
⚠️ イボが消えない…もしかして尖圭コンジローマ?
放置すると悪化・パートナーへの感染拡大のリスクが高まります。
💬 「病院に行くのが恥ずかしい」「自宅で治せる薬ってあるの?」
そんな疑問、この記事が全部解決します。
尖圭コンジローマは、HPV(ヒトパピローマウイルス)への感染で発症する性感染症。性器や肛門周辺にイボ状の病変が現れます。
✅ 塗り薬で自宅治療できる
✅ 種類・使い方・副作用をわかりやすく解説
✅ 再発を繰り返さないための知識も網羅
🚨 この記事を読まずに市販薬や民間療法に頼ると、症状が長引くだけでなく、気づかぬうちに大切な人に感染させてしまう可能性があります。
💬 こんな不安を抱えていませんか?
👇 すべて、この記事が解決します
目次
- 📌 尖圭コンジローマとはどんな病気か
- 📌 尖圭コンジローマの治療法の全体像
- 📌 尖圭コンジローマに使われる塗り薬の種類
- 📌 イミキモドクリーム(ベセルナクリーム)の特徴と使い方
- 📌 ポドフィロトキシン(コンジリン)の特徴と使い方
- 📌 塗り薬の効果と治癒率について
- 📌 塗り薬の副作用と注意点
- 📌 塗り薬治療に向いている人・向いていない人
- 📌 塗り薬治療中に気をつけたい生活上の注意点
- 📌 再発防止のために知っておくべきこと
- 📌 クリニックを受診するタイミング
- 📌 まとめ
💡 この記事のポイント
尖圭コンジローマの塗り薬治療には、免疫賦活薬のイミキモドクリーム(週3回・最大16週)と細胞毒性薬のポドフィロトキシン(3日塗布・4日休薬を4サイクル)があり、いずれも医師の処方が必要。治癒率は一定程度あるが再発リスクもあるため、医師の指示に従い継続治療が重要。
💡 尖圭コンジローマとはどんな病気か
尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって引き起こされる性感染症です。HPVにはさまざまな型がありますが、尖圭コンジローマを引き起こす主な原因ウイルスはHPV6型とHPV11型とされており、これらは「低リスク型」に分類されます。子宮頸がんなどと関連するHPV16型・18型などの「高リスク型」とは区別されていますが、だからといって放置してよい感染症ではありません。
感染経路は主に性行為(膣性交、肛門性交、口腔性交など)による粘膜同士の接触です。感染後すぐに症状が現れるわけではなく、潜伏期間は平均で3週間から8ヶ月程度とされており、場合によっては1年以上経過してから発症することもあります。潜伏期間中は自覚症状がないため、知らないうちにパートナーへ感染を広げてしまうことも珍しくありません。
症状としては、性器や肛門周辺、会陰部などにイボ状のできもの(疣贅)が現れます。イボの形はさまざまで、カリフラワー状・鶏のとさか状・平坦状など個人差があります。色は白っぽいものからピンク色、褐色のものまであり、大きさも数ミリから数センチ程度まで幅があります。痛みやかゆみを伴うこともありますが、症状がほとんどない場合も多く、自分では気づかずにいることもあります。
女性の場合は外陰部・腟・子宮頸部・肛門周囲に、男性の場合は亀頭・包皮・冠状溝・陰茎・陰嚢・肛門周囲などに病変が生じることが多いです。口腔内や咽頭に発症するケースも報告されています。
