
💡 背中ニキビ、ボディソープを変えるだけで改善できるかもしれません。
洋服で隠れるからと放置していませんか?夏の露出・温泉・プールで突然後悔する前に、今すぐ正しいケアを知っておきましょう。
この記事を読めば、背中ニキビに効くボディソープの選び方・使い方がまるっとわかります。読まないまま間違ったソープを使い続けると、ニキビが悪化・色素沈着が残るリスクも⚠️
「どれを選べばいいか、正直わからない😢」
目次
- 背中ニキビとはどのようなもの?顔ニキビとの違い
- 女性に背中ニキビができやすい原因とは
- ボディソープが背中ニキビに与える影響
- 背中ニキビに向いていないボディソープの特徴
- 背中ニキビにおすすめのボディソープの選び方
- ボディソープの洗い方・使い方のポイント
- ボディソープ以外に取り組みたい背中ニキビ対策
- 背中ニキビが改善しないときはクリニックへ
- まとめ
この記事のポイント
背中ニキビにはアミノ酸系界面活性剤・抗菌成分(IPMP)配合でノンコメドジェニックテスト済みのボディソープが有効。泡立て・優しく洗う・保湿の徹底が重要で、改善しない場合はアイシークリニックへの相談を推奨。
💡 背中ニキビとはどのようなもの?顔ニキビとの違い
背中ニキビは、顔ニキビと同様にアクネ菌(Cutibacterium acnes)の増殖が関わる皮膚トラブルのひとつです。毛穴に皮脂や角質が詰まることで毛穴が塞がれ、そこにアクネ菌が繁殖して炎症を起こすという仕組みは顔ニキビと共通しています。しかし、背中と顔では皮膚の状態や環境が大きく異なるため、ケアのアプローチも変わってきます。
顔の皮膚は薄く、皮脂腺の密度が高い一方で、日常的にスキンケアを行う人が多いため、ある程度のケアが行き届いています。これに対して背中は皮膚が厚く、皮脂腺の数は顔に次いで多いにもかかわらず、日常的なケアが後回しになりやすい部位です。しかも背中は自分では見えにくく、手が届きにくいため、洗い残しが起きやすい場所でもあります。
また、背中は衣服で覆われていることが多く、蒸れやすい環境にあります。摩擦も起きやすく、皮膚への刺激が蓄積されやすい部位です。こうした特徴から、背中ニキビは顔ニキビよりもしつこく、広範囲にわたって繰り返しやすいとも言われています。
ニキビの種類としては、白ニキビ(閉鎖面皰)、黒ニキビ(開放面皰)、赤ニキビ(丘疹)、黄ニキビ(膿疱)、紫ニキビ(囊腫)などがありますが、背中では赤く炎症を起こした状態や、複数のニキビが集まった状態になることが多く、悪化すると色素沈着やニキビ跡が残りやすい傾向があります。
Q. 背中ニキビが顔ニキビより治りにくい理由は?
背中は皮膚が厚く皮脂腺が多いにもかかわらず、衣服による蒸れや摩擦が絶えず生じやすい環境にあります。また自分では見えにくく手が届きにくいため洗い残しが起こりやすく、アクネ菌が繁殖しやすい状態が続くことで、顔ニキビよりしつこく広範囲に繰り返す傾向があります。
📌 女性に背中ニキビができやすい原因とは
背中ニキビの原因は一つではなく、複数の要因が絡み合って起きることがほとんどです。女性の場合、特に関係しやすい原因をひとつずつ見ていきましょう。
✅ ホルモンバランスの乱れ
