「手や足にできたいぼが気になる」「いぼが増えてきて困っている」「池袋周辺でいぼを除去できるクリニックを探している」——このようなお悩みをお持ちの方は少なくありません。いぼは非常にありふれた皮膚疾患ですが、放置すると数が増えたり、大きくなったりすることがあるため、早めの治療が推奨されています。
本記事では、いぼ(疣贅)の種類や原因、治療法について詳しく解説するとともに、池袋エリアでいぼ治療を検討されている方に向けた情報をお届けします。いぼでお悩みの方が正しい知識を身につけ、適切な治療を受けられるよう、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます。

## 🔍 いぼ(疣贅)とは?基本的な知識を理解しよう ### 💡 いぼの定義 いぼとは、皮膚の表面にできる小さな隆起性の病変を指す一般的な呼び名です。医学的には「疣贅(ゆうぜい)」と呼ばれ、表皮にある角化細胞(角層を作る細胞)が異常に増殖してできる皮膚の盛り上がりのことを指します。 日本皮膚科学会の尋常性疣贅診療ガイドライン2019によると、いわゆる「いぼ」は大きく分けて、ウイルス感染によるウイルス性疣贅と、軟性線維腫や脂漏性角化症(老人性疣贅)に大別されます。それぞれ原因や治療法が異なるため、適切な診断を受けることが重要です。 ### 🏷️ いぼの種類 いぼにはさまざまな種類があり、原因や発生部位、見た目によって分類されています。主な種類を以下に解説します。 #### 1. ウイルス性いぼ(尋常性疣贅) ウイルス性いぼは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって生じる良性腫瘍です。手足に多くみられ、表面がザラザラとした角化性の丘疹や結節として現れます。子どもから大人まで幅広い年齢層に発症しますが、特に学童期の子どもに多くみられます。 尋常性疣贅の原因となるHPVは主に2型、27型、57型であり、皮膚の小さな傷から侵入して感染します。感染から発症までの潜伏期間は約3〜6か月とされています。 #### 2. 足底疣贅(そくていゆうぜい) 足の裏にできるいぼで、体重がかかるため外側に隆起せず、内側に向かって成長します。そのため、表面は比較的平坦で、タコやウオノメと間違われることがあります。歩行時に痛みを伴うことがあり、日常生活に支障をきたす場合もあります。 足底疣贅の特徴として、表面を削ると点状の出血(点状出血)がみられることが挙げられます。これはいぼ内部の血管によるもので、タコやウオノメとの鑑別に役立ちます。 #### 3. 扁平疣贅(へんぺいゆうぜい) 主に顔面、手の甲、前腕などに発生する、平らで小さないぼです。直径2〜4mm程度の扁平な丘疹が多発することが特徴で、肌色から淡褐色を呈します。青年期の女性に多くみられることから「青年性扁平疣贅」とも呼ばれます。HPV3型、10型、28型、29型などが原因となります。 #### 4. 脂漏性角化症(老人性いぼ) 脂漏性角化症は、皮膚の老化現象によって生じる良性の腫瘍であり、ウイルス感染によるものではありません。そのため、人から人へうつることはなく、他の部位に広がることもありません。 40代以降から出現し始め、80代ではほぼ全員にみられるとされています。顔面、頭部、体幹など日光に当たりやすい部位に好発し、褐色から黒色の表面がザラザラした隆起として現れます。基本的に治療の必要はありませんが、審美的な理由や衣類との摩擦による不快感がある場合には除去することがあります。 #### 5. 軟性線維腫(アクロコルドン・スキンタッグ) 首、脇の下、鼠径部など、皮膚が柔らかく摩擦を受けやすい部位にできる小さな突起状のいぼです。加齢や肥満、摩擦、紫外線などが原因と考えられており、ウイルス性ではないため感染の心配はありません。 30代頃から出現し始め、加齢とともに増加する傾向があります。50歳以上では約46%の方にみられるとされ、女性は男性の約1.5倍多く発症します。良性で健康上の問題はありませんが、衣類やアクセサリーに引っかかって炎症を起こすことがあります。
## 🦠 いぼができる原因 ### ウイルス性いぼの原因:ヒトパピローマウイルス(HPV) ウイルス性いぼの原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)と呼ばれるウイルスの感染です。HPVは非常にありふれたウイルスで、200種類以上の型が確認されています。型によって感染しやすい部位や引き起こす症状が異なり、皮膚に感染してイボを作る型と、粘膜に感染する型があります。 