脇汗や脇の臭いでお悩みではありませんか。電車の中でつり革につかまるのをためらったり、洋服選びで汗染みが目立たない色ばかり選んでしまったり、人との距離が近くなると不安になったり。これらの悩みを「体質だから仕方ない」と諦めていませんか。
実は、過度な脇汗(腋窩多汗症)や脇の臭い(腋臭症・ワキガ)は、医療機関で相談・治療できる疾患です。近年では保険適用で受けられる治療の選択肢も増え、多くの方が悩みから解放されています。
この記事では、脇汗・臭いが発生するメカニズムから、日常でできるセルフケア、さらには医療機関で受けられる最新の治療法まで、専門的な視点から詳しく解説します。池袋エリアで治療を検討されている方に向けた情報もお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

## 📋 目次
- 脇汗・臭いに悩む人はどれくらいいる?
- 汗が出る仕組みを理解しよう
- 脇汗が多い原因とは
- 脇の臭い(ワキガ)が発生するメカニズム
- 多汗症とワキガの違い
- セルフチェック:あなたの症状は治療が必要?
- 日常でできるセルフケア・対策方法
- 医療機関で受けられる治療法
- 池袋エリアで相談できる医療機関について
- まとめ
## 📊 脇汗・臭いに悩む人はどれくらいいる? 脇汗や臭いの悩みを抱えている方は、実は非常に多くいらっしゃいます。厚生労働省の研究班による全国疫学調査によると、原発性腋窩多汗症(脇の多汗症)の有病率は人口の約5.7%と報告されています。これは日本の人口に換算すると約531万人以上が脇汗で悩んでいる計算になります。 また、腋臭症(ワキガ)については、日本人の約10%が該当するとされています。東京大学医科学研究所の研究によれば、ワキガの臭いのタイプは大きく3つに分類され、ミルク様臭、酸様臭、カレースパイス様臭があり、このうち酸様臭やカレースパイス様臭を持つ人は臭いが強い傾向にあることがわかっています。 しかし、驚くべきことに、脇汗や臭いで悩んでいる方のうち、実際に医療機関を受診している割合はわずか4.4%にとどまっています。多くの方が「恥ずかしい」「体質だから仕方ない」と考え、一人で悩みを抱えているのが現状です。 脇汗や臭いは、適切な治療によって大幅に改善できる症状です。「たかが汗」と軽視せず、日常生活に支障が出ている場合は、早めに専門医に相談することをお勧めします。
## 🧬 汗が出る仕組みを理解しよう 脇汗や臭いの対策を考える前に、まず汗が出る仕組みを理解しておきましょう。人間の体には「汗腺」と呼ばれる汗を分泌する器官があり、これには2種類が存在します。 ### 💧 エクリン腺 エクリン腺は全身の皮膚表面に広く分布しており、約200〜400万個あるとされています。この汗腺から分泌される汗は約99%が水分で、残りは塩分などのミネラルです。無色透明でサラサラとしており、主に体温調節を目的として機能しています。 暑いときや運動したとき、体温が上昇すると脳の視床下部から指令が出され、交感神経を通じてエクリン腺から汗が分泌されます。汗が蒸発する際の気化熱によって体表面を冷やし、体温を一定に保つ重要な役割を担っています。 ### 🦠 アポクリン腺 アポクリン腺は、脇の下、乳輪、外陰部、外耳道など限られた部位にのみ存在します。毛根に接続しており、思春期になると発達が始まります。 アポクリン腺から分泌される汗は、たんぱく質、脂質、脂肪酸、アンモニア、鉄分などを多く含み、白く濁ったベタベタとした性質を持っています。分泌直後は実は無臭ですが、皮膚表面の常在菌によって分解されることで、特有の臭いが発生します。これがワキガ臭の原因となります。 ### 🌡️ なぜ脇は汗をかきやすいのか 脇は他の部位に比べて発汗を始める体温の閾値が特に低いことがわかっています。これは脇の皮膚のすぐ下に腋窩動脈などの太い血管が通っているためです。 脇からの発汗によって血管を冷却し、冷やされた血液が全身を循環することで、効率的に体全体の温度を調節できる仕組みになっています。
## 🔥 脇汗が多い原因とは 脇汗が多くなる原因は、主に以下の要因が考えられます。 ### 🌡️ 温熱性発汗 体温が上昇したときに、体温調節のために起こる発汗です。暑い環境や運動後など、体が熱を持ったときに全身から汗が出ます。脇は汗腺が密集しているため、特に多くの汗が出やすい部位です。 ### 😰 精神性発汗 緊張、不安、ストレスなどの精神的な要因によって引き起こされる発汗です。「冷や汗」という言葉があるように、寒い場所でも緊張すると脇汗が出ることがあります。この精神性発汗は、脇、手のひら、足の裏、額などに特に現れやすい特徴があります。 ### 🌶️ 味覚性発汗 辛いものや酸っぱいものを食べたときに起こる発汗です。香辛料が体内で代謝され、汗として排出されることで、一時的に汗の量や臭いが変化することがあります。 ### 🧬 ホルモンバランスの変化 女性の場合、以下の時期に発汗量が増えることがあります: – 生理周期 – 妊娠・出産 – 更年期 女性ホルモンの減少は自律神経の乱れを引き起こし、発汗量の増加につながることがあります。 ### ❄️ 基礎代謝の上昇 意外かもしれませんが、冬場も脇汗に悩む方は少なくありません。気温が低下すると体は内部の温度を保つためにエネルギーを消費し、基礎代謝が上昇します。その結果、軽い運動でも汗をかきやすくなることがあります。 ### 🏥 原発性腋窩多汗症 上記のような明らかな原因がないにもかかわらず、脇に過剰な汗をかく状態を「原発性腋窩多汗症」と呼びます。交感神経が過敏に反応してエクリン腺を刺激し、体温調節に必要な量を超える汗が分泌される疾患です。 日本皮膚科学会の診療ガイドラインでは、明確な診断基準が定められており、適切な治療を受けることで症状の改善が期待できます。
## 👃 脇の臭い(ワキガ)が発生するメカニズム ワキガ(腋臭症)の臭いは、単に汗をかくだけでは発生しません。臭いが生まれるメカニズムを正しく理解することが、効果的な対策への第一歩となります。 ### ⚗️ ワキガ臭発生の3要素 日本医科大学武蔵小杉病院の研究によれば、ワキガの臭いは以下の3つの要素が組み合わさることで発生します。 #### ① アポクリン汗腺の活動 脂質、たんぱく質、脂肪酸、アンモニアなど、臭いの「もと」となる有機成分を豊富に含む汗を分泌します。 #### ② 皮膚常在菌の存在 皮膚には様々な細菌が住み着いており、特にコリネバクテリウム属やブドウ球菌などがアポクリン汗の有機成分を分解する酵素を持っています。 #### ③ 湿潤な環境の形成 汗によって皮膚が湿り、菌が繁殖しやすい環境が作られます。 これら3つの要素が揃うことで、ワキガ特有の臭いがより強くなる傾向があります。 ### 🧬 遺伝的要因 ワキガ体質は遺伝的な要素が強いことがわかっています。アポクリン汗腺の分泌物の質にはABCC11遺伝子が関与しており、この遺伝子の型によってワキガになりやすい体質かどうかが決まります。 遺伝確率: – 両親のどちらかがワキガ体質:約50% – 両親ともにワキガ体質:約80% 日本人のワキガ有病率は約10%ですが、欧米人では約80%と大きな差があり、これも遺伝的背景の違いによるものです。 ### ✅ ワキガ体質のサイン 自分がワキガ体質かどうかを判断する目安として、以下の特徴が挙げられます: – **耳垢が湿っている**:ワキガ体質の可能性が高い – **衣類の脇部分が黄ばみやすい**:アポクリン汗に含まれるリポフスチンという色素成分が原因 – **家族にワキガ体質の人がいる**:遺伝的傾向 日本皮膚科学会の調査では、耳垢が乾燥しているにもかかわらずワキガと診断されたケースはないという報告もあります。 ### 📈 臭いが強くなる要因 ワキガの臭いの強さは常に一定ではなく、以下のような要因で変化します: – **ストレスや疲労の蓄積** – **飲酒や喫煙** – **脂質の多い食事**(肉類、揚げ物、乳製品など) – **ホルモンバランスの変化**(女性の場合:妊娠中、生理中)
## ⚖️ 多汗症とワキガの違い 脇汗と脇の臭いは混同されがちですが、多汗症とワキガは異なる疾患です。両者の違いを正しく理解しておきましょう。 ### 🔬 原因となる汗腺の違い #### 多汗症 – **主な汗腺**:エクリン腺 – **汗の成分**:約99%が水分 – **特徴**:基本的に無臭 – **症状**:汗の量が多い #### ワキガ – **主な汗腺**:アポクリン腺 – **汗の成分**:脂質やたんぱく質を含む – **特徴**:特有の臭いがある – **症状**:汗の量とは必ずしも比例しない ### 📋 症状の特徴 #### 多汗症の場合 – 汗染みが衣服に広がる – 汗が滴り落ちる – 脇が常に湿っている – 汗をこまめに拭き取れば、臭いはそれほど気にならない #### ワキガの場合 – 汗の量が少なくても独特の臭いが発生 – 臭いのタイプが人によって異なる – 酸っぱい臭い – カレースパイスのような臭い – ミルクのような臭い ### 🤝 併発するケース 多汗症とワキガは異なる疾患ですが、両方を併発しているケースも少なくありません。 