
💬 「産毛って本当にレーザーで取れるの?」と思っているあなたへ。結論を先にお伝えすると、医療脱毛は産毛にも効果がありますが、太い毛とは異なるアプローチが必要です。使う機器・施術回数・クリニック選びを間違えると、お金と時間を無駄にしてしまう可能性も。この記事を読めば、産毛脱毛で失敗しないための知識がすべてわかります。
⚡ 読まないと損するポイント:どのレーザーが産毛に効くか・何回必要か・効果が出にくい部位はどこか、をこの記事でまるごと解説します。
目次
- 産毛とはどのような毛か
- 医療脱毛の基本的な仕組み
- 医療脱毛は産毛に効果があるのか
- 産毛の脱毛に適したレーザーの種類
- 産毛の医療脱毛に必要な施術回数の目安
- 産毛の医療脱毛が難しい部位・比較的効果が出やすい部位
- 産毛の医療脱毛を受ける前に知っておきたい注意点
- 産毛の自己処理との比較
- 医療脱毛と光脱毛(エステ脱毛)の違い
- 産毛の医療脱毛を受けるタイミングと準備
- まとめ
📌 この記事のポイント
医療脱毛は産毛にも一定の効果があるが、色素が薄いため硬毛より施術回数(8〜12回以上)が多く必要。蓄熱式ダイオードレーザーが産毛に最も有効で、完全除去より「減毛・細毛化」が現実的な目標となる。
💡 産毛とはどのような毛か
産毛とは、医学的には「毳毛(ぜいもう)」と呼ばれる細くて短い、色素の薄い毛のことです。体の表面の多くを覆っている毛であり、顔全体(額・頰・あご・口まわりなど)や腕の外側、腹部、背中など、一見すると毛がほとんどないように見える部位にも存在しています。
毛には大きく分けて「硬毛(こうもう)」と「軟毛(なんもう)」があります。硬毛は頭髪やわき毛、すね毛、VIO(陰部・肛門まわり)など、比較的太くて色素を多く含む毛です。一方、産毛に代表される軟毛は、メラニン色素の量が少なく、毛包(毛根を包む組織)も浅い位置にあるという特徴を持っています。
産毛は成長に伴い一部が硬毛へと変化することがありますが、顔の産毛などは成人してからも産毛のままであることが一般的です。ホルモンバランスや遺伝的な要因、生活習慣などによっても産毛の量や濃さには個人差があります。
産毛が気になる方が脱毛を検討するきっかけとしては、「スキンケアの浸透を良くしたい」「メイクのノリをよくしたい」「うぶ毛が気になって自己処理を繰り返している」「産毛が濃くなってきた気がする」などさまざまな理由が挙げられます。
Q. 産毛に医療脱毛の効果はありますか?
産毛はメラニン色素が少ないため硬毛より効果が出にくいですが、まったく効かないわけではありません。色素がある程度含まれていれば医療レーザーの熱が毛包に届き、毛を減らしたり細くしたりする効果が期待できます。「完全除去」より「減毛・細毛化」が現実的な目標です。
📌 医療脱毛の基本的な仕組み
医療脱毛を正しく理解するためには、まず毛が生えるメカニズムについて把握しておく必要があります。毛は毛包と呼ばれる組織の中にある「毛母細胞」が細胞分裂を繰り返すことで成長します。毛母細胞の周辺には、毛の色素であるメラニンを生成する「メラノサイト」という細胞が存在しています。
医療脱毛で使用されるレーザーや光(IPL)は、このメラニン色素に吸収されやすい特定の波長の光エネルギーを照射します。メラニンが光エネルギーを吸収して熱に変換することで、毛包や毛母細胞がダメージを受け、毛の再生能力が低下または消失します。これが医療脱毛の基本的な原理です。
この仕組みから明らかなように、メラニン色素の量が脱毛効果を左右する重要な因子となります。色素が濃い毛はより多くのエネルギーを吸収できるため、少ない回数で高い効果が得られやすい傾向があります。逆に、色素の薄い産毛は熱エネルギーの吸収量が相対的に少なくなるため、脱毛効果が出にくいとされているのです。
