
💬 「ワキガかも…でも費用が怖くて踏み出せない」そんなあなたへ。
この記事を読めば、保険で数万円で治療できるのか、自費で15〜40万円かかるのか、自分がどちらに当てはまるかが5分でわかります。
⚡ 読まないとこんな損をします:
- 📌 保険が使えるのに知らずに高額な自費治療を選んでしまう
- 📌 自分の症状に合わない治療法を選んで効果が出ない・後悔する
- 📌 悪質なクリニックに高額な費用を払ってしまう
💡 この記事でわかること
- ✅ 保険適用の条件(あなたは対象?)
- ✅ 保険 vs 自費、費用・効果・ダウンタイムの違い
- ✅ 後悔しないクリニックの選び方
目次
- ワキガとは何か?原因とメカニズムを知ろう
- ワキガ治療に保険は適用される?基本的な考え方
- 保険適用が認められる条件とは
- 保険診療で受けられるワキガ治療の種類
- 自費(自由診療)で受けられるワキガ治療の種類
- 保険適用と自費治療の費用を比較する
- 保険適用の治療と自費治療、どちらを選ぶべき?
- ワキガ治療を受けるクリニックの選び方
- 治療前に知っておきたい注意点とよくある疑問
- まとめ
この記事のポイント
ワキガ(腋臭症)治療は、日常生活に支障をきたす程度の症状があれば保険適用となり、剪除法などの手術が数万円で受けられる。傷跡が残りにくいミラドライ等の自費治療は15〜40万円程度。症状・予算・ライフスタイルに応じて医師と相談の上、最適な治療法を選ぶことが重要。
💡 ワキガとは何か?原因とメカニズムを知ろう
ワキガ(腋臭症:えきしゅうしょう)とは、脇の下から強い独特の臭いが発生する状態のことを指します。一般的な汗の臭いとは異なり、ワキガ特有の臭いは「アポクリン腺」と呼ばれる特殊な汗腺が関係しています。
人間の汗腺には大きく分けて「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類があります。エクリン腺は全身に広く分布しており、体温調節のために分泌される無色・無臭に近い汗を生産します。一方、アポクリン腺は脇の下、陰部、耳の中など限られた部位にのみ存在し、脂質・タンパク質・アンモニアなどを含む粘度の高い汗を分泌します。
ワキガの臭いが生じる主な原因は、アポクリン腺から分泌されたこの汗が、皮膚の表面に存在する細菌によって分解されることにあります。この分解過程で発生する揮発性の脂肪酸や含硫黄化合物などが、あの独特の刺激臭を生み出します。
ワキガは遺伝的な要因が強く、両親のどちらかがワキガであれば子もワキガになりやすいとされています。また、アポクリン腺の数が多い人ほど臭いが強くなる傾向があります。アポクリン腺の数は生まれつきの体質によって決まるため、生活習慣の改善だけでは根本的な解決が難しいとされています。
なお、ワキガと混同されやすい症状として「多汗症」があります。多汗症は主にエクリン腺の過剰分泌によるもので、大量の汗が出る状態を指します。ワキガと多汗症は別の疾患ですが、両方を併発しているケースも少なくありません。治療法が異なるため、まずはどちらの症状なのかを正確に診断してもらうことが重要です。