Q. 尖圭コンジローマの原因ウイルスと感染経路は?
尖圭コンジローマは、主にHPV6型・11型(低リスク型)への感染が原因で発症する性感染症です。感染経路は膣性交・肛門性交・口腔性交などによる粘膜接触が中心で、潜伏期間は平均3週間〜8ヶ月と長く、症状がないまま無自覚にパートナーへ感染を広げることがあります。
📌 尖圭コンジローマの治療法の全体像
尖圭コンジローマは、残念ながら一度感染すると体内のウイルスを完全に除去することは現時点では難しいとされています。治療の目的は、病変(イボ)を取り除き、見た目の改善と感染リスクの低減を図ることです。
治療法は大きく分けて、外科的・物理的な治療と薬物療法の二つに分類されます。外科的・物理的な治療としては、液体窒素を用いた冷凍凝固療法、電気焼灼術(電気メスによる焼き取り)、炭酸ガスレーザーによる焼灼、外科的な切除術などがあります。これらはクリニックや病院で施術を受ける必要があります。
一方、薬物療法の中心となるのが「塗り薬(外用薬)」です。塗り薬は、自宅で患部に塗布できるという利便性の高さから、患者さんにとっても取り組みやすい治療法の一つです。ただし、外科的治療と比べると効果が現れるまでに時間がかかる場合もあり、病変の大きさや部位、状態によっては適していないこともあります。
実際の治療では、一つの方法だけでなく、複数の治療法を組み合わせることも少なくありません。たとえば、液体窒素による冷凍凝固療法で病変を物理的に除去しながら、並行して塗り薬でウイルスに対する免疫応答を高めるといったアプローチが取られることもあります。どの治療法が適切かは、病変の状態や患者さんの体質・希望などを踏まえて医師が判断します。
✨ 尖圭コンジローマに使われる塗り薬の種類
尖圭コンジローマの治療に使われる主な塗り薬(外用薬)は、大きく分けて免疫賦活薬と細胞毒性薬の二種類があります。日本国内で承認・使用されているものを中心に紹介します。
一つ目は、イミキモドを有効成分とする外用免疫賦活薬です。日本では「ベセルナクリーム5%」という製品名で知られています。自己免疫応答を活性化させることでHPVに感染した細胞を排除する働きがあり、現在の標準的な治療薬の一つです。
二つ目は、ポドフィロトキシンを有効成分とする外用薬です。日本では「コンジリン液0.5%」という製品名で使用されています。ポドフィロトキシンは細胞分裂を阻害することで、イボの組織を破壊する効果があります。
これらの塗り薬はいずれも医療機関での処方が必要であり、市販薬として購入することはできません。自己判断で市販のイボ治療薬を使用するのは症状を悪化させる可能性もあるため、まずは医師の診断を受けることが大切です。
Q. ベセルナクリームの正しい使い方と治療期間は?
ベセルナクリーム(イミキモド5%)は、就寝前に患部を洗浄・乾燥させた後、適量を週3回塗布し翌朝(約6〜10時間後)に洗い流す方法で使用します。最長16週間継続するのが目安で、効果が現れるまで数週間〜数ヶ月かかる場合があるため、自己判断で中断せず医師の指示に従うことが重要です。
🔍 イミキモドクリーム(ベセルナクリーム)の特徴と使い方
イミキモドを成分とするベセルナクリームは、尖圭コンジローマ治療の外用薬として日本でも広く使用されています。この薬は、病変を物理的に破壊するのではなく、免疫系を活性化させてウイルスに感染した細胞を自然に排除するよう促すという、ユニークな作用機序を持っています。
具体的には、イミキモドがToll様受容体(TLR)というタンパク質に作用することで、インターフェロンやサイトカインなどの免疫物質の産生を促します。これにより、HPVに感染した細胞に対する免疫反応が高まり、病変の縮小・消失が促されます。
使用方法は以下のとおりです。まず就寝前に患部を石けんと水でよく洗浄・乾燥させてから、適量のクリームを指先または綿棒で患部に薄く塗布します。塗布後はそのまま就寝し、翌朝(塗布後約6〜10時間後)に石けんと水で洗い流します。これを週3回(1日おき程度)繰り返します。1回で使用するクリームの量は1袋(250mg)が目安とされています。
治療期間は最長16週間とされており、継続的な使用によって徐々に病変が縮小・消失していくのが一般的です。ただし、効果が現れ始めるまでには数週間〜数ヶ月程度かかることもあります。
注意が必要な点として、女性の腟内や子宮頸部への使用は一般に推奨されておらず、皮膚に覆われていない粘膜部分への使用にも注意が必要です。また、塗布した部位をラップなどで密封してはいけません。密封すると薬の吸収が過剰になり、副作用が強く出る可能性があります。