アポクリン腺が活発な人はエクリン腺の活動も活発であることが多く、汗の量が多いとアポクリン汗と皮膚常在菌が反応しやすくなり、臭いが強まることがあります。 両方の症状がある場合は、汗と臭いの両方にアプローチする治療が必要になります。
## ✔️ セルフチェック:あなたの症状は治療が必要? 「自分は多汗症なのか」「治療が必要な状態なのか」を判断するために、日本皮膚科学会が定めた診断基準をもとにセルフチェックを行ってみましょう。 ### 🏥 原発性腋窩多汗症の診断基準 以下の条件を満たす場合、原発性腋窩多汗症と診断される可能性があります。 #### 前提条件 明らかな原因がないまま、6か月以上にわたって脇に過剰な汗をかき続けている #### チェック項目(6項目中2項目以上該当で多汗症の可能性が高い) 1. **年齢**:最初に症状が現れたのが25歳以下 2. **対称性**:左右両方の脇で同じような発汗が見られる 3. **睡眠中の症状**:睡眠中は発汗が止まっている 4. **頻度**:週に1回以上、脇汗が多いと感じた経験がある 5. **家族歴**:家族に多汗症の人がいる 6. **生活への影響**:脇汗が原因で日常生活に支障をきたしている ### 📊 重症度の判定 多汗症の重症度は、HDSS(Hyperhidrosis Disease Severity Scale)という尺度で評価します。以下の4段階から、自分に最も当てはまるものを選んでください。 – **グレード1**:発汗は全く気にならず、日常生活に全く支障がない – **グレード2**:発汗は我慢できるが、日常生活に時々支障がある – **グレード3**:発汗はほとんど我慢できず、日常生活に頻繁に支障がある – **グレード4**:発汗は我慢できず、日常生活に常に支障がある グレード3または4に該当する場合は「重症」と判定され、積極的な治療が推奨されます。グレード2の場合も、悩みが大きいようであれば医療機関への相談をお勧めします。 ### 👃 ワキガのセルフチェック ワキガかどうかを判断する目安として、以下の項目を確認してみてください: – ✅ **耳垢が湿っている**(アメ耳、軟耳垢と呼ばれる状態) – ✅ **衣類の脇部分に黄色いシミ**ができやすい – ✅ **脇毛が多い、または太い** – ✅ **家族にワキガの人がいる** – ✅ **他人から臭いを指摘**されたことがある ただし、これらはあくまで目安であり、正確な診断は専門医による診察が必要です。気になる症状がある場合は、早めに皮膚科や形成外科を受診することをお勧めします。
## 🏠 日常でできるセルフケア・対策方法 医療機関での治療を検討する前に、まずは日常生活でできるセルフケアを試してみましょう。適切なケアを行うことで、症状を軽減できる場合があります。 ### 🧹 こまめに汗を拭く 汗をかいたら、できるだけ早く拭き取ることが基本です。汗を放置すると皮膚表面で細菌が繁殖し、臭いの原因となります。 **効果的な拭き取り方法:** – 殺菌成分(イソプロピルメチルフェノールなど)が配合された汗拭きシートを使用 – 乾いたタオルよりも、湿ったタオルや汗拭きシートの方が効果的 ### 🧴 制汗剤・デオドラント製品を活用する 制汗剤とデオドラント製品は、それぞれ目的が異なります: – **制汗剤**:汗の量を抑える効果 – **デオドラント製品**:臭いを抑える効果 #### 主な成分 **制汗成分:** – クロルヒドロキシアルミニウム – 塩化アルミニウム – ミョウバン **殺菌成分:** – イソプロピルメチルフェノール – 銀イオン #### 効果的なタイプ 脇に直接塗るタイプ(ロールオン、スティック、クリーム)は肌への密着度が高く、効果が長続きしやすい傾向があります。 **使用のポイント:** 汗をかく前の清潔な肌に塗布することで、より効果を発揮します。 ### 🚿 脇を清潔に保つ 入浴時には、脇を丁寧に洗いましょう。