足の付け根にしこりができた?原因と対処法を池袋の専門医が解説

はじめに

足の付け根にしこりを見つけたとき、多くの方が不安を感じることでしょう。「これは何だろう」「病院に行くべきなのか」「悪い病気ではないか」といった疑問や心配が頭をよぎるかもしれません。

足の付け根は医学的には鼠径部(そけいぶ)と呼ばれる部位で、太ももと下腹部の境目にあたります。この部位は皮膚が薄く、リンパ節も多く存在するため、さまざまな原因でしこりができやすい場所です。

実際、足の付け根のしこりの原因は多岐にわたり、良性のものから、まれに注意が必要なものまでさまざまです。多くの場合は粉瘤(アテローム)やリンパ節の腫れ、脂肪腫といった良性の病変ですが、適切な診断と治療を受けることが大切です。

本記事では、足の付け根にできるしこりの主な原因、それぞれの特徴、診断方法、治療法について、池袋で診療を行うアイシークリニック池袋院の視点から詳しく解説していきます。足の付け根のしこりでお悩みの方、池袋周辺で治療をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

足の付け根にしこりができる主な原因

足の付け根にできるしこりには、いくつかの代表的な原因があります。それぞれの特徴を理解することで、ご自身の症状を把握する手がかりになります。

粉瘤(アテローム)

粉瘤は、足の付け根にできるしこりの中でも特に多い原因の一つです。粉瘤は皮膚の下に袋状の構造物ができ、その中に角質や皮脂などの老廃物が溜まってできる良性の腫瘍です。

粉瘤の特徴として、以下のような点が挙げられます。

粉瘤は皮膚のどこにでもできる可能性がありますが、足の付け根は皮膚が擦れやすく、汗をかきやすい部位であるため、粉瘤が発生しやすい場所の一つです。最初は小さなしこりとして気づかれることが多く、徐々に大きくなっていく傾向があります。

表面を注意深く観察すると、中央に黒い点のような開口部(へそ)が見られることがあります。これは粉瘤の特徴的な所見で、診断の手がかりとなります。触ると皮膚の下でコリコリと動くような感触があり、通常は痛みを伴いません。

しかし、粉瘤に細菌が感染すると、炎症を起こして赤く腫れ上がり、強い痛みを伴うようになります。この状態を炎症性粉瘤または感染性粉瘤と呼びます。炎症が進むと膿が溜まり、破れて膿が出てくることもあります。

粉瘤は自然に治ることはなく、根本的な治療には手術による摘出が必要です。放置していると徐々に大きくなったり、繰り返し炎症を起こしたりする可能性があるため、早めの治療が推奨されます。

リンパ節の腫れ

足の付け根には多くのリンパ節が集まっており、これらが腫れることでしこりとして触れることがあります。リンパ節は体の免疫システムの一部で、細菌やウイルスなどの異物をフィルターのように除去する役割を担っています。

リンパ節が腫れる原因として、以下のようなものが考えられます。

まず、下肢の感染症が挙げられます。足や脚に傷ができて細菌に感染したり、水虫などの真菌感染があったりすると、その部位のリンパ液が足の付け根のリンパ節に流れ込み、リンパ節が腫れることがあります。この場合、感染源となっている傷や皮膚の異常を見つけることが重要です。

また、性器周辺の感染症もリンパ節の腫れを引き起こすことがあります。性感染症の一部では鼠径部のリンパ節が腫れることが知られており、適切な診断と治療が必要です。

全身性の感染症や炎症性疾患でもリンパ節が腫れることがあります。風邪やインフルエンザなどのウイルス感染、伝染性単核球症(EBウイルス感染症)、猫ひっかき病など、さまざまな疾患が原因となりえます。

リンパ節の腫れの特徴としては、複数のリンパ節が同時に腫れることがある点、押すと痛みを感じることが多い点、感染が治まると縮小することが多い点などが挙げられます。触った感触は比較的柔らかく、可動性があることが一般的です。

まれではありますが、悪性リンパ腫や他の部位からの転移性がんによってリンパ節が腫れることもあります。この場合、リンパ節は硬く、徐々に大きくなり、痛みを伴わないことが多いという特徴があります。

