新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、2023年5月8日に感染症法上の位置づけが5類感染症に移行しました。しかし、感染者数は季節によって増減を繰り返しており、2025年現在も決して「終わった病気」ではありません。冬の寒い時期や夏の暑い時期には感染者が増加する傾向があり、引き続き注意が必要です。
2024年の1年間で新型コロナウイルス感染症により亡くなった方は約35,800人にのぼり、同時期のインフルエンザによる死亡者数(約2,800人)の10倍以上となっています。また、2024年の入院患者数は約109,500人で、インフルエンザの約28,600人と比較しても高い数字です。
📊 【2024-2025シーズン】今年の新型コロナウイルス感染症の特徴
2024年末から2025年にかけて、新型コロナウイルス感染症は新たな局面を迎えています。2025年1月現在、主流となっているのはオミクロン株の亜系統であるNB.1.8.1(ニンバス)株やKP.3株で、これらの変異株は従来株と比較して感染力が高い特徴があります。
特に注目すべきは、ニンバス株による感染では「カミソリを飲み込んだような」と表現される強烈なのどの痛みが報告されていることです。また、2024-2025年シーズンは、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行も懸念されており、症状の見分けがより困難になっています。
この記事では、新型コロナウイルス感染症の症状について、初期症状から経過、風邪やインフルエンザとの違い、重症化リスク、そして後遺症まで、最新の医学的知見に基づいて詳しく解説します。ご自身やご家族の健康管理にぜひお役立てください。

目次
- 🦠 新型コロナウイルス感染症とは
- 🌡️ 新型コロナウイルス感染症の症状を徹底解説
- 📅 症状の経過と変異株による特徴
- 🔍 風邪・インフルエンザとの症状の違いと診断方法
- ⚠️ 重症化リスクと年代別症状の特徴
- 💭 後遺症(罹患後症状)と治療・対応方法
- 📝 まとめ
🦠 新型コロナウイルス感染症とは
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、SARS-CoV-2(サーズコロナウイルスツー)と呼ばれるウイルスによって引き起こされる急性呼吸器感染症です。2019年12月に中国・武漢市で最初の症例が報告され、その後、世界的なパンデミック(世界的大流行)を引き起こしました。
🔬 感染経路と特徴
ウイルスは主に、以下の経路で感染が起こります:
- 飛沫感染:感染者の咳やくしゃみ、会話などの際に排出される飛沫を吸い込むこと
- エアロゾル感染:飛沫より小さな粒子を吸い込むこと
- 接触感染:ウイルスが付着した手で口や鼻、目を触ること
感染力が非常に強く、無症状の感染者からも感染が広がることがあるため、注意が必要です。
🧬 主な変異株の種類
ウイルスは変異を繰り返しており、これまでに以下のような変異株が出現してきました:
- アルファ株
- ベータ株
- デルタ株
- オミクロン株
- NB.1.8.1(ニンバス)株(2025年現在の主流)