また、毛には「成長期」「退行期」「休止期」というサイクルがあります。レーザーが最も効果的に作用するのは毛が活発に成長している「成長期」です。産毛は硬毛と比べて成長サイクルが異なるため、複数回の施術を重ねることでさまざまな周期の毛に対応していく形になります。
✨ 医療脱毛は産毛に効果があるのか
「産毛に医療脱毛は効果がない」という話を耳にすることがあるかもしれません。確かに、産毛はメラニン色素が少ないため硬毛に比べて脱毛効果が出にくい面があります。しかし、「まったく効果がない」というわけではありません。
産毛でも色素がある程度含まれていれば、医療レーザーの熱エネルギーは毛包に届き、一定の脱毛効果をもたらします。ただし、硬毛と同じ回数・同じ出力では十分な効果が得られないことが多く、施術回数が多くなる、より高出力のエネルギーが必要になるなどの傾向があります。
産毛の医療脱毛において、特に効果の出方に影響するのは以下のような要素です。
まず産毛の色です。白や金色に近い産毛はメラニン色素がほとんどなく、レーザーが反応しにくいため最も難しいとされています。一方、やや黒みを帯びた産毛であれば色素量が多い分、効果が出やすい傾向があります。
次に産毛の太さです。極細の産毛よりも、やや太みのある産毛のほうが毛包が発達しており、レーザーのエネルギーが届きやすいといえます。
そして使用する機器の種類も大きく影響します。産毛に適した波長や特性を持つ機器を選ぶことで、効果を最大化できます。この点については次のセクションで詳しく説明します。
産毛の脱毛で期待できる効果としては、「完全に毛がなくなる(永久脱毛)」という状態よりも、「毛が細くなる」「毛の量が減る」「肌が滑らかに見える」という変化を感じる方が多い傾向にあります。顔の産毛脱毛などでは、産毛が減ることでスキンケアやメイクのノリが改善したという声も多く聞かれます。
Q. 産毛脱毛に適したレーザーの種類は?
産毛の医療脱毛には「蓄熱式照射」を採用したダイオードレーザー(ソプラノアイスプラチナムなど)が特に有効とされています。低エネルギーを連続照射して毛包全体を徐々に加温するため、色素の薄い産毛にも対応しやすく、従来の照射方式と比べて痛みが少ない点も特徴です。
🔍 産毛の脱毛に適したレーザーの種類
医療脱毛で使用されるレーザーにはいくつかの種類があり、それぞれに特性があります。産毛の脱毛においては、使用する機器の選択が効果を左右する大きなポイントとなります。
✅ アレキサンドライトレーザー
波長755nmのアレキサンドライトレーザーは、メラニン色素への吸収率が高く、色素のある産毛に対してある程度の効果が期待できます。日本人のような肌色の方に使いやすい機器とされており、産毛への反応も比較的良好です。ただし、肌の色が濃い方や日焼けした肌には注意が必要です。
📝 ダイオードレーザー
波長800〜810nm帯のダイオードレーザーは、メラニンへの吸収率とより深い組織への到達力のバランスが良いとされています。産毛に対する反応もあり、産毛脱毛に対応している医療機関で広く使用されています。蓄熱式(スライディング方式)と呼ばれる照射方法を採用したダイオードレーザーは、産毛のような細い毛に対して効果的だとされており、近年注目を集めています。
🔸 Nd:YAGレーザー
波長1064nmのNd:YAGレーザーは皮膚の深部まで到達しやすく、肌の色が濃い方にも使いやすい特性を持ちます。ただし、メラニンへの吸収率は他のレーザーより低いため、産毛への効果は限定的であることが多いです。
