
「目をもっと大きく見せたい」「ぱっちりとした印象的な目になりたい」という悩みを持つ方は非常に多く、目に関する整形は美容医療の中でも特に人気の高いジャンルのひとつです。目は顔の印象を大きく左右するパーツであり、少し変化するだけで全体の雰囲気がガラリと変わることもあります。しかし「整形」と聞くと、どのような手術があるのか、どんなリスクがあるのか、自分に向いている施術は何なのかがわからず、踏み出せない方も少なくありません。この記事では、目を大きくするための整形の種類や仕組み、期待できる効果、注意すべきリスクや術後のケアについて、幅広く丁寧に解説していきます。
目次
- 「目を大きく見せる」とはどういうことか
- 目を大きくする整形の主な種類
- 二重手術(埋没法・切開法)の特徴と効果
- 目頭切開・目尻切開の特徴と効果
- 眼瞼下垂手術の特徴と効果
- 下眼瞼拡大術(タレ目形成)の特徴と効果
- 各施術のリスクと注意点
- 施術を選ぶ際のポイントと医師への相談
- 術後のダウンタイムとケアについて
- まとめ
この記事のポイント
目を大きくする整形には二重手術・目頭切開・眼瞼下垂手術・タレ目形成など複数の施術があり、目の縦幅・横幅・開き具合など悩みの種類に応じて選択または組み合わせが必要。
🎯 「目を大きく見せる」とはどういうことか
「目が大きい」と感じさせる要素は、実はひとつではありません。目の縦幅(二重の幅や黒目の見え方)、横幅(目頭から目尻までの長さ)、目の開き(まぶたの持ち上がり具合)など、複数の要素が組み合わさって、目全体の大きさや印象が決まります。
たとえば、二重のラインがあると目の縦方向の印象が大きくなります。目頭や目尻を広げると横幅が広がって目が大きく見えます。また、まぶたが重くて目が開きにくい状態(眼瞼下垂)を改善すると、黒目がしっかりと露出してはっきりした目元になります。さらに、目の下側を広げる施術によって、縦方向の開きが大きくなり、丸くぱっちりした印象になることもあります。
つまり「目を大きくする整形」とは、これらの要素のうち、どこをどう変えたいかによって、選ぶ施術が変わってきます。自分の目のどこに悩んでいるかを正確に把握することが、施術選びの第一歩です。
また、目元の印象は顔全体のバランスとも密接に関係しています。目だけを単独で見るのではなく、顔の骨格、眉の形や位置、鼻の高さなど、周辺のパーツとの調和を踏まえたうえで施術を検討することが大切です。経験豊富な医師であれば、こうしたバランスを考慮したうえで、その方に最適な施術の組み合わせを提案してくれます。
Q. 目を大きく見せる整形にはどんな種類がある?
目を大きくする整形には、二重手術(埋没法・切開法)、目頭切開、目尻切開、眼瞼下垂手術、下眼瞼拡大術(タレ目形成)などがある。目の縦幅・横幅・開き具合のどこを改善したいかによって最適な施術が異なり、複数を組み合わせるケースも多い。
📋 目を大きくする整形の主な種類
目を大きくする整形には、現在さまざまな種類があります。大きく分けると、以下のような施術が代表的です。
- 二重手術(埋没法・切開法)
- 目頭切開
- 目尻切開
- 眼瞼下垂手術(挙筋腱膜前転法など)
- 下眼瞼拡大術(タレ目形成・グラマラスライン形成)
