
💬 「テカリが止まらない…」「毛穴が目立って自信がない…」そんなお悩み、ナイアシンアミドで解決できるかもしれません。
ナイアシンアミドは、皮脂抑制・美白・バリア強化など多彩な効果が科学的に証明された注目成分。でも、「なんとなく使っているだけ」では効果を実感できずに終わる可能性があります。
この記事を読めば、正しい濃度・使い方・組み合わせ方がまるごとわかります。逆に読まないと、間違ったケアを続けて肌トラブルが悪化するリスクも。📌 スキンケアで悩む前に、まずこの記事をチェック!
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目次
- ナイアシンアミドとは何か
- ナイアシンアミドが皮脂を抑制するメカニズム
- 皮脂抑制以外の主な効果
- ナイアシンアミドの正しい使い方
- 他の皮脂抑制成分との違いと組み合わせ
- 使用時の注意点と副作用
- どんな肌タイプに向いているか
- 医療機関での活用法
- よくある疑問への回答
- まとめ
この記事のポイント
ナイアシンアミドは2〜5%濃度で皮脂腺の脂質合成を抑制し、美白・バリア強化・抗炎症効果も持つ多機能成分。継続使用が重要で、効果が不十分な場合はアイシークリニック池袋院など専門機関への相談が推奨される。
💡 1. ナイアシンアミドとは何か
ナイアシンアミドは、ビタミンB3(ナイアシン)の誘導体のひとつです。水溶性のビタミンであり、体内では補酵素として多くの代謝反応に関与しています。ニコチンアミドとも呼ばれ、化学的にはニコチン酸アミドのことを指します。
ナイアシンアミドは食品にも含まれており、肉類、魚類、豆類、ナッツ類などから摂取することができます。体内に不足すると皮膚炎や下痢、認知症などを引き起こすペラグラという疾患のリスクが高まることから、医薬品としても古くから用いられてきた歴史があります。
スキンケアの世界では、1990年代後半から2000年代にかけて、ナイアシンアミドが持つ多様な肌への作用が科学的に明らかになり、化粧品原料としての注目が一気に高まりました。現在では、日本の化粧品や医薬部外品(薬用化粧品)にも広く配合されており、特に美白や毛穴ケア、皮脂コントロールを謳う製品に多く見られます。
化粧品成分としてのナイアシンアミドは、安定性が高く、肌への刺激が比較的少ないことが特徴です。また、レチノールやビタミンCといった他の有効成分と比較しても、使いやすい成分として知られています。そのため、敏感肌の方や、肌荒れが気になる方にも取り入れやすい成分として評価されています。
Q. ナイアシンアミドが皮脂を抑制する仕組みは?
ナイアシンアミドは、皮脂腺の脂質合成に関わる酵素を調節して過剰な皮脂産生を穏やかに抑制します。また補酵素NAD・NADPの前駆体としてトリグリセリド合成に影響を与え、皮脂成分のバランスを整えることで肌表面のテカリを軽減する効果が期待されます。
📌 2. ナイアシンアミドが皮脂を抑制するメカニズム
ナイアシンアミドが皮脂分泌を抑制する仕組みについては、複数の研究で明らかにされており、主に以下のような作用が関与していると考えられています。
まず、皮脂腺の活動そのものへの影響です。皮脂は皮脂腺と呼ばれる器官で産生され、毛穴を通じて皮膚表面に分泌されます。ナイアシンアミドは、この皮脂腺の脂質合成に関わる酵素の働きを調節することで、過剰な皮脂の産生を穏やかに抑える作用があるとされています。
次に、脂質代謝への関与です。ナイアシンアミドは補酵素NAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)やNADP(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸)の前駆体となり、細胞内のエネルギー代謝に深く関わります。この補酵素の働きを通じて、皮脂成分のひとつであるトリグリセリドの合成や遊離脂肪酸のバランスに影響を与えると考えられています。皮脂中の成分バランスが整うことで、肌表面の過剰なテカリが軽減されるという効果が期待できます。
