
💬 「手術後、どうなるの?」そんな不安、この記事で全部解決します。
ワキガ手術を決断したあなたへ。術後の経過・痛み・仕事復帰のタイミング・ケア方法まで、知っておかないと後悔する情報をまるごと解説します。
🚨 これを読まないと起きること
- 術後のNG行動をしてしまい回復が大幅に遅れる
- 臭いが戻ったのか・正常な経過なのか判断できず不安になる
- 仕事・運動の再開タイミングを間違えて傷口に影響が出る
✅ この記事を読むとわかること
- 📌 術後1週間〜3ヶ月の経過スケジュールが丸わかり
- 📌 仕事・入浴・運動の再開目安が具体的にわかる
- 📌 術後の臭いの変化・再発リスクについての正しい知識が得られる
- 📌 自宅でのケア方法・通院スケジュールが把握できる
そのリアルな情報、ここで全部お伝えします!
目次
- ワキガ手術の種類と特徴
- 手術直後に起こること
- 術後の経過スケジュール(1週間〜3ヶ月)
- 術後の痛みや腫れについて
- 術後の臭いの変化
- 日常生活への影響(入浴・運動・仕事)
- 術後に避けるべき行動と注意点
- 術後のケア方法
- 術後に再発することはあるか
- 術後に気になる傷跡について
- まとめ
この記事のポイント
ワキガ手術後のダウンタイムは術式により異なり、腫れや痛みのピークは術後1〜3日。仕事復帰はデスクワークで3〜5日、肉体労働は1ヶ月程度が目安。臭いの改善実感は術後1〜3ヶ月ごろが多く、圧迫固定・定期通院・禁酒など術後ケアの徹底が回復の鍵となる。
💡 ワキガ手術の種類と特徴
ワキガの手術にはいくつかの方法があり、それぞれ術後の経過やダウンタイムが異なります。術後の経過を正しく理解するためにも、まず代表的な手術方法についておさらいしておきましょう。
✅ 剪除法(せんじょほう)
剪除法は、ワキの皮膚を切開してアポクリン汗腺を直接目で確認しながら除去する方法です。保険適用が認められているケースもあり、根治性が高い手術として知られています。皮膚を切開するため、ダウンタイムは比較的長くなりますが、臭いの改善効果は高いとされています。皮下組織を丁寧に処理することで、アポクリン汗腺をしっかりと除去できるため、再発リスクが低い点が特徴です。
📝 吸引法(サクション法)
吸引法は、専用のカニューレ(細い管)を用いて皮下からアポクリン汗腺を吸引・除去する方法です。切開範囲が小さいため傷跡が目立ちにくく、剪除法と比較してダウンタイムが短い傾向があります。ただし、直接目で確認しながら汗腺を除去するわけではないため、取り残しが生じるケースもあります。
🔸 マイクロウェーブ(ミラドライ)
ミラドライはマイクロウェーブエネルギーを用いてアポクリン汗腺を破壊する非切開の治療法です。切開を行わないため身体への負担が比較的少なく、ダウンタイムも短め。ただし、保険が適用されず自費診療となることや、効果に個人差がある点は把握しておく必要があります。