Q. ワキガ治療で健康保険が適用される条件は何ですか?
ワキガ(腋臭症)治療に健康保険が適用されるには、臭いが日常生活や社会生活に支障をきたす程度の症状があること、「腋臭症」と医師に診断されること、保険収載された術式で治療を受けること、保険医療機関を受診することが主な条件となります。
📌 ワキガ治療に保険は適用される?基本的な考え方
ワキガの治療に健康保険が使えるかどうかは、多くの方が気になるポイントです。結論からいうと、ワキガ(腋臭症)の治療は条件を満たせば健康保険の適用対象となります。ただし、すべての治療法や状況において保険が使えるわけではなく、いくつかの要件を満たす必要があります。
日本の健康保険制度では、「疾病の治療」を目的とした医療行為に対して保険が適用されます。ワキガは医学的に「腋臭症」という疾患として認定されており、日常生活に支障をきたす程度の症状がある場合には、治療の必要性が認められます。
一方で、美容目的や軽度の臭いを改善するだけの目的での治療は「美容医療」と判断され、保険適用外となります。保険が適用されるかどうかは、症状の程度や診断内容、治療法の種類によって異なるため、まずは保険診療を行っている医療機関で診察を受けることが大切です。
また、保険適用の治療を行う場合は、保険医療機関として認定されている病院やクリニックで診療を受ける必要があります。美容外科や美容クリニックの多くは自由診療のみを提供しているため、保険診療を希望する場合は皮膚科や形成外科などを受診することが一般的です。
✨ 保険適用が認められる条件とは
ワキガ治療で健康保険が適用されるためには、いくつかの条件をクリアする必要があります。具体的にどのような基準で判断されるのかを理解しておきましょう。
✅ 症状の程度による判断
保険適用の基準として最も重要なのが、症状の程度です。臭いが日常生活や社会生活に支障をきたすほど強い場合、医学的な治療の必要性があると判断されます。具体的には、臭いが強くて人間関係に影響している、仕事や学校生活に支障が出ているといったケースが該当します。
軽度のワキガや、臭いが気になる程度の場合は「美容目的」とみなされ、保険適用外となることがあります。症状の程度は医師が診察によって判断するため、自己判断だけでは保険適用かどうかは分かりません。
📝 診断名の確定
保険請求を行うためには、「腋臭症」という診断名が確定している必要があります。医師が問診や視診、場合によっては検査を行い、腋臭症と診断した上で治療方針を決定します。
🔸 治療方法の種類
保険が適用される治療法は限られており、保険収載されている術式でなければなりません。代表的なものとしては、剪除法(せんじょほう)と呼ばれる手術や、一部の内服薬・外用薬などが挙げられます。一方、ミラドライ(マイクロ波治療)やボトックス注射、レーザー治療などは現在のところ保険適用外の自由診療となります。
⚡ 医療機関の種類
保険診療を受けるためには、保険医療機関での受診が必要です。多くの場合、皮膚科・形成外科・外科などで保険診療によるワキガ治療を受けることができます。美容外科専門のクリニックでは自由診療のみを行っているところが多いため、保険診療を希望する場合は受診前に確認しておきましょう。
Q. 保険適用のワキガ手術と自費治療の費用はどう違いますか?
保険適用の剪除法は3割負担で数万円程度が目安です。一方、自費のミラドライは両脇で15万〜40万円程度、ボトックス注射は3万〜8万円程度かかります。ボトックスは効果が6か月〜1年で薄れるため、長期的には繰り返しの費用が発生する点に注意が必要です。
🔍 保険診療で受けられるワキガ治療の種類
保険が適用されるワキガ治療には、いくつかの種類があります。それぞれの方法について、特徴やメリット・デメリットを確認しておきましょう。
🌟 剪除法(せんじょほう)
剪除法は、ワキの皮膚を数センチほど切開し、直視下でアポクリン腺を一つひとつ丁寧に切除・除去する手術です。保険適用で受けられるワキガ手術の中でも代表的な術式であり、確実にアポクリン腺を取り除けるため、効果が高いことが大きな特徴です。