さらに、ナイアシンアミドにはホルモン性の皮脂分泌に対する間接的な調整効果も指摘されています。皮脂の分泌量はアンドロゲン(男性ホルモン)によって大きく左右されますが、ナイアシンアミドはその受容体への影響を通じて、ホルモン誘導性の皮脂過多を穏やかに抑制する可能性があるとされています。ただし、この作用については引き続き研究が進められており、すべてが確立された知見ではないという点も押さえておく必要があります。
臨床研究の観点からは、2006年にJournal of Cosmetic and Laser Therapyに掲載された研究で、2%ナイアシンアミド配合のモイスチャライザーを顔に使用したグループでは、プラセボと比較して皮脂分泌量が有意に減少したと報告されています。このような研究結果が蓄積されていることも、ナイアシンアミドの皮脂抑制効果に対する信頼性を裏付けています。
また、毛穴の引き締め効果も皮脂抑制と密接に関連しています。毛穴が広がる原因のひとつは過剰な皮脂の蓄積ですが、ナイアシンアミドが皮脂産生を抑えることで、毛穴に詰まりが生じにくくなり、結果として毛穴の目立ちが軽減されるという連鎖的な効果が見込まれます。
✨ 3. 皮脂抑制以外の主な効果
ナイアシンアミドは皮脂抑制だけでなく、スキンケアにおいてさまざまな効果が期待できる多機能成分です。ここでは主な作用を整理して紹介します。
まず、美白効果です。日本では医薬部外品の有効成分として承認されており、メラニンの生成を抑制することでシミやくすみの予防・改善に役立つとされています。メラノソーム(メラニンを含む小器官)がメラノサイトから角化細胞へ受け渡される過程を阻害することで、色素沈着を防ぐという独自のメカニズムを持ちます。
次に、バリア機能の強化です。ナイアシンアミドはセラミドの合成を促進する働きがあります。セラミドは肌の角質層でバリア機能を担う重要な脂質であり、その産生が促されることで、外部からの刺激や乾燥から肌を守る力が高まります。乾燥肌や敏感肌の改善にも貢献できる成分です。
さらに、抗炎症作用もナイアシンアミドの重要な効果のひとつです。ニキビや酒さ(ロザセア)などの炎症性皮膚疾患においても、その抗炎症効果が注目されています。炎症性サイトカインの産生を抑制することで、赤みや炎症を和らげる働きがあるとされています。
加えて、抗老化効果についても研究が積み重ねられています。ナイアシンアミドはコラーゲンやエラスチンの産生をサポートし、シワや肌のたるみを予防する効果が期待されています。また、NADH・NADPHなどの補酵素を介して細胞のエネルギー代謝を活性化し、肌の回復力を高める作用も報告されています。
このように、ナイアシンアミドは皮脂コントロールだけでなく、美白、保湿、抗炎症、抗老化といった幅広いスキンケア効果を持つことから、さまざまな肌悩みに対応できる汎用性の高い成分として評価されています。
Q. ナイアシンアミドの皮脂抑制以外の主な効果は?
ナイアシンアミドは皮脂抑制のほかに、メラニン受け渡しを阻害する美白効果、セラミド合成を促すバリア機能強化、炎症性サイトカインを抑える抗炎症作用、コラーゲン産生をサポートする抗老化効果など、多彩なスキンケア効果を持つ多機能成分です。
🔍 4. ナイアシンアミドの正しい使い方
ナイアシンアミドをスキンケアに取り入れる際には、効果を最大限に引き出すためにいくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
まず、濃度の目安についてです。化粧品に配合されるナイアシンアミドの濃度は製品によって異なりますが、一般的に皮脂抑制効果が期待できるとされるのは2〜5%程度の濃度です。美白効果を目的とした医薬部外品では、有効成分として3%の濃度が定められています。高濃度(10%以上)の製品は効果が高い反面、刺激を感じやすくなる場合もあるため、初めて使う方は低濃度から始めることをおすすめします。