- KP.3株
🛡️ 感染対策の基本
感染症対策については、こちらの記事「手指消毒の正しい方法とは?効果的なやり方と注意点を医療の視点から解説」で詳しく解説しています。
Q. 2025年に流行しているニンバス株の特徴的な症状は?
2025年に主流となっているニンバス株(NB.1.8.1株)の最大の特徴は、「カミソリを飲み込んだような」と表現される強烈なのどの痛みです。発熱を伴わない軽症例も見られるため、強いのどの痛みだけでも医療機関での検査を受けることが推奨されています。
🌡️ 新型コロナウイルス感染症の症状を徹底解説
新型コロナウイルス感染症の症状は、一般的な風邪と似ている部分が多いのが特徴です。現在主流となっているオミクロン株系統では、以下のような症状がよくみられます。
💊 代表的な症状一覧
🌡️ 発熱
新型コロナウイルス感染症でもっとも多くみられる症状の一つです。37度台の微熱から39度を超える高熱まで、個人差があります。高齢者では発熱がみられないこともあるため、注意が必要です。
😖 咽頭痛(のどの痛み)
しばしば初発症状として現れます。特に2025年に流行したニンバス株では、「カミソリを飲み込んだような」と表現されるほどの強烈なのどの痛みが特徴とされています。嚥下困難(飲み込みにくさ)を訴える方もいます。
😷 咳
乾いた咳が続くことが多く、痰を伴うこともあります。咳が長引くケースもあり、発症後数週間続くことがあります。長引く咳については、こちらの記事「咳が止まらない2週間以上続く原因とは?長引く症状の対処法を医師が解説」で詳しく解説しています。
😴 倦怠感(だるさ)
多くの感染者が訴える症状です。強い疲労感や体のだるさが続き、日常生活に支障をきたすこともあります。
🔍 その他の重要な症状
🤧 呼吸器症状
- 鼻水・鼻づまり(オミクロン株以降で増加傾向)
- 息切れ・呼吸困難(重症化のサイン)
🧠 全身症状
- 頭痛
- 筋肉痛・関節痛
🤢 消化器症状
- 下痢・吐き気・嘔吐(特に小児で目立つ場合あり)
👃 特殊な症状
味覚障害・嗅覚障害:かつての新型コロナウイルス感染症の特徴的な症状でしたが、オミクロン株以降は発生頻度が低下しています。
嘔吐や下痢の症状については、こちらの記事「嘔吐と下痢が同時に起きたときの対処法|原因・受診目安を医師が解説」で詳しく解説しています。
Q. 新型コロナとインフルエンザの症状の違いを教えてください
新型コロナウイルス感染症は症状の進行がゆるやかで、潜伏期間は2〜7日です。一方、インフルエンザは1〜3日の潜伏期間後に38度以上の高熱が急激に現れ、全身症状が強く出ます。ただし症状だけでの判別は困難なため、正確な診断には抗原検査が必要です。
📅 症状の経過と変異株による特徴
⏱️ 潜伏期間と症状の経過
新型コロナウイルスに感染してから症状が出るまでの期間(潜伏期間)は、一般的に2日から7日程度です。国立感染症研究所の報告によると、オミクロン株の潜伏期間の中央値は約3日で、99%の人が感染から6〜7日以内に発症するとされています。
📅 発症1〜3日目
- のどの痛みや発熱が始まることが多い時期
- 倦怠感や頭痛、筋肉痛なども現れる
- ウイルス排出量は非常に多く、他の人に感染させやすい時期
📊 発症3〜5日目
- 症状のピークを迎えることが多い
- 発熱が続いたり、咳が強くなったりする
- 一方で、この時期から症状が軽くなり始める方もいる
📉 発症5〜7日目
- 多くの方で症状が軽快し始める
- 熱が下がり、のどの痛みや倦怠感も和らぐ
🧬 変異株による症状の違い
🔬 従来株・アルファ株・デルタ株(2021年以前の主流株)
- 肺炎を起こすケースが比較的多い
- 味覚障害や嗅覚障害が高頻度で発生
- 特にデルタ株は感染力が強く、重症化率も高い
🦠 オミクロン株・KP.3株
- 感染力が非常に強い一方、重症化する割合は低下
- 肺炎よりも上気道症状(のどの痛み、鼻水、咳など)が中心
- 免疫逃避能力が高い
🆕 ニンバス株(NB.1.8.1株、2025年の主流株)
- 「カミソリを飲み込んだような」と形容される強烈なのどの痛み
- 2025年8月時点では重症化例はほとんど確認されていない
- 高齢者や基礎疾患のある方では引き続き注意が必要
🏥 回復までの期間