手術は局所麻酔で行われることが多く、日帰り手術が可能なクリニックもあります。術後は一定期間、腕を大きく動かすことを制限される場合があり、傷が目立つ可能性があるほか、回復には数週間程度かかることが一般的です。傷跡が残るリスクや術後の安静が必要という点はデメリットとして挙げられますが、再発率が低く長期的な効果が期待できます。
💬 皮弁法(ひべんほう)
皮弁法は、剪除法の一種として分類されることもある術式で、皮膚を切開・反転させてアポクリン腺を除去する方法です。直視下での操作が可能なため、取り残しが少なく効果が高いとされています。保険適用の対象となる場合があります。
✅ 外用薬・内服薬による保存療法
症状が軽度の場合や、手術前の保存療法として、外用薬や内服薬が処方されることがあります。塩化アルミニウム液などの制汗剤的な外用薬や、抗菌薬が処方されることがあり、これらは保険適用で処方されることがあります。ただし、薬物療法はアポクリン腺自体を除去するわけではないため、根本的な治療にはなりません。症状の緩和や補助的な役割として用いられます。
📝 吸引法(サクション法)
吸引法は、小さな切開を加えて専用の器具でアポクリン腺を吸い出す方法です。傷が小さくて済む一方、盲目的な操作になるため取り残しが生じやすく、剪除法と比較すると効果にばらつきが出ることがあります。保険適用の可否はクリニックや術式の詳細によって異なりますので、事前に確認が必要です。
💪 自費(自由診療)で受けられるワキガ治療の種類
保険適用外の自由診療では、より多様な治療法を選択することができます。最新の技術を用いた治療法も多く、傷跡が残りにくい・ダウンタイムが短いといったメリットがある反面、費用が高額になる傾向があります。代表的な自費治療について解説します。
🔸 ミラドライ(マイクロ波治療)
ミラドライは、マイクロ波(電磁波の一種)を皮膚の外側から照射し、アポクリン腺とエクリン腺を熱エネルギーで破壊する治療法です。切開を伴わないため傷跡が残らず、ダウンタイムが比較的短いのが大きなメリットです。アメリカFDAの承認を受けており、安全性と有効性が認められた治療法の一つです。
ただし、費用は両脇で数十万円と高額になることが多く、施術後に一時的な腫れや赤み、感覚の変化などが生じることがあります。効果の持続性については個人差があり、複数回の施術が必要になるケースもあります。
⚡ ボトックス注射(ボツリヌストキシン注射)
ボトックス注射は、ボツリヌストキシンをワキの皮膚に注射することで、汗腺の活動を一時的に抑制する治療です。主に多汗症に対して使われますが、ワキガの臭いを軽減する効果も期待できます。注射のみで完結するため処置が簡単で、即効性が期待できる点がメリットです。
ただし、効果は永続的ではなく、通常6か月〜1年程度で効果が薄れるため、定期的に繰り返す必要があります。コストが継続的にかかる点がデメリットといえます。また、アポクリン腺そのものを除去するわけではないため、根本的な治療とはなりません。
🌟 レーザー治療
レーザーを使ってアポクリン腺を破壊する方法です。レーザーの種類や照射方法によって効果や副作用が異なります。切開を必要としないタイプのレーザー治療は傷跡が残りにくい一方、効果の確実性においては手術に劣る場合があります。自費診療のみとなります。
💬 超音波治療(ウルセラなど)
超音波エネルギーを利用してアポクリン腺やエクリン腺を破壊する治療法です。皮膚の外側からアプローチするため、傷跡が残りにくいのが特徴です。施術の効果や回数は個人差があります。
✅ クワドラカット法・スクレイピング法(自費クリニックの独自術式)
美容外科クリニックが独自に開発・提供している術式も存在します。小さな切開でアポクリン腺を除去する方法など、傷跡の最小化と高い効果を両立させることを目指した術式が多く、クリニックによってアプローチが異なります。これらは原則として自費診療となります。