次に、使用する製品の剤型についてです。ナイアシンアミドは化粧水、美容液、乳液、クリームなど、さまざまな剤型の製品に配合されています。皮脂抑制を目的とする場合は、美容液や化粧水として使用すると肌への浸透がスムーズです。保湿を重視しながら皮脂も抑えたい場合は、乳液やジェルクリームタイプも選択肢になります。
使用タイミングについては、朝晩どちらも使用できます。ただし、紫外線による皮脂の酸化や肌ダメージを防ぐためにも、朝のスキンケアに取り入れてUVケアと組み合わせることが効果的です。夜は肌の修復ターンオーバーが活発になる時間帯であるため、就寝前の使用も肌コンディションの改善に役立ちます。
スキンケアのステップとしては、洗顔後に化粧水でうるおいを与えたあと、ナイアシンアミドを含む美容液を塗布し、その後に乳液やクリームで蓋をするという基本的な流れが一般的です。複数の製品にナイアシンアミドが含まれている場合でも、成分の総量が過度に高くなりすぎないよう注意しながらルーティンを組み立てることが大切です。
使用量については、製品の使用方法に従うことが基本ですが、美容液の場合は1回あたり1〜2プッシュ程度が目安になることが多いです。顔全体に均一に広げ、優しくなじませるようにしましょう。強くこすりすぎると肌への摩擦刺激になるため、手のひら全体でソフトに押さえ込むように使うのがポイントです。
効果が出るまでの期間については、皮脂抑制の実感は早ければ数週間、美白や毛穴の改善には1〜3か月程度の継続使用が必要とされることが多いです。即効性を期待するのではなく、コツコツと継続することが重要です。
💪 5. 他の皮脂抑制成分との違いと組み合わせ
ナイアシンアミド以外にも、皮脂抑制に関連する成分はいくつか存在します。それぞれの特徴を比較することで、自分の肌に合ったケアを選びやすくなります。
まず、レチノール(ビタミンA誘導体)です。レチノールはターンオーバーを促進し、皮脂腺の活動を抑制することで皮脂コントロール効果を発揮します。効果は高いものの、刺激が強く、使い始めに赤みや乾燥が起きる「レチノイド反応」が生じることがあります。ナイアシンアミドはレチノールと比べると穏やかな作用で、刺激を抑えながら皮脂をコントロールしたい方に向いています。
次に、サリチル酸です。主にニキビ向けのピーリング成分として知られており、毛穴の詰まりを解消する角質溶解作用と、皮脂を溶かす脂溶性の性質を持ちます。殺菌作用もあるため、ニキビ肌には特に有効です。ナイアシンアミドとサリチル酸を組み合わせることで、皮脂コントロールと毛穴ケアを同時にアプローチできる場合があります。ただし、サリチル酸は刺激感が出やすいため、敏感肌の方は注意が必要です。
亜鉛(ジンク)も皮脂抑制に関わる成分のひとつです。亜鉛はアンドロゲンの代謝に関与し、皮脂腺の活動を抑制する効果があるとされています。また、抗菌作用もあるため、ニキビ菌(アクネ桿菌)の増殖を抑える効果も期待されます。ナイアシンアミドと亜鉛を組み合わせることで、ホルモン性の皮脂過多に対するアプローチを強化できる可能性があります。
グリコール酸(AHA)はフルーツ酸のひとつで、角質層を穏やかに剥離することで毛穴の詰まりや黒ずみを取り除く効果があります。皮脂分泌そのものを抑えるというよりも、皮脂が蓄積しにくい環境を整える効果があります。ナイアシンアミドと組み合わせる場合、肌への刺激が増すことがあるため、慎重に取り入れることが必要です。
ナイアシンアミドとビタミンCについても触れておきます。一部の情報では「ナイアシンアミドとビタミンCを一緒に使うと効果が打ち消される」という説が広まっていますが、現在の研究では通常の使用濃度においてその懸念は限定的であると考えられています。ただし、高濃度で混合した際に反応が生じる可能性がゼロではないため、別々のタイミングで使用するか、信頼性の高い製品を選ぶことが無難です。