脂肪腫

脂肪腫は、脂肪細胞が増殖してできる良性の腫瘍です。体のどこにでもできる可能性がありますが、足の付け根にも発生することがあります。

脂肪腫の特徴は以下の通りです。

触ると柔らかく、弾力性があり、押すと少し凹むような感触があります。皮膚の下で比較的自由に動き、境界が明瞭であることが多いです。通常は痛みを伴わず、ゆっくりと成長します。

脂肪腫は良性の腫瘍であり、がん化することはほとんどありません。小さく、症状がなければ経過観察することも可能ですが、大きくなって日常生活に支障をきたす場合や、見た目が気になる場合には、手術による摘出を検討します。

鼠径ヘルニア

鼠径ヘルニアは、いわゆる「脱腸」と呼ばれる状態で、足の付け根にしこりや膨らみとして現れることがあります。

鼠径ヘルニアは、腹壁の弱い部分から腸などの腹部臓器が皮膚の下に飛び出してくる状態です。立った姿勢や腹圧がかかったときに膨らみが目立ち、横になると引っ込むことが特徴です。

男性に多く見られ、特に中高年以降に発症することが多いですが、若い方や女性でも起こることがあります。重いものを持つ仕事をしている方、便秘がちな方、慢性的な咳がある方などはリスクが高くなります。

初期には違和感や軽い痛み程度ですが、進行すると腸が締め付けられて血流が悪くなる「嵌頓(かんとん)」という状態になることがあり、これは緊急手術が必要な深刻な状況です。嵌頓を起こすと、しこりが硬くなって押しても引っ込まなくなり、激しい痛みや吐き気、嘔吐などの症状が現れます。

鼠径ヘルニアが疑われる場合は、外科的な治療が必要となるため、専門医の診察を受けることが重要です。

その他の原因

上記以外にも、足の付け根にしこりができる原因はいくつかあります。

血管腫や血腫は、血管の異常や外傷によって血液が溜まってできるもので、青紫色に見えることがあります。

皮膚線維腫は、皮膚の線維組織が増殖してできる硬いしこりで、虫刺されや外傷の後にできることがあります。

静脈瘤は、静脈の弁が機能しなくなり、血液が逆流して静脈が拡張した状態で、足の付け根に近い部分でも発生することがあります。

また、性感染症の一部、特に梅毒や鼠径リンパ肉芽腫症などでは、鼠径部にしこりやリンパ節の腫れが見られることがあります。

さらにまれですが、悪性腫瘍が足の付け根に発生したり、他の部位からの転移として現れたりすることもあります。

症状の見分け方と注意すべきポイント

足の付け根にしこりを見つけたとき、どのような症状に注意すればよいのでしょうか。医療機関を受診する判断材料となるポイントを解説します。

しこりの大きさと変化

しこりの大きさは診断の重要な手がかりとなります。最初に気づいたときの大きさと、その後の変化を観察することが大切です。

粉瘤や脂肪腫などの良性腫瘍は、通常ゆっくりと成長します。数ヶ月から数年かけて少しずつ大きくなることが一般的です。一方、短期間で急速に大きくなるしこりは、感染や炎症、あるいは他の病変の可能性があり、早めの受診が必要です。

リンパ節の腫れは、感染が治まると縮小することが多いですが、悪性の場合は持続的に大きくなっていきます。

しこりの硬さと可動性

しこりを指で触ったときの感触も重要な情報です。

粉瘤は比較的硬く、皮膚の下で動かすことができます。脂肪腫は柔らかく弾力性があり、境界が明瞭です。リンパ節の腫れは、感染によるものであれば比較的柔らかく可動性がありますが、悪性の場合は硬く、周囲の組織に固定されていることがあります。

鼠径ヘルニアは、立った姿勢では膨らみが目立ちますが、横になると引っ込むことが特徴的です。

痛みや圧痛の有無

痛みがあるかどうかも重要な判断材料です。

粉瘤は通常痛みがありませんが、炎症を起こすと強い痛みと赤み、腫れが生じます。リンパ節の腫れは、感染によるものであれば押すと痛むことが多いです。脂肪腫は通常無痛ですが、大きくなって神経を圧迫すると痛みが出ることがあります。