- 眼瞼下垂の軽度改善を目的としたリフトアップ系注射・糸リフト
これらは単独で行う場合もありますが、目の悩みの種類や程度によっては、複数の施術を組み合わせることで、より理想に近い結果を目指せます。たとえば「二重にしながら目頭も広げたい」という場合、埋没法と目頭切開を同時に行うケースがあります。
それぞれの施術には、適している悩みの種類、ダウンタイムの長さ、費用の目安、リスクの内容などに違いがあります。以下では、主要な施術について一つひとつ詳しく見ていきましょう。
💊 二重手術(埋没法・切開法)の特徴と効果
目を大きく見せる整形の中で最も広く知られているのが、二重手術です。一重まぶたを二重にする、あるいは奥二重をはっきりとした二重にすることで、目の縦幅が広がり、目元全体が印象的になります。二重手術には大きく分けて「埋没法」と「切開法」の2種類があります。
🦠 埋没法とは
埋没法は、まぶたの皮膚と瞼板(けんばん)または挙筋(きょきん)という組織を、細い医療用の糸で連結することで二重のラインを作る方法です。切開を行わないか、あるいはごく小さな穴のみを使うため、傷跡がほとんど残らず、ダウンタイムが短いという利点があります。施術時間も比較的短く、30分前後で終わることが多いです。
ただし、糸で固定する方法のため、まぶたの脂肪が多い方や皮膚が厚い方は、二重のラインが薄くなったり、徐々に消えてしまったりするケースもあります。また、理論上は元に戻せる施術ですが、完全に元の状態に戻るとは限りません。糸が緩んでラインが浅くなった場合は、再施術が必要になることもあります。
埋没法にはいくつかの方法(点留め、線留め、多点固定など)があり、クリニックによって採用している術式が異なります。使用する糸の本数や留め方によって、二重の持続力やデザインの安定性が変わってきます。カウンセリングの際に、どのような術式が自分のまぶたに向いているかを確認しておくとよいでしょう。
👴 切開法とは
切開法は、まぶたを希望する二重のラインに沿って切開し、余分な脂肪や皮膚を取り除いたうえで、縫合することで二重を作る方法です。埋没法と比べてダウンタイムは長くなりますが、二重ラインの持続性が高く、まぶたの脂肪が多い方やたるみが気になる方にも対応できるのが特徴です。
切開法は「全切開」と「ミニ切開(小切開)」に分かれます。全切開はまぶた全体を切開するため、デザインの自由度が高く、同時に余分な脂肪の除去(脱脂)も行えます。ミニ切開は切開範囲を小さくする方法で、ダウンタイムを短めにしつつ、二重ラインの安定性を高めることを目的とします。
切開法は基本的に後戻りしにくい施術であり、修正が難しくなる場合もあります。そのため、しっかりとしたカウンセリングを受け、仕上がりのイメージを医師と共有したうえで施術に臨むことが重要です。
🔸 二重の幅の選び方
二重手術では、どの程度の幅で二重のラインを作るかが非常に重要なポイントです。幅が広すぎると不自然に見えたり、まぶたが重たく感じられることがあります。逆に幅が狭すぎると、目の印象があまり変わらないと感じることも。自分の顔立ちや骨格に合った幅を選ぶことが、自然で美しい仕上がりへの近道です。シミュレーションツールを使ったり、医師に事前にデザインを確認してもらうことをおすすめします。