女性の体は月経周期に合わせてホルモンバランスが変動します。特に月経前は黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が増え、皮脂の分泌が促進されます。この時期に背中ニキビが増えたり悪化したりすると感じる女性は多く、ホルモンバランスの影響は無視できません。また、ストレスや睡眠不足、不規則な生活もホルモンバランスを乱す要因となり、皮脂分泌のコントロールが難しくなります。
📝 皮脂の過剰分泌
背中は皮脂腺が密集しているため、皮脂の分泌量が多い部位のひとつです。食生活の乱れ、特に脂質や糖質の多い食事が続くと皮脂分泌が増え、毛穴詰まりのリスクが高まります。また、代謝が低下していると余分な皮脂や老廃物が排出されにくくなり、毛穴内に蓄積しやすくなります。
🔸 シャンプーやトリートメントの流しが不十分
女性は男性に比べて髪が長い傾向があり、シャンプーやコンディショナー、トリートメントが背中に流れやすい状況にあります。これらの製品に含まれる油分や界面活性剤が背中の毛穴に入り込むと、詰まりを引き起こすことがあります。洗髪後に十分に洗い流しても、背中に成分が残りやすいのが女性特有の悩みです。
⚡ 衣服による摩擦・蒸れ
ブラジャーのストラップやリュックサックのベルトなど、背中に当たる衣類や持ち物との摩擦は皮膚への刺激になります。摩擦によって皮膚のバリア機能が損なわれ、アクネ菌が繁殖しやすい環境が生まれます。また、汗をかいたまま長時間過ごすと蒸れが起き、雑菌が繁殖しやすくなります。
🌟 ボディソープの刺激や成分による影響
毎日使うボディソープが肌に合っていない場合も、背中ニキビの原因や悪化要因になります。洗浄力が強すぎるボディソープは必要な皮脂まで落としてしまい、肌のバリア機能を低下させます。一方で保湿成分が多すぎるものは毛穴を詰まらせることがあります。自分の肌質や背中の状態に合ったボディソープを選ぶことが重要です。
💬 睡眠不足・ストレス
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、肌の再生や修復に欠かせない役割を担っています。睡眠不足が続くと肌のターンオーバーが乱れ、古い角質が毛穴に蓄積しやすくなります。ストレスも自律神経のバランスを崩し、皮脂分泌を増やす方向に働くため、精神的な負担が続くと背中ニキビが増えることがあります。
✨ ボディソープが背中ニキビに与える影響
背中ニキビのケアにおいて、毎日使うボディソープの影響は決して小さくありません。正しいボディソープを選ぶことで、毛穴詰まりの予防や肌のバリア機能の維持につながります。
ボディソープの主な役割は、体の汚れ(皮脂、汗、古い角質、ほこりなど)を落とすことです。しかし洗浄力が強すぎると、必要な皮脂まで洗い流してしまい、肌が乾燥してしまいます。肌が乾燥すると、それを補おうと逆に皮脂が過剰に分泌され、毛穴詰まりを悪化させる悪循環に陥ることがあります。
また、ボディソープに含まれる界面活性剤の種類によって、肌への刺激が異なります。石油系の合成界面活性剤は洗浄力が高い反面、肌への刺激も強くなりやすいため、敏感な肌や炎症を起こしているニキビ肌には不向きなことがあります。アミノ酸系の界面活性剤は肌への刺激が比較的マイルドで、ニキビ肌にも使いやすいとされています。
さらに、ボディソープに含まれる油分(エモリエント成分)が多すぎると、洗い流しきれなかった油分が毛穴に残り、詰まりの原因になることもあります。香料や着色料などの添加物も敏感な肌には刺激になることがあるため、成分表を確認する習慣をつけることが大切です。
