💡 針の深さを間違えると、効果ゼロどころか肌トラブルに!
ダーマペンは「深さの調整」が命。クリニック選びを失敗すると、ニキビ跡・毛穴が改善されないまま、お金と時間を無駄にしてしまいます。
この記事を読めば、部位ごとの正しい深さの目安・リスク・クリニックで確認すべきポイントがまるごとわかります。
🗣️ 「ダーマペンって深さが大事って聞いたけど、正直よくわからない…」
そんなあなたへ。ダーマペンは、極細の針を肌に刺すことで皮膚の自然治癒力を引き出し、ニキビ跡・毛穴・シワ・肌のハリ不足など幅広い悩みに対応できる美容医療の施術です。
その効果を左右する最重要ポイントが「針の深さ(刺入深度)の調整」。深さが適切でなければ効果が半減したり、逆に肌へのダメージが大きくなることもあります。
目次
- 📌 ダーマペンとはどんな施術か
- 📌 針の深さ調整の仕組み
- 📌 深さによって変わる効果の違い
- 📌 部位別の深さ設定の目安
- 📌 肌悩み別の推奨深度
- 🚨 深さ調整を誤った場合のリスク
- ✅ 施術前のカウンセリングで確認すべきポイント
- 💡 ダーマペンの深さに関するよくある疑問
- 🔸 まとめ

💡 1. ダーマペンとはどんな施術か
ダーマペンとは、医療用の機器に搭載された複数の極細針を高速で振動させながら皮膚に微細な穴(マイクロチャンネル)を開け、肌の再生機能を促進する施術です。正式にはマイクロニードリングと呼ばれる技術のひとつで、現在では「ダーマペン4」が最新世代として広く普及しています。
肌に小さな傷をつけることで体が「傷を修復しなければならない」と判断し、コラーゲンやエラスチンの産生が促されます。この作用によって、肌のハリや弾力が改善されたり、ニキビ跡のクレーター状の凹凸が滑らかになったりする効果が期待できます。また、針で開けた微細な穴(チャンネル)を通じて、美容成分を肌の深部へ浸透させることができるため、エクソソームやトラネキサム酸といった美容薬剤と組み合わせて使用されるケースも多いです。
ダーマペンは主に以下のような悩みに対して用いられます。
- ニキビ跡(クレーター・凹み)
- 毛穴の開き・黒ずみ
- 小じわ・ちりめんじわ
- 肌のくすみ・ハリ不足
- 妊娠線・肉割れ
- 薄毛・抜け毛(頭皮への応用)
- 傷跡・術後瘢痕
このように幅広いシーンで活躍できるのがダーマペンの魅力ですが、その施術効果を最大限に引き出すために欠かせないのが「針の深さの適切な設定」です。
📌 2. 針の深さ調整の仕組み
ダーマペンの針は、機器の設定によって刺入する深さを細かく変えることができます。最新のダーマペン4では、0.1mmから2.5mmまでの範囲で0.1mm単位での調整が可能です。この設定幅の広さが、ダーマペンが多くの部位・多くの悩みに対応できる理由のひとつとなっています。
ダーマペンの針が届く皮膚の層は、深さによって以下のように異なります。
まず、皮膚の構造を簡単に理解しておく必要があります。皮膚は表面から順に「表皮」「真皮」「皮下組織」の三層構造になっています。表皮の厚さは顔の皮膚では一般的に0.1〜0.2mm程度です。その下の真皮層は1〜2mm程度の厚みがあり、コラーゲンやヒアルロン酸が豊富に存在しています。
浅い深さ(0.1〜0.5mm程度)では主に表皮〜真皮の浅い層に働きかけます。中程度の深さ(0.5〜1.5mm程度)では真皮層の中層にアプローチし、コラーゲン再生に有効です。深い設定(1.5〜2.5mm程度)では真皮深層まで刺入でき、深いクレーターや肉割れなどへの対応が可能となります。
この深さの設定は医師や施術者が施術前に決定しますが、施術中に部位や反応を見ながら調整することもあります。同じ顔の中でも、おでこ・頬・口周り・目の周囲などでは皮膚の厚さが異なるため、施術者の経験と技術が問われる部分でもあります。
また、使用する針の本数も効果に影響します。ダーマペン4では16本の針が標準的で、針を高速で上下振動させながら皮膚に当てるため、施術者の手の動きによって刺入される密度も変化します。施術スピードや圧力、パス(施術器具を肌の上で動かす回数)の回数も施術結果を左右する要因となります。
✨ 3. 深さによって変わる効果の違い
ダーマペンの深さの設定によって、期待できる効果は大きく異なります。それぞれの深さ設定がどのような効果をもたらすのかを理解することは、施術を受ける前の重要な知識となります。
✅ 浅い深さ(0.1〜0.5mm)の効果
この設定では表皮から真皮の浅い部分に届きます。主に美容薬剤の経皮吸収率を高めることを目的とした設定です。針で微細な穴を開けることで、通常は角質層でブロックされてしまう成分が真皮まで浸透しやすくなります。
この深さではダウンタイムが短く、赤みや腫れが軽微で済む傾向があります。毛穴の引き締めや肌のキメを整える効果も期待でき、初めてダーマペンを受ける方や、敏感肌の方にも比較的対応しやすい設定といえます。ただし、深いクレーターや顕著なシワへの効果は限定的です。
📝 中程度の深さ(0.5〜1.5mm)の効果
真皮の中層に届く設定で、コラーゲン・エラスチンの産生促進効果が本格的に期待できます。肌のハリや弾力の向上、浅めのニキビ跡の改善、小じわの目立ちにくさの改善などに有効です。