本記事では、主に切開を伴う剪除法・吸引法を中心に術後経過について解説しますが、ミラドライについても適宜触れていきます。
Q. ワキガ手術後の腫れや痛みはいつまで続きますか?
ワキガ手術後の痛みと腫れのピークは術後1〜3日で、多くの場合は処方された鎮痛剤で管理できる程度です。腫れは1週間ほどで目立つものは引きますが、軽い浮腫みは1〜2週間続くことがあります。痛みが急に強くなる場合は速やかにクリニックへ相談してください。
📌 手術直後に起こること
手術が終わった直後は、麻酔の効果がまだ残っているため、痛みをほとんど感じないことが多いです。しかし、麻酔が切れてくるにつれて徐々に痛みや違和感が現れてきます。術後すぐに起こることを理解しておくことで、慌てずに対処できます。
⚡ 圧迫固定について
切開を伴う手術(剪除法・吸引法)では、術後に出血や内出血を抑えるためにワキを圧迫固定します。包帯やサポーターなどで固定された状態は、最初は窮屈に感じるかもしれません。この圧迫固定は、ドレーン(体内に溜まった液体を排出するための管)が入っている場合もあり、数日間はこの状態を維持することが必要です。
🌟 腫れと内出血
術後すぐからワキに腫れが生じます。内出血も起こることがあり、ワキから腕にかけて青紫色に変色することがあります。これらは正常な反応であり、時間の経過とともに改善していきます。腫れのピークは術後2〜3日ごろで、その後は徐々に引いていくのが一般的です。
💬 ドレーンの挿入(術式による)
剪除法の場合、手術中に皮下に溜まりやすい血液や浸出液を体外に排出するためのドレーンが挿入されることがあります。ドレーンは通常、術後1〜2日で抜去されますが、クリニックや個人の状態によって異なります。ドレーンが入っている間はシャワーを浴びることができないため、清潔を保つためのケアが必要です。
✨ 術後の経過スケジュール(1週間〜3ヶ月)
ワキガ手術後の経過は、手術の種類や個人の回復力によって差はありますが、おおよその目安として以下のようなスケジュールになることが多いです。経過を把握しておくことで、日常生活の計画を立てやすくなります。
✅ 術後1〜3日
この時期は腫れや痛みがもっとも強く出やすい時期です。クリニックによっては翌日に経過観察の来院を求める場合もあります。ドレーンが入っている場合は、この期間中に抜去されることがほとんどです。安静を心がけ、ワキをなるべく動かさないようにすることが大切です。患部を清潔に保つため、クリニックの指示に従ってガーゼ交換や消毒を行います。
📝 術後4〜7日
腫れが少しずつ引き始め、痛みも和らいでくることが多い時期です。シャワーの許可が出る場合もありますが、患部を強くこすったり、長時間湯船に浸かることは避けるよう指示されることが一般的です。抜糸が行われるケースもあります(使用する縫合糸の種類によっては不要なこともあります)。
🔸 術後1〜2週間
日常的な軽い動作はある程度できるようになってくる時期です。ただし、腕を大きく上げたり、重いものを持ったりする動作はまだ控えるべきです。腫れはかなり引いてきますが、皮膚の下に液体が溜まることがある(漿液腫)ため、定期的な経過観察が必要です。
⚡ 術後2週間〜1ヶ月
傷が閉じ、外見上は落ち着いてくる時期です。皮膚の硬さや突っ張り感が残ることがありますが、徐々に改善されていきます。軽い運動であれば再開を許可されるケースも出てきます。ただし、激しい運動や汗をかくような行動はまだ控えた方が無難です。
🌟 術後1〜3ヶ月
ほとんどの方で日常生活に支障のない状態に戻ります。傷跡は少しずつ目立たなくなり、皮膚の突っ張り感や硬さも改善されていきます。この時期には、臭いの改善効果を実感できるようになる方が多いです。完全な回復には個人差がありますが、3ヶ月を目安に術後の状態が安定することが多いです。