⚡ 蓄熱式照射(ソプラノアイスなど)
近年、産毛脱毛において特に注目されているのが「蓄熱式」と呼ばれる照射方法です。従来の医療脱毛は強いエネルギーを一度に照射してメラニン色素に反応させる「選択的光熱融解理論」に基づいていましたが、蓄熱式は比較的低いエネルギーを連続して照射し、毛包全体を徐々に加温させることで脱毛効果を得ます。
この蓄熱式の特徴として、色素の薄い産毛に対しても毛包を効率よく加温できる点が挙げられます。また、照射時の痛みが従来のレーザーに比べて少ないことも特徴のひとつです。「ソプラノアイスプラチナム」などの機器がこの蓄熱式照射を採用しており、産毛脱毛に高い効果を発揮するとして多くのクリニックで導入されています。
産毛の脱毛を考えている場合には、カウンセリング時にどのような機器を使用しているか、また産毛への対応実績があるかどうかを確認することをお勧めします。
💪 産毛の医療脱毛に必要な施術回数の目安
産毛の医療脱毛にかかる施術回数は、部位や産毛の状態、使用する機器によって異なりますが、硬毛の脱毛よりも多くの回数が必要になる傾向があります。
硬毛(わき毛やすね毛など)の場合、一般的に5〜8回程度の施術で高い効果を感じる方が多いとされています。一方、産毛の脱毛では8〜12回、あるいはそれ以上の施術が必要になるケースも珍しくありません。
施術間隔については、毛の成長サイクルに合わせることが重要です。顔の産毛であれば1〜2ヶ月に1回程度、体の産毛であれば2〜3ヶ月に1回程度の間隔で施術を重ねていくのが一般的です。毛の成長期以外の毛にはレーザーが十分に作用しないため、適切な間隔を守ることが効果を高めるうえで重要です。
また、産毛の場合には施術を重ねながら効果を確認し、担当医師と相談しながら施術回数を調整していくアプローチが一般的です。初回カウンセリングの段階で「何回で完了する」と断言することは難しいため、複数回のプランを前提に検討することをお勧めします。
なお、産毛が完全になくなるいわゆる「永久脱毛」の状態を目指すには、多くの場合10回以上の施術が必要になることが多く、また完全な永久脱毛が達成できないケースもあります。産毛脱毛は「毛を減らす・細くする・目立たなくする」という目標設定で進めるほうが現実的な期待値を持ちやすいでしょう。

🎯 産毛の医療脱毛が難しい部位・比較的効果が出やすい部位
産毛の医療脱毛においては、部位によって効果の出やすさに差があります。これを知っておくことで、施術前の期待値を現実的に設定することができます。
🌟 比較的効果が出やすい部位
腕の外側や腹部、背中などの体の産毛は、顔の産毛と比較して毛がやや太く、色素量も多い傾向があるため、医療脱毛の効果が出やすい部位とされています。これらの部位では、施術を重ねることでしっかりとした変化を感じる方が多いです。
また、頰や鼻下の産毛がやや色素を含んでいる場合、顔面でも比較的良好な結果が得られることがあります。特に、産毛が密集して見える場合や、産毛が太めで本人がはっきり気になっている場合は、施術後の変化を実感しやすいでしょう。
💬 効果が出にくい部位・状態
額や生え際付近の産毛は非常に細く色素量が少ないため、レーザーが反応しにくい部位のひとつです。また、指の毛や耳まわりの産毛なども細く薄いことが多く、効果が出にくい傾向があります。
白髪に近い産毛や、金色・赤みがかった産毛は、メラニン色素がほとんど含まれていないため、現時点の医療脱毛技術では非常に効果が出にくいとされています。このような毛に対しては、レーザー脱毛よりも他の方法(除毛クリームや脱毛ワックスなど)を検討したほうがよい場合もあります。