殺菌成分が配合された薬用せっけんを使用すると効果的です。 **注意点:** ゴシゴシと強くこすりすぎると肌を傷つけ、かえって細菌が繁殖しやすくなることがあります。 日中も、汗をかいたらアルコール綿で拭くことで、菌の繁殖を抑えることができます。 ### ✂️ 脇毛の処理を行う 脇毛があると、汗や皮脂が毛に絡まり、細菌が繁殖しやすい環境が作られます。 **脇毛処理のメリット:** – 脇を清潔に保ちやすくなる – 通気性が良くなる – 制汗剤やデオドラント製品が肌に直接届きやすくなる 医療脱毛では、毛根周辺のアポクリン腺に軽微なダメージを与えることで、臭いがわずかに軽減する場合もあります。 ### 👕 衣類の工夫 #### おすすめの素材 – **天然素材**(綿や麻など):通気性が良く、汗を吸収しやすい – **化学繊維**:汗を吸収しにくく、蒸れやすいため避ける #### 便利なアイテム – **汗取りパッド**:衣服への汗染みを防ぐ – **抗菌防臭加工インナー**:臭いを軽減 ### 🍽️ 食生活の見直し #### 控えめにしたい食品 肉類、揚げ物、乳製品など脂質の多い食事は、アポクリン腺の分泌を活発にし、臭いを強くする可能性があります。 #### おすすめの食事 緑黄色野菜や大豆製品を豊富に含む和食中心の食生活を心がけると良いでしょう。 #### 注意が必要な物 – 香辛料を多く含む食事 – アルコール – カフェイン ### 😌 ストレス管理 ストレスは自律神経のバランスを乱し、交感神経を優位にさせます。交感神経は汗腺の活動を促進するため、ストレスが溜まると発汗量が増え、臭いも強くなりやすくなります。 #### おすすめのストレス解消法 – 適度な運動 – 十分な睡眠 – 趣味の時間を確保 – 湯船でのゆっくりとした入浴
## 🏥 医療機関で受けられる治療法 セルフケアだけでは改善が難しい場合や、症状が重い場合は、医療機関での治療を検討しましょう。現在、多汗症やワキガには様々な治療法があり、症状の程度や患者の希望に応じて選択できます。 ### 💊 外用薬による治療 外用薬は最も手軽に始められる治療法です。近年、保険適用で処方できる新しい外用薬が登場し、治療の選択肢が広がっています。 #### エクロックゲル5% – **保険適用**:2020年11月に日本で初めて承認 – **有効成分**:ソフピロニウム – **対象年齢**:12歳以上 – **使用方法**:1日1回、両脇に塗布 – **効果**:約80%の方に発汗抑制効果、約60%の方が日常生活に支障がない程度まで改善 #### ラピフォートワイプ2.5% – **発売**:2022年5月 – **タイプ**:1回使い切りのワイプ(シート)タイプ – **有効成分**:グリコピロニウム – **対象年齢**:9歳以上 – **特徴**:個包装で持ち運びに便利 #### 塩化アルミニウム溶液 – **保険適用**:適用外 – **特徴**:古くから使用、比較的安価 – **作用機序**:汗腺の出口に蓋をする – **注意点**:半数以上の患者に接触皮膚炎の可能性 ### 💉 ボトックス注射(ボツリヌス療法) ボトックス注射は、ボツリヌス菌から抽出したたんぱく質を脇の皮膚に直接注射する治療法です。 #### 治療の特徴 – **施術時間**:10〜20分程度 – **効果の発現**:注射後2〜3日 – **持続期間**:4〜9か月間 – **保険適用**:重度の原発性腋窩多汗症の場合 #### 効果 – エクリン腺とアポクリン腺の両方に作用 – 汗の量と臭いの両方に効果 – 繰り返し注射により効果の持続期間が延長 #### 注意事項 – 妊娠中・授乳中の方は使用不可 – 一部の神経・筋疾患をお持ちの方は要相談 ### ⚡ ミラドライ ミラドライは、マイクロ波(電磁波)を使用して汗腺を破壊する治療法です。2010年に日本に導入され、皮膚を切らずにワキガと多汗症を同時に治療できます。 #### 治療の仕組み マイクロ波は水分子に反応して熱を発生させる性質があります。この性質を利用し、水分を多く含む汗腺(エクリン腺とアポクリン腺の両方)に選択的に熱エネルギーを与えて破壊します。 #### 治療の特徴 – **施術時間**:両脇で約1時間程度 – **麻酔**:局所麻酔使用 – **効果の持続**:半永久的 – **ダウンタイム**:短い(施術当日から日常生活可能) – **患者満足度**:治療後12か月時点で約90%以上 #### 副作用 – 施術後の腫れ、痛み – 皮膚の凸凹感(数日〜数週間で改善) – まれに神経損傷のリスク #### 費用 保険適用外で20〜50万円前後が一般的 ### 🔪 外科手術 外科手術は、ワキガや多汗症の根本的な治療法として、汗腺を直接取り除く方法です。 #### 皮弁法(剪除法) – **方法**:脇の下の皮膚を数センチ切開し、皮膚を裏返してアポクリン腺を目視で除去 – **保険適用**:腋臭症(ワキガ)の治療として適用 – **効果**:最も確実に汗腺を除去できる方法 #### 術後の管理 – 数日間の安静が必要 – 1週間程度の圧迫固定 – 傷跡が残る可能性 ### 💊 内服薬による治療 #### プロバンサイン(プロパンテリン臭化物) – **作用**:抗コリン作用により全身の発汗を抑制 – **適応**:全身性多汗症 – **副作用**:口渇、便秘、排尿障害 – **使用制限**:緑内障や前立腺肥大のある方は使用不可 ### 🎯 治療法の選び方 どの治療法を選ぶかは、以下の要因を総合的に考慮して決定します: – **症状の程度** – **生活スタイル** – **費用** – **ダウンタイムの許容度** #### 治療の流れ 1. **軽度〜中等度の多汗症**:外用薬から開始 2. **外用薬で効果不十分**:ボトックス注射を検討 3. **手術に抵抗がある場合**:ミラドライを検討 4. **根本的な治療を希望**:外科手術を検討 専門医とよく相談し、自分に合った治療法を選択することが大切です。
## 🏢 池袋エリアで相談できる医療機関について 脇汗や臭いでお悩みの方は、まず専門医に相談することをお勧めします。池袋エリアには、多汗症やワキガの治療を行っている皮膚科・形成外科が複数あります。 ### 🚃 池袋のアクセスの良さ 池袋は東京都豊島区に位置し、以下の路線が乗り入れる交通の要所です: – JR山手線 – JR埼京線 – JR湘南新宿ライン – 東武東上線 – 西武池袋線 – 東京メトロ丸ノ内線・有楽町線・副都心線 埼玉県や北関東からのアクセスも良く、仕事帰りや学校帰りにも通いやすい立地です。 ### 🏥 医療機関選びのポイント 医療機関を選ぶ際は、以下のポイントを参考にしてください: #### 1. 治療実績 多汗症やワキガの治療実績が豊富であることが重要です。特にボトックス注射やミラドライなどの施術は、医師の技術や経験によって効果や副作用の程度が変わることがあります。 #### 2. 診療体制 保険診療と自由診療の両方に対応しているかどうかを確認しましょう。原発性腋窩多汗症と診断された場合、外用薬やボトックス注射は保険適用で受けられる可能性があります。 #### 3. カウンセリングの質 カウンセリングや相談が丁寧であることも大切です。脇汗や臭いの悩みは非常にデリケートな問題です。患者の話をしっかり聞いてくれる医療機関を選びましょう。 #### 4. 通いやすさ 通いやすい立地や診療時間も考慮してください。多汗症の治療は継続的なケアが必要な場合もあるため、無理なく通える医療機関を選ぶことが大切です。 ### 🏥 アイシークリニック池袋院のご紹介 アイシークリニック池袋院では、多汗症やワキガでお悩みの方に対して、症状の程度やご希望に応じた治療法をご提案しています。 **提供治療:** – 保険適用の外用薬 – ボトックス注射 – ミラドライによる根本治療 **特徴:** – 経験豊富な医師による丁寧な診療 – プライバシーに配慮した診療体制 – 池袋駅からアクセス良好 お一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。

## ❓ よくある質問(Q&A)
脇汗が多いからといって、必ずしもワキガとは限りません。多汗症とワキガは異なる疾患です。多汗症は汗の「量」が問題となる疾患であり、ワキガは汗の「臭い」が問題となる疾患です。
多汗症の方の汗は主にエクリン腺から分泌されるため、約99%が水分であり、基本的に無臭です。一方、ワキガの方はアポクリン腺から分泌される汗に含まれる成分が細菌に分解されることで、特有の臭いが発生します。
ただし、多汗症とワキガの両方を併発しているケースも少なくありません。気になる場合は、専門医に診てもらうことをお勧めします。