妊娠中や授乳中の使用については、安全性が確立されていないため、医師とよく相談した上で判断する必要があります。自己判断で使用を継続・中断することは避け、必ず医師の指示に従って使用してください。
💪 ポドフィロトキシン(コンジリン)の特徴と使い方
ポドフィロトキシンを有効成分とするコンジリン液は、細胞分裂を阻害する作用(抗有糸分裂作用)を利用してイボの組織を破壊する外用薬です。もともとはミヤオソウという植物から抽出された成分であり、古くから尖圭コンジローマの治療に用いられてきた薬です。
使用方法は、専用のアプリケーターや綿棒を使って病変部に薬液を塗布します。塗布は1日2回(朝・晩)を3日間連続で行い、その後4日間は使用を休みます。この7日間(塗布3日+休薬4日)を1サイクルとして、最大4サイクルまで繰り返すことが一般的です。
ポドフィロトキシンは組織を破壊する作用が強いため、健康な皮膚や粘膜への接触を最小限に抑えることが非常に重要です。患部以外に薬液がついてしまった場合は、すぐに水で洗い流してください。また、広範囲への塗布や大量使用は全身への吸収量が増えて副作用のリスクが高まるため、医師の指示に従って適切な量を使用することが必要です。
ポドフィロトキシンは妊婦への使用は禁忌とされています。これは動物実験において催奇形性(胎児への悪影響)が認められているためです。妊娠中または妊娠の可能性がある方は、必ず医師に申し出てください。
また、ポドフィロトキシンは腟内・子宮頸部・肛門内部などの粘膜部分への使用は避けるべきとされています。皮膚のイボには比較的使用しやすい薬ですが、使用部位には制限があることを理解しておく必要があります。
🎯 塗り薬の効果と治癒率について
塗り薬による尖圭コンジローマの治療効果については、複数の臨床試験のデータが報告されています。ただし、治癒率は患者さんの免疫状態、病変の大きさや数、使用期間、薬の種類などによって大きく異なります。
イミキモドクリーム(ベセルナクリーム)については、臨床試験のデータによると、女性では約72〜84%、男性では約33〜72%の患者で病変の完全消失が得られたと報告されています。女性の方が効果が高い傾向があるのは、皮膚の性状や免疫反応の違いが関係していると考えられています。また、男性でも包皮が残っている場合(非包茎)と包茎手術を受けている場合とでは効果に差が出ることがあります。
ポドフィロトキシン(コンジリン)については、臨床試験のデータでは約45〜83%の患者で病変の消失が報告されています。効果が現れるまでの期間はイミキモドよりも比較的早い傾向があり、数週間以内に変化が見られることもあります。
どちらの薬も、一定の有効性が認められているものの、完全消失に至らないケースや、一度消失した後に再発するケースも少なくありません。再発率については、尖圭コンジローマ全般として治療後1年以内に20〜30%程度の再発が見られるという報告があります。これはウイルスが完全に排除されるわけではなく、体内に潜在していることが一因と考えられています。
塗り薬の効果が不十分な場合や再発を繰り返す場合には、液体窒素による冷凍凝固療法や炭酸ガスレーザー、電気焼灼術など、別の治療法への切り替えや併用が検討されます。一つの治療法にこだわらず、担当医と相談しながら柔軟に治療方針を見直すことが大切です。
Q. ポドフィロトキシンの使用方法と禁忌を教えてください
ポドフィロトキシン(コンジリン液0.5%)は、1日2回を3日間塗布し4日間休薬する7日間を1サイクルとして、最大4サイクル繰り返します。健康な皮膚への接触は最小限に抑え、腟内・肛門内部への使用は禁忌です。また催奇形性のリスクから妊婦への使用は禁忌とされており、妊娠の可能性がある場合は必ず医師に申し出てください。

💡 塗り薬の副作用と注意点
尖圭コンジローマの塗り薬は、一定の効果が期待できる一方で、副作用についても十分に理解しておく必要があります。
イミキモドクリームで最も多く見られる副作用は、塗布部位の皮膚反応です。具体的には、発赤(赤み)、腫れ、びらん(皮膚表面がただれた状態)、かゆみ、ヒリヒリとした灼熱感、痛みなどが生じることがあります。これらの皮膚反応は薬が効いているサインでもあるともいわれますが、あまりにも強い反応が出た場合には使用を一時中断する必要があります。重症の皮膚炎症状が続く場合は、必ず医療機関に相談してください。