一般的な手足にできるいぼ(尋常性疣贅)は主にHPV2型、27型、57型の感染で生じます。HPVは正常な皮膚には感染しにくいですが、小さな傷や皮膚の荒れた部分から侵入し、表皮の基底細胞に感染して増殖します。 #### HPVの感染経路 HPVの感染経路は主に以下の2つです。 – **直接接触感染**:いぼに触れることでウイルスが伝播する経路。自分のいぼを触った手で別の部位を触ることで、自家接種によって他の部位にいぼが広がることがある – **間接接触感染**:公共の場所での裸足歩行や、タオル、スリッパなどの共有物を介して感染する経路。プール、温泉施設、スポーツジムなどで感染するケースが報告されている #### 感染しやすい人の特徴 HPVは誰でも感染する可能性がありますが、特に以下のような方は感染しやすいとされています。 – 皮膚のバリア機能が低下している方(アトピー性皮膚炎など) – 免疫力が低下している方 – 手荒れがある方 – 爪を噛む癖がある方 – 素足でプールや公共施設を利用する機会が多い方
## 👀 いぼの症状と見分け方 ### ウイルス性いぼの特徴 ウイルス性いぼ(尋常性疣贅)は、以下のような特徴があります。 **見た目の特徴**: – 表面がザラザラとした角化性の丘疹や結節 – 大きさは数mmから1cm程度 – 色は肌色から灰白色、時に淡褐色 – 単発または多発し、時間の経過とともに数が増えたり、融合して大きくなったりする **好発部位**: – 手指、手の甲、足の裏、膝、肘など外傷を受けやすい部位 – 爪の周囲(爪囲疣贅)や爪の下(爪甲下疣贅) **自覚症状**: – 通常は無症状 – 足底にできた場合は歩行時に痛みを伴うことがある – いぼを触ったり削ったりすることで、出血や炎症を起こすことがある ### 脂漏性角化症の特徴 脂漏性角化症(老人性いぼ)は、以下のような特徴で識別できます。 **外観の特徴**: – 褐色から黒色の表面がザラザラした隆起 – あたかも皮膚に貼り付いたような外観 – 大きさは数mmから数cmまで様々 – 時間とともに徐々に大きくなる **好発部位**: – 顔面、頭部、体幹、手の甲など紫外線を浴びやすい部位 – 手のひらや足の裏にはできない **触感**: – 表面を触るとザラザラしている – 爪で軽くこすると表面の角質がポロポロと剥がれることがある ### 軟性線維腫の特徴 軟性線維腫(首いぼ、アクロコルドン)は、以下のような特徴があります。 **外観の特徴**: – 肌色から淡褐色の小さな突起 – 大きさは1〜3mm程度が多い(5mm以上に成長することもある) – 皮膚から飛び出して茎を持つもの(有茎性)と、やや盛り上がった形状のものがある **好発部位**: – 首周り、脇の下、鼠径部、まぶたなど皮膚が柔らかく摩擦を受けやすい部位 **自覚症状**: – 通常は無症状 – 衣類やアクセサリーに引っかかって捻じれると、痛みや軽い出血を伴うことがある ### いぼとタコ・ウオノメの違い 足底にできるいぼは、タコやウオノメと間違われることがあります。それぞれの違いを理解しておくことが重要です。 | 疾患 | 原因 | 特徴 | 皮紋 | 削った時 | |——|——|——|——|———-| | **いぼ(足底疣贅)** | ウイルス感染 | 表面がザラザラ | 消失 | 点状の出血 | | **タコ(胼胝)** | 圧迫・摩擦 | 黄色く厚く硬い | 保たれる | 出血しない | | **ウオノメ(鶏眼)** | 圧迫 | 中心に芯がある | 保たれる | 出血しない | 自己判断で市販薬を使用すると、いぼを悪化させてしまう可能性があるため、判断に迷う場合は皮膚科を受診することをお勧めします。
## ⚠️ いぼを放置するとどうなる? ### ウイルス性いぼを放置するリスク ウイルス性いぼを放置すると、以下のようなリスクがあります。 **いぼの数が増加**: – いぼを触った手で他の部位を触ることで、自家接種により新しいいぼができる – 初期の小さないぼは比較的少ない治療回数で治すことができるが、放置して数が増えると治療が長期化 **いぼの拡大**: – 時間の経過とともにいぼは徐々に大きくなる – 複数のいぼが融合して塊状(モザイク疣贅)になることがある – 大きくなればなるほど治療が困難になる **他人への感染リスク**: – いぼはウイルス感染症であり、家族や周囲の人に感染する可能性がある – 特に小さなお子さんがいるご家庭では注意が必要 ### 自然治癒の可能性 いぼは免疫の働きによって自然に治ることがあります。特に子どものいぼは、数か月から数年の経過で自然消退することがあると報告されています。