Q. 埋没法と切開法の違いは何ですか?
埋没法は医療用糸でまぶたを留めて二重を作る方法で、傷跡が残りにくくダウンタイムが短い。一方、切開法はまぶたを切開して余分な脂肪や皮膚を除去するため持続性が高く、まぶたの脂肪が多い方にも対応できるが、ダウンタイムは数週間〜数か月と長くなる傾向がある。
🏥 目頭切開・目尻切開の特徴と効果
目の横幅を広げたい場合に選ばれる代表的な施術が、目頭切開と目尻切開です。それぞれ異なる部位に働きかけることで、目の横幅を拡張し、目全体を大きく見せる効果があります。
💧 目頭切開
目頭切開は、目の内側にある「蒙古ひだ(もうこひだ)」と呼ばれる皮膚のひだを除去・修正することで、目の横幅を内側に広げる施術です。蒙古ひだは主にアジア人に多く見られる特徴で、黒目の内側部分が隠れ、目が小さく見える原因のひとつとされています。
蒙古ひだを切開することで、目頭の角(内眼角)が露出し、目が横方向に広くなります。同時に、目の縦幅も広がって見えることがあり、全体的により大きな目の印象になります。また、蒙古ひだが強いと二重のラインが目頭で途切れて見える(末広型になりやすい)ことがありますが、目頭切開によって平行型の二重ラインが作りやすくなるという効果もあります。
目頭切開には「W法」「Z法」「リドレープ法」など複数の術式があり、それぞれ傷跡の目立ちにくさや効果の強さが異なります。施術後の傷跡については、時間の経過とともに目立ちにくくなることが多いですが、術式や体質によって差があります。
✨ 目尻切開
目尻切開は、目の外側(目尻側)を切開することで、目の横幅を外側に広げる施術です。目尻の外眼角を拡張することで、横方向に目が長く見えるようになります。目頭切開と組み合わせることで、より大きな横幅の拡大効果が期待できます。
目尻切開は目頭切開と比べてやや難易度が高く、傷跡が残りやすいともいわれています。目尻は皮膚が動きやすい部位であり、術後のケアや医師の技術が仕上がりに大きく影響します。また、目が横に広がりすぎると不自然な印象になることもあるため、適切な範囲での施術が求められます。
⚠️ 眼瞼下垂手術の特徴と効果
「目を大きくしたいのに、どの施術が向いているかわからない」という方に、見落とされがちな重要な施術が眼瞼下垂(がんけんかすい)手術です。眼瞼下垂とは、まぶたを持ち上げる筋肉(上眼瞼挙筋)とまぶたをつなぐ組織(挙筋腱膜)がゆるんだり外れたりすることで、まぶたが下がってしまう状態です。
眼瞼下垂があると、黒目の上部がまぶたに隠れてしまい、目が小さく・眠そうに見えます。また、目を開けるのに余計な力が必要になるため、おでこにシワが増えたり、慢性的な肩こり・頭痛の原因になることもあります。
眼瞼下垂手術(挙筋腱膜前転法)では、まぶたを切開してゆるんだ挙筋腱膜を再固定し、まぶたを正常な位置まで持ち上げます。これによって黒目がしっかりと見えるようになり、目が大きく・はっきりとした印象になります。同時に二重のラインを作ることもできるため、眼瞼下垂の改善と二重形成を同時に行うことが多いです。
眼瞼下垂は先天性(生まれつき)のものと、後天性(加齢や長年のコンタクトレンズ使用などによるもの)のものがあります。特にソフトコンタクトレンズを長期使用している方や、目をよくこする癖がある方は後天性眼瞼下垂を起こしやすいとされています。「目が開きにくい」「目が疲れやすい」「おでこにシワが多い」などの自覚症状がある方は、眼瞼下垂の可能性を医師に確認してもらうとよいでしょう。
眼瞼下垂は場合によっては保険診療の対象となることもあります。ただし、保険適用となるかどうかは症状の程度や医療機関の方針によって異なります。美容目的を主とする場合は自由診療となります。
