピオローションは処方箋医薬品として指定されており、医師の診察を受け、処方箋を発行してもらった上で薬局で調剤してもらう必要があります。

インターネット上では「個人輸入」という形で海外の製品を入手できるケースがありますが、これには注意が必要です。個人輸入した医薬品は日本の薬事法による品質管理が保証されず、偽造品や品質の低下した製品が混入するリスクもあります。また、副作用が生じた場合でも医療機関でのフォローを受けにくい状況になることもあります。安全・確実にニキビを治療するためには、やはり医療機関を受診することが最善の方法といえます。

なお、インターネット上では「市販のベピオローション」と表記して販売しているように見えるサイトも存在しますが、これらは正規の流通経路ではない場合がほとんどです。医療機関を通じた正規の方法で入手することを強くおすすめします。

✨ ベピオローションが処方薬である理由

ベピオローションが市販されず、処方薬として扱われている理由はいくつかあります。

まず一つ目の理由として、副作用の管理が必要であることが挙げられます。過酸化ベンゾイルは酸化作用によって皮膚への刺激性があり、使用開始当初に乾燥・発赤・かゆみ・落屑(皮膚がはがれること)などの皮膚刺激症状が現れることがあります。これらの副作用を適切に管理し、使用量や塗布範囲を調整するには医師の関与が必要です。

二つ目の理由として、ニキビの状態に応じた適切な治療選択が重要であることがあります。ニキビには白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ・黄ニキビなどさまざまな段階があり、それぞれに最適な治療法が異なります。医師が診察によってニキビの種類や重症度を評価し、ベピオローションが適切かどうかを判断する必要があります。場合によっては他の外用薬や内服薬との併用が効果的なこともあります。

三つ目の理由として、日本での承認に至る経緯があります。過酸化ベンゾイルは海外では市販品として流通しているものの、日本では2015年に医療用医薬品として承認されました。承認の際の分類が医療用医薬品であったため、処方箋が必要な薬として位置づけられています。

以上のような理由から、ベピオローションは医師の管理のもとで使用することが求められており、市販はされていないのです。

Q. ベピオローションはどんな仕組みでニキビに効くのですか?

ベピオローションは「殺菌作用」「角質溶解作用」「皮脂抑制作用」の三つの働きを持ちます。酸化ストレスでアクネ菌を直接死滅させるため耐性菌が生じにくく、毛穴の詰まりを解消するコメドへの効果も持ちます。炎症性・非炎症性を問わず幅広いニキビに対応できる薬剤です。

🔍 ベピオローションの主な効果と作用機序

ベピオローションがニキビ治療に効果的とされる理由は、その多面的な作用機序にあります。

まず、過酸化ベンゾイルは強力な酸化作用を持ち、アクネ菌をはじめとする皮膚上の細菌を直接殺菌します。この殺菌作用は抗生物質のように菌の特定の機能を阻害するのではなく、酸化ストレスによって細菌を物理的に死滅させるものです。そのため、先述のとおり耐性菌が生じにくいとされています。

次に、過酸化ベンゾイルには角質溶解作用があります。ニキビの初期段階では毛穴の角質が過剰に産生されて毛穴が詰まり、皮脂が外に出られなくなることでコメド(面皰)が形成されます。過酸化ベンゾイルはこの角質を溶解する作用を持ち、毛穴の詰まりを解消することで新たなニキビの発生を予防します。

さらに、皮脂の分泌を抑制する効果もあるとされています。皮脂はアクネ菌の栄養源となるため、皮脂分泌の抑制はニキビの根本的な原因にアプローチすることにつながります。

これらの複合的な作用によって、ベピオローションは炎症性のニキビ(赤ニキビ・黄ニキビ)だけでなく、非炎症性のニキビ(白ニキビ・黒ニキビ・コメド)に対しても効果を発揮します。つまり、ニキビの治療と予防の両面に働きかけることができる薬剤です。

臨床試験では、ベピオローションを12週間使用した結果、炎症性皮疹数や非炎症性皮疹数が有意に減少したことが確認されています。継続使用によって効果が現れてくることが多く、焦らず使い続けることが重要です。