また、イミキモドは全身性の副作用を引き起こすこともあります。インフルエンザ様症状(発熱、倦怠感、筋肉痛など)が現れることがある点も知っておく必要があります。免疫を活性化する薬であるため、全身の免疫反応に影響を及ぼすことがあるのです。
ポドフィロトキシンの副作用としては、塗布部位の炎症・びらん・潰瘍形成・痛みなどが挙げられます。特に皮膚が薄い部分や粘膜部分では反応が強く出やすい傾向があります。使用量が多すぎたり健康な皮膚に薬液が広がってしまったりすると、副作用が強くなる可能性があるため、使用方法を厳守することが重要です。
両薬剤に共通する注意点として、使用中は患部への刺激を避けることが大切です。かゆみや不快感があっても、患部をかいたり強くこすったりしないようにしましょう。また、使用中の性行為は医師に確認した上で判断してください。コンドームなどに薬剤が付着することで素材が劣化する可能性もあります。
日光過敏性が高まる可能性もあるため、治療中は紫外線への過度な曝露を避けることも推奨されることがあります。
📌 塗り薬治療に向いている人・向いていない人
塗り薬による治療は、すべての患者さんに適しているわけではありません。治療法を選ぶ際には、病変の状態や患者さんの背景、希望などを総合的に考慮する必要があります。
塗り薬治療が比較的向いているとされるのは、まず病変の数が少なく、皮膚の表面にある比較的小さいイボが中心の場合です。自宅で継続的に治療を行う意欲と管理能力がある方、通院が難しい事情がある方にとっても、自己塗布できる外用薬は選択肢として有用です。
また、外科的治療に対して不安や抵抗感がある方や、まずは侵襲性の低い治療から試したいという方にとっても、塗り薬は比較的取り組みやすい選択肢といえます。
一方で、塗り薬治療が向いていない、または慎重に考える必要がある場合もあります。まず、病変の数が非常に多い場合や、広範囲にわたっている場合は、外科的治療の方が効率的なことがあります。また、腟内・子宮頸部・尿道内・肛門内部などの内部粘膜に病変がある場合は、外用薬の使用が難しいため、専門的な処置が必要です。
妊婦の場合は特に注意が必要で、ポドフィロトキシンは禁忌、イミキモドも安全性が確立されていないため使用は原則避けるべきとされています。妊娠中の尖圭コンジローマの治療は、専門医の指導のもとで冷凍凝固療法などの物理的治療が選択されることが多いです。
免疫機能が低下している方(HIV感染者、臓器移植後で免疫抑制剤を使用している方など)は、治療に対する反応が異なることがあり、再発リスクも高くなる傾向があります。このような方は、特に専門医と密に連携しながら治療を進める必要があります。
✨ 塗り薬治療中に気をつけたい生活上の注意点
塗り薬による治療を効果的に進めるためには、薬の使い方だけでなく、日常生活においてもいくつかの点に気をつける必要があります。
まず、清潔の維持についてです。患部を清潔に保つことは治療の基本です。入浴は通常通り行えますが、患部を過度にこすったり、刺激の強い石けんで洗ったりすることは避けましょう。やさしく洗浄し、タオルで軽く押さえるようにして水分を拭き取ってください。
次に、性行為の管理についてです。治療中はパートナーへの感染リスクを最小限にするため、コンドームを使用することが推奨されます。ただし、薬を塗布した直後は特に注意が必要で、コンドームが薬剤によって劣化することもあります。また、感染している可能性がある場合には、パートナーも医療機関で検査を受けることが重要です。
喫煙は免疫機能を低下させ、HPVの排除を妨げる可能性があることが指摘されています。治療中は可能な限り禁煙または節煙を心がけることが望ましいといえます。
規則正しい生活習慣、十分な睡眠、バランスのとれた食事も、免疫機能を維持するために重要です。体の免疫力が高まることで、薬の効果をより発揮しやすくなると考えられます。過度なアルコール摂取や過労は免疫力を低下させるため、注意が必要です。
また、自己判断で塗り薬の使用を中断しないことも大切です。症状が改善してきたと感じても、医師の指示なく治療を途中でやめると再発するリスクが高まります。定期的に通院して経過を確認してもらいながら、医師の指示に従って治療を継続することが重要です。
さらに、精神的なストレスも免疫機能に影響を与えることが知られています。性感染症であることへの精神的な負担は大きいかもしれませんが、適切な治療を行えばコントロールできる疾患であることを理解し、必要であれば医師や専門家に心理的なサポートを求めることも選択肢の一つです。