Q. ナイアシンアミドは何%の濃度を選べばよいですか?
皮脂抑制効果が期待できる濃度は2〜5%程度が目安です。日本の医薬部外品では美白有効成分として3%が定められています。初めて使う方は低濃度から始めるのが安心で、10%以上の高濃度製品は効果が高い反面、敏感肌の方はかゆみや赤みが生じる場合があり注意が必要です。
🎯 6. 使用時の注意点と副作用
ナイアシンアミドは比較的安全性が高い成分ですが、すべての人に完全に無害というわけではありません。使用にあたっては以下の点に注意してください。
まず、フラッシング(皮膚の紅潮)についてです。ナイアシン(ニコチン酸)はフラッシングを引き起こすことで有名ですが、ナイアシンアミドはナイアシンとは異なりフラッシングを起こさないとされています。ただし、ナイアシンアミドが高温・高湿度などの条件下でナイアシンに変換される可能性が指摘されることもあります。製品の保管方法を守り、高濃度製品の使用には注意が必要です。
次に、刺激感やかぶれについてです。ナイアシンアミドは一般的に低刺激ですが、高濃度(10%以上)の製品を敏感肌の方が使用した場合、かゆみやピリピリ感、赤みが現れることがあります。新しい製品を使い始める際は、必ずパッチテストを行ってから顔全体に使用するようにしましょう。
また、乾燥や肌荒れが続いている時期の使用にも注意が必要です。バリア機能が低下している肌状態では、普段は問題のない成分でも刺激を感じやすくなります。肌の状態が不安定なときは、シンプルなスキンケアにとどめ、肌が落ち着いてからナイアシンアミドを取り入れることを検討してください。
さらに、妊娠中・授乳中の使用についてです。ナイアシンアミドは食品からも摂取される成分であり、化粧品として外用した場合の安全性は一般的に高いと考えられています。しかし、妊娠中や授乳中は肌が敏感になる場合もあるため、使用前に産婦人科医や皮膚科医に相談することをおすすめします。
子どもへの使用についても、成人向けに設計された製品を乳幼児や子どもに使用することは想定されていないため、使用は避けることが基本です。
いずれの場合も、異常を感じたらすぐに使用を中止し、症状が続くようであれば皮膚科を受診するようにしましょう。
💡 7. どんな肌タイプに向いているか
ナイアシンアミドはさまざまな肌タイプに対応できる汎用性の高い成分ですが、特に効果が期待できる肌タイプや肌悩みがあります。
最も相性が良いとされるのは、オイリー肌(脂性肌)です。皮脂分泌が多くTゾーンのテカリや毛穴の開きが目立つ方にとって、ナイアシンアミドは皮脂を穏やかに調整しながら肌の状態を整えてくれます。強力な収れん化粧水や過度な皮脂除去に頼るよりも、バランスの取れたアプローチができるため、肌への負担も比較的少なく済みます。
混合肌(コンビネーション肌)の方にも向いています。Tゾーンはテカるのに頬は乾燥するという混合肌の方は、皮脂を抑えながらも保湿効果も期待できるナイアシンアミドと相性が良いです。バリア機能を強化しながら皮脂バランスを整える作用が、混合肌の複雑な悩みに対応してくれます。
ニキビ肌の方にとっても、ナイアシンアミドは有用な成分です。皮脂の過剰分泌を抑制することでニキビの発生を予防する効果が期待でき、さらに抗炎症作用により炎症性のニキビを落ち着かせる効果や、ニキビ跡の色素沈着(炎症後色素沈着)を改善する美白効果も期待できるため、ニキビ肌のトータルケアに向いていると言えます。
敏感肌の方にもナイアシンアミドは選択肢になり得ます。ただし、高濃度製品は刺激になる場合があるため、2〜5%程度の低〜中濃度から始めることをおすすめします。バリア機能を高めるセラミド産生促進作用があるため、長期的には肌のタフネスを高める効果も期待できます。
一方、普通肌や乾燥肌の方も美白やエイジングケア目的でナイアシンアミドを取り入れることができます。皮脂抑制以外の効果も活用しながら、自分の肌悩みに合ったアプローチができるでしょう。