💪 ベピオローションが適応となるニキビの種類

ベピオローションの適応症は「尋常性ざ瘡」、つまり一般的にニキビと呼ばれる皮膚疾患です。その中でも特に効果が期待できるニキビの種類について詳しく見ていきましょう。

コメド(白ニキビ・黒ニキビ)に対しては、過酸化ベンゾイルの角質溶解作用が毛穴の詰まりを解消し、コメドの縮小・消失を促します。また、新たなコメドの形成を防ぐ予防的な効果も期待できます。

炎症性ニキビ(赤ニキビ・黄ニキビ)に対しては、殺菌作用によってアクネ菌の増殖を抑えることで、炎症の進行を食い止める効果があります。炎症が進んで膿がたまった黄ニキビに対しても有効性が認められています。

ただし、ニキビ跡(色素沈着・瘢痕)に対しては、ベピオローション自体に直接的な改善効果はあまり期待できません。ニキビ跡の治療は別の治療法(レーザー治療やケミカルピーリングなど)を検討する必要があります。

また、重症のニキビや嚢腫・結節を伴うような場合には、ベピオローション単独での治療では不十分なことがあり、抗生物質の内服薬との併用や、レチノイド系外用薬(アダパレン)との組み合わせが検討されることもあります。治療方針は医師が個々の状態に合わせて決定します。

予約バナー

🎯 ベピオローションの使い方と注意点

ベピオローションを正しく使用するためには、いくつかの重要なポイントがあります。医師から指示された用法・用量を守ることが前提ですが、一般的な使い方についてご説明します。

通常、1日1回、洗顔後に患部に薄く塗布します。使用量は少量から始め、皮膚の状態を見ながら調整することが多いです。初めのうちは皮膚への刺激が出やすいため、1日おきの使用から始めるよう指示されることもあります。

塗布する際は、患部のみに塗るのが基本ですが、ニキビが広範囲に及ぶ場合は顔全体に薄く伸ばして使用することもあります。目の周り・口の周り・鼻の中などの粘膜付近は避けて使用します。

日光感受性が高まる可能性があるため、使用中は日焼け止めを使用し、過度の日光暴露を避けることが推奨されます。特に春から夏にかけての季節は紫外線対策を徹底しましょう。

ベピオローションには漂白作用があります。これは過酸化ベンゾイルの酸化作用によるもので、衣類や枕カバー、タオルなどに付着すると白く脱色してしまうことがあります。使用後は手をよく洗い、なるべく白色や淡い色の寝具を使用することをおすすめします。

使用開始から効果が実感できるまでには通常4〜8週間程度かかることが多く、場合によってはさらに時間を要することもあります。効果が見えないからといって途中でやめてしまわず、医師の指示に従って継続することが大切です。

また、他のニキビ治療薬や化粧品との相互作用にも注意が必要です。特にアルコール含有製品や収れん化粧水などとの同時使用は刺激が強まることがあるため、使用中の他の製品については医師や薬剤師に相談するとよいでしょう。

Q. ベピオローション使用中に注意すべき点は何ですか?

ベピオローション使用時は、衣類や寝具に付着すると白く脱色する漂白作用に注意が必要です。また日光感受性が高まるため、日焼け止めの使用が推奨されます。使用開始初期は乾燥・発赤・かゆみなどの皮膚刺激が生じやすく、少量から始めて使用後は保湿剤を塗布することが大切です。

💡 ベピオローションの副作用について

ベピオローションを使用する際に最も多く報告されている副作用は、皮膚への局所刺激症状です。これらは使用開始後の初期(特に最初の2〜4週間)に現れやすく、使用を続けるうちに軽減していくことが多いとされています。

代表的な副作用として、乾燥・落屑(皮膚がパラパラとはがれる)・発赤(皮膚が赤くなる)・かゆみ・ひりひり感・刺激感などがあります。これらはベピオローションの酸化作用による皮膚への刺激から生じるものです。日本での臨床試験では、使用者の多くが何らかの皮膚刺激症状を経験したという報告もあります。

副作用を軽減するためのポイントとして、以下のことが挙げられます。まず、使用量を少量から始め、徐々に慣らしていくことが効果的です。また、使用後に保湿剤をしっかり塗布することで乾燥や刺激を和らげることができます。保湿剤はベピオローションを塗った後、乾いてから使用します。