施術を受けるクリニックのカウンセリングで、自分の産毛の状態を確認してもらい、実際に効果が期待できるかどうかを率直に相談することが大切です。
Q. 産毛の医療脱毛は何回かかりますか?
産毛の医療脱毛は、わき毛やすね毛などの硬毛(一般的に5〜8回)より多くの施術が必要で、8〜12回以上かかるケースも珍しくありません。施術間隔は顔で1〜2ヶ月、体で2〜3ヶ月が目安です。産毛の色や太さ・使用機器によって異なるため、担当医師と相談しながら調整することが重要です。
💡 産毛の医療脱毛を受ける前に知っておきたい注意点
産毛の医療脱毛を安全に、そして効果的に受けるために、事前に知っておきたい注意点がいくつかあります。
✅ 日焼けに注意する
レーザー脱毛はメラニン色素に反応する仕組みであるため、日焼けをしている肌への照射は肌のメラニンにも反応してしまい、やけどや色素沈着などの肌トラブルを引き起こすリスクがあります。施術の前後は日焼けを避け、日焼け止めをしっかり使用することが重要です。特に顔の産毛脱毛を受ける場合は、日常的なUVケアを徹底してください。
📝 施術前の自己処理について
施術を受ける際には、毛を剃った状態(シェービングした状態)で来院することが一般的に求められます。これは、肌の表面に出ている毛にレーザーが当たると、熱が表面に集中してやけどのリスクが高まるためです。ただし、毛根を破壊してしまうワックスや毛抜きなどを使った自己処理は施術の数週間前から控えるよう求められることがほとんどです。毛根を残した状態でシェービング(剃毛)のみ行うことが基本です。
🔸 産毛が増える・濃くなるという噂について
「脱毛を受けると産毛が増える」「産毛が濃くなる」という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。これは「硬毛化(こうもうか)」または「増毛化(ぞうもうか)」と呼ばれる現象と関連しています。硬毛化とは、脱毛の刺激によって一部の産毛や細い毛が逆に太く濃くなってしまうことがあるとされる現象です。
この現象のメカニズムはまだ完全に解明されているわけではありませんが、一説によると低エネルギーの光が毛包を完全に破壊せずに刺激してしまい、毛の成長が活性化してしまうことが原因のひとつと考えられています。発生しやすい部位としては、背中・二の腕・顔(頰・あご)などが挙げられます。
硬毛化が起きた場合でも、適切な出力でのレーザー照射を続けることで改善できるとされています。信頼できる医療機関で、医師や専門スタッフに相談しながら施術を進めることが大切です。
⚡ 痛みについて
医療脱毛では施術時に痛みを感じることがあります。産毛は硬毛と比べてメラニン色素が少ないため、痛みが出にくい傾向がありますが、ゼロではありません。特に骨に近い部位(頰骨のあたりなど)は痛みを感じやすい場合があります。蓄熱式の機器を使用した場合は痛みが比較的少ないとされています。痛みが心配な方は、事前にクリニックに麻酔の使用の可否を確認してみることをお勧めします。
🌟 肌状態の確認と医師への相談
アトピー性皮膚炎や敏感肌、肌に炎症がある状態の場合は、施術を控えるか、医師の判断のもとで慎重に進める必要があります。また、特定の内服薬(光感受性を高める薬など)を服用している場合も、施術前に医師に相談することが必要です。医療脱毛は医師が管理する施術であるため、自分の肌や体の状態をしっかり伝えることが大切です。
📌 産毛の自己処理との比較
産毛の処理方法としては、医療脱毛のほかにも自己処理という選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、自分に合った方法を選ぶことが重要です。
💬 カミソリ・電気シェーバーによる処理
最も手軽な産毛のセルフケアとして、カミソリや電気シェーバーによる剃毛があります。短時間で処理でき、費用も少なく済む点がメリットです。しかし、毛根は残るため数日後には再び産毛が生えてきます。また、肌への摩擦によって刺激や炎症が起きるリスクがあり、特に顔など繊感な部位では肌荒れの原因になることもあります。
✅ 脱毛ワックス・糸を使った処理
毛を根元から除去できるため、剃毛よりもすっきりした仕上がりが長続きします。ただし、毛根を傷つけることなく除去する場合でも、肌への刺激は避けられません。また医療脱毛を受けている期間中は毛根を残す必要があるため、ワックス脱毛や毛抜きの使用は控える必要があります。
📝 除毛クリーム

薬剤の力で毛のたんぱく質を溶かして除去する除毛クリームは、肌への物理的な刺激が少ない一方で、薬剤への肌のアレルギー反応に注意が必要です。特に顔への使用は製品によって禁止されている場合があります。
🔸 医療脱毛の優位点
これらの自己処理と比較したときの医療脱毛の大きなメリットは、施術を重ねることで毛の量を長期的に減らし、日常的な自己処理の手間を削減できる点です。産毛のケアに毎日あるいは数日おきに時間をかけている方にとって、医療脱毛による長期的な効果は大きな恩恵となるでしょう。
一方で、医療脱毛は費用と時間がかかり、すべての産毛を完全に除去できるわけではないという現実もあります。自分のライフスタイルや予算、目標とする状態を考慮して、最適な方法を選ぶことが大切です。
