シミ取りレーザー治療は、気になるシミを効果的に改善できる美容医療として人気を集めています。しかし、治療を受けた方の中には「思ったような効果が得られなかった」「かえってシミが濃くなってしまった」といった声も聞かれます。
こうした「失敗」と感じるケースには、必ず原因があります。本記事では、シミ取りレーザー治療における失敗の原因や具体的な事例、そして失敗を防ぐためのポイントについて詳しく解説します。
これからシミ取りレーザー治療を検討されている方、過去に治療で思うような結果が得られなかった方は、ぜひ参考にしてください。

目次
- シミ取りレーザー治療とは
- シミ取りレーザーで起こりうる「失敗」とは
- シミ取りレーザーの失敗例と原因
- 失敗と勘違いしやすいケース
- シミ取りレーザーの種類と特徴
- 肝斑とレーザー治療の注意点
- 炎症後色素沈着(戻りジミ)について
- シミ取りレーザー治療で失敗しないためのポイント
- 治療後のアフターケアの重要性
- クリニック選びのポイント
- アイシークリニックのシミ取りレーザー治療
- よくある質問
🎯 シミ取りレーザー治療とは
シミ取りレーザー治療は、レーザー光線をシミの原因であるメラニン色素に照射し、色素を破壊することでシミを薄くしたり消したりする治療法です。
レーザーはメラニン色素にのみ反応する特性があるため、周囲の健康な皮膚への影響を最小限に抑えながら、シミにピンポイントでアプローチすることができます。
シミ取りレーザーには複数の種類があり、代表的なものとして以下があります:
- Qスイッチルビーレーザー
- QスイッチYAGレーザー
- ピコレーザー
それぞれ波長や照射時間(パルス幅)が異なり、シミの種類や深さ、肌質によって最適なレーザーを選択することが重要です。
一般的なシミ(老人性色素斑やそばかす)であれば、多くの場合1回から数回の治療で効果を実感できます。しかし、すべてのシミがレーザー治療に適しているわけではなく、シミの種類や状態によっては別の治療法が推奨されることもあります。
⚠️ シミ取りレーザーで起こりうる「失敗」とは
シミ取りレーザー治療における「失敗」とは、期待した効果が得られなかったり、新たな肌トラブルが発生したりする状態を指します。
ただし、治療後に一時的に生じる正常な反応を「失敗」と誤解してしまうケースも少なくありません。まずは、本当の失敗と正常な経過の違いを理解することが大切です。
SNSやインターネット上では「シミ取りレーザーはやらないほうがいい」という口コミも見られますが、これらの多くは治療に関する正しい知識がないままに判断されたものや、治療後の経過を誤解しているケースが含まれています。
シミ取りレーザーで失敗するケースには必ず原因が存在し、適切な診断と治療、そしてアフターケアを行えば、多くの場合で良好な結果を得ることができます。
🚨 シミ取りレーザーの失敗例と原因
シミ取りレーザー治療で報告される代表的な失敗例と、その原因について詳しく解説します。
📉 シミが薄くならない・効果を感じられない
シミ取りレーザーを受けたにもかかわらず、シミが思ったほど薄くならないケースがあります。
この主な原因は以下の通りです:
- レーザーの出力設定が適切でなかった
- シミの深さや種類に対して最適でない機器を使用した
- もともとシミが薄く、レーザーが十分に反応しなかった
- 複雑なシミや深い部分にある色素沈着で一回では改善が困難
レーザーはメラニン色素を熱エネルギーで破壊して体外に排出させる治療法ですが、出力が弱すぎるとメラニン色素を十分に破壊できず、効果が得られません。
また、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)のように真皮層に存在するシミは、複数回の治療が必要となることが一般的です。
🌑 シミがかえって濃くなった
シミ取りレーザー治療後にシミが以前より濃くなってしまうケースがあります。これは「炎症後色素沈着(PIH)」と呼ばれる現象です。
原因として以下が考えられます:
- レーザー照射による刺激でメラノサイト(色素細胞)が活性化
- メラニン色素の過剰生成
- 肝斑の存在を見落とした誤診