刺激が強い場合は、1日おきの使用に変更するか、塗布する量を減らすことで対応できることもあります。副作用が強くなった場合や改善が見られない場合は、自己判断で対応しようとせず、処方した医師に相談することが重要です。

まれではありますが、過酸化ベンゾイルに対するアレルギー反応(接触皮膚炎)が生じることもあります。使用部位が著しく腫れる・水疱が生じる・全身にかゆみが広がるなどの症状が現れた場合は、直ちに使用を中止し、医療機関を受診してください。

また、妊婦・授乳婦への使用については安全性が十分に確認されていないため、妊娠中や授乳中の方は使用前に必ず医師に相談することが必要です。

📌 ベピオローションを入手する方法

ベピオローションは市販されていないため、入手するには医療機関を受診し、医師に処方してもらう必要があります。処方できる医療機関と入手の流れについてご説明します。

処方できる医療機関としては、皮膚科クリニック・皮膚科専門病院・美容皮膚科・総合病院の皮膚科などがあります。ニキビの治療を専門的に扱う美容皮膚科やニキビ治療に力を入れているクリニックでも処方を受けることができます。

入手の流れとしては、まず医療機関を予約・受診します。医師が肌の状態を診察し、ニキビの種類や重症度、肌質などを評価します。ベピオローションが適切と判断された場合、処方箋が発行されます。その処方箋を保険薬局(院外処方の場合)または院内薬局に持参して薬を受け取ります。

費用については、健康保険が適用されるため、保険診療の範囲内で処方を受ければ3割負担(一般的な場合)での費用となります。診察代と薬代を合わせて数百円から数千円程度が目安となりますが、クリニックや診察内容によって異なります。

近年では、オンライン診療(テレビ電話を使った遠隔診療)を提供しているクリニックも増えており、忙しくて通院が難しい方でも比較的容易に診察を受けられるようになっています。オンライン診療の場合は、診察後に処方箋が郵送されたり、薬が自宅に配送されたりするサービスを提供しているところもあります。ただし、初診時はオンライン診療ではなく対面診療が必要とされる場合もあるため、事前に確認しておくとよいでしょう。

処方を受けた後は、定期的に通院して経過を確認してもらうことが推奨されます。副作用の有無や治療効果を医師が確認し、必要に応じて治療方針を調整してもらうことが、安全で効果的なニキビ治療につながります。

Q. 市販薬でベピオローションの代わりになるものはありますか?

現在の日本において、ベピオローションと同じ成分・効果を持つ市販品は存在しません。市販薬にはサリチル酸やイオウ配合のものがあり、軽度のニキビに一定の効果は期待できますが、有効成分の濃度が低く中等度以上のニキビには不十分なことが多いため、改善が見られない場合は医療機関の受診をおすすめします。

✨ 市販でベピオローションの代わりになる製品はある?

ベピオローションは市販されていないため、「ドラッグストアで似たような効果の薬を探したい」という方も多いかもしれません。ここでは、市販品の中でニキビ治療に役立つ可能性のある製品についてご紹介しますが、ベピオローションとまったく同じ成分・効果を持つ市販品は現在の日本には存在しないという点をまず理解しておく必要があります。

市販のニキビ治療薬として代表的なものには、以下のような種類があります。

イブプロフェンピコノールを含む外用薬(商品例:スピロノラクトン外用液など)は、抗炎症作用を持ち、赤ニキビに対して効果が期待できます。ただし、これはベピオローションとは全く異なる作用機序です。

レゾルシンやイオウを含む市販薬は、古くから使われているニキビ治療成分で、角質溶解作用や抗菌作用を持ちます。コメドや軽度の炎症性ニキビに対してある程度の効果が見込めます。

サリチル酸を含む市販薬やスキンケア製品も、角質を溶かしてターンオーバーを促進する作用があり、毛穴の詰まりを解消するのに役立ちます。ただし、医薬品成分として配合できる濃度に制限があり、医療用の製品と比べると効果が限定的な場合があります。