軽症の場合、約1週間程度で症状が改善することが多いです。ウイルスの排出は、発症後7〜10日程度続くとされています。症状が改善した後もウイルスを排出している可能性があるため、発症から10日間は周囲への配慮が必要です。
新型コロナウイルスの潜伏期間について詳しくは、こちらの記事「インフルエンザの潜伏期間は何日?感染力や症状が出るまでの経過を解説」をご覧ください。
🔍 風邪・インフルエンザとの症状の違いと診断方法
新型コロナウイルス感染症、風邪、インフルエンザは、いずれもウイルスによる呼吸器感染症であり、似たような症状を引き起こします。そのため、症状だけでどの感染症かを見分けることは非常に困難です。
🤧 一般的な風邪との比較
風邪の特徴
- 原因:ライノウイルス、アデノウイルス、従来型のコロナウイルスなど200種類以上
- 主な症状:のどの痛み、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、咳
- 発熱:37〜38度程度の微熱にとどまることが多い
- 期間:4〜7日程度で改善
新型コロナウイルス感染症との違い
- 全身症状(倦怠感、筋肉痛など)が強く出ることがある
- 味覚障害や嗅覚障害が起こる可能性がある
- 肺炎を合併したり、後遺症が残ったりする可能性がある
🤒 インフルエンザとの比較
インフルエンザの特徴
- 流行時期:毎年冬季(11月〜3月頃)
- 症状:急激に38度以上の高熱が出る
- 頭痛、全身の倦怠感、筋肉痛、関節痛などの全身症状が強い
- 潜伏期間:1〜3日
- 急速に症状が進行
新型コロナウイルス感染症との違い
- 症状の進行がゆるやかな傾向
- 最初は風邪のような軽い症状から始まり、徐々に悪化
- 潜伏期間:2〜7日(インフルエンザより長い)
🧪 正確な診断のための検査
結論として、発熱やのどの痛み、咳などの症状だけでは、新型コロナウイルス感染症、風邪、インフルエンザを区別することは困難です。
推奨される検査タイミング
- 発症から1日程度経過してから検査すると、より正確な結果が得られます
- 重症化リスクの高い方は症状が軽くても早めに検査を受けることを推奨
同時感染の可能性
2024-2025年シーズンでは、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時感染(フルロナ)例も確認されており、症状だけでの判別はより困難になっています。
インフルエンザの潜伏期間について詳しくは、こちらの記事「インフルエンザの潜伏期間は何日?感染力や症状が出るまでの経過を解説」をご覧ください。
Q. 新型コロナウイルス感染症で重症化しやすいのはどんな人?
新型コロナウイルス感染症で重症化リスクが高いのは、65歳以上の高齢者、慢性呼吸器疾患・糖尿病・心血管疾患などの基礎疾患がある方、妊娠21週以降の妊婦などです。高齢者は発熱などの典型的症状が出にくい場合もあり、早期受診が重要です。
⚠️ 重症化リスクと年代別症状の特徴
新型コロナウイルス感染症は、多くの方が軽症で回復しますが、一部の方では重症化することがあります。重症化すると、入院や集中治療が必要になったり、呼吸困難で酸素投与が必要になったりすることがあります。
👴 重症化しやすい方
🎂 高齢者
もっとも重症化リスクが高いグループです。
- 特に65歳以上の方は死亡リスクが著しく高い
- 80歳以上ではさらにリスクが上昇
- 発熱を伴わずにせん妄(意識の混乱)などの非典型的な症状を呈することもある
🏥 基礎疾患のある方
- 慢性呼吸器疾患:慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気管支喘息など
- 慢性腎臓病:透析を受けている方は特に注意が必要
- 糖尿病:血糖コントロールが不十分な方ではさらにリスクが高い
- 心血管疾患:高血圧、心不全、脳血管疾患(脳卒中など)
- 悪性腫瘍(がん):特に抗がん剤治療を受けている方
👶 子どもの症状の特徴
子どもが新型コロナウイルスに感染した場合、大人と比較して軽症で済むことが多いとされています。しかし、まったく重症化しないわけではなく、注意が必要です。
よくみられる症状
- 発熱、咳、のどの痛み、鼻水
- 下痢や嘔吐などの消化器症状が目立つ場合もある
- 乳幼児では不機嫌になったり、食欲が低下したりする
⚠️ 注意すべき合併症
小児多系統炎症性症候群(MIS-C)