- 治療後の紫外線ケア不足
炎症後色素沈着は日本人をはじめとするアジア人に起こりやすく、レーザー治療を受けた方の半数以上に見られるとも言われています。
通常は3ヶ月から半年、長くても1年程度で自然に薄くなっていきますが、紫外線を浴びたり患部を擦ったりすると長引くことがあります。
特に肝斑がある場合、通常のシミ取りレーザーを照射するとかえって悪化してしまう可能性があります。肝斑は他のシミと混在していることも多く、見分けが難しいため、経験豊富な医師による正確な診断が不可欠です。
🔥 傷跡や炎症が残った
シミ取りレーザー後に傷跡や炎症が長期間残ってしまうケースがあります。
考えられる原因:
- レーザーの出力が強すぎて火傷を起こした
- 術後のアフターケアが不十分だった
- 治療後にかさぶたを無理に剥がしてしまった
- 患部への摩擦や刺激
通常、シミ取りレーザーは表皮内の色素に対して照射するため、傷として痕跡が残ることはほとんどありません。
しかし、出力が高すぎて周囲の正常な組織にまでダメージが及んだ場合や、治療後のケアが不適切だった場合には、傷跡が残ることがあります。
⚪ 白斑化(色抜け)が起きた
白斑とは、肌の一部が脱色したように白く見えてしまう症状です。
シミ取りレーザーを繰り返し照射することで、色素細胞がダメージを受け、本来の皮膚の色を作ることができなくなってしまうことが原因です。
白斑化のリスクを高める要因:
- 十分な期間を空けずに繰り返しレーザーを照射
- 照射出力が必要以上に強すぎる
- 炎症後色素沈着に対して早い段階で再照射
- 同一部位への過度な治療
一度白斑化が起きてしまうと治療が難しくなるため、予防が何より大切です。シミを一度で取り切れなかった場合でも、3ヶ月程度は間隔を空けてから2回目の照射を検討することが推奨されています。
🔄 シミの再発
レーザー治療でシミを除去した後、同じ場所にシミが再び現れることがあります。
これには大きく分けて2つの原因があります:
- シミが完全に除去されていない
メラニン色素が残存していたケース - 新たなシミの発生
紫外線などの影響で新しいシミが発生したケース
シミ取りレーザーはシミを除去することはできても、新しいシミの発生を防ぐことはできません。そのため、治療後も紫外線対策を継続することが重要です。
❓ 失敗と勘違いしやすいケース
シミ取りレーザー治療後に生じる一部の症状は、失敗ではなく正常な経過であることがあります。治療への不安を軽減するためにも、失敗と勘違いしやすいケースについて理解しておきましょう。
🔴 赤みや腫れが出た
レーザー照射後の肌は軽い火傷状態になっているため、赤みや腫れが出ることは正常な反応です。
通常は数日から1週間程度で落ち着きますが、個人差があります。ただし、赤みが長期間続く場合や、水ぶくれができた場合は、レーザーの出力が強すぎた可能性があるため、医師に相談することをお勧めします。
🩹 かさぶたができない
シミ取りレーザー治療後は、通常であればかさぶたができて1週間ほどで剥がれ落ちます。
しかし、必ずしもかさぶたができるわけではありません:
- レーザーの種類や設定による違い
- シミの状態による違い
- 薄い膜として現れる場合
- 出力が強すぎてシミの組織が一気に飛んでしまった場合
かさぶたができるかどうかは個人差があるため、かさぶたができないからといって必ずしも失敗とは言えません。不安な場合は、治療を行ったクリニックに相談しましょう。
🟤 炎症後色素沈着(戻りジミ)
レーザー照射後2週間から1ヶ月程度で、治療部位にシミのような茶色い色素沈着が現れることがあります。これは「炎症後色素沈着」または「戻りジミ」と呼ばれ、レーザー治療に伴う正常な反応の一つです。
炎症後色素沈着は、レーザーの刺激によってメラノサイトが一時的に活性化し、メラニンが過剰に生成されることで起こります。
見た目はシミが悪化したように見えるため「失敗した」と感じる方も多いのですが、これは元のシミとは異なるものです。通常は3ヶ月から半年、長くても1年程度で自然に薄くなっていきます。
🔬 シミ取りレーザーの種類と特徴
シミ取りレーザーには複数の種類があり、それぞれ特徴が異なります。シミの種類や状態に合わせて最適なレーザーを選択することが、治療成功の鍵となります。