悪性腫瘍は初期には痛みを伴わないことが多く、これも特徴の一つです。

皮膚の色や状態

しこりの表面の皮膚の状態も観察しましょう。

炎症を起こした粉瘤では、皮膚が赤く腫れ、熱を持ちます。血腫や血管腫では、青紫色に見えることがあります。感染によるリンパ節炎では、周囲の皮膚も赤くなることがあります。

皮膚に潰瘍(ただれ)ができている場合や、皮膚の色が変わっている場合は、速やかに医療機関を受診する必要があります。

こんな症状があったらすぐに受診を

以下のような症状がある場合は、早急に医療機関を受診することをお勧めします。

短期間(数日から数週間)で急速に大きくなるしこり、強い痛みや発熱を伴うしこり、しこりが硬く固定されていて動かないもの、皮膚に潰瘍や出血があるもの、複数のしこりが同時にできたもの、全身症状(発熱、体重減少、寝汗など)を伴うもの、鼠径ヘルニアで嵌頓が疑われる場合(激しい痛み、吐き気、嘔吐など)などが該当します。

また、明らかな原因がなく、2週間以上持続するリンパ節の腫れも、専門医の診察を受けることが望ましいです。

診断方法

足の付け根のしこりの原因を正確に診断するために、医療機関ではさまざまな検査が行われます。

問診と視診、触診

診察の第一歩は、詳しい問診です。医師は以下のような情報を尋ねます。

しこりに気づいた時期、しこりの大きさの変化、痛みや他の症状の有無、最近の感染症や外傷の有無、過去の病歴や手術歴、家族歴などです。

次に、しこりを実際に目で見て(視診)、触って(触診)確認します。しこりの大きさ、硬さ、可動性、圧痛の有無、皮膚の状態などを詳しく観察します。粉瘤であれば中央の開口部の有無を、鼠径ヘルニアであれば体位による変化を確認します。

超音波検査(エコー検査)

超音波検査は、足の付け根のしこりの診断に非常に有用な検査です。

超音波検査では、人体に無害な超音波を使って、皮膚の下の構造を画像として見ることができます。しこりの大きさ、形状、内部の構造、周囲の組織との関係などを詳しく観察できます。

粉瘤は袋状の構造として描出され、内部に溜まった内容物も確認できます。脂肪腫は脂肪組織の塊として見えます。リンパ節の腫れは、正常なリンパ節の構造が保たれているか、異常な形状になっているかを評価できます。鼠径ヘルニアでは、腹壁の欠損部から腹部臓器が飛び出している様子を確認できます。

超音波検査は痛みがなく、短時間で実施でき、放射線被曝もないため、安全性の高い検査です。

血液検査

必要に応じて血液検査を行うこともあります。

炎症の程度を示す白血球数やCRP(C反応性タンパク)の値を測定することで、感染や炎症の有無や程度を評価できます。リンパ節の腫れが持続する場合、悪性リンパ腫などの可能性を考慮して、より詳しい血液検査を行うこともあります。

性感染症が疑われる場合は、特異的な検査を追加することもあります。

CT検査やMRI検査

しこりが深部にある場合や、悪性腫瘍が疑われる場合、鼠径ヘルニアの詳細な評価が必要な場合などには、CT検査やMRI検査を行うことがあります。

これらの検査では、より詳細な画像が得られ、しこりの正確な位置、大きさ、周囲の臓器や血管との関係などを評価できます。特にMRI検査は軟部組織の観察に優れており、腫瘍の性質をより詳しく知ることができます。