- 感染から2〜6週間後に起こる重篤な合併症
- 症状:高熱、下痢、嘔吐、腹痛、発疹、目の充血など
- 川崎病に似た経過をたどることがある
👴 高齢者の症状の特徴
非典型的な症状
- 典型的な症状(発熱、咳など)が出にくい
- 食欲低下、倦怠感、意識の混乱(せん妄)などで発症
- 「いつもと様子が違う」と感じたら注意が必要
🤱 妊婦の感染リスク
妊婦の方が新型コロナウイルスに感染した場合、特に妊娠後期(妊娠21週以降)では、重症化リスクが高まることが報告されています。
重症化のリスク因子
- 年齢が31歳以上
- 妊娠21週以降の感染
- 妊娠前のBMI(体格指数)が25以上
- 喘息などの呼吸器疾患を持っている
🛡️ 重症化を防ぐための対策
- 感染予防を徹底:手洗い、換気、必要に応じたマスクの着用など
- ワクチン接種を検討:重症化を防ぐ効果が確認されている
- 早めの受診:症状が出たら早めに医療機関を受診し、抗ウイルス薬の投与を検討
Q. 新型コロナの後遺症はどんな症状で、どれくらい続く?
新型コロナウイルス感染症の後遺症(Long COVID)では、倦怠感・呼吸困難感・ブレインフォグ(集中力低下)・脱毛・嗅覚味覚障害などが代表的です。WHOの定義では2か月以上持続するものとされ、感染者の約6〜20%に発生します。軽症者や若い世代でも起こりえます。
💭 後遺症(罹患後症状)と治療・対応方法
新型コロナウイルス感染症では、急性期の症状が改善した後も、さまざまな症状が長期間続くことがあります。これを「罹患後症状」または「後遺症」(英語では「Long COVID」)と呼びます。
📋 後遺症の定義
WHO(世界保健機関)の定義:
「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に罹患した人にみられ、少なくとも2か月以上持続し、また、他の疾患による症状として説明がつかないもの」
😷 主な後遺症の症状
💤 倦怠感(だるさ)
もっとも多く訴えられる症状
- 「働けるが、倦怠感をしばしば感じる」程度から
- 「身の回りのことができず、終日横になっている」程度まで
💨 呼吸困難感
- 肺炎がなくても感じることがある
- 軽い運動で息切れがする、息苦しさが続く
🧠 集中力低下・記憶力低下(ブレインフォグ)
- 頭がぼんやりする
- 集中できない
- 物忘れが増える
その他の症状
- 咳(数週間〜数か月続く)
- 脱毛(感染から2〜3か月後、多くは自然に回復)
- 睡眠障害、嗅覚・味覚障害、頭痛、動悸、関節痛など
📊 後遺症の発生頻度とリスク因子
発生頻度
- WHO:新型コロナウイルス感染者の約6%に後遺症が発生
- 日本の調査:感染者の約10〜20%に何らかの後遺症が発生
- 重要:軽症で済んだ方や、若い世代でも後遺症が残る可能性がある
⚠️ 後遺症のリスク因子
- 高齢であること
- 女性であること
- 感染時の症状が重かったこと
- 基礎疾患があること
💊 治療・対応方法
🏥 医療機関での対応
後遺症に対する特効薬は現時点では存在しませんが、各症状に応じた対症療法を行うことで症状の緩和が期待できます。症状が長引く場合は、かかりつけ医や後遺症外来を設置している医療機関に相談してください。
🏠 日常生活での対処法
- 十分な休息を取る
- 無理をせず、体調に合わせて活動量を調整
- バランスの良い食事と適度な運動
- 睡眠の質を向上させる
⏰ 受診のタイミング
- 感染が疑われるときは早めに検査・受診
- 息苦しさ、強いだるさ、意識がもうろうとするなどの症状は緊急受診
- 重症化リスクのある方は軽症でも早めに相談
🛡️ 予防対策
- 手洗い・手指消毒の徹底
- 換気の徹底
- 必要に応じたマスクの着用
- 体調不良時の外出自粛
- ワクチン接種の検討
📋 療養期間の目安
発症日を0日目として5日間は外出を控え、症状が続いている場合は熱が下がり症状が軽快してから24時間程度経過するまでは外出を控える。発症から10日間はウイルス排出の可能性があるため、マスク着用などの配慮が必要です。
睡眠の質を向上させる方法については、こちらの記事「睡眠の質を上げる方法10選|医師が教える快眠のための効果的な対策」で詳しく解説しています。解熱剤の使用について詳しくは、こちらの記事「解熱剤を飲むタイミングはいつ?効果的な服用方法と注意点を医師が解説」をご覧ください。

この記事のポイント