Q. 眼瞼下垂手術で目は大きくなりますか?
眼瞼下垂手術では、ゆるんだ挙筋腱膜を再固定してまぶたを正常な位置に戻すことで、隠れていた黒目がしっかり露出し、目がはっきり大きく見えるようになる。同時に二重形成も行えるため、「目が開きにくい」「眠そうに見える」と感じる方に特に効果的な施術とされている。
🔍 下眼瞼拡大術(タレ目形成)の特徴と効果
「目を縦方向にも大きくしたい」「たれ目のような優しい目元にしたい」という方に人気の施術が、下眼瞼拡大術(タレ目形成)です。グラマラスライン形成とも呼ばれるこの施術は、下まぶたの目尻側を下げることで、目の縦幅を広げ、丸くてやわらかな印象の目元を作るものです。
目の下側の縁(下眼瞼縁)を外側に向かって引き下げることで、目の開口部が大きくなり、黒目がより多く露出します。これによって目がぱっちりと大きく見えるだけでなく、垂れ目(タレ目)のような穏やかな雰囲気を演出できます。吊り目気味の目元を改善したいという方にも選ばれている施術です。
📌 埋没法によるタレ目形成
比較的ダウンタイムを抑えたい方向けに、糸を使ったタレ目形成(埋没法)という方法があります。下まぶたに細い糸をかけることで、目尻側の下縁を引き下げます。切開を伴わないため、傷跡が残りにくく、施術時間も短めです。ただし、持続力は切開法に比べて短い傾向があります。
▶️ 切開法によるタレ目形成
より持続的な効果を希望する方には、切開を伴うタレ目形成が選ばれます。結膜(まぶたの裏側の粘膜)を切開して組織を調整する方法や、皮膚側から切開する方法があります。切開法のほうが効果が長持ちしやすいですが、ダウンタイムは長くなります。
タレ目形成は、上まぶたへの二重手術や眼瞼下垂手術と組み合わせることで、目全体のバランスを整えながら大きな目元を目指せる施術です。ただし、下まぶたの組織に影響するため、術後に下まぶたの違和感が出ることもあります。施術後のケアについても医師の指示に従うことが重要です。
📝 各施術のリスクと注意点
目に関する整形は、顔の中でもデリケートな部位への施術となるため、各施術特有のリスクについて事前に十分に理解しておく必要があります。
🔹 二重手術に関するリスク
埋没法では、糸が緩んだり外れたりして、二重ラインが薄くなる・消えてしまうことがあります。また、まれに糸が結膜側(目の内側)に飛び出して異物感を生じさせるケースもあります。切開法では、傷跡が目立つ・二重の幅が不自然になるなどのリスクがあり、修正が難しい場合もあります。いずれの方法でも、術後に内出血・腫れ・かゆみ・左右差などが生じることがあります。
📍 目頭切開・目尻切開に関するリスク
目頭切開では、傷跡(瘢痕)が残るリスクや、蒙古ひだの切除範囲が不十分で効果が出にくい・逆に広げすぎて不自然になるなどのリスクがあります。目尻切開では、傷跡の問題に加え、効果が限定的なことや、術後に外眼角が元に戻ろうとする(後戻り)可能性もあります。
💫 眼瞼下垂手術に関するリスク
眼瞼下垂手術では、まぶたを上げすぎてしまう(過矯正)・逆に不十分(低矯正)になるリスクがあります。過矯正になると、目が乾きやすくなったり、目の閉じ方が浅くなる(兎眼=うさぎ目)ことがあります。術後の左右差が生じるリスクもあり、再調整が必要になるケースもあります。
🦠 タレ目形成に関するリスク
タレ目形成では、下まぶたの引き下げすぎによって白目が多く見えすぎる(三白眼になる)リスクがあります。また、下まぶたの位置が不安定になったり、後戻りが起きたりすることもあります。下まぶたは上まぶたよりも皮膚が薄く繊細なため、より慎重な技術が求められます。
👴 共通するリスクについて
どの施術にも共通するリスクとして、感染症・アレルギー反応・麻酔に対する反応・内出血・腫れ・痛みなどがあります。また、期待した仕上がりにならない場合や、左右差が生じる場合もゼロではありません。修正手術が必要になることもあるため、アフターフォローが充実しているクリニックを選ぶことが重要です。
持病がある方(例えば甲状腺疾患、糖尿病、血液凝固障害など)は、施術の安全性に影響することがあります。カウンセリングの際に、服用中の薬や持病についてきちんと医師に伝えることが必須です。