抗菌成分(クロルヘキシジンなど)を含む市販外用薬も存在しており、アクネ菌への殺菌効果が期待できますが、耐性が生じやすいという問題があります。

市販品は手軽に入手できるという利点がある反面、医療用医薬品と比べると有効成分の濃度が低く設定されていることが多く、重症のニキビや慢性的なニキビには効果が不十分なことも少なくありません。軽度のニキビや予防的なスキンケアとして市販品を活用しながら、改善が見られない場合や中等度以上のニキビには医療機関を受診して適切な治療を受けることをおすすめします。

また、スキンケアとして保湿を丁寧に行うことも、ニキビ治療においては重要な要素です。適度な保湿は皮膚のバリア機能を高め、ニキビができにくい肌環境を整える助けとなります。ノンコメドジェニックテスト済みの保湿剤を使用することで、毛穴を詰まらせることなく肌を保湿できます。

🔍 ニキビ治療を皮膚科・クリニックで受けるメリット

市販品での自己治療ではなく、皮膚科や美容皮膚科クリニックでニキビ治療を受けることには多くのメリットがあります。ベピオローションを含め、医療機関でしか受けられない治療の恩恵について詳しくご説明します。

まず、正確な診断を受けられるという点が大きなメリットです。ニキビに似た皮膚疾患として、酒さ・毛嚢炎・脂漏性皮膚炎・接触皮膚炎などがあり、一般の方がこれらを外見だけで区別することは困難です。誤った判断で誤った薬を使用すると、症状が悪化することもあります。医師による正確な診断によって、適切な治療を選択することができます。

次に、より強力で効果的な薬が使用できる点があります。医療機関では、ベピオローションをはじめ、アダパレン(ディフェリンゲル)、クリンダマイシンなどの外用抗生物質、ドキシサイクリンなどの内服抗生物質、重症例ではイソトレチノイン(内服)など、医療用医薬品を使用することが可能です。これらは市販薬では入手できず、ニキビ治療の効果が大幅に高まります。

さらに、ニキビ跡の治療も同時に受けられるという点もメリットの一つです。ニキビ跡(色素沈着・凸凹)に対しては、ケミカルピーリング・レーザー治療・光治療(IPL)・マイクロニードル治療などが有効であり、これらは医療機関でしか受けることができません。

また、継続的なフォローアップを受けられることも重要なメリットです。定期的に受診することで治療効果を評価し、必要に応じて治療法を変更したり、副作用への対応を速やかに受けたりすることができます。ニキビは慢性疾患的な側面もあるため、長期的な管理が大切です。

加えて、スキンケアや生活習慣のアドバイスを受けられるという点も医療機関ならではの利点です。医師や看護師からニキビに合った洗顔方法・保湿剤の選び方・食生活・睡眠など、生活全般にわたるアドバイスを受けることで、薬の効果を最大限に引き出し、ニキビの再発を防ぐための知識を得ることができます。

アイシークリニック池袋院では、ニキビ治療に関して専門的な診察と治療を提供しています。ベピオローションをはじめとした薬物療法だけでなく、ニキビ跡の改善のためのレーザーや光治療なども含め、総合的なニキビケアについてご相談いただけます。ニキビでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、ニキビ治療においてベピオローションをご希望される患者様が年々増加しており、市販で購入できないとご存知でなかった方が初診時に多くいらっしゃいます。過酸化ベンゾイルは耐性菌が生じにくいという優れた特性を持つ一方で、使用初期の皮膚刺激症状を適切にコントロールすることが治療継続のカギとなるため、医師のフォローのもとで使用していただくことが非常に重要です。ニキビにお悩みの方は市販品での対処に限界を感じる前に、ぜひ早めにご相談いただければ、お一人おひとりの肌の状態に合わせた最適な治療プランをご提案できます。」

💪 よくある質問

ベピオローションは薬局やドラッグストアで購入できますか?

ベピオローションは日本では処方箋が必要な医療用医薬品に分類されており、薬局・ドラッグストア・インターネット通販では購入できません。入手するには皮膚科や美容皮膚科などの医療機関を受診し、医師に処方してもらう必要があります。保険診療が適用されるため、費用は比較的抑えることが可能です。

ベピオローションにはどんな副作用がありますか?