Q. ワキガ手術後に臭いの改善はいつ実感できますか?
ワキガ手術直後は傷からの浸出液や消毒薬の臭いが混じるため、すぐに効果を実感しにくい場合があります。アポクリン汗腺除去の効果が実感できるのは傷が安定する術後1〜3ヶ月ごろが多いです。アイシークリニックでも、焦らず経過を見守るよう患者様にご案内しています。
🔍 術後の痛みや腫れについて
ワキガ手術後の痛みや腫れは、多くの方が気になる点です。実際にどの程度の痛みや腫れが生じるのかを事前に知っておくことで、術後の不安を軽減できます。
💬 痛みの程度と持続期間
術後の痛みは、個人差がありますが、多くの場合は鎮痛薬で管理できる程度とされています。痛みが最も強いのは術後1〜3日で、徐々に和らいでいきます。クリニックから処方される鎮痛剤を服用しながら安静にしていることで、多くの方は日常生活を送れる状態になります。痛みが長引いたり、急に強くなったりする場合は、感染や合併症の可能性があるため、早めにクリニックに相談することが大切です。
✅ 腫れの程度と持続期間
腫れはワキだけでなく、腕の内側にまで広がることがあります。術後2〜3日がもっとも腫れが強い時期で、1週間ほどで目立つ腫れは引いてくるのが一般的です。ただし、軽い腫れ感や浮腫みは1〜2週間程度続くことがあります。腫れを軽減するためには、手術後しばらくは患部を心臓より高い位置に保つことが効果的です。
📝 漿液腫(しょうえきしゅ)について
漿液腫とは、皮膚の下に体液(リンパ液や浸出液)が溜まる状態のことです。ワキガ手術後に起こりやすい合併症の一つで、ワキがぷっくりと膨らんだように見えることがあります。多くの場合、自然に吸収されますが、量が多い場合はクリニックで注射器を使って排出する処置が必要なこともあります。定期的な経過観察が重要である理由の一つです。
💪 術後の臭いの変化
ワキガ手術の目的は臭いを改善することですが、術後すぐに臭いがなくなるわけではありません。術後の臭いの変化について正しく理解しておきましょう。
🔸 術直後から数週間の臭い
手術直後は、傷からの浸出液や血液の臭い、消毒薬の臭いが混じることがあります。また、包帯やガーゼが濡れた状態が続くと独特の臭いがすることもありますが、これは傷の回復過程で起こる自然な現象です。術後すぐに「まだ臭いがする」と感じても、焦る必要はありません。
⚡ 術後1ヶ月以降の臭いの変化
傷が安定してくると、アポクリン汗腺が除去された効果が実感できるようになります。術後1〜3ヶ月ごろには、以前と比べて臭いが大幅に軽減されたと感じる方が多いです。ただし、アポクリン汗腺を完全にゼロにすることは難しいため、わずかな臭いが残る場合もあります。これは手術の失敗ではなく、生理的なものとして理解しておくことが大切です。
🌟 術後の臭いに影響する要因
術後の臭いの改善度合いは、手術の方法や術者の技術、個人のアポクリン汗腺の分布状態などによって異なります。また、ストレスや食生活、ホルモンバランスの変化によっても臭いが左右されることがあります。術後も清潔を保ちながら、生活習慣を整えることが臭いの管理に役立ちます。

🎯 日常生活への影響(入浴・運動・仕事)
ワキガ手術後の日常生活への影響は、仕事や生活スタイルによって異なります。術後にどの程度の制限がかかるのかを事前に把握しておくことで、手術のタイミングや休暇の取り方を計画しやすくなります。
💬 入浴・シャワーについて
手術後すぐは患部を濡らすことができないため、入浴やシャワーに制限がかかります。シャワーは術後3〜7日ほどで許可されることが多いですが、患部を強くこすったり、ワキに直接お湯をかけたりすることは避ける必要があります。湯船に浸かることは、傷が完全に閉じてから(術後2〜4週間ほど)が一般的な目安とされています。入浴の再開時期については、担当医師の指示に従ってください。
✅ 運動・スポーツについて
術後の運動は段階的に再開していくことが大切です。手術直後は安静が基本で、腕を使うような運動は特に控える必要があります。軽いウォーキングなどは術後1週間ほどから許可されることもありますが、ジムでのトレーニングや水泳、テニスなどの腕を激しく使うスポーツは術後1ヶ月程度は控えるよう指示されることが一般的です。汗をかく激しい運動は傷の治癒を妨げる可能性があるため、医師の許可を得てから再開するようにしましょう。
📝 仕事への復帰について
デスクワーク中心の仕事であれば、術後3〜5日ほどで復帰できる方が多いです。ただし、長時間のパソコン操作など腕を伸ばす姿勢を続けるのは、最初のうちは辛く感じることもあります。一方、肉体労働や腕を多く使う仕事(理・美容師、介護職、建設業など)は、2週間〜1ヶ月程度の休業が必要になる場合もあります。事前に職場と相談しておくことが望ましいでしょう。
🔸 車の運転について
術後すぐは麻酔の影響が残っていることや、痛みや腫れによってハンドル操作が難しい場合があるため、当日の運転は控えるよう指示されることが一般的です。翌日以降も、ワキや腕の動作に痛みがある場合は無理に運転しないようにしましょう。安全のため、術後数日は公共交通機関を利用するか、家族・知人に送迎を依頼することをお勧めします。
⚡ 衣服の選び方について
術後しばらくは腕を大きく上げる動作が制限されるため、頭からかぶるタイプのTシャツやセーターは着脱が難しくなります。前開きのシャツやカーディガン、ゆったりとした衣服が着やすくておすすめです。また、患部に直接触れる衣服は刺激を与えないよう、やわらかい素材のものを選ぶと良いでしょう。