Q. 目の整形後のダウンタイムはどれくらいかかる?
施術の種類によって異なる。埋没法は腫れのピークが術後1〜2日で、1〜2週間程度で落ち着くことが多い。切開法や眼瞼下垂手術・タレ目形成では腫れや内出血が強く出やすく、日常生活への復帰まで1〜2週間、完全な仕上がりの安定には3〜6か月程度を要する場合がある。
💡 施術を選ぶ際のポイントと医師への相談
目を大きくする整形には多くの選択肢がありますが、自分に最も適した施術を選ぶためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。
🔸 自分の悩みを言語化する
まず、自分が目のどの部分に悩んでいるのかを整理しましょう。「二重にしたい」「目を横に長くしたい」「まぶたが重く目が開きにくい」「丸い目にしたい」など、具体的な悩みや理想のイメージを言葉にしてみてください。憧れの芸能人や参考にしたい目元の画像を持参すると、医師とのコミュニケーションがスムーズになります。
💧 カウンセリングを大切にする

整形を検討する際、カウンセリングは非常に重要なステップです。信頼できる医師は、患者さんの悩みをしっかりと聞き、目の形・まぶたの状態・顔全体のバランスを診察したうえで、適切な施術を提案してくれます。「この施術を絶対にやってください」と最初から強引に勧めるような対応は注意が必要です。
カウンセリングでは、施術の詳細な説明(術式・使用する器具・麻酔の方法など)、ダウンタイムの期間と過ごし方、費用の内訳、術後のフォロー体制などについても確認しましょう。疑問点は遠慮せず質問することが大切です。
✨ クリニックと医師を慎重に選ぶ
目の整形は繊細な技術を要する施術です。眼科や形成外科の知識を持った医師が担当するクリニックを選ぶことが安心につながります。症例数が多く、実績のある医師を選ぶことで、リスクを最小限に抑えることができます。また、術後の修正対応やアフターフォローが整っているかどうかも、クリニック選びの重要な基準です。
費用だけで判断するのは避けましょう。安価な施術が必ずしも質の低いものとは限りませんが、極端に低価格な施術はリスクが高い場合もあります。費用対効果や安全性のバランスを考慮したうえで選択してください。
📌 複数のクリニックでの相談も有効
一つのクリニックだけで決めるのではなく、複数のクリニックでカウンセリングを受け、医師の考え方や提案内容を比較することも選択肢を広げるうえで有効です。セカンドオピニオンを求めることは、より慎重に判断するための正当な行動です。
✨ 術後のダウンタイムとケアについて
どの施術を選んだとしても、術後のダウンタイム(回復期間)とケアの方法を事前に把握しておくことはとても大切です。ダウンタイム中の過ごし方が仕上がりに影響することもあります。
▶️ 主な施術別のダウンタイムの目安
埋没法は比較的ダウンタイムが短く、腫れのピークは施術翌日〜2日目で、1〜2週間程度で大きな腫れは落ち着いてくることが多いです。ただし、完全に仕上がりが安定するまでには1〜3か月程度かかります。
切開法では腫れや内出血がより強く出やすく、日常生活に戻れるまで1〜2週間、完全な仕上がりまでには3〜6か月程度かかる場合があります。目頭切開や目尻切開でも、傷口の赤みや腫れが落ち着くまで数週間〜数か月程度を要します。
眼瞼下垂手術や下眼瞼拡大術(タレ目形成)も、腫れ・内出血が生じやすく、落ち着くまでに数週間〜数か月を見ておく必要があります。重要なイベント(結婚式・成人式・就職など)がある方は、逆算して余裕を持って施術を受けるタイミングを計画することを強くおすすめします。
🔹 術後ケアの基本
術後のケアとして、多くの場合に共通して気をつけるべきポイントがいくつかあります。まず、術後しばらくは患部への刺激を避けることが重要です。目をこすったり、強く押したりすることは避けてください。
腫れを最小限にするために、術後24〜48時間程度は患部を冷やすことが推奨されることが多いです(医師の指示に従ってください)。入浴や激しい運動は、血行が促進されて腫れが増悪するリスクがあるため、術後しばらくは控えるよう指示されることが一般的です。アルコールの摂取も同様に控えるよう指導されることがあります。
メイクについては、患部(切開線・傷口周辺)へのメイクは傷の治りに影響するため、医師の許可が出るまで避けてください。アイメイク(アイシャドウ・アイライナーなど)が解禁になるタイミングは、施術の種類によって異なります。