Q. ミラドライと剪除法はどのように選べばよいですか?
剪除法はアポクリン腺を直接切除するため効果が高く再発リスクが低い反面、傷跡やダウンタイムが生じます。ミラドライは切開不要で傷跡が残りにくくダウンタイムが短い反面、費用が高額です。傷跡や仕事への影響を重視するか、費用を抑えたいかなど、症状や生活状況に応じて医師と相談して選ぶことが重要です。

🎯 保険適用と自費治療の費用を比較する
ワキガ治療を検討する際に、費用は非常に重要な判断材料の一つです。保険診療と自費診療では、費用の面で大きな差が生じます。それぞれの費用の目安を見ていきましょう。
📝 保険診療の費用目安
保険が適用される場合、患者さんが負担するのは医療費の1割〜3割(年齢・所得によって異なる)となります。剪除法などの手術を保険診療で受ける場合、両脇の手術で患者負担額は3割負担の方で数万円程度が目安となることが多いです。ただし、麻酔の種類や手術内容、入院の有無などによっても費用は変わります。
また、高額療養費制度を利用できる場合もあり、一定額以上の医療費については自己負担が軽減される仕組みがあります。手術が高額になる場合は、事前に医療機関に確認しておくと安心です。
🔸 自費診療の費用目安
自費診療の場合は、治療法やクリニックによって費用が大きく異なります。目安として以下のような価格帯が一般的です。
ミラドライ(両脇):150,000円〜400,000円程度。クリニックや機種によって幅があります。
ボトックス注射(両脇):30,000円〜80,000円程度。効果は一時的なため、定期的な追加費用が発生します。
自費の外科手術(美容外科独自の術式):100,000円〜400,000円程度。クリニックや術式によって大きく異なります。
これらはあくまでも目安であり、初診料・再診料・検査費用・薬代などが別途かかる場合があります。カウンセリング時に総費用を確認するようにしましょう。
⚡ 費用の面での比較ポイント
単純に初期費用だけで比較すると、保険診療の方が圧倒的に安く見えます。しかし、自費治療の中には傷跡が残りにくい・ダウンタイムが短い・効果が高いといった付加価値があるものも多く、生活への影響を考慮すると一概に「安い方がいい」とは言い切れません。
ボトックス注射のように効果が一時的で繰り返し費用がかかるケースでは、長期的な総費用が高額になることもあります。治療の目的・ライフスタイル・予算を総合的に考えて選択することが重要です。
💡 保険適用の治療と自費治療、どちらを選ぶべき?
保険診療と自費診療のどちらを選ぶかは、一人ひとりの状況によって異なります。以下の観点から、自分に合った選択をするための参考にしてください。
🌟 効果の確実性を重視するなら
根本的な治療を望むなら、アポクリン腺を直接除去する手術が最も確実性が高いとされています。保険適用の剪除法は長年の実績があり、効果の高さが証明されています。一方で、自費の最新術式も高い効果を謳っているものが多いですが、術者の技術やクリニックの設備によって結果が左右されることもあります。
💬 傷跡やダウンタイムを気にするなら
傷跡を目立たせたくない、仕事や日常生活への影響を最小限にしたいという方には、切開を伴わない自費の治療法が向いているかもしれません。ミラドライや一部のレーザー治療は傷跡が残らず、比較的短期間で日常生活に戻ることができます。
保険適用の剪除法は一定の傷跡が残り、術後に腕を動かす制限があるなどのダウンタイムが存在しますが、それを上回る高い効果が期待できます。
✅ 費用を抑えたいなら
費用を最優先に考えるなら、保険適用の治療が適しています。初期費用を大幅に抑えられる上に、高額療養費制度の活用で負担をさらに軽減できる可能性があります。症状が保険適用の条件を満たしているかどうか、まず保険医療機関で診察を受けてみるとよいでしょう。
📝 症状の程度で判断する
軽度〜中程度のワキガであれば、ボトックス注射などの侵襲が少ない方法で十分な効果が得られることもあります。重度のワキガで臭いが非常に強い場合は、手術による根本的な治療が推奨されることが多いです。