しかし、臨床経験上、短期間で自然治癒することは稀であり、放置している間にいぼが増えたり大きくなったりするリスクの方が高いと考えられています。 高齢者ではいぼはあまりみられませんが、これは10〜20年という長いスパンで免疫がつき、いぼが自然消退するためと考えられています。しかし、それまでの間に日常生活への支障や美容上の問題を抱えることになるため、早期の治療をお勧めします。 ### 非ウイルス性いぼを放置した場合 脂漏性角化症や軟性線維腫は良性腫瘍であり、放置しても基本的に健康上の問題はありません。ただし、自然に消えることはなく、加齢とともに増えたり大きくなったりする傾向があります。 審美的な観点から気になる場合や、衣類との摩擦で不快感がある場合は、治療による除去を検討してもよいでしょう。 なお、急にいぼが増えたり、大きくなったり、色や形が変化したりする場合は、悪性腫瘍の可能性を否定するために皮膚科を受診することが重要です。全身に急に老人性いぼが増え、かゆみを伴う場合は、内臓がんの徴候である「Leser-Trélat(レゼール・トレラー)徴候」の可能性があり、注意が必要です。
## 💉 いぼの治療法 いぼの治療には様々な方法があり、いぼの種類、大きさ、数、部位、患者さんの年齢や希望などを考慮して、最適な治療法が選択されます。日本皮膚科学会の尋常性疣贅診療ガイドライン2019では、各治療法の推奨度が示されています。 ### 1. 液体窒素凍結療法 液体窒素凍結療法は、いぼ治療の第一選択として最も広く行われている治療法です。日本皮膚科学会のガイドラインでも推奨度A(行うよう強く勧められる)とされています。 #### 治療の原理 マイナス196℃の液体窒素を綿棒やスプレーを用いていぼに当て、いぼの組織を凍結させて壊死させます。凍結と融解を繰り返すことで、いぼのウイルスに感染した細胞を破壊します。 #### 治療の流れ 治療は通常、1〜2週間ごとに繰り返し行います。ガイドラインでは、いぼの周囲を含めて凍結を3回程度繰り返すことが推奨されています。治療間隔が3週間を超えると効果が落ちるとされているため、定期的な通院が重要です。 #### 効果と治療期間 小さないぼであれば数回の治療で治ることが多いですが、足の裏や爪の周りのいぼは治りにくく、数十回の治療を必要とすることも珍しくありません。部位や大きさによって治療期間は大きく異なります。 #### 痛みについて 液体窒素をあてる際には冷たさと痛みを感じます。痛みの程度は個人差がありますが、多くの患者さんが「思ったより我慢できる」とおっしゃいます。治療後もジンジンとした痛みが数時間続くことがあります。 #### 副作用 治療後に水疱(水ぶくれ)ができることがありますが、通常は1〜2週間で治まります。また、治療後に色素沈着(茶色いシミ)や色素脱失(白く色が抜ける)が残ることがあります。特に顔面への治療では色素沈着が目立つことがあるため注意が必要です。 ### 2. サリチル酸外用療法 サリチル酸を含む外用薬(塗り薬や貼り薬)を用いる治療法です。日本皮膚科学会のガイドラインで推奨度A(行うよう強く勧められる)とされています。 #### 治療の原理 サリチル酸には角質を軟化・剥離させる作用があり、いぼの厚くなった角質を柔らかくして除去します。また、いぼに対する免疫賦活化作用もあるとされています。 #### 使用方法 高濃度(50%程度)のサリチル酸を含む絆創膏(スピール膏など)を3〜5日貼付し、白くふやけた角質を削り取った後、再度貼付するという方法が一般的です。液体窒素凍結療法と併用することで効果を高めることができます。 #### 注意点 サリチル酸は周囲の正常な皮膚にも作用するため、はみ出さないように注意が必要です。また、自己判断でいぼでないもの(例:タコやウオノメ)に使用すると、かえって症状を悪化させることがあります。 ### 3. ヨクイニン(薏苡仁)内服療法 ヨクイニンは、ハトムギの種皮を除いた成熟種子を乾燥した生薬で、古くからいぼの治療に用いられてきました。日本皮膚科学会のガイドラインで推奨度B(行うよう勧められる)とされています。 #### 作用機序 ヨクイニンは免疫機能を活性化させる作用があるとされ、NK細胞や細胞障害性T細胞を活性化してウイルスに対する抵抗力を高めると考えられています。ただし、詳しいメカニズムは完全には解明されていません。 #### 効果 いぼに対するヨクイニンの内服について、投与後4週での改善率は21.4%、8週で50.0%、12週で66.7%という報告があります。即効性はありませんが、継続的な服用で徐々に効果が現れます。特に若年者では有効率が高いとされています。 #### 使用方法 成人は1日9〜18錠(または3〜6g)を3回に分けて内服します。漢方薬なので食前に服用することが推奨されていますが、食後でも問題ありません。味はわずかに甘く、飲みやすいのが特徴です。 #### 適応 ヨクイニンはウイルス性いぼ(尋常性疣贅、扁平疣贅)に対して効果があるとされています。脂漏性角化症(老人性いぼ)や軟性線維腫には効果がありません。顔面のいぼなど、液体窒素凍結療法による色素沈着が心配される部位では、まずヨクイニンの内服を試みることがあります。 ### 4. レーザー治療 レーザー治療は、液体窒素凍結療法で効果がない難治性のいぼに対して行われることがあります。日本皮膚科学会のガイドラインで推奨度B(行うよう勧められる)とされています。 #### 炭酸ガス(CO2)レーザー いぼの組織を蒸散させて除去する方法です。局所麻酔を行った上で、レーザーでいぼを削り取ります。1回の治療で除去できることが多いですが、深いいぼでは再発することがあります。 #### パルスダイレーザー(PDL) いぼ内部の血管を選択的に破壊し、いぼへの栄養供給を断つことで治療します。複数回の治療が必要なことが多いですが、液体窒素凍結療法に比べて痛みが少ないとされています。 #### Nd:YAGレーザー 難治性のいぼに対して使用されることがあります。深部まで到達するため、爪周囲のいぼなど従来の治療で効果がなかったいぼにも有効なことがあります。 ### 5. 外科的切除・いぼ剥ぎ法 いぼの数が少ない場合や、他の治療で効果がない場合には、局所麻酔下で外科的にいぼを切除することがあります。 **外科的切除**: メスでいぼを紡錘形に切除し縫合する方法です。即効性があり、繰り返しの通院を回避できますが、傷跡が残る可能性があります。 **いぼ剥ぎ法**: 眼科用のメスを用いていぼの組織を完全に剥離除去する方法です。いぼの「芯」がどの深さにあるかを見極める経験と技術が必要であり、取り残すと再発します。 ### 6. 電気凝固療法 電気メスを用いていぼを焼灼する方法です。局所麻酔下で行い、いぼの組織を熱で破壊します。日本皮膚科学会のガイドラインで推奨度B(行うよう勧められる)とされています。保険適用があり、液体窒素凍結療法で効果がない場合の選択肢となります。 ### 7. その他の治療法 #### 接触免疫療法 DPCP(ジフェニルシクロプロペノン)やSADBE(スクアレン酸ジブチルエステル)などの化学物質で人工的にかぶれを起こし、いぼに対する免疫反応を誘導する治療法です。多発性のいぼや、液体窒素凍結療法で治らない難治性のいぼに用いられることがあります。 #### モノクロロ酢酸外用 強酸であり、組織を腐食させる作用があります。液体窒素凍結療法に比べて痛みが少ないとされ、足底疣贅などに用いられることがあります。ただし、重篤な副作用の報告もあり、使用には注意が必要です。保険適用外です。 #### シメチジン内服 H2ブロッカーという胃薬ですが、免疫調節作用があるとされ、いぼの治療に用いられることがあります。特に小児で有効例が報告されています。液体窒素凍結療法を嫌がる小児に使用されることがあります。 ### 治療法の選択について いぼの治療法は、いぼの種類、数、大きさ、部位、患者さんの年齢、痛みへの耐性、通院の可否などを総合的に考慮して選択されます。まずは液体窒素凍結療法とサリチル酸外用を基本とし、効果が不十分な場合には他の治療法を併用または変更していくことが一般的です。 いぼの治療は1回で完治することは少なく、複数回の治療(通院)が必要になることがほとんどです。根気よく治療を続けることが大切です。
## 👴 老人性いぼ・首いぼの治療 脂漏性角化症(老人性いぼ)や軟性線維腫(首いぼ)は、ウイルス性いぼとは異なり、必ずしも治療の必要はありません。しかし、審美的な理由や不快感がある場合には、以下のような治療で除去することができます。 ### 脂漏性角化症の治療 #### 液体窒素凍結療法 – 保険適用があり、手軽に受けられる – ただし、1回で取り切れないことが多く複数回の治療が必要 – 治療後に色素沈着が残る可能性がある #### 炭酸ガスレーザー – レーザーで病変を蒸散させて除去 – 1回の治療で除去できることが多く、仕上がりがきれい – ただし、多くの場合保険適用外となる #### 外科的切除 – 大きな病変や悪性腫瘍の可能性がある場合に実施 – メスで切除して組織検査を行う ### 軟性線維腫(首いぼ)の治療 #### ハサミによる切除 飛び出している小さないぼ(茎が1mm程度のもの)は、医療用のハサミで根元から切除することができます。