穿刺吸引細胞診や生検

しこりの性質をより詳しく調べるために、針を刺して細胞や組織を採取する検査を行うことがあります。

穿刺吸引細胞診は、細い針を刺して細胞を吸引し、顕微鏡で観察する検査です。リンパ節の腫れが悪性かどうかを判断するのに役立ちます。

生検は、組織の一部を採取して詳しく調べる検査で、より確定的な診断が可能です。局所麻酔下で行われることが一般的です。

これらの検査は、すべてのケースで必要というわけではなく、医師が必要と判断した場合に実施されます。

治療方法

足の付け根のしこりの治療は、その原因によって大きく異なります。

粉瘤の治療

粉瘤の根本的な治療は、手術による摘出です。

粉瘤は袋状の構造物であり、この袋を完全に取り除かなければ再発してしまいます。内容物だけを排出しても、袋が残っていれば再び内容物が溜まってしまうのです。

手術は局所麻酔下で行われ、小さな切開を加えて粉瘤の袋ごと摘出します。手術時間は粉瘤の大きさにもよりますが、通常20分から30分程度です。

アイシークリニック池袋院では、日帰り手術が可能であり、多くの患者様が当日帰宅されています。術後は定期的に経過観察を行い、必要に応じて抜糸などのケアを行います。

炎症を起こしている粉瘤の場合、まず抗生物質などで炎症を鎮めてから手術を行うこともあります。ただし、炎症が強い場合は切開して膿を排出する処置を先に行い、炎症が落ち着いてから改めて根治手術を行うこともあります。

粉瘤の手術跡は、適切な縫合と術後ケアにより、時間の経過とともに目立たなくなっていきます。

リンパ節の腫れの治療

リンパ節の腫れの治療は、その原因によって異なります。

感染症によるリンパ節炎の場合、原因となっている感染症の治療を行います。細菌感染であれば抗生物質、ウイルス感染であれば対症療法が中心となります。感染源となっている傷や皮膚疾患があれば、それらの治療も並行して行います。

多くの場合、原因となる感染症が治癒すると、リンパ節の腫れも自然に引いていきます。ただし、リンパ節が完全に元の大きさに戻るまでには、数週間から数ヶ月かかることもあります。

悪性リンパ腫や転移性がんが疑われる場合は、専門医療機関での精密検査と治療が必要になります。

脂肪腫の治療

脂肪腫は良性の腫瘍であり、小さく症状がなければ経過観察することも可能です。

ただし、大きくなって日常生活に支障をきたす場合、痛みがある場合、見た目が気になる場合などには、手術による摘出を検討します。

手術は局所麻酔下で行われ、脂肪腫を被膜ごと摘出します。粉瘤と同様、日帰り手術が可能なことが多いです。

鼠径ヘルニアの治療

鼠径ヘルニアの根本的な治療は手術です。

手術では、飛び出した腸などを元の位置に戻し、弱くなった腹壁を補強します。現在では人工のメッシュを使って補強する方法が一般的で、再発率が低く良好な成績が得られています。

手術は全身麻酔または腰椎麻酔下で行われることが多く、入院が必要になることもあります。腹腔鏡を使った低侵襲手術も普及してきており、術後の回復が早いとされています。

鼠径ヘルニアは自然に治ることはなく、放置すると嵌頓のリスクがあるため、診断されたら手術を検討することが推奨されます。

その他の治療

その他の原因によるしこりについても、それぞれに適した治療が行われます。

血腫は自然に吸収されることもありますが、大きい場合は穿刺して血液を抜くこともあります。皮膚線維腫は通常治療の必要はありませんが、希望があれば切除することも可能です。

性感染症が原因の場合は、適切な抗生物質などによる治療を行います。

悪性腫瘍が疑われる場合は、専門医療機関と連携して適切な治療を受けることが重要です。

アイシークリニック池袋院での治療

アイシークリニック池袋院では、足の付け根のしこりに対して、専門的な診断と治療を提供しています。

池袋でのアクセスの良さ

池袋は東京の主要なターミナル駅の一つで、JR線、東京メトロ、西武線、東武東上線など多くの路線が乗り入れており、都内はもちろん、埼玉方面からのアクセスも非常に便利です。