💎 Qスイッチルビーレーザー
Qスイッチルビーレーザーは、694nmの波長を持つレーザーで、メラニン色素への吸収率が高いことが特徴です。
適用症状:
- シミやそばかす
- ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
- あざ
特に濃いシミや輪郭がはっきりしたシミの除去に効果的で、多くの場合1回の治療で高い効果が期待できます。
治療後はかさぶたができ、1週間から10日程度で自然に剥がれ落ちます。ダウンタイムはある程度生じますが、しっかりとシミを除去したい方に適した治療法です。
⚡ QスイッチYAGレーザー
QスイッチYAGレーザーは、532nmと1064nmの2種類の波長を切り替えて照射できるレーザーです。
波長による違い:
- 532nm:皮膚の浅い層のメラニン色素に反応、黒色や茶色のシミの除去
- 1064nm:皮膚の深い層まで届く、青みがかったシミや深い色素沈着の治療
波長によって作用する深さが異なるため、表皮から真皮まで幅広い層にあるシミに対応できます。また、レーザートーニングと呼ばれる低出力モードでは、肝斑の治療にも使用されています。
⚡ ピコレーザー
ピコレーザーは、1兆分の1秒という極めて短い時間でレーザーを照射する最新の治療機器です。
従来のQスイッチレーザー(ナノ秒単位)と比較して照射時間が短く、熱ではなく衝撃波によってメラニン色素を細かく粉砕します。
ピコレーザーのメリット:
- 肌へのダメージが少ない
- ダウンタイムが短い
- 薄いシミにも効果が期待できる
- 複数の照射モードに対応
照射モードの種類:
- ピコスポット:ピンポイントのシミ除去
- ピコトーニング:顔全体のトーンアップ
- ピコフラクショナル:肌質改善
ただし、ピコレーザーが万能というわけではありません。濃いシミや根深いシミに対しては、従来のQスイッチレーザーの方が効果的な場合もあります。
🟫 肝斑とレーザー治療の注意点
シミ取りレーザー治療において最も注意が必要なのが「肝斑」の存在です。肝斑は他のシミとは性質が異なり、通常のシミ取りレーザーで治療すると悪化してしまう可能性があります。
🔍 肝斑とは
肝斑は、30代から50代の女性に多く見られるシミの一種です。
肝斑の特徴:
- 頬骨や額、鼻の下などに左右対称に現れる
- 境界線がぼんやりとしている
- 薄い茶色でモヤっと広がる見た目
肝斑の正確な原因は解明されていませんが、以下の要因が関係していると考えられています:
- 女性ホルモンの影響
- 紫外線
- 摩擦
妊娠や経口避妊薬の服用、更年期などホルモンバランスが変化するタイミングで現れたり悪化したりすることがあります。
⚠️ 肝斑にレーザーが禁忌とされる理由
肝斑は刺激に非常に敏感で、強い刺激を受けるとメラノサイトが活性化し、かえって色素が濃くなってしまいます。
通常のシミ取りレーザーは高出力でメラニン色素を破壊しますが、この強い刺激が肝斑を悪化させる原因となります。
また、肝斑は他のシミ(老人性色素斑やそばかすなど)と混在していることが多く、見分けが難しいという問題があります。肝斑の存在に気づかずにレーザー治療を行ってしまうと、老人性色素斑は改善しても、その下にあった肝斑が悪化するという結果になりかねません。
💊 肝斑の治療法
肝斑治療の第一選択は、トラネキサム酸やビタミンCなどの内服薬です。
治療の組み合わせ:
- 内服薬での肝斑のコントロール
- ハイドロキノンなどの美白外用薬の併用
レーザー治療を行う場合は、レーザートーニングやピコトーニングと呼ばれる低出力での照射が用いられます。
これらの治療は、刺激を最小限に抑えながらメラニン色素を少しずつ分解していく方法です。ただし、1回で劇的な効果は期待できず、5回から10回程度の継続治療が必要となります。
また、頻繁に照射しすぎると白斑化のリスクがあるため、適切な間隔を空けることが重要です。
🔄 炎症後色素沈着(戻りジミ)について
シミ取りレーザー治療後に多くの方が経験する「炎症後色素沈着」について、そのメカニズムと対処法を詳しく解説します。