使用開始初期(特に最初の2〜4週間)に、乾燥・落屑・発赤・かゆみ・ひりひり感などの皮膚刺激症状が現れることがあります。多くの場合、使用を続けるうちに軽減していきます。また、衣類や寝具を白く脱色する漂白作用もあるため注意が必要です。症状が強い場合は自己判断せず、処方医にご相談ください。

ベピオローションはどんな種類のニキビに効果がありますか?

殺菌作用・角質溶解作用・皮脂抑制作用の三つの働きにより、白ニキビ・黒ニキビ(コメド)から赤ニキビ・黄ニキビ(炎症性ニキビ)まで幅広い種類に効果が期待できます。ただし、ニキビ跡(色素沈着・瘢痕)への直接的な改善効果は限定的で、跡の治療には別途専門的な対応が必要です。

市販品でベピオローションの代わりになる製品はありますか?

現在の日本には、ベピオローションとまったく同じ成分・効果を持つ市販品は存在しません。市販薬にはサリチル酸やイオウ配合のものがあり、軽度のニキビには一定の効果が期待できます。ただし有効成分の濃度が低く、中等度以上のニキビには効果が不十分な場合も多いため、改善が見られない場合は医療機関の受診をおすすめします。

通院が難しい場合でもベピオローションを処方してもらえますか?

近年はオンライン診療(テレビ電話による遠隔診療)を導入しているクリニックが増えており、忙しい方でも受診しやすくなっています。診察後に処方箋や薬を自宅に配送するサービスを提供しているところもあります。ただし、初診時は対面診療が必要な場合もあるため、受診前に各クリニックへ事前確認することをおすすめします。

🎯 まとめ

この記事では、ベピオローションの市販に関する疑問を中心に、その成分・効果・入手方法・市販品との比較など、幅広い情報をご紹介しました。最後に重要なポイントを整理しておきます。

ベピオローションは過酸化ベンゾイルを有効成分とするニキビ治療薬で、日本では処方箋が必要な医療用医薬品として分類されています。したがって、薬局やドラッグストア、インターネット上での購入はできません。欧米では市販されている成分ですが、日本では医師の処方を受けることが必要です。

ベピオローションは殺菌作用・角質溶解作用・皮脂抑制作用の三つの働きによって、炎症性・非炎症性を問わず幅広いニキビに効果を発揮します。耐性菌が生じにくいという特性から、長期使用にも適した薬剤とされています。一方で、皮膚への刺激性という副作用があり、適切な使用方法を守ることが重要です。

入手するためには、皮膚科や美容皮膚科などの医療機関を受診し、医師に処方してもらう必要があります。保険診療で処方を受けることができ、費用は比較的抑えることが可能です。近年はオンライン診療も普及しており、通院が難しい方でも受診しやすくなっています。

市販品の中にベピオローションとまったく同じ成分・効果を持つものはありませんが、サリチル酸やイオウなどを含む市販のニキビ治療薬を軽度のニキビに対して活用することは可能です。ただし、中等度以上のニキビや慢性的に繰り返すニキビには、医療機関での専門的な治療を受けることをおすすめします。

ニキビは放置すると悪化し、跡が残ってしまうこともあります。悩んでいる方は早めに専門の医療機関を受診し、適切な治療を始めることが大切です。ベピオローションをはじめとした有効な治療薬と、医師のサポートによって、きれいな肌を取り戻す一歩を踏み出してみてください。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 厚生労働省 – ベピオローション(過酸化ベンゾイル)の医療用医薬品としての承認情報、薬機法における処方箋医薬品の分類規定、および医薬品の適正使用に関する情報
  • 日本皮膚科学会 – 尋常性ざ瘡(ニキビ)の診療ガイドラインにおける過酸化ベンゾイル外用薬の適応・使用方法・副作用管理に関する学会公式見解
  • PubMed – 過酸化ベンゾイルのニキビ治療における有効性・作用機序(殺菌作用・角質溶解作用)・耐性菌リスクの低さに関する国際的な臨床研究・査読論文

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
PAGE TOP
電話予約
0120-226-002
1分で入力完了
簡単Web予約
LINE
運営:医療法人社団鉄結会