Q. ワキガ手術後に飲酒や喫煙をしてはいけない理由は?
飲酒は血流を促進し術後の腫れや内出血を悪化させるほか、処方薬との相互作用を引き起こす可能性があるため、術後1〜2週間の禁酒が推奨されます。喫煙はニコチンが血管を収縮させ傷の治癒を遅らせるため、術前から術後にかけてできる限り禁煙することが理想的です。
💡 術後に避けるべき行動と注意点
術後の回復を順調に進めるためには、避けるべき行動や注意点を把握しておくことが重要です。以下の項目をしっかり守ることで、合併症リスクを減らし、早期回復につなげることができます。
🌟 飲酒・喫煙について
飲酒は血流を促進させるため、術後の腫れや内出血を悪化させる可能性があります。また、アルコールは処方された薬との相互作用を引き起こすこともあるため、術後1〜2週間は飲酒を控えることが推奨されています。喫煙については、ニコチンが血管を収縮させ傷の治癒を遅らせるため、術前から術後にかけてできる限り禁煙することが理想的です。
💬 患部の刺激について
傷が治癒する過程で、患部にかゆみを感じることがあります。しかし、強くかいたり、患部を無理に触ったりすることは感染リスクを高めるため絶対に避けてください。また、制汗スプレーや脱毛ワックスなどの使用は、傷が完全に回復してから医師に相談した上で行うようにしましょう。
✅ サウナや岩盤浴について
サウナや岩盤浴は、体温を急激に上昇させるとともに大量の発汗を促します。術後の傷がある状態では、感染リスクや腫れの悪化につながるため、少なくとも1ヶ月以上は控えるよう指示されることが一般的です。プールや温泉についても同様に、医師の許可が出るまでは控えることが大切です。
📝 腕を高く上げる動作について
術後は傷口が引っ張られることを防ぐため、腕を大きく上げる動作は控える必要があります。洗濯物を干す、高い棚のものを取る、バンザイをするといった動作は術後2週間程度は避けることが望ましいです。日常生活の動作範囲を意識して、無理に腕を伸ばさないよう気をつけましょう。
📌 術後のケア方法

術後の回復を助けるために、正しいケア方法を実践することが大切です。クリニックから具体的な指示を受けることになりますが、一般的なケアのポイントを紹介します。
🔸 清潔を保つこと
傷口は常に清潔に保つことが、感染予防の観点から非常に重要です。医師の指示に従って消毒やガーゼ交換を行い、患部が湿った状態が長く続かないよう注意しましょう。シャワーが許可された後は、患部を直接流水で洗わず、周辺を優しく洗う程度にとどめてください。
⚡ 圧迫固定をしっかり行うこと
術後の圧迫固定は、腫れや漿液腫の予防に効果的です。面倒に感じても、医師から指定された期間はしっかりと圧迫固定を続けることが大切です。固定が不十分だと回復が遅くなることがあります。就寝中も固定を外さないよう指示されることが一般的です。
🌟 定期的なフォローアップ来院
術後の経過観察のために、クリニックへの定期的な来院が必要です。異常を早期に発見し、適切に対処するためにも、面倒でも予約した診察は必ず受けるようにしましょう。「特に問題ないから行かなくて良いだろう」と自己判断することは避けてください。特に術後1週間以内の経過観察は非常に重要です。
💬 処方薬の正しい服用
クリニックから抗生物質や鎮痛剤が処方される場合があります。抗生物質は感染予防のために重要であり、症状が落ち着いたように感じても、処方された期間は必ず服用を完了させてください。途中でやめると耐性菌が生じるリスクがあります。鎮痛剤は痛みが出たときに使用しますが、用法・用量を守って服用してください。
✅ 傷跡のケア(術後1ヶ月以降)
傷が閉じた後は、傷跡をなるべく目立たなくするためのケアを行うことがあります。シリコンジェルシートや傷跡専用クリームの使用が効果的とされており、医師の指示に従って取り入れると良いでしょう。また、紫外線は傷跡の色素沈着を促進させることがあるため、傷跡への日焼けを避けることも大切です。