2025年現在、新型コロナはニンバス株が主流で強烈な咽頭痛が特徴。症状のみでの風邪・インフルエンザとの鑑別は困難で検査が必要。高齢者・基礎疾患保有者は重症化リスクが高く早期受診を推奨。軽症でも後遺症が残る可能性があり、発症後10日間は感染対策の継続が重要。
よくある質問
ニンバス株(NB.1.8.1株)の最も特徴的な症状は、「カミソリを飲み込んだような」と表現される強烈なのどの痛みです。従来のオミクロン株と比較してのどの痛みが強く出る傾向がありますが、発熱、咳、倦怠感などの基本的な症状は類似しています。ただし、強いのどの痛みがない場合でも新型コロナウイルス感染症の可能性はあるため、症状だけでの判断は困難です。
はい、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時感染(フルロナ)は起こりえます。2024-2025年シーズンでは、両方のウイルスが同時に流行しており、同時感染例も報告されています。同時感染した場合、症状が重くなる可能性があるため、発熱や呼吸器症状がある場合は早めに医療機関を受診し、両方の検査を受けることをお勧めします。
新型コロナウイルス感染症の後遺症(罹患後症状)は、WHOの定義では「少なくとも2か月以上持続し、通常は発症から3か月経った時点にもみられる症状」とされています。多くの場合、時間の経過とともに徐々に改善していきますが、個人差があり、数か月から1年以上続くケースもあります。症状が長引く場合は、かかりつけ医や後遺症外来に相談することをお勧めします。
2023年5月8日の5類移行後、法律に基づく外出自粛は求められなくなりましたが、周囲への感染を防ぐため、発症日を0日目として5日間は外出を控えることが推奨されています。また、5日目に症状が続いている場合は、熱が下がり症状が軽快してから24時間程度経過するまでは外出を控えましょう。発症から10日間はウイルス排出の可能性があるため、マスク着用などの配慮が必要です。
新型コロナウイルスの検査は、発症から1日程度経過してから受けると、より正確な結果が得られます。発症直後(発症から12時間未満)では、ウイルス量が少なく偽陰性となる可能性があります。抗原検査キットを使用する場合も同様で、症状が出てから少し時間を置いてから検査することをお勧めします。症状が重い場合や重症化リスクがある方は、検査のタイミングに関わらず早めに医療機関を受診してください。
📝 まとめ
新型コロナウイルス感染症は、2025年現在も私たちの生活に影響を与え続けている感染症です。特に2025年に流行しているニンバス株では、強烈なのどの痛みが特徴的な症状として報告されていますが、症状だけでは風邪やインフルエンザとの区別は困難です。
重要なポイントをまとめると:
- 症状だけでの判別は困難:正確な診断には検査が必要
- 重症化リスクの高い方は早めの受診を:高齢者、基礎疾患のある方、妊婦の方など
- 基本的な感染対策の継続が重要:手洗い、換気、体調不良時の外出自粛など
- 後遺症の可能性:軽症でも長期間症状が続く場合がある
- 療養期間の配慮:発症から5日間は外出を控え、10日間は周囲への配慮を
新型コロナウイルス感染症は、今後も変異を続け、私たちと共存していく感染症と考えられています。正しい知識を持ち、適切な対策を続けることで、感染リスクを下げ、重症化を防ぐことができます。
症状が出た場合は、無理をせず早めに医療機関に相談することが大切です。特に重症化リスクの高い方は、軽症であっても早期の受診を心がけてください。
📚 参考文献
- 厚生労働省 – 新型コロナウイルス感染症について
- 国立感染症研究所 – 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連情報
- WHO(世界保健機関) – COVID-19情報
- 日本産科婦人科学会 – 妊産婦の新型コロナウイルス感染症について
- 日本小児科学会 – 小児の新型コロナウイルス感染症について
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
2024年末から2025年にかけて、当院でも新型コロナウイルス感染症の患者さんが増加傾向にあります。特に印象的なのは、ニンバス株による感染と思われる患者さんで、『今までにないほどのどが痛い』と訴える方が多いことです。一方で、発熱を伴わない軽症例も散見されるため、のどの痛みだけでも検査を受けることをお勧めしています。また、インフルエンザとの同時感染例も確認されており、症状だけでの判別は困難になっています。