出血も少なく、傷跡がほとんど残りません。 #### 電気凝固・高周波メス やや大きないぼや、平らないぼの除去に適しています。局所麻酔後に、いぼを焼灼して除去します。 #### 炭酸ガスレーザー 多発する首いぼをまとめて除去する場合に用いられることがあります。 ### 注意点 市販のいぼ取り薬(イボコロリなど)やヨクイニンは、脂漏性角化症や軟性線維腫には効果がありません。これらはウイルス性いぼを対象としたものであり、非ウイルス性のいぼには別の治療が必要です。 また、自分でハサミや爪切りで切ろうとすると、出血や感染、傷跡の原因となりますので、必ず医療機関で治療を受けてください。
## 🩹 いぼ治療後のケアと再発防止 ### 治療後のケア #### 液体窒素凍結療法後 治療当日から入浴は可能です。水疱(水ぶくれ)ができた場合は、つぶさずにそのままにしておきましょう。自然に吸収されるか、かさぶたになって剥がれ落ちます。水疱が大きく生活に支障がある場合は、医療機関で穿刺(針で穴をあけて液を抜く)してもらいましょう。 #### レーザー・外科的切除後 治療部位は擦り傷のような状態になりますので、医師の指示に従って軟膏を塗布し、ガーゼやテープで保護します。通常1〜2週間で上皮化(皮膚が再生)します。紫外線を避け、治療部位をこすらないように注意しましょう。 ### 再発防止のポイント ウイルス性いぼは、治療後も再発することがあります。以下のポイントに注意して再発を防ぎましょう。 – **治療は最後まで続ける**:見た目上いぼがなくなっても、ウイルスが残っている可能性がある。医師が治癒と判断するまで治療を続ける – **いぼを触らない**:いぼを触ることで他の部位に広がったり、再発の原因となったりする – **手洗いの徹底**:特にいぼを触った後は、石鹸でよく手を洗い、ウイルスの拡散を防ぐ – **皮膚を清潔に保ち、保湿を心がける**:皮膚のバリア機能を維持することで、ウイルスの侵入を防ぐ – **公共施設では素足を避ける**:プールや温泉施設、スポーツジムでは、サンダルやビーチサンダルを履く – **免疫力を維持**:十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動など、健康的な生活習慣を心がける
## 🏥 池袋でいぼ治療を検討されている方へ 池袋は東京都豊島区に位置する都内有数のターミナル駅であり、JR各線、東京メトロ、西武線、東武線など多くの路線が乗り入れています。埼玉県からのアクセスも良好で、大宮、所沢、川越方面からも通院しやすい立地です。 いぼの治療を受ける際には、以下のようなポイントを参考にクリニックを選ぶとよいでしょう。 ### クリニック選びのポイント **皮膚科専門医が在籍しているか**: いぼの正確な診断と適切な治療のためには、皮膚科専門医の診察を受けることをお勧めします。 **複数の治療法に対応しているか**: いぼの種類や状態によって最適な治療法は異なります。液体窒素凍結療法だけでなく、レーザー治療や外科的切除など、複数の選択肢があるクリニックを選ぶと、自分に合った治療を受けやすくなります。 **通院のしやすさ**: いぼの治療は複数回の通院が必要になることがほとんどです。駅からのアクセス、診療時間、予約の取りやすさなどを確認しておきましょう。 **治療費について事前確認**: 液体窒素凍結療法やサリチル酸外用、ヨクイニン内服などは保険適用となりますが、レーザー治療の多くは保険適用外(自費診療)となります。事前に費用について確認しておくと安心です。 ### アイシークリニック池袋院について アイシークリニック池袋院では、専門医による診察のもと、いぼの種類や状態に応じた適切な治療をご提案しています。 当院では液体窒素凍結療法などの保険診療に加え、レーザー治療など幅広い治療法に対応しています。一人ひとりの患者様に合わせた治療計画を立て、いぼの完治に向けて丁寧にサポートいたします。 池袋駅から徒歩圏内の便利な立地にあり、お仕事帰りや買い物のついでにも通院しやすい環境を整えています。いぼでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

A. いぼを自分で取ろうとすることはお勧めしません。ハサミや爪切りで切ったり、引っ張ったりすると、出血や感染、傷跡の原因となります。また、ウイルス性いぼの場合は、触ることで他の部位や他の人に感染が広がるリスクがあります。市販のいぼ取り薬もありますが、自己判断での使用はいぼを悪化させたり、いぼではないものに使用してしまったりする可能性があります。いぼは必ず医療機関で診断を受け、適切な治療を受けてください。