アイシークリニック池袋院は、池袋駅から徒歩圏内に位置しており、仕事帰りや買い物のついでに立ち寄りやすい立地となっています。

専門的な診断

当院では、経験豊富な医師が丁寧な診察を行います。

視診・触診に加えて、必要に応じて超音波検査などの画像診断を行い、しこりの性質を正確に評価します。粉瘤、脂肪腫、リンパ節の腫れなど、一般的なしこりについては当院で診断と治療が可能です。

より専門的な検査や治療が必要と判断される場合は、適切な医療機関をご紹介いたします。

日帰り手術

粉瘤や脂肪腫などの良性腫瘍に対しては、日帰り手術を行っています。

手術は局所麻酔下で行われ、多くの場合30分程度で終了します。術後は経過観察を行い、問題がなければ当日帰宅していただけます。

手術の傷跡が目立たないよう、丁寧な縫合を心がけています。術後の痛みは鎮痛剤でコントロールでき、日常生活への影響は最小限です。

術後のフォローアップ

手術後は定期的に経過観察を行い、傷の治り具合を確認します。必要に応じて抜糸や創部のケアを行います。

何か気になることや不安なことがあれば、いつでもご相談いただける体制を整えています。

相談しやすい環境

足の付け根のしこりは、場所が場所だけに人に相談しにくいと感じる方も多いかもしれません。

当院ではプライバシーに配慮し、患者様が安心して相談できる環境を整えています。些細なことでも遠慮なくお話しください。

また、初めて受診される方でも気軽に来院していただけるよう、わかりやすい説明と丁寧な対応を心がけています。

よくある質問

足の付け根のしこりについて、患者様からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

しこりは放置しても大丈夫ですか?

しこりの原因によって対応が異なります。
粉瘤の場合、自然に治ることはなく、放置すると徐々に大きくなったり、炎症を繰り返したりする可能性があります。炎症を起こすと治療が複雑になることもあるため、早めの治療をお勧めします。
リンパ節の腫れは、感染が原因であれば治癒とともに縮小しますが、2週間以上続く場合や徐々に大きくなる場合は、医療機関を受診すべきです。
脂肪腫は良性で緊急性はありませんが、大きくなる傾向があれば治療を検討します。
鼠径ヘルニアは自然治癒することはなく、嵌頓のリスクがあるため、診断されたら手術を検討する必要があります。
いずれにしても、自己判断で放置せず、医師の診察を受けることが大切です。

粉瘤の手術は痛いですか?

手術は局所麻酔下で行われるため、麻酔が効いている間は痛みを感じません。

麻酔の注射時にチクッとした痛みはありますが、多くの患者様が思っていたよりも痛くなかったとおっしゃいます。手術中も、圧迫感や引っ張られる感じはあるかもしれませんが、痛みはほとんど感じないはずです。

術後は局所麻酔が切れると多少の痛みが出ることがありますが、鎮痛剤でコントロール可能な程度です。通常、数日で痛みは軽快していきます。

手術跡は残りますか?

手術である以上、ある程度の傷跡は残りますが、時間の経過とともに目立たなくなっていきます。

当院では、できるだけ傷跡が目立たないよう、丁寧な縫合を行っています。また、傷の方向を皮膚のしわの方向に合わせるなど、整容面にも配慮しています。

術後の経過にもよりますが、多くの場合、半年から1年程度で傷跡はかなり目立たなくなります。

保険は適用されますか?

粉瘤や脂肪腫などの良性腫瘍の摘出手術は、基本的に保険適用となります。

ただし、美容目的と判断される場合など、一部のケースでは自費診療となることもあります。詳しくは診察時にご説明いたします。

再発することはありますか?

粉瘤の場合、袋を完全に摘出できれば再発することはほとんどありません。

ただし、炎症が強い状態で手術を行った場合や、袋の一部が残ってしまった場合などには、まれに再発することがあります。当院では、可能な限り完全摘出を目指して手術を行っています。

脂肪腫も完全に摘出できれば再発はまれです。

リンパ節の腫れは原因となる感染が再発すれば再び腫れることがありますが、これは病気の再発であって手術の再発とは異なります。

日常生活で気をつけることはありますか?