Q. 背中ニキビ向けボディソープに必要な成分は?
背中ニキビには、肌への刺激が穏やかなアミノ酸系界面活性剤(ラウロイルグルタミン酸Naなど)を主成分とし、アクネ菌の増殖を抑えるイソプロピルメチルフェノール(IPMP)配合のボディソープが有効です。加えて「ノンコメドジェニックテスト済み」「無香料・低刺激」の表示を選ぶ目安にすることが推奨されます。
🔍 背中ニキビに向いていないボディソープの特徴
まず、避けたほうがよいボディソープの特徴を知っておくことで、選択の失敗を防ぐことができます。以下に挙げる特徴に当てはまるものは、背中ニキビがある人や出やすい人には向いていない可能性があります。
✅ 強すぎる洗浄力のもの
「ガッチリ洗える」「皮脂をしっかり落とす」などを売りにした製品の中には、必要以上に強い洗浄力を持つものがあります。石油系界面活性剤(ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Naなど)が主成分のものは特に洗浄力が強く、ニキビ肌の方には刺激になることがあります。短期間で皮脂を落とせるように感じても、肌のバリア機能を傷めてしまう可能性があります。
📝 高い保湿・油分成分を多く含むもの
オイルリッチな処方のボディソープや、クリームタイプのもので油分が多い製品は、毛穴を詰まらせやすい場合があります。保湿を重視した製品でも、ニキビ肌向けに設計されていないものは、かえって毛穴トラブルを招くことがあります。
🔸 香料・着色料・防腐剤が多いもの
合成香料や合成着色料は肌への刺激になることがあり、炎症を起こしているニキビ肌では余計に悪化させてしまうことがあります。パラベンなどの防腐剤も敏感な肌には刺激になる場合があるため、成分表で確認するようにしましょう。
⚡ ノンコメドジェニックテスト未実施のもの
「ノンコメドジェニック」とは、毛穴を塞ぎにくい(コメドができにくい)という意味で、ニキビの元になりにくい処方の製品に付与されます。ニキビに悩む方は「ノンコメドジェニックテスト済み」と記載された製品を選ぶのがおすすめです。

💪 背中ニキビにおすすめのボディソープの選び方
では、背中ニキビに悩む女性はどのようなポイントでボディソープを選べばよいのでしょうか。ポイントを一つひとつ解説します。
🌟 アミノ酸系界面活性剤を使ったものを選ぶ
アミノ酸系の界面活性剤は、石油系のものと比べて肌への刺激が穏やかで、肌本来のうるおいを保ちながら汚れを落とせる洗浄成分です。成分表示では「ラウロイルグルタミン酸Na」「コカミドプロピルベタイン」「ラウロイルメチルアラニンNa」などがアミノ酸系の代表的な成分として挙げられます。これらが主成分として配合されているボディソープは、ニキビ肌にも比較的使いやすいとされています。
💬 殺菌・抗菌成分が入ったものを活用する
アクネ菌の増殖を抑える成分として知られる「イソプロピルメチルフェノール(IPMP)」が配合されたボディソープは、ニキビ予防の観点から有効とされています。市販のニキビ用ボディソープにはこの成分が入っているものが多く、背中ニキビに悩む方には一つの選択肢になります。ただし、肌が乾燥しやすい方は合わせて保湿ケアを忘れないようにしましょう。
また、「サリチル酸」は毛穴の角質を柔らかくして詰まりを防ぐ効果が期待できる成分です。低濃度配合のボディソープに使われており、ターンオーバーを整える目的で使用されることがあります。
✅ ノンコメドジェニックテスト済みのものを選ぶ
前述のとおり、ノンコメドジェニックテスト済みの表示がある製品は、毛穴を詰まらせにくいことが確認されています。ニキビができやすい体質の方や、現在すでに背中ニキビがある方は、この表示を参考に選ぶと安心です。
📝 無香料・無着色・低刺激処方のものを選ぶ
肌が敏感になっているときや、炎症を起こしているニキビがある場合は、香料や着色料による余分な刺激を避けることが大切です。「無香料」「無着色」「低刺激処方」「アレルギーテスト済み」などの表示を確認して選びましょう。ただし、これらはすべての人にアレルギーが起きないことを保証するものではないため、使い始めはパッチテストを行うと安心です。
🔸 適度な保湿成分が配合されているものを選ぶ
背中ニキビがあると「油分は禁物」と思いがちですが、肌の乾燥は皮脂の過剰分泌を招くため、適度な保湿は必要です。セラミド、ヒアルロン酸、グリセリンなど、肌に必要なうるおいを補う成分が適度に配合されているボディソープは、洗い上がりのつっぱり感を防ぎながら、ニキビケアとの両立が期待できます。ただし、油分が過剰なタイプは避けるようにしましょう。
⚡ pH(ペーハー)が弱酸性のものを選ぶ
健康な肌はpH4.5〜6.0程度の弱酸性を保っており、この環境がアクネ菌などの雑菌の繁殖を抑えるバリアの役割を担っています。アルカリ性の石けんはこのバランスを崩すことがありますが、弱酸性のボディソープを使うと洗浄後も肌のpHバランスが保たれやすくなります。「弱酸性」と記載されたボディソープを選ぶことも、ニキビ予防の観点から有効です。