A. 治療法によって痛みの程度は異なります。最も一般的な液体窒素凍結療法では、治療中に冷たさと痛みを感じます。痛みの感じ方には個人差がありますが、多くの方が耐えられる程度とおっしゃいます。治療後も数時間ジンジンとした痛みが続くことがあります。痛みに不安がある方は、事前に医師に相談してください。お子様の場合は、痛みの少ない治療法(ヨクイニン内服など)を選択することもあります。
## 📝 まとめ いぼ(疣贅)は非常にありふれた皮膚疾患ですが、種類によって原因や治療法が異なります。ウイルス性いぼはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって起こり、放置すると数が増えたり他人にうつしたりする可能性があるため、早めの治療が推奨されます。一方、脂漏性角化症や軟性線維腫は加齢や紫外線が原因で起こる良性腫瘍であり、必ずしも治療の必要はありませんが、審美的な理由で除去することもできます。 いぼの治療には、液体窒素凍結療法、サリチル酸外用療法、ヨクイニン内服療法、レーザー治療など様々な方法があり、いぼの種類や状態に応じて最適な治療法が選択されます。治療は1回で完治することは少なく、根気よく継続することが大切です。 池袋エリアでいぼの治療をお考えの方は、専門医が在籍し、複数の治療法に対応しているクリニックを選ぶことをお勧めします。アイシークリニック池袋院では、患者様一人ひとりの状態に合わせた最適な治療をご提案しておりますので、いぼでお悩みの方はお気軽にご相談ください。 いぼは適切な治療により確実に治癒できる疾患です。気になるいぼがある方は、放置せずに早めに皮膚科を受診し、正確な診断と適切な治療を受けましょう。
## 📚 参考文献 1. 日本皮膚科学会尋常性疣贅診療ガイドライン策定委員会:尋常性疣贅診療ガイドライン2019(第1版),日皮会誌,129(6),1265-1292,2019 [https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/yuzei_gl2019.pdf](https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/yuzei_gl2019.pdf) 2. 厚生労働省:ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~ [https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/](https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/) 3. 国立がん研究センター がん情報サービス:ヒトパピローマウイルス [https://ganjoho.jp/public/qa_links/dictionary/dic01/modal/HPV.html](https://ganjoho.jp/public/qa_links/dictionary/dic01/modal/HPV.html) 4. 第一三共ヘルスケア ひふ研:いぼ(尋常性疣贅) [https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_hifuken/symptom/ibo/](https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_hifuken/symptom/ibo/) 5. 田辺三菱製薬 ヒフノコトサイト:脂漏性角化症(老人性イボ)の症状・原因・治療法 [https://hc.mt-pharma.co.jp/hifunokoto/solution/1977](https://hc.mt-pharma.co.jp/hifunokoto/solution/1977) 6. 日本漢方生薬製剤協会:ヨクイニンについて [https://www.nikkankyo.org/qa/doctor07.htm](https://www.nikkankyo.org/qa/doctor07.htm)
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
いぼの感染経路として見落とされがちなのが「自家接種」です。手のいぼを触った手で顔や他の部位を触ることで、いぼが広がってしまうケースを多く診療しています。いぼがある場合は触らないことが重要で、もし触ってしまった場合は必ず手洗いをするよう患者様にお伝えしています。