Q. ワキガ手術後の傷跡はどのくらいで目立たなくなりますか?
剪除法による傷跡は術後すぐ赤みがありますが、術後3〜6ヶ月ごろに赤みが薄れ、1年ほどで白い線状になるのが一般的です。ワキの中は腕を下ろすと隠れるため日常生活で目立つことはほとんどありません。シリコンジェルシートの使用や紫外線対策が傷跡ケアに効果的です。
✨ 術後に再発することはあるか
ワキガ手術を受けた後に「また臭いが気になるようになった」という方も一定数いらっしゃいます。再発の可能性についても正しく理解しておきましょう。
📝 なぜ再発するのか
ワキガの原因となるアポクリン汗腺は、ワキ全体に広く分布しており、手術でそのすべてを除去することは現実的ではありません。剪除法であっても、微小なアポクリン汗腺が取り残されることがあります。また、吸引法は剪除法と比較して汗腺の確認が不十分になりやすく、取り残しが生じるリスクがやや高いとされています。
🔸 再発した場合の対処法
術後に臭いの再発や悪化が気になる場合は、まず担当クリニックに相談することをお勧めします。術後1〜2年以内に再発が認められた場合、再手術を検討する必要があることもあります。また、初回とは異なる手術方法を試みることで、より高い効果が得られることもあります。自己判断で市販の制汗剤などで対処するだけでなく、専門医に相談することが重要です。
⚡ 再発リスクを下げるために
術後の再発リスクを少しでも低減するためには、経験豊富な医師のもとで適切な手術を受けることが最も重要です。また、術後のケアや生活習慣を整えることも、長期的な効果の維持につながります。定期的に経過を確認し、気になることがあれば早めにクリニックへ相談するようにしましょう。
🔍 術後に気になる傷跡について
切開を伴うワキガ手術では、術後に傷跡が残ることが気になる方も多いでしょう。傷跡の状態や目立ちにくくするための方法について解説します。
🌟 傷跡の位置と大きさ
剪除法では、ワキの中央(わきの下のしわに沿った位置)に切開を行います。切開の長さは術者や切除範囲によって異なりますが、数センチ程度が一般的です。ワキの中は腕を下ろした状態では隠れるため、日常生活で傷跡が見えることはほとんどありません。吸引法では切開が小さいため、傷跡はさらに目立ちにくい傾向があります。
💬 傷跡の経過
術後すぐは傷跡が赤みを帯びていますが、時間の経過とともに色が落ち着いてきます。術後3〜6ヶ月ごろには赤みが薄れ、1年ほどで白い線状の傷跡になることが多いです。個人の体質によっては、ケロイドや肥厚性瘢痕が生じることがありますが、ワキの中は体の中でも比較的目立ちにくい部位のため、多くの方は傷跡を気にせず生活できています。
✅ 傷跡を目立たなくするためのケア
傷跡を目立ちにくくするためには、傷が閉じた後からケアを始めることが大切です。シリコンジェルシートは傷跡の盛り上がりや赤みを抑える効果が期待できます。また、傷跡に紫外線が当たると色素沈着が起こりやすいため、日焼け止めを使用するか、衣服で覆うことが推奨されます。気になる傷跡については、レーザー治療などの美容医療で対処できる場合もありますので、担当医師に相談してみましょう。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、手術後の経過に不安を感じてご来院される患者様も多く、術前のカウンセリングでダウンタイムについてしっかりとご説明することを大切にしています。剪除法・吸引法ともに、術後1〜3日の安静と圧迫固定の徹底が回復の質を大きく左右しますので、定期的な経過観察を通じて患者様お一人おひとりの状態に合わせたサポートを心がけています。臭いの改善効果を実感していただけるのは術後1〜3ヶ月ごろが多いため、焦らず経過を見守っていただくことが、満足度の高い結果につながると感じています。」