Q. 尖圭コンジローマ治療後の再発率と予防策は?
尖圭コンジローマは治療で病変が消失しても、体内のHPVが完全排除されないため、治療後1年以内に20〜30%程度の再発が報告されています。再発予防には、コンドームの使用、パートナーへの検査受診の促し、規則正しい生活による免疫維持が有効です。また、HPV6型・11型に予防効果を持つ4価・9価ワクチンの接種も選択肢の一つです。
🔍 再発防止のために知っておくべきこと

尖圭コンジローマは治療によって病変が消失しても、再発することがある疾患です。再発を防ぐために知っておくべき重要な知識があります。
まず、ウイルスの完全排除は難しいという現実を理解することが大切です。HPVは治療によって病変を消失させることができても、ウイルス自体が体内から完全に排除されるわけではありません。体の免疫力が低下したり、何らかのきっかけでウイルスが再活性化したりすると、再発につながる可能性があります。
再発した場合でも、初回と同じ治療法が有効なこともありますが、繰り返し再発する場合には治療方針を変更することが必要になることもあります。再発を確認したら早めに医療機関を受診して適切な対処を受けることが大切です。
性行為の際のコンドーム使用は、再感染や新たな感染を予防するために有効です。ただし、コンドームで覆われていない部分(陰嚢・外陰部・肛門周囲など)はウイルス伝播のリスクが残ることも知っておきましょう。
パートナーへの通知と検査も非常に重要なポイントです。自分が尖圭コンジローマと診断された場合、性的パートナーにもその旨を伝え、検査を受けることを促すことが必要です。パートナーが治療を受けていない場合、治癒後に再感染するリスクがあります。
HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)については、すでに感染したHPV型への治療効果はありませんが、4価ワクチンや9価ワクチンは尖圭コンジローマの原因となるHPV6型・11型に対する予防効果を持っています。まだ感染していない型への予防として、接種を検討する価値があります。特に若年層への接種が推奨されていますが、成人でも効果が期待できる場合があります。ワクチン接種については医師に相談してみましょう。
治療後も定期的に経過観察の通院を続けることが推奨されます。自覚症状がなくても、医師の目で定期的にチェックしてもらうことで、再発を早期に発見・対処することが可能になります。
💪 クリニックを受診するタイミング
尖圭コンジローマが疑われる症状に気づいたとき、あるいはすでに治療中であっても、以下のような場合には速やかに医療機関を受診することが大切です。
まず、性器や肛門周辺に新しいイボ状のできものが現れたときは、早期に受診することが大切です。尖圭コンジローマは早期に治療を開始するほど、病変が拡大する前に対処できます。自己判断での処置は症状を悪化させたり、別の疾患を見逃したりする可能性があるため、必ず専門医の診断を受けてください。
塗り薬を使用しているにもかかわらず病変が増加したり、治療効果が実感できない場合も受診のタイミングです。治療方針の見直しが必要なサインである可能性があります。
副作用が強く出ていると感じる場合も、自己判断で対処しようとせず、速やかに医師に相談してください。ひどいびらんや潰瘍、強い痛み、発熱などが生じた場合は、使用を中断して受診することが必要です。
また、妊娠を希望している場合や、妊娠の可能性がある場合も、使用している薬の安全性について必ず医師に確認する必要があります。
治療が一段落した後も、定期的な検診を怠らないことが重要です。症状がないからといって安心せず、定期的に医師に診てもらう習慣をつけましょう。特に女性の場合は、HPVへの感染が続くと子宮頸部への影響が懸念されることもあるため、婦人科での定期的な検診を組み合わせることが推奨されます。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「尖圭コンジローマのご相談において、塗り薬での治療を希望される患者様が多く、イミキモドクリームやポドフィロトキシン液を処方する際には使い方や副作用について丁寧にご説明するよう心がけています。塗り薬は自宅でケアできる利便性がある一方、効果が出るまで数週間かかることもあるため、途中で自己判断してやめてしまわないよう、定期的な経過確認を大切にしています。一人で抱え込まず、気になる症状があれば早めにご相談いただくことが、早期回復とパートナーへの感染予防にもつながります。」