Q. 背中ニキビを悪化させない正しい洗い方は?
まずシャンプーやトリートメントを先に洗い流してから体を洗う順番が重要です。ボディソープはよく泡立て、ナイロンタオルでこすらず手で優しく洗いましょう。38〜40℃程度のぬるめのシャワーで泡をしっかり洗い流し、入浴後は速やかに保湿ケアを行うことが背中ニキビの悪化防止につながります。
🎯 ボディソープの洗い方・使い方のポイント
良いボディソープを選んでも、使い方が間違っていると効果が半減してしまいます。背中ニキビのケアにおいて、洗い方のポイントを正しく実践することが重要です。
🌟 シャンプー・トリートメントは先に流す
女性の場合、シャンプーやコンディショナー、トリートメントの成分が背中に流れ落ちて残ることがニキビの一因になることがあります。そのため、体を洗う前に髪のケアを済ませて、シャワーでしっかり流してから体を洗う順番にすると、背中への影響を減らすことができます。洗い上がりは再度背中をシャワーで流すことも効果的です。
💬 ぬるめのシャワーで優しく流す
熱いお湯は皮膚の天然保湿因子(NMF)を洗い流してしまい、肌の乾燥を招きます。38〜40℃程度のぬるめのシャワーで洗い流すのが肌への負担を少なくするうえで適切です。また、シャワーの水圧が強すぎると肌への刺激になることがあるため、優しく当てるようにしましょう。
✅ 泡立てて手で優しく洗う
ボディブラシやナイロンタオルでゴシゴシと洗うのは、ニキビのある背中には厳禁です。摩擦によって炎症が悪化し、ニキビが広がる原因になります。ボディソープはしっかりと泡立て、泡を皮膚に乗せるように手でやさしく洗うのが基本です。背中は手が届きにくい場合は、柔らかい素材のボディウォッシュグローブや、柔らかいシルク素材のタオルを使うと良いでしょう。
📝 泡をしっかり洗い流す
洗い流しが不十分だと、ボディソープの成分が毛穴に残って詰まりの原因になります。特に背中は見えにくく、洗い残しが起きやすい部位です。シャワーを使って丁寧に流すようにしましょう。鏡を活用したり、シャワーヘッドを背中に向けてしっかり流したりする工夫も取り入れてください。
🔸 入浴後は丁寧な保湿を

洗浄後は肌が乾燥しやすい状態になっています。入浴直後に保湿剤(ボディローションやボディクリームなど)を塗って、肌の水分を逃さないようにすることが大切です。ただし、油分が多すぎる保湿剤は毛穴詰まりの原因になることがあるため、さっぱりしたテクスチャーのものや、ニキビ肌向けのものを選ぶと安心です。
⚡ 毎日洗いすぎないようにする
清潔にしなければと思うあまり、1日に何度もボディソープで洗ったり、毎回しっかりゴシゴシ洗ったりしていると、肌のバリア機能が傷ついてしまいます。基本的には1日1回(運動後や大量に汗をかいた場合はもう1回)の洗浄で十分です。過剰な洗浄は逆効果になることを覚えておきましょう。
💡 ボディソープ以外に取り組みたい背中ニキビ対策
ボディソープを見直すことはとても大切ですが、それだけで背中ニキビが完全に解消するわけではありません。生活習慣全体を見直すことで、より効果的な改善が期待できます。
🌟 食生活の見直し
脂質や糖質の過剰摂取は皮脂の分泌を増やし、ニキビを悪化させる可能性があります。揚げ物やファストフード、甘いお菓子や清涼飲料水の摂取を控え、ビタミンB2・B6(皮脂分泌のコントロールに関与)、ビタミンA・C・E(抗酸化作用や皮膚の健康維持に関与)、食物繊維(腸内環境の改善)を意識して摂るようにしましょう。ナッツ類、緑黄色野菜、魚類、大豆製品などを積極的に取り入れることが勧められます。
💬 十分な睡眠をとる
成長ホルモンは主に入眠後の深い睡眠中に多く分泌され、肌の修復や再生を助けます。成人では7〜8時間程度の睡眠が理想とされており、睡眠の質を上げることも肌のターンオーバーを整えるうえで重要です。就寝前のスマートフォンやブルーライトの使用を控え、規則正しい睡眠習慣を心がけましょう。
✅ 汗をかいたらこまめにケアする