コンタクトレンズについても、術後一定期間は使用を控えるよう指示されるのが一般的です。特に眼瞼下垂手術後はまぶたへの負担が増えるため、術後のコンタクト使用には注意が必要です。
📍 術後の経過観察と受診
施術後は、クリニックの指定する日程での経過観察の受診(術後検診)が設けられることがほとんどです。腫れの引き方・傷の治癒具合・仕上がりの確認を行い、問題があれば早期に対応してもらえます。
術後に気になる症状(強い痛み・高熱・激しい腫れ・視力の変化・目の充血が続くなど)が現れた場合は、指定の受診日を待たずにすぐにクリニックに連絡・受診することが必要です。こうした緊急時に対応してくれるクリニックを選ぶことが、安全な整形への第一条件です。
💫 生活スタイルに合わせた計画を立てる
仕事や学業・家庭の事情などによって、ダウンタイム中の過ごし方は人それぞれです。術後に人目に触れる機会が多い職種の方や、子育て中で安静にしにくい環境の方などは、ダウンタイムが比較的短い埋没法などから始めるという選択肢もあります。自分の生活スタイルやスケジュールを考慮したうえで、施術の種類とタイミングを計画することが大切です。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「目を大きくしたい」というご要望でご来院される方の多くが、実際には眼瞼下垂や蒙古ひだなど、複数の要因が重なっているケースを経験しており、一つの施術だけでなく、目の状態や顔全体のバランスを丁寧に診たうえで最適な組み合わせをご提案することが、自然で満足度の高い仕上がりにつながると考えています。」
📌 よくある質問
主な施術として、二重手術(埋没法・切開法)、目頭切開、目尻切開、眼瞼下垂手術、下眼瞼拡大術(タレ目形成)があります。目の縦幅・横幅・開き具合など、どの要素を改善したいかによって適した施術が異なります。複数の施術を組み合わせるケースもあります。
埋没法は糸でまぶたを留める方法で、ダウンタイムが短く傷跡が残りにくい反面、まぶたの脂肪が多い方はラインが消えやすい場合があります。切開法はまぶたを切開するため持続性が高く、脂肪の多い方にも対応できますが、ダウンタイムが長くなります。ご自身のまぶたの状態に合わせて医師に相談することをおすすめします。
眼瞼下垂の症状の程度や医療機関の方針によっては、保険診療の対象となる場合があります。ただし、美容目的を主とする場合は自由診療となります。「目が開きにくい」「おでこにシワが多い」などの自覚症状がある方は、まずカウンセリングで医師に確認されることをおすすめします。
施術の種類によって異なります。埋没法は腫れのピークが術後1〜2日で、大きな腫れは1〜2週間程度で落ち着きます。切開法や眼瞼下垂手術・タレ目形成では数週間〜数か月かかる場合があります。重要なイベントがある方は、余裕を持ったスケジュールで計画することが大切です。
まず「目のどの部分をどう変えたいか」を明確にすることが大切です。理想の目元の画像などを用意してカウンセリングに臨むと、医師との意思疎通がスムーズになります。アイシークリニックでは、目の状態や顔全体のバランスを丁寧に診察したうえで、最適な施術プランをご提案しています。まずはカウンセリングでご相談ください。
🎯 まとめ
目を大きくする整形には、二重手術(埋没法・切開法)、目頭切開・目尻切開、眼瞼下垂手術、下眼瞼拡大術(タレ目形成)など、さまざまな種類があります。それぞれの施術は、目のどの部分をどのように変えたいかによって選択肢が異なり、単独で行う場合も複数を組み合わせる場合もあります。
大切なのは、自分の目の悩みを明確に把握し、信頼できる医師のもとで丁寧なカウンセリングを受けたうえで施術を選択することです。リスクについても事前にしっかりと理解しておくことが、後悔のない整形への近道となります。
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📚 参考文献
- 日本美容外科学会 – 二重手術(埋没法・切開法)、目頭切開、眼瞼下垂手術、タレ目形成などの美容外科施術の適応・術式・リスクに関する学会指針および情報
- 日本形成外科学会 – 眼瞼下垂の診断基準・手術適応・術後管理など、形成外科的観点からの眼瞼手術に関する専門的情報および患者向けガイダンス
- 厚生労働省 – 美容医療サービスに関する消費者向け注意喚起・医療広告ガイドライン・自由診療における安全管理に関する行政情報
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務