🧬 炎症後色素沈着のメカニズム
炎症後色素沈着(Post-Inflammatory Hyperpigmentation: PIH)は、皮膚にダメージや炎症が生じた後にメラニン色素が過剰に生成され、茶色いシミのような色素沈着が残る状態です。
ニキビ跡や虫刺され跡、火傷跡などでも同様の現象が起こります。
レーザー治療後の炎症後色素沈着のメカニズム:
- レーザー照射により皮膚が一時的な炎症状態(軽い火傷状態)になる
- 体の防御反応としてメラノサイトが刺激を受けて活性化
- 通常よりも多くのメラニン色素を生成し始める
- 過剰に生成されたメラニンが肌のターンオーバーで排出しきれず蓄積
- 茶色い色素沈着として現れる
炎症後色素沈着は日本人を含むアジア人に起こりやすく、レーザー治療を受けた方の50%以上に見られるとされています。
現れる時期は治療後2週間から1ヶ月程度で、元のシミがあった場所に茶色い色素沈着が出現します。
⏱️ 炎症後色素沈着の経過と対処法
炎症後色素沈着は一時的なもので、通常は3ヶ月から6ヶ月、長くても1年程度で自然に薄くなっていきます。
ただし、以下の点に注意しないと、長引いたり定着したりしてしまう可能性があります:
紫外線対策(最重要):
- 炎症後色素沈着がある部分は紫外線を吸収しやすい
- 日焼け止めを毎日塗る
- 帽子や日傘で物理的に遮断
- 天候に関わらず日中は対策を徹底
摩擦の回避:
- 患部を擦ったり触ったりしない
- 洗顔は泡で優しく
- タオルは押さえるように使用
- 刺激のないスキンケア
色素沈着を早く改善したい場合は、以下の治療法があります:
- ハイドロキノンやトレチノインなどの美白外用薬
- トラネキサム酸の内服
これらの治療は医師の指導のもとで行うことをお勧めします。
✅ シミ取りレーザー治療で失敗しないためのポイント
シミ取りレーザー治療で失敗を防ぐためには、いくつかの重要なポイントがあります。
🔬 シミの種類を正確に診断してもらう
シミには様々な種類があり、それぞれ適切な治療法が異なります。
代表的なシミの種類:
- 老人性色素斑(日光黒子)
- そばかす(雀卵斑)
- 肝斑
- ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
- 炎症後色素沈着
これらのシミは複数が混在していることも多く、正確な診断には専門的な知識と経験が必要です。
特に肝斑は見落とされやすく、気づかずに通常のシミ取りレーザーを照射すると悪化してしまう恐れがあります。治療前のカウンセリングでしっかりと診断を受け、自分のシミの種類と最適な治療法について説明を受けることが大切です。
📋 治療内容とリスクについて十分な説明を受ける
厚生労働省は、美容医療を受ける際に「効果だけでなく、リスクや副作用についても知り、納得した上で治療を受けること」を推奨しています。
確認すべき内容:
- 使用するレーザーの種類と特徴
- 治療回数の目安
- ダウンタイムの期間と症状
- 炎症後色素沈着の可能性
- 治療後の注意事項
不明な点があれば、納得するまで質問しましょう。
⏳ 即日の施術を避け、十分に検討する時間を取る
美容医療は基本的に緊急性を伴わない治療です。
カウンセリング当日に「今日なら割引」などと言われて即日施術を勧められても、その場で判断せず、一度持ち帰って冷静に検討することをお勧めします。
消費者庁や厚生労働省も、美容医療における即日施術のトラブルについて注意喚起を行っています。十分な時間をかけて検討し、納得した上で治療を受けることが大切です。
📅 治療に適さない時期を避ける
シミ取りレーザー治療には、避けた方がよい時期があります:
避けるべき時期・状態:
- 日焼けした直後(治療の2週間から1ヶ月前から日焼けを避ける)
- 妊娠中や授乳中(ホルモンバランスの変化で肌が敏感)
- 乾燥や炎症、皮膚疾患がある場合
日焼けによって肌全体のメラニンが増加していると、レーザーの反応が変わり、適切な効果が得られなかったり、副作用のリスクが高まったりします。
🧴 治療後のアフターケアの重要性
シミ取りレーザー治療の効果を最大限に引き出し、トラブルを防ぐためには、治療後のアフターケアが非常に重要です。