Q. 脱毛後に産毛が濃くなることはありますか?
脱毛の刺激で産毛が逆に太く濃くなる「硬毛化・増毛化」という現象が稀に起こることがあります。背中・二の腕・顔(頰・あご)などで発生しやすいとされています。ただし、適切な出力でのレーザー照射を継続することで改善が期待できるため、症状が見られた場合は速やかに担当医師へ相談することが大切です。
✨ 医療脱毛と光脱毛(エステ脱毛)の違い
産毛脱毛を検討している方の中には、クリニックで行う医療脱毛だけでなく、エステサロンで行う光脱毛(フラッシュ脱毛)も選択肢として考えている方もいるかもしれません。両者には重要な違いがあるため、しっかり理解しておくことが重要です。
医療脱毛は、医師の管理のもとで行われる医療行為です。使用されるレーザーは高出力で毛包に直接ダメージを与え、永久的な脱毛効果(毛の永久的な減少)をもたらすことが可能です。医師が施術にかかわるため、肌トラブルが生じた際の対応も医療行為として行えます。
一方、エステ脱毛で使用されるIPL(インテンス・パルスト・ライト)は医療機器ではなく美容機器であり、出力が医療レーザーよりも低く制限されています。そのため産毛への効果は医療脱毛に比べて弱く、より多くの施術回数が必要になる傾向があります。また、肌トラブルが起きた際にエステサロンでは医療的な処置を行うことができません。
産毛の脱毛において、より確実な効果を求めるのであれば、医療機関での医療脱毛を選ぶことが適切です。カウンセリングでは自分の産毛の状態を確認してもらい、適切な機器と施術方針を提案してもらいましょう。
🔍 産毛の医療脱毛を受けるタイミングと準備
産毛の医療脱毛を始める適切なタイミングや、施術を受けるための準備についても確認しておきましょう。
⚡ 始めるのに適した時期
医療脱毛は一年を通じて受けることができますが、日焼けのリスクが低い秋から冬にかけて始める方が多い傾向があります。顔の産毛脱毛は特に日焼けの影響を受けやすいため、紫外線量が少なくなる時期から始めることで、より安全に施術を進めやすくなります。
ただし、しっかりとした日焼け対策を行えば春夏でも施術を受けることは可能です。重要なのは施術前後の適切なスキンケアとUVケアを継続することです。
🌟 施術前日・当日の準備
施術前日には、処理が必要な部位のシェービングを行います。ただし、顔の産毛については肌が傷つかないよう丁寧に行うか、クリニックでシェービングしてもらえる場合もあります。
施術当日は、日焼け止めなどのスキンケア製品を落とした状態で来院することが求められる場合があります。また、化粧品や整髪料などもあらかじめ落としておく必要があります。詳細はクリニックの指示に従ってください。
💬 施術後のアフターケア
施術後は照射部位の肌が一時的に敏感になることがあります。施術後はしっかりと保湿を行い、紫外線対策を徹底することが大切です。施術後に赤みやほてりが出た場合は、クーリングを行うことで落ち着くことが多いですが、症状が長引く場合や強い痛みが続く場合はクリニックに相談しましょう。
また、施術後に毛が抜け落ちるまでに数週間かかることがあります。毛を無理やり引き抜いたりこすったりすることは避け、自然に抜け落ちるのを待つようにしましょう。
✅ クリニック選びで重要なポイント
産毛の脱毛を扱っているクリニックを選ぶ際には、以下の点を確認することをお勧めします。産毛脱毛への対応実績があるかどうか、使用している機器の種類(蓄熱式に対応しているかなど)、カウンセリングで丁寧に説明してもらえるか、施術を行うのが医師や看護師などの資格を持つ医療従事者であるかどうか、などが重要なチェックポイントです。