夏場や運動後など、大量に汗をかいた場合はそのまま放置しないことが大切です。汗は皮脂と混ざると酸化して毛穴詰まりの原因になるほか、蒸れた状態はアクネ菌の繁殖しやすい環境を作ります。汗をかいた後はシャワーで洗い流すか、難しい場合は清潔なタオルで拭き取るだけでも効果があります。
📝 衣類の素材・洗濯に気をつける
化学繊維の衣類は通気性が低く、背中が蒸れやすい傾向があります。綿や麻などの天然素材は通気性が高く、肌への摩擦も少なくなりがちです。また、衣類の洗剤や柔軟剤の残留成分が肌に影響することもあるため、すすぎをしっかり行い、刺激の少ない洗剤を使うことも検討してみましょう。
🔸 ストレスをためない
精神的なストレスは自律神経やホルモンバランスを乱し、皮脂の過剰分泌につながります。適度な運動、好きなことでリラックスする時間を設ける、深呼吸や瞑想など、自分に合ったストレス発散法を取り入れることが、肌の健康を維持するうえでも重要です。
⚡ 下着・ブラジャーの見直し
ブラジャーのストラップが当たる部分にニキビができやすい場合は、ストラップのデザインや素材が影響している可能性があります。できるだけ肌に当たる面積が少なく、柔らかい素材のものを選ぶか、背中が空いているデザインのものを活用するのも一つの方法です。また、同じ下着を長時間使い続けると雑菌が増えるため、毎日取り替えることが基本です。
Q. セルフケアで背中ニキビが改善しない場合は?
ボディソープや生活習慣を見直してもなかなか改善しない場合は、皮膚科や美容クリニックへの相談が重要です。アイシークリニックでは、アダパレンなどの外用薬やケミカルピーリング、光治療など、一人ひとりの肌質・生活環境に合わせた治療をご提案しています。色素沈着やニキビ跡が残る前に、早めにご相談されることをおすすめします。
📌 背中ニキビが改善しないときはクリニックへ
ボディソープを変えて洗い方を工夫し、生活習慣も整えてみたけれどなかなか改善しない、という場合は、皮膚科や美容クリニックへの相談を検討してみましょう。背中ニキビが長引くと、色素沈着や凸凹のニキビ跡が残るリスクが高まるため、早めに適切な治療を受けることが重要です。
医療機関では、症状の程度や原因に合わせた治療が選択されます。炎症が強い場合は抗菌薬の内服や外用薬が処方されることがあります。毛穴詰まりが原因の場合は、ビタミンA誘導体であるレチノイドを含む外用薬(アダパレンなど)が有効なことがあります。また、皮脂分泌のコントロールや炎症の抑制を目的としたホルモン療法が検討されることもあります。
美容クリニックでは、ケミカルピーリングやレーザー治療、光治療(IPLなど)など、肌の状態に合わせたアプローチが選択肢として用意されています。ケミカルピーリングはサリチル酸やグリコール酸などを使って毛穴の詰まりを取り除き、ターンオーバーを促進する治療です。光治療(フォトフェイシャルなど)はアクネ菌を殺菌し、炎症を抑える効果が期待できます。ニキビ跡に対しては、フラクショナルレーザーや点滴療法など、専門的なアプローチが行われることもあります。
アイシークリニック池袋院では、背中ニキビの状態を丁寧に診察したうえで、一人ひとりの肌質や生活環境に合った治療やケアのアドバイスを提供しています。自己流のケアに限界を感じている方や、ニキビ跡まで気になってきた方は、ぜひ一度ご相談ください。専門家のサポートを受けることで、より早く確実な改善が目指せます。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、背中ニキビのご相談で来院される女性患者様の多くが、ボディソープの選び方や洗い方を見直すだけでなく、シャンプー・トリートメントの流し残しや衣類による摩擦といった日常習慣の複合的な影響を受けていることが少なくありません。セルフケアで改善が見られない場合でも、アダパレンなどの外用薬やケミカルピーリングといった医療的アプローチによって症状が大きく改善するケースも多いため、ニキビ跡が残る前にお早めにご相談いただくことをおすすめしています。一人ひとりの肌質や生活環境に合わせた治療計画をご提案しますので、どうぞ遠慮なくお気軽にご来院ください。」