💪 よくある質問
デスクワーク中心の仕事であれば、術後3〜5日ほどで復帰できる方が多いです。ただし、腕を多く使う肉体労働や理・美容師、介護職などの場合は、2週間〜1ヶ月程度の休業が必要になることもあります。事前に職場と相談し、手術のタイミングを計画することをおすすめします。
シャワーは術後3〜7日ほどで許可されることが多いですが、患部を強くこすったり直接お湯をかけたりすることは避ける必要があります。湯船への入浴は、傷が完全に閉じる術後2〜4週間ほどが目安です。再開時期は担当医師の指示に従ってください。
手術直後は傷からの浸出液や消毒薬の臭いが混じるため、すぐには効果を実感しにくい場合があります。アポクリン汗腺除去の効果を実感できるのは、傷が安定してくる術後1〜3ヶ月ごろが多いです。焦らず時間をかけて経過を見守ることが大切です。
アポクリン汗腺はワキ全体に広く分布しているため、手術ですべてを除去することは難しく、取り残しによる再発が起こる場合があります。再発が気になる場合は自己判断せず、まず担当クリニックに相談することが重要です。再手術や別の治療法を検討することもあります。
術後すぐは傷跡に赤みがありますが、術後3〜6ヶ月ごろには赤みが薄れ、1年ほどで白い線状の傷跡になることが多いです。ワキの中は腕を下ろすと隠れる部位のため、日常生活で目立つことはほとんどありません。シリコンジェルシートの使用や紫外線対策も傷跡ケアに効果的です。
🎯 まとめ
ワキガ手術後の経過や日常生活への影響について、詳しく解説しました。術後のダウンタイムや制限事項は手術の種類や個人差によって異なりますが、おおよその流れを把握しておくことで、落ち着いて術後の生活を送ることができます。
術後の回復を順調に進めるためのポイントをまとめると以下のとおりです。
- 術後は安静を心がけ、腕を大きく動かす動作を控える
- 医師の指示に従って清潔を保ち、圧迫固定を継続する
- 入浴・運動・仕事の再開は段階的に行い、無理をしない
- 定期的な経過観察のためにクリニックへの来院を怠らない
- 飲酒・喫煙・激しい運動などは回復の妨げになるため控える
- 術後の臭いの変化は時間をかけて判断する
- 気になる症状があれば自己判断せず早めに医師に相談する
ワキガ手術は、正しいケアと生活習慣の見直しを組み合わせることで、長期的な効果を維持できます。手術を検討されている方は、事前に担当医師に術後の経過についてしっかりと説明を受け、疑問点を解消してから手術に臨むことが大切です。アイシークリニック池袋院では、患者様一人ひとりの状態に合わせた丁寧なカウンセリングと、術後のサポートを提供しておりますので、ワキガでお悩みの方はぜひご相談ください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 腋臭症(ワキガ)の診断基準・治療方針に関するガイドラインおよび皮膚科領域における術後経過・合併症(漿液腫・感染など)の管理に関する情報
- 日本形成外科学会 – 剪除法・吸引法などワキガ手術の術式・ダウンタイム・傷跡ケア(ケロイド・肥厚性瘢痕への対処)に関する形成外科的観点からの情報
- 日本美容外科学会 – ミラドライを含む美容外科的治療法の概要・術後の日常生活上の注意点(入浴・運動・仕事復帰の目安)に関する患者向け情報
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務