この深さになると施術中の痛みが増すため、麻酔クリームの使用が推奨されます。施術後には赤みや一時的な腫れが生じることがありますが、通常は数日以内に落ち着きます。顔の多くの部位で使用されることが多い設定です。
🔸 深い深さ(1.5〜2.5mm)の効果
真皮の深層にまで届く設定です。ニキビ跡のクレーターが深い場合、顕著なシワ、肉割れや妊娠線、傷跡の改善などに用いられます。コラーゲン産生が強力に促され、皮膚の組織再構築が期待できます。
一方でダウンタイムも長くなる傾向があり、術後数日間は赤みや腫れが続くことがあります。また、顔の中でも皮膚が薄い目周りや小鼻などには使用しない深さです。この設定を用いる場合は特に医師の判断と技術が重要となります。
🔍 4. 部位別の深さ設定の目安
ダーマペンは顔だけでなく、首・デコルテ・頭皮・ボディラインなど様々な部位に施術できます。部位によって皮膚の厚さや構造が異なるため、深さの設定も変わります。以下に、代表的な部位ごとの深さ設定の目安を紹介します。ただし、これはあくまで一般的な目安であり、実際の施術では個人の肌状態や悩みの程度によって調整されます。
⚡ 額(おでこ)
おでこは比較的皮膚が厚く、筋肉の動きによる横ジワが生じやすい部位です。シワ改善を目的とする場合は0.5〜1.5mm程度の設定が一般的です。成分浸透を主な目的とする場合は0.25〜0.5mm程度に留めることもあります。
🌟 頬・頬骨周辺
ニキビ跡や毛穴の開きが出やすい頬は、ダーマペンで最も多くアプローチされる部位のひとつです。クレーターの深さや毛穴の状態によって0.5〜2.0mm程度の範囲で調整されます。深いクレーターがある場合は1.5〜2.0mmまで設定することもあります。
💬 鼻・鼻周り
鼻は皮脂腺が多く毛穴が開きやすい部位ですが、皮膚が薄い部分もあるため慎重な設定が必要です。一般的には0.25〜0.75mm程度の比較的浅い設定が使われることが多いです。
✅ 目の周り(目尻・目の下)
目の周囲は顔の中で最も皮膚が薄い部位のひとつで、非常に繊細なアプローチが必要です。目尻のシワや目の下のちりめんじわに対しては0.1〜0.5mm程度の浅い設定が基本です。深く設定しすぎると眼球やその周辺組織にリスクが生じる可能性があるため、経験豊富な施術者が対応することが重要です。
📝 口周り・唇周囲
口周りは表情筋の動きが多く、縦ジワ(口周りのすぼめジワ)が生じやすい部位です。0.3〜1.0mm程度の設定が使われることが一般的で、唇そのものへの施術はほとんど行われません。
🔸 首・デコルテ
首やデコルテは顔と比べても皮膚が薄く繊細なため、比較的浅い設定が好まれます。0.1〜0.5mm程度が目安で、ハリの改善やシワの予防・改善、成分浸透を目的に施術されることが多いです。
⚡ 頭皮
薄毛・抜け毛対策として頭皮にダーマペンを施術するケースもあります。頭皮は皮膚が比較的厚く、0.5〜1.5mm程度の設定で毛包に刺激を与え、発毛・育毛を促進する効果が期待されます。ミノキシジルなどの育毛成分と組み合わせることで浸透効率を高める目的でも使われます。
🌟 ボディ(妊娠線・肉割れ・傷跡など)
お腹・太もも・胸など体幹部の妊娠線や肉割れ、傷跡に対しては顔よりも深い設定が用いられます。1.5〜2.5mmという最深設定が用いられることもあり、皮膚の組織再構築を大きく促す目的で施術されます。ダウンタイムも長めになる傾向があります。

💪 5. 肌悩み別の推奨深度
部位による深さの違いに加えて、どのような悩みを改善したいのかによっても適切な深さが変わります。同じ部位でも、目的が異なれば深さの設定も変わるのです。
💬 ニキビ跡(クレーター)の改善
ニキビ跡のクレーターはその深さや種類(アイスピック型・ボックス型・ローリング型など)によって対応する深さが異なります。浅いクレーターには0.5〜1.0mm、深いクレーターには1.5〜2.0mmが目安となります。複数回の施術を重ねることで徐々に改善が期待できます。
✅ 毛穴の開き・黒ずみ
毛穴の引き締めと皮脂分泌のコントロールを目的とする場合、0.25〜0.75mm程度の比較的浅い設定が用いられます。成分の浸透を同時に促すことで、より高い効果が期待できます。
📝 シワ・たるみの改善
シワの深さや程度によって異なりますが、ちりめんじわなど浅いシワには0.3〜0.5mm、深いシワには1.0〜1.5mm程度の設定が選ばれることが多いです。コラーゲン産生を促すことで皮膚の弾力が回復し、シワが目立ちにくくなることが期待されます。
🔸 肌のハリ・ツヤの向上
全体的な肌質改善やエイジングケアを目的とする場合は、0.5〜1.0mmの設定が一般的です。コラーゲンやエラスチンの産生が促進され、肌のハリや透明感の向上が期待できます。
⚡ 美容成分の浸透促進
成長因子(エクソソームなど)、ビタミンC、トラネキサム酸、ヒアルロン酸などの成分を効率よく浸透させることを主目的とする場合は、0.1〜0.5mmという非常に浅い設定で施術することがあります。肌へのダメージを最小限に抑えながら、有効成分の浸透率を大幅に高めることができます。
🌟 妊娠線・肉割れ
妊娠