Q. ナイアシンアミドは医療機関でどのように活用されますか?
アイシークリニック池袋院のような美容・医療の専門機関では、市販品より高濃度のナイアシンアミド配合外用薬をニキビや色素沈着の治療に用います。また、ケミカルピーリングやレーザー治療後のアフターケア、イオン導入による浸透促進など、治療と組み合わせた活用も行われています。
📌 8. 医療機関での活用法
ナイアシンアミドは一般の化粧品としてだけでなく、医療機関や美容クリニックでもさまざまな場面で活用されています。アイシークリニック池袋院のような美容・医療の専門機関では、ナイアシンアミドを含む治療やスキンケア指導が行われることがあります。
医療機関で処方されるナイアシンアミド配合の外用薬は、一般市販品よりも高濃度の製品が使われることがあります。ニキビ治療や色素沈着の改善、毛穴の目立ち軽減などを目的として、医師の指導のもとで使用されます。
また、ケミカルピーリングとの組み合わせも効果的な治療アプローチのひとつです。ケミカルピーリングで古い角質や詰まった皮脂を取り除いた後に、ナイアシンアミド配合の製品を使用することで、皮脂分泌の再調整や肌のバリア機能回復をサポートすることができます。
レーザー治療や光治療の後のアフターケアにも、ナイアシンアミドは活用されています。治療後の炎症後色素沈着(PIH)を防いだり、肌の回復を促したりするために、ナイアシンアミドを含むスキンケア製品が推奨されることがあります。
さらに、ナイアシンアミドはイオン導入や超音波導入といった機器を使ったトリートメントでの使用にも適しています。これらの機器を使用することで、ナイアシンアミドの角質への浸透を高め、より効果的に成分を届けることが期待できます。
ダーマペンやマイクロニードリングなどの施術後のスキンケアにもナイアシンアミドが用いられることがあります。微細な穿刺によって一時的に皮膚のバリアが破られた状態では、成分の浸透が高まるため、治療効果を高める目的で活用されます。ただし、施術直後の使用については医師の指示に従うことが重要です。
医療機関でのナイアシンアミド活用において最も重要なのは、個人の肌状態や治療目的に合わせた適切な濃度や剤型の選択です。市販品の自己使用と異なり、医師や専門スタッフによる肌診断と指導のもとで使用することで、安全性と効果の両立が図られます。
✨ 9. よくある疑問への回答

ナイアシンアミドについて、患者さんや読者の方からよく寄せられる疑問にお答えします。
「ナイアシンアミドは毎日使っても大丈夫ですか?」という質問について。一般的に、適切な濃度の製品を正しく使用する場合、毎日の使用に問題はないとされています。むしろ、継続的に使用することで効果が蓄積されます。ただし、肌に異常を感じた場合は使用頻度を下げるか、使用を一時中断してください。
「ナイアシンアミドは日焼け止めと一緒に使えますか?」という疑問について。問題なく併用できます。むしろ、朝のスキンケアでナイアシンアミドを使用した後に日焼け止めを塗ることで、紫外線によるメラニン生成の抑制と色素沈着の予防をダブルでアプローチできるため、相乗効果が期待できます。
「ナイアシンアミドはニキビを治しますか?」という質問について。ナイアシンアミドはニキビを「治す」というよりも、皮脂コントロールや抗炎症作用によってニキビができにくい肌環境を整えたり、炎症を落ち着かせたりする効果が期待できます。重度のニキビや繰り返すニキビについては、皮膚科や美容クリニックでの専門的な治療と組み合わせることが重要です。
「ナイアシンアミドを使うと最初に肌荒れが起きることがありますか?」という疑問について。ナイアシンアミド自体はレチノールなどと異なり、使い始めに肌荒れが起きる「初期反応」は基本的に見られません。もし使い始めに肌荒れが起きた場合は、製品中の他の成分による反応や、パッチテストなしでの使用が原因である可能性があります。
「ナイアシンアミドの効果が感じられないのですが、なぜですか?」という質問について。効果を実感できない理由としては、使用濃度が低すぎる、使用期間が短すぎる、使用量が不十分、製品の品質や保存状態の問題、などが考えられます。また、肌の状態や個人差によって効果の現れ方は異なります。より具体的なアドバイスが必要な場合は、皮膚科や美容クリニックへの相談をおすすめします。