最終的には、医師と十分に相談した上で、自分の生活スタイルや優先事項に合わせた治療法を選ぶことが大切です。
Q. ワキガかどうか自分で確認する方法はありますか?
耳あかが湿ってねっとりしているタイプの方は、アポクリン腺が多くワキガである可能性が高いとされています。また、白いガーゼで脇を拭いた際に黄色や茶色のシミがつく場合も一つの目安です。ただしこれらはセルフチェックに過ぎず、正確な診断には皮膚科や形成外科など専門医への受診が必要です。
📌 ワキガ治療を受けるクリニックの選び方
ワキガ治療において、クリニック選びは非常に重要です。同じ治療法であっても、医師の技術や経験、施設の環境によって結果が大きく異なることがあります。以下のポイントを参考にして、信頼できるクリニックを選びましょう。
🔸 診療科と専門性を確認する
ワキガ治療は皮膚科・形成外科・外科・美容外科などで対応していますが、得意とする治療法はそれぞれ異なります。保険診療を求めるなら皮膚科や形成外科、最新の自費治療を希望するなら美容外科という選択が一般的です。医師の専門性や治療実績を事前に調べておくと安心です。
⚡ カウンセリングの質を重視する

初回カウンセリングでは、症状の程度や治療法の選択肢、費用、リスクについて丁寧に説明してくれるクリニックを選ぶことが大切です。「すぐに手術を勧める」「選択肢を示さずに一つの治療法だけを提案する」といった対応には注意が必要です。患者の立場に立って複数の選択肢を提示し、納得いくまで説明してくれるクリニックが信頼できます。
🌟 アフターケアの充実度を確認する
ワキガ治療、特に手術系の治療は術後のケアが重要です。術後の経過観察や定期検診がしっかりしているか、何か問題が起きた際に迅速に対応してくれるかを事前に確認しておきましょう。アフターフォローが手厚いクリニックは安心感が違います。
💬 口コミや実績を参考にする
実際に治療を受けた患者さんの口コミや評判は、クリニック選びの参考になります。ただし、口コミはすべて真実とは限らないため、複数の情報源から総合的に判断することをおすすめします。クリニックのウェブサイトに掲載されている症例数や実績も確認しておくとよいでしょう。
✅ 費用の明示と透明性
自費診療の場合、費用が不透明なクリニックにはリスクがあります。カウンセリング時にすべての費用を明確に提示してくれるか、追加費用が発生する場合はどのような場合かを事前に確認しておきましょう。料金が分かりやすく掲示されているクリニックは信頼度が高いといえます。
✨ 治療前に知っておきたい注意点とよくある疑問
ワキガ治療を受ける前に、よくある疑問や注意点をまとめました。事前に把握しておくことで、治療に向けて適切な準備ができます。
📝 自分がワキガかどうかを確認する方法は?
ワキガかどうかを確認する簡単な方法として、「耳あかが湿っている(ねっとりしている)」という特徴があります。アポクリン腺は耳の中にも存在するため、耳あかが湿っているタイプの方はワキガである可能性が高いとされています。ただし、これはあくまでも目安であり、正確な診断は医師による診察が必要です。
また、ガーゼや白いTシャツで脇を拭いたときに黄色や茶色のシミがつく場合、アポクリン腺の分泌が多い可能性があります。周囲から臭いを指摘されたことがある方は、一度専門医に相談することをおすすめします。
🔸 治療後に再発することはある?
手術による治療の場合、アポクリン腺を完全に除去できれば再発のリスクは低くなります。ただし、取り残しがある場合や、残存したアポクリン腺が活性化した場合には、症状が再び現れることがあります。特に盲目的に操作する吸引法では取り残しが生じやすいとされています。
ボトックス注射など一時的な効果の治療は、効果が薄れると症状が戻るため定期的な追加治療が必要です。長期的な効果を求めるなら、手術による根本的な治療が有効です。
⚡ 何歳から治療を受けられる?
ワキガの治療に年齢制限はありませんが、手術の場合は局所麻酔が使用できる年齢であることや、本人が治療の内容を理解できることが前提となります。未成年の場合は保護者の同意が必要です。また、思春期はアポクリン腺が活発になりやすい時期のため、症状が安定してから治療を検討するケースもあります。医師と相談して適切なタイミングを決めることが大切です。
🌟 妊娠中・授乳中でも治療できる?
妊娠中や授乳中の方は、治療に使用する薬剤や麻酔が胎児や乳児に影響を与える可能性があるため、治療を受ける際には必ず医師に相談する必要があります。多くの場合、妊娠中・授乳中の手術は避けることが推奨されます。
💬 治療後のダウンタイムはどのくらい?
ダウンタイムの長さは治療法によって異なります。剪除法などの外科手術の場合は、術後1〜2週間程度は腕の動きを制限されることが多く、傷の治癒には数週間かかります。ミラドライなどの非侵襲的な治療は、腫れや赤みが数日〜2週間程度続くことがありますが、比較的短期間で日常生活に戻れることが多いです。
職業や生活スタイルによってもダウンタイムの影響は異なるため、治療前に医師から詳しく説明を受けておきましょう。
✅ 生命保険や医療保険への影響は?
保険診療でワキガの手術を受けた場合、民間の医療保険(生命保険の特約含む)の給付対象となる場合があります。加入している保険の内容によって異なるため、手術前に保険会社に確認しておくと、給付を受けられる可能性があります。自費診療の場合は給付対象外となることが多いです。
📝 多汗症も同時に治療できる?