🎯 よくある質問
尖圭コンジローマの治療薬(イミキモドクリーム・ポドフィロトキシン液)はいずれも医師の処方が必要な医療用医薬品であり、市販では購入できません。市販のイボ治療薬を自己判断で使用すると症状を悪化させる可能性があるため、必ず医療機関を受診して診断・処方を受けてください。
ベセルナクリーム(イミキモド)は、就寝前に患部へ塗布し翌朝洗い流すことを週3回繰り返す使い方で、最長16週間の使用が目安とされています。効果が現れるまで数週間〜数ヶ月かかることもあるため、途中で自己判断して使用を中断せず、医師の指示に従って継続することが大切です。
治療中の性行為については、パートナーへの感染リスクを最小限にするためコンドームの使用が推奨されます。ただし、薬を塗布した直後はコンドームの素材が薬剤によって劣化する可能性があるため注意が必要です。性行為の可否については担当医に確認した上で判断してください。
妊娠中の塗り薬使用には注意が必要です。ポドフィロトキシン(コンジリン)は胎児への悪影響が懸念されるため妊婦への使用は禁忌とされており、イミキモドクリームも安全性が確立されていないため原則使用は避けるべきとされています。妊娠中は冷凍凝固療法など物理的治療が選択されることが多いため、専門医にご相談ください。
尖圭コンジローマは治療で病変が消失しても、体内のウイルスが完全に排除されないため再発することがあります。再発を確認した場合は自己判断で対処せず、早めに医療機関を受診してください。当院では再発時の治療方針の見直しにも対応しており、状況に応じて塗り薬の継続や外科的治療との併用を検討します。
💡 まとめ
尖圭コンジローマに使われる塗り薬は、主にイミキモドクリーム(ベセルナクリーム)とポドフィロトキシン液(コンジリン)の2種類があります。それぞれ作用機序や使用方法、副作用のプロフィールが異なり、患者さんの状態に応じて適切な薬が選択されます。
イミキモドクリームは免疫を活性化することでHPVに感染した細胞を排除する薬で、週3回の就寝前塗布・翌朝洗浄を最大16週間続けます。ポドフィロトキシンは細胞毒性作用によってイボを破壊する薬で、3日塗布・4日休薬を最大4サイクル繰り返します。
塗り薬の治癒率は一定程度あるものの、再発を繰り返すこともある疾患です。塗り薬だけで対処しきれない場合や、病変の状態によっては液体窒素や電気焼灼、レーザー治療などの外科的治療との組み合わせが検討されます。
治療中は医師の指示に従い、正しい使い方を守ることが大切です。副作用が強い場合や症状が改善しない場合は自己判断で対処しようとせず、早めに医療機関に相談することが重要です。また、パートナーへの感染リスクへの配慮、生活習慣の改善、定期的な通院による経過観察も治療の一環として欠かせません。
尖圭コンジローマは適切な治療を継続することでコントロールできる疾患です。症状や不安があるときは、一人で悩まず、専門の医療機関に相談することをお勧めします。
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📚 参考文献
- 国立感染症研究所 – 尖圭コンジローマの感染経路・潜伏期間・症状・疫学情報など、記事の基本情報部分(HPV6型・11型の分類、潜伏期間3週間〜8ヶ月、感染経路など)の根拠として参照
- 日本皮膚科学会 – 尖圭コンジローマの診断・治療ガイドラインとして、イミキモドクリーム(ベセルナクリーム)およびポドフィロトキシン(コンジリン)の使用方法・副作用・治癒率に関する記述の根拠として参照
- CDC(米国疾病予防管理センター) – 尖圭コンジローマの治療効果・再発率(治療後1年以内に20〜30%の再発)・HPVワクチン(4価・9価)の予防効果、および免疫機能低下患者への対応に関する国際的な治療ガイドラインとして参照
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務