「ナイアシンアミドと保湿成分は一緒に使えますか?」について。ヒアルロン酸やグリセリンなどの保湿成分との組み合わせは非常に相性が良く、多くの製品でこれらが一緒に配合されています。保湿成分がナイアシンアミドの効果を妨げることはなく、むしろ肌のバリア機能を高めてナイアシンアミドの働きをサポートする相乗効果が期待できます。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、皮脂の多さや毛穴の開きを主訴にご来院される患者様の中で、ナイアシンアミド配合の製品をすでに自己使用されている方が年々増えており、スキンケア成分への関心の高まりを実感しています。ナイアシンアミドは安全性と有効性のバランスが優れた成分ですが、濃度の選択や他の治療との組み合わせ方によって効果に大きな差が生じるため、効果を実感しにくい場合やニキビ・色素沈着などの肌悩みが重なっている場合は、ぜひ一度専門家にご相談いただくことをお勧めします。お一人おひとりの肌状態に合わせた適切なアプローチをご提案できるよう、丁寧な診察を心がけております。」
🔍 よくある質問
皮脂抑制効果が期待できる濃度は2〜5%程度が目安です。初めて使用する方は低濃度から始めることをおすすめします。10%以上の高濃度製品は効果が高い反面、敏感肌の方はかゆみや赤みなどの刺激を感じる場合があるため注意が必要です。効果が実感できない場合は、当院にご相談ください。
皮脂抑制の効果は早ければ数週間で実感できる場合がありますが、美白や毛穴の改善には1〜3か月程度の継続使用が必要とされています。即効性を求めるよりも、毎日コツコツと続けることが大切です。なかなか効果を感じられない場合は、濃度や使用量が不十分な可能性もあるため、専門家への相談をおすすめします。
通常の使用濃度であれば、併用による大きな問題は限定的と考えられています。ただし、高濃度で混合した際に反応が生じる可能性がゼロではないため、別々のタイミングで使用するか、信頼性の高い製品を選ぶことが無難です。不安な場合は、当院の専門スタッフにご相談いただくと適切なアドバイスが受けられます。
ニキビ肌にも有用な成分です。皮脂の過剰分泌を抑えてニキビができにくい肌環境を整えるほか、抗炎症作用で炎症を落ち着かせる効果や、ニキビ跡の色素沈着を改善する美白効果も期待できます。ただし、重度のニキビや繰り返すニキビには、皮膚科や当院のような美容クリニックでの専門的な治療との併用が重要です。
比較的刺激が少ない成分のため、敏感肌の方にも選択肢になり得ます。ただし、高濃度製品は刺激になる場合があるため、2〜5%程度の低〜中濃度から始めることをおすすめします。また、新しい製品を使い始める際は必ずパッチテストを行ってください。肌荒れや不安がある場合は、無理に自己判断せず当院へご相談ください。
💪 まとめ
ナイアシンアミドは、皮脂腺の脂質合成抑制、ホルモン性皮脂分泌への間接的な調整、補酵素としての代謝サポートなど、複数のメカニズムを通じて皮脂を穏やかにコントロールする効果が期待できる成分です。皮脂抑制だけでなく、美白、バリア機能強化、抗炎症、抗老化といった多彩な効果も持ち合わせており、スキンケアにおいて非常に頼りになる存在です。
適切な濃度(2〜5%程度)の製品を継続して使用することが効果を実感するうえで重要であり、他の皮脂抑制成分や保湿成分との組み合わせによってさらに効果を高めることも可能です。一方で、高濃度製品の使用には注意が必要であり、敏感肌の方はパッチテストを行ってから使い始めることをおすすめします。
一般的なスキンケアとしての使用で効果が感じられない場合や、ニキビや毛穴の開き、皮脂過多が深刻な場合は、自己判断で高濃度製品を試すよりも、皮膚科や美容クリニックでの診察を受けることをおすすめします。アイシークリニック池袋院では、肌の状態を丁寧に診断したうえで、ナイアシンアミドを含む最適な治療法やスキンケア指導を提案しています。自分の肌に合ったアプローチで、テカリや毛穴の悩みを根本から改善していきましょう。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – ナイアシンアミドの皮脂抑制効果・抗炎症作用・ニキビや色素沈着への効果に関する皮膚科学的根拠、および化粧品成分としての安全性評価に関する診療ガイドライン
- 厚生労働省 – ナイアシンアミドが有効成分として承認されている医薬部外品(薬用化粧品)の美白効果に関する規制・承認情報、および化粧品成分の安全性基準
- PubMed – ナイアシンアミドの皮脂分泌抑制・バリア機能強化・抗炎症作用に関する臨床研究論文(2006年のJournal of Cosmetic and Laser Therapy掲載研究を含む国際的な査読済み文献)
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務