## 💝 脇汗・臭いでお悩みの方へ ~一人で悩まないでください~ 脇汗や臭いの悩みは、他人には相談しにくいデリケートな問題です。しかし、この悩みを抱えている方は決して少数ではなく、日本人の約10人に1人が何らかの形で脇汗や臭いに悩んでいるとされています。 「周りの人に不快な思いをさせているのではないか」「臭いのせいで人間関係がうまくいかないのではないか」といった不安は、精神的な負担となり、QOL(生活の質)を大きく低下させます。 ### 📊 症状が生活に与える影響 ある調査では、重症の多汗症患者の実態が明らかになっています: – **約8割**:洋服選びに制限がある – **約7割**:異性との接触が気になる – **約6割**:電車のつり革につかまるのをためらう – **15人に1人**:疾患が原因で希望の職業を断念した経験がある このように、日常生活のあらゆる場面で支障が出ており、人生の機会損失にまでつながっているケースもあるのです。 ### 🌟 治療の進歩 現代の医療では、脇汗や臭いに対する効果的な治療法が数多く開発されています。保険適用で受けられる治療も増え、以前に比べて治療のハードルは大幅に下がっています。 「体質だから仕方ない」と諦める前に、ぜひ一度専門医にご相談ください。 ### 🏥 アイシークリニック池袋院での治療 アイシークリニック池袋院では、脇汗・臭いでお悩みの方に対して、丁寧なカウンセリングを行い、症状の程度やライフスタイル、ご希望に応じた最適な治療法をご提案しています。 **提供治療:** – 保険適用の外用薬 – ボトックス注射 – ミラドライによる根本治療 **当院の特徴:** – 池袋駅からアクセス良好 – お仕事帰りや学校帰りにも通いやすい立地 – プライバシーに配慮した診療体制 あなたの悩みに寄り添い、快適な毎日を取り戻すお手伝いをいたします。まずはお気軽にご相談ください。
## 📚 参考文献
- 日本皮膚科学会「原発性局所多汗症診療ガイドライン2023年改訂版」https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/133/2/133_157/_article/-char/ja/
- 日本皮膚科学会「汗の病気―多汗症と無汗症―」https://www.dermatol.or.jp/qa/qa32/q02.html
- 厚生労働省研究班「特発性局所多汗症の疫学調査、脳血流シンチの解析による病態解析及び治療指針の確立」
- 東京大学医科学研究所「腋臭症(わきが)のニオイの原因となる菌を遺伝子レベルで解析」https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/about/press/page_00281.html
- 日本医科大学武蔵小杉病院形成外科「ワキガ(腋臭症)の治療」https://www.nms.ac.jp/kosugi-h/section/plastic-surgery/guide_wakiga.html
- 済生会「ワキガの悩みとさようなら!今すぐ試せるケア方法」https://www.saiseikai.or.jp/medical/column/body_odor/
- 兵庫医科大学病院「原発性腋窩多汗症」https://www.hosp.hyo-med.ac.jp/disease_guide/detail/112
- 難病情報センター「原発性局所多汗症」https://www.nanbyou.or.jp/entry/2430
- マルホ株式会社「脇の多汗症とは」https://www.maruho.co.jp/kanja/wakiase/symptom/
- 久光製薬「手掌多汗症の疫学」https://www.hisamitsu.co.jp/tenoase/epidemiology/
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
脇汗でお悩みの方の多くは「自分だけの問題」と考えがちですが、実は日本人の約5.7%が原発性腋窩多汗症に該当し、決して珍しい症状ではありません。近年では保険適用の外用薬やボトックス注射など、治療選択肢が大幅に増えました。症状によって最適な治療法は異なるため、まずは専門医にご相談いただき、適切な診断と治療を受けることをお勧めします。