☀️ 紫外線対策の徹底
レーザー治療後の肌は紫外線に対して非常に敏感になっています。
紫外線を浴びると、炎症後色素沈着が悪化したり、新たなシミが発生したりするリスクが高まります。
紫外線対策のポイント:
- SPF30以上、PA+++以上の日焼け止めを毎日使用
- 2時間から3時間おきに塗り直し
- 帽子、日傘、サングラスで物理的に遮断
- 屋内でも日中は対策を継続
💧 保湿ケア
レーザー治療後の肌はバリア機能が一時的に低下しており、乾燥しやすい状態になっています。
乾燥は肌の回復を遅らせ、色素沈着を長引かせる原因にもなります。保湿剤を使用して、肌のうるおいを保つことが大切です。
ただし、治療直後は刺激の強いスキンケア製品の使用は避け、医師から指示された軟膏や保湿剤を使用しましょう。
🩹 かさぶたを無理に剥がさない
レーザー治療後にできたかさぶたは、自然に剥がれ落ちるまで待つことが重要です。
かゆみが出ることもありますが、無理に剥がしたり引っかいたりすると、以下のリスクがあります:
- 傷跡が残る
- 色素沈着が悪化する
- 感染のリスク
かさぶたは通常1週間から10日程度で自然に剥がれます。入浴や洗顔は可能ですが、患部を強く擦らないように注意しましょう。
🤲 摩擦を避ける
洗顔やスキンケア、メイクの際に肌を擦ることは、色素沈着を悪化させる大きな原因となります。
摩擦を避けるポイント:
- 洗顔:泡で優しく洗う
- タオル:押さえるように水分を取る
- クレンジング:ジェルタイプやミルクタイプを選ぶ
- メイク:コンシーラーはやさしく乗せる
🏥 クリニック選びのポイント
シミ取りレーザー治療で失敗しないためには、信頼できるクリニックを選ぶことも非常に重要です。
👨⚕️ 経験豊富な医師がいるか
シミの診断は皮膚科専門医でも難しいとされるほど、専門的な知識と経験が必要です。
特に肝斑の診断や、複数のシミが混在している場合の見極めには、豊富な臨床経験が不可欠です。
確認すべき点:
- 医師の経歴や専門分野
- シミ治療の経験
- 学会発表や論文の実績
- 専門医資格の有無
💬 丁寧なカウンセリングを行っているか
治療前のカウンセリングで、シミの種類をしっかり診断し、治療内容やリスクについて十分な説明をしてくれるクリニックを選びましょう。
良いクリニックの特徴:
- 質問に対して丁寧に回答してくれる
- 無理に治療を勧めてこない
- リスクについても正直に説明する
- 十分な時間を取ってくれる
カウンセリングを受けて違和感を覚えた場合は、他のクリニックでセカンドオピニオンを求めることも検討しましょう。
🔧 複数の治療機器を備えているか
シミの種類や状態によって最適なレーザーは異なります。
Qスイッチレーザーやピコレーザーなど、複数の治療機器を備えているクリニックであれば、一人ひとりのシミに合わせた治療を提案してもらえます。
🤝 アフターフォローがしっかりしているか
治療後に何か問題が生じた場合や、経過について不安がある場合に、すぐに相談できる体制があるかどうかも重要です。
確認すべき体制:
- 治療後の経過観察
- 再診の体制
- 緊急時の連絡方法
- 追加治療が必要な場合の対応
💰 価格だけで判断しない
「シミ取り放題」「業界最安値」といった価格訴求だけで判断するのは危険です。
安価な治療に潜む問題:
- 使用する機器が古い
- 経験の浅い施術者が担当
- カウンセリングや診察が不十分
- アフターケアが不十分
価格は一つの判断材料ですが、医師の経験、使用する機器、治療内容などを総合的に判断してクリニックを選ぶことが大切です。
🌟 アイシークリニックのシミ取りレーザー治療
アイシークリニック池袋院では、患者様一人ひとりのシミの状態を丁寧に診察し、最適な治療法をご提案しています。
当院では、シミの種類を正確に診断することを最も重視しています。肝斑が混在していないか、シミの深さはどの程度かなど、経験豊富な医師がしっかりと診察した上で、その方に合った治療法をご提案します。
また、治療のメリットだけでなく、起こりうるリスクや副作用についても事前に詳しくご説明します。炎症後色素沈着の可能性やダウンタイムについてもお伝えし、患者様が十分に理解・納得された上で治療を行っています。