ワキガと多汗症を同時に抱えている場合、同じ治療で両方に対処できることがあります。ミラドライはアポクリン腺とエクリン腺の両方にアプローチするため、ワキガと多汗症の同時治療に有効とされています。また、多汗症に対するボトックス注射は保険適用が認められているケースもあります(原発性腋窩多汗症として診断された場合)。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、ワキガのお悩みを抱えながらも「費用が心配」「どこに相談すればいいかわからない」と長期間一人で悩まれてきた患者さんが多くいらっしゃいます。保険診療と自費診療はそれぞれに異なるメリットがあり、症状の程度やライフスタイルによって最適な選択肢は一人ひとり異なりますので、まずは気軽にご相談いただき、一緒に最善の治療方針を考えていきましょう。最近の傾向として、ダウンタイムへの関心が高まっていることもあり、当院ではご要望や生活環境を丁寧にお伺いした上で、納得いただける形で治療をご提案することを大切にしています。」
🔍 よくある質問
条件を満たせば健康保険の適用対象となります。「腋臭症」と診断され、臭いが日常生活や社会生活に支障をきたす程度の症状がある場合に保険適用が認められます。ただし、軽度の臭いや美容目的での治療は保険適用外となります。まずは皮膚科や形成外科などの保険医療機関で診察を受けることが大切です。
保険適用の代表的な術式は「剪除法(せんじょほう)」です。皮膚を切開してアポクリン腺を直接切除するため、効果が高く再発率が低いのが特徴です。また「皮弁法」や一部の「吸引法」も保険適用の対象となる場合があります。外用薬・内服薬による保存療法も保険処方が可能です。
ミラドライは現在、保険適用外の自費診療となります。マイクロ波でアポクリン腺を破壊する治療法で、切開不要・傷跡が残りにくい点が特徴です。費用は両脇で150,000円〜400,000円程度が目安ですが、クリニックや機種によって異なります。当院では詳細な費用をカウンセリング時に明確にご説明しています。
簡単なセルフチェックとして「耳あかが湿ってねっとりしているか」を確認する方法があります。アポクリン腺は耳の中にも存在するため、湿り型の耳あかはワキガのサインとされています。また、脇を白いガーゼで拭いた際に黄色や茶色のシミがつく場合も可能性があります。ただし正確な診断には専門医の受診が必要です。
剪除法などの手術でアポクリン腺を十分に除去できた場合、再発のリスクは低くなります。ただし取り残しがあると症状が再発する可能性があります。一方、ボトックス注射は効果が6か月〜1年程度で薄れるため定期的な追加治療が必要です。長期的な効果を求める方には、手術による根本的な治療が推奨されます。
💪 まとめ
ワキガ治療は、症状の程度や治療法の種類によって保険が適用される場合と適用されない場合があります。保険診療では剪除法などの手術が中心となり、費用を大幅に抑えることができます。一方、自費診療では傷跡が残りにくいミラドライや、より短いダウンタイムで受けられる治療法も選択できます。
どちらを選ぶべきかは、症状の重さ・日常生活への影響・予算・ライフスタイルなど、様々な要素を総合的に考慮する必要があります。まずは専門の医療機関でしっかりと診察を受け、自分の状態を正確に把握した上で、医師と十分に相談しながら治療方針を決めることが何より大切です。
アイシークリニック池袋院では、ワキガの症状でお悩みの方に対して丁寧なカウンセリングを行い、一人ひとりの状態に合わせた最適な治療法をご提案しています。「自分はワキガなのか?」「どんな治療が自分に合っているのか?」といった段階から、専門スタッフがしっかりとサポートいたします。ワキガの治療について気になることがあれば、まずはお気軽にご相談ください。
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📚 参考文献
- 厚生労働省 – ワキガ(腋臭症)治療における健康保険適用の条件・仕組み、高額療養費制度の解説に関する参照元
- 日本皮膚科学会 – ワキガ(腋臭症)の定義・診断基準、アポクリン腺・エクリン腺のメカニズム、多汗症との鑑別に関する参照元
- 日本形成外科学会 – 剪除法・皮弁法・吸引法などの保険適用手術の術式詳細、術後管理・ダウンタイムに関する参照元
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務