粉瘤がある場合、強く圧迫したり、無理に内容物を絞り出そうとしたりすると、炎症を起こす原因になるため避けてください。

清潔を保つことは大切ですが、過度な刺激は逆効果です。普通に洗って清潔に保つ程度で十分です。

足の付け根は下着や衣服で擦れやすい部位なので、締め付けの強い下着は避け、通気性の良い素材を選ぶとよいでしょう。

術後は、医師の指示に従って傷のケアを行い、激しい運動や入浴などは控えめにしてください。

子どもにもできることはありますか?

粉瘤や脂肪腫は子どもにもできることがあります。

リンパ節の腫れは、子どもは感染症にかかりやすいため、むしろ大人より頻度が高いかもしれません。

子どものしこりを見つけた場合も、自己判断せず、小児科や皮膚科を受診することをお勧めします。多くの場合、良性のものですが、適切な診断を受けることが大切です。

池袋でしこりの治療を受けるメリット

池袋は東京都内でも有数のターミナル駅であり、医療機関も数多く集まっています。足の付け根のしこりの治療を池袋で受けるメリットについて考えてみましょう。

アクセスの利便性

池袋は複数の鉄道路線が乗り入れる巨大ターミナル駅で、都内各地からはもちろん、埼玉県からのアクセスも非常に便利です。

通勤や通学の途中、買い物のついでなど、日常生活の中で立ち寄りやすい立地は大きなメリットです。特に術後の経過観察で複数回通院が必要な場合、アクセスの良さは重要なポイントとなります。

医療機関の選択肢

池袋周辺には多くの医療機関があり、万が一専門的な治療が必要になった場合でも、大学病院や総合病院へのアクセスが容易です。

初期診療から専門治療まで、必要に応じてスムーズに連携できる環境が整っています。

生活圏内での治療

池袋を生活圏としている方にとって、通い慣れた場所で治療を受けられるのは大きな安心感につながります。

仕事帰りに立ち寄れる、家族の送迎がしやすい、周辺の商業施設を利用できるなど、日常生活に組み込みやすいのは大きなメリットです。

まとめ

足の付け根のしこりは、多くの場合、粉瘤やリンパ節の腫れ、脂肪腫といった良性の病変ですが、適切な診断と治療を受けることが大切です。

しこりを見つけたら、まずはその特徴を観察してみましょう。大きさ、硬さ、痛みの有無、皮膚の状態などを確認し、変化があれば記録しておくと診察時に役立ちます。

以下のような場合は、早めに医療機関を受診することをお勧めします。短期間で急速に大きくなる、強い痛みや発熱を伴う、しこりが硬く固定されている、皮膚に潰瘍や出血がある、2週間以上続くリンパ節の腫れがある、鼠径ヘルニアで嵌頓が疑われる場合などです。

粉瘤の場合、根本的な治療には手術による摘出が必要ですが、多くの場合、日帰り手術が可能で、術後の回復も比較的早いです。炎症を起こす前に治療することで、よりスムーズな経過が期待できます。

アイシークリニック池袋院では、足の付け根のしこりに対する専門的な診断と治療を提供しています。池袋駅からのアクセスも良く、仕事帰りや買い物のついでに立ち寄りやすい立地です。

足の付け根のしこりは、場所が場所だけに人に相談しにくいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、早期に適切な診断と治療を受けることで、不安を解消し、快適な日常生活を取り戻すことができます。

気になるしこりがある方、池袋周辺で治療をお考えの方は、お気軽にアイシークリニック池袋院にご相談ください。経験豊富な医師が、丁寧に診察し、最適な治療方針をご提案いたします。

しこりという症状は、体からの何らかのサインです。そのサインを見逃さず、適切に対処することが、健康を守る第一歩となります。不安を抱えたまま過ごすのではなく、専門医の診察を受けて、正確な診断と適切な治療を受けることをお勧めします。

池袋という便利な立地で、皆様の健康をサポートできることを、アイシークリニック池袋院スタッフ一同、心よりお待ちしております。

参考文献

本記事の作成にあたり、以下の信頼できる情報源を参考にしました。

監修者医師

高桑 康太 医師

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
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