治療後のアフターケアについても、一人ひとりの肌状態に合わせた具体的なアドバイスを行っています。シミ取りレーザー治療をご検討の方は、お気軽にカウンセリングにお越しください。

❓ よくある質問
シミの種類や濃さ、深さによって異なります。老人性色素斑やそばかすなど一般的なシミであれば、多くの場合1回の治療で効果を実感できます。ただし、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)のように深い層にあるシミや、肝斑の治療には複数回の施術が必要です。また、もともと薄いシミや根深いシミは1回では取り切れないこともあります。治療前のカウンセリングで、シミの状態に応じた治療回数の目安をご説明します。
レーザー治療後の色素沈着(炎症後色素沈着・戻りジミ)は、日本人に比較的多く見られる正常な反応です。通常は3ヶ月から6ヶ月、長くても1年程度で自然に薄くなっていきます。この期間中は紫外線対策を徹底し、患部を擦らないように注意してください。早く改善したい場合は、ハイドロキノンなどの美白外用薬やトラネキサム酸の内服が効果的な場合があります。色素沈着が長引いたり、不安がある場合は治療を受けたクリニックにご相談ください。
通常のシミ取りレーザー(高出力でのスポット照射)を肝斑に当てると、かえって悪化してしまう可能性があります。肝斑は刺激に敏感で、強いレーザーの刺激でメラノサイトが活性化し、色素が濃くなってしまうためです。肝斑の治療には、トラネキサム酸の内服を基本として、低出力で照射するレーザートーニングやピコトーニングが用いられます。肝斑は他のシミと混在していることも多いため、治療前に正確な診断を受けることが重要です。
かさぶたができないからといって、必ずしも失敗とは限りません。使用するレーザーの種類や出力設定、シミの状態によっては、かさぶたではなく薄い膜として現れることもあります。また、レーザーの出力が強すぎてシミの組織が一気に飛んでしまった場合や、逆に出力が弱すぎてメラニンへの反応が不十分だった場合にも、かさぶたができにくいことがあります。治療効果に不安がある場合は、治療を受けたクリニックに経過を確認してもらうことをお勧めします。
どちらが優れているということではなく、シミの種類や状態によって最適なレーザーは異なります。ピコレーザーは照射時間が極めて短く、肌へのダメージが少ないためダウンタイムが短いというメリットがあります。薄いシミにも反応しやすいとされています。一方、Qスイッチレーザーは濃いシミや根深いシミに対してしっかり効果を発揮し、長年の実績があります。当院では、患者様のシミの状態を診察した上で、最適なレーザーをご提案しています。
使用するレーザーの種類やシミの状態、肌の回復状況によって異なります。治療部位にテープを貼っている場合は、テープの上からであればメイクが可能です。テープを外した後も、患部が落ち着くまでは刺激の少ない化粧品を使用し、擦らないように注意してください。コンシーラーを強く叩き込むような動作は色素沈着を悪化させる原因になるため避けましょう。具体的なメイク再開時期については、治療を受けたクリニックの指示に従ってください。
適切な治療でシミを除去した後でも、紫外線や加齢などの影響で新たなシミが同じ場所にできることはあります。これは「再発」というよりも「新規発生」と捉えるのが正確です。シミ取りレーザーはシミを除去することはできますが、新しいシミの発生を予防する効果はありません。治療後も紫外線対策を継続し、シミができにくい生活習慣を心がけることが大切です。また、最初の治療でシミが完全に取り切れていなかった場合は、残存したメラニンによって「再発」のように見えることもあります。
📚 参考文献
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
シミ取りレーザーの効果を最大化するには、まず正確な診断が不可欠です。シミの種類、深さ、肌質を総合的に評価し、一人ひとりに最適なレーザーの種類と出力設定を行うことで、安全かつ効果的な治療が可能になります。特に複数のシミが混在している場合は、段階的なアプローチが重要です。