✨ よくある質問
仕組みは同じですが、背中は皮膚が厚く皮脂腺が多いうえ、衣服による蒸れや摩擦が起きやすい環境にあります。また自分では見えにくく手が届きにくいため洗い残しが生じやすく、顔ニキビよりしつこく広範囲に繰り返しやすい傾向があります。
アミノ酸系界面活性剤(ラウロイルグルタミン酸Naなど)を主成分とし、アクネ菌の増殖を抑えるイソプロピルメチルフェノール(IPMP)や、毛穴詰まりを防ぐサリチル酸が配合されたものがおすすめです。加えて「ノンコメドジェニックテスト済み」「無香料・低刺激」の表示も選ぶ際の目安になります。
まずシャンプーやトリートメントを先に済ませてしっかり流し、その後に体を洗う順番がおすすめです。ボディソープはよく泡立て、ナイロンタオルでこすらず手で優しく洗いましょう。38〜40℃程度のぬるめのシャワーで十分に洗い流し、入浴後は速やかに保湿ケアを行うことが大切です。
セルフケアで改善が見られない場合は、皮膚科や美容クリニックへの相談をおすすめします。アイシークリニックでは、アダパレンなどの外用薬やケミカルピーリング、光治療など、お一人おひとりの肌質・生活環境に合わせた治療をご提案しています。ニキビ跡が残る前に早めにご相談ください。
脂質・糖質の多い食事、睡眠不足、ストレスの蓄積は皮脂分泌を増やしニキビを悪化させます。また汗をかいたまま放置する、通気性の低い化学繊維の衣類を着続ける、ブラジャーのストラップによる摩擦なども原因になります。こうした生活習慣を見直すことが、ボディソープのケアと並行して重要です。
🔍 まとめ
背中ニキビは、毛穴への皮脂・角質の詰まりとアクネ菌の繁殖によって起こるものですが、女性の場合はホルモンバランスの変動、シャンプーの流し残し、衣類による摩擦・蒸れなど、さまざまな要因が重なることで起きやすくなります。毎日のボディソープ選びはその中でも日常的に取り組みやすいポイントのひとつで、アミノ酸系界面活性剤を使用したもの、抗菌成分配合のもの、ノンコメドジェニックテスト済みのもの、無香料・低刺激のものなどを選ぶことで、背中ニキビの改善や予防につながります。
ボディソープを選んだだけで満足せず、泡立てて優しく洗う、シャンプーの流し残しに注意する、洗浄後はしっかり保湿するといった正しい使い方も同様に大切です。さらに、食生活・睡眠・ストレス管理・衣類の見直しといった生活習慣の改善も並行して進めることで、相乗的な効果が期待できます。
それでも改善が見られない場合や、炎症が強い・広範囲にわたる・ニキビ跡が残っているなどの場合は、自己ケアだけで解決しようとせず、皮膚科や美容クリニックで専門的な診察と治療を受けることをおすすめします。背中ニキビは適切なケアと治療によって改善できる肌トラブルです。焦らず、正しいアプローチで向き合っていきましょう。
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- ニキビができにくい食べ物とは?肌荒れを防ぐ食事の選び方を解説
📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 日本皮膚科学会によるざ瘡(ニキビ)の診療ガイドラインに関する情報。アクネ菌の増殖メカニズム、面皰・炎症性皮疹の分類、アダパレンなどの外用薬治療の根拠として参照。
- PubMed – ニキビ(尋常性ざ瘡)と界面活性剤・スキンバリア機能に関する国際的な査読付き研究論文群。アミノ酸系界面活性剤の低刺激性、皮脂分泌とホルモンバランスの関係、サリチル酸・IPMPの抗菌効果に関する科学的根拠として参照。
- 厚生労働省 – 化粧品・医薬部外品の成分表示・効能範囲に関する規制情報。ノンコメドジェニックテスト、殺菌成分(IPMP)やサリチル酸を配合したボディソープの医薬部外品としての位置づけ、成分表示ルールの根拠として参照。
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務