産毛の脱毛はやや難易度が高く、効果が出るまでに時間がかかることもあるため、信頼できるクリニックで長期的に通うことができる環境を整えることが、満足いく結果につながります。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、産毛の医療脱毛を希望される患者様が年々増加しており、「メイクのノリをよくしたい」「毎日の自己処理の手間を減らしたい」というご要望を多くいただいています。産毛は確かに硬毛に比べて効果が出るまでに時間がかかることがありますが、蓄熱式レーザーをはじめとした機器の進歩により、色素の薄い産毛に対しても以前より高い効果が期待できるようになっています。お一人おひとりの毛質や肌の状態は異なりますので、まずはカウンセリングで丁寧に現状を確認し、現実的な目標設定と適切なプランをご提案できるよう心がけていますので、どうぞお気軽にご相談ください。」
💪 よくある質問
産毛はメラニン色素が少ないため、硬毛のように完全に永久脱毛することは難しい場合があります。ただし、適切な機器と十分な施術回数を重ねることで、産毛を減らしたり細くしたりする効果は期待できます。「毛を目立たなくする・減らす」という現実的な目標設定で取り組むことが大切です。
産毛の医療脱毛は、硬毛(わき毛やすね毛など)と比べて多くの施術回数が必要です。一般的に8〜12回、あるいはそれ以上かかるケースも珍しくありません。産毛の色や太さ、使用する機器によっても異なるため、カウンセリングで担当医師と相談しながら施術回数を調整していくことが重要です。
産毛脱毛では「蓄熱式照射」を採用したダイオードレーザー(ソプラノアイスプラチナムなど)が特に注目されています。従来の強いエネルギーを一度に照射する方法と異なり、低エネルギーを連続照射して毛包を徐々に加温するため、色素の薄い産毛にも効果が出やすく、痛みが少ない点も特徴です。
「硬毛化・増毛化」と呼ばれる現象で、脱毛の刺激により一部の産毛が逆に太く濃くなるケースが稀に報告されています。背中・二の腕・顔(頰・あご)などで起こりやすいとされています。ただし、適切な出力でのレーザー照射を継続することで改善が期待できるため、症状が見られた場合はすぐに医師へご相談ください。
白や金色に近い産毛はメラニン色素をほとんど含まないため、現時点の医療脱毛技術では効果が非常に出にくいとされています。このような産毛に対しては、レーザー脱毛よりも除毛クリームや脱毛ワックスなど他の方法が適している場合もあります。まずはカウンセリングで産毛の状態を確認し、適切な方法をご提案いたします。
🎯 まとめ
医療脱毛による産毛の処理は、硬毛ほど即効性があるわけではありませんが、適切な機器と十分な施術回数を重ねることで、産毛を減らしたり細くしたりする効果が期待できます。特に蓄熱式のレーザー機器は、産毛のような色素の薄い毛にも対応しやすい特性を持っており、産毛脱毛において有効な選択肢とされています。
産毛の脱毛では、施術回数が多くなることや、完全な永久脱毛が難しい場合もあることを理解したうえで、現実的な期待値を持って取り組むことが大切です。また、使用する機器の種類や産毛の状態によって効果は異なるため、カウンセリングで自分の毛の状態をしっかり確認してもらい、適切なプランを組んでもらうことが重要です。
日焼け対策や施術前後のスキンケアなどの注意点を守り、信頼できる医療機関のもとで安全に施術を進めていきましょう。産毛のお悩みがある方は、まずはカウンセリングを受けて、自分の肌と毛の状態に合ったアドバイスをもらうことから始めてみてください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – レーザー脱毛の医学的根拠・メラニン色素への作用機序・硬毛化(増毛化)現象のメカニズムなど、皮膚科学的観点からの脱毛に関するガイドラインおよび学術情報
- 厚生労働省 – 医療脱毛機器(レーザー照射機器)の医療機器としての位置づけ・医師による管理義務・エステ脱毛との法的区分に関する行政情報
- 日本美容外科学会 – 医療レーザー脱毛の適応・施術上の注意事項・アレキサンドライトレーザーやダイオードレーザーなど各種機器の特性と安全な使用に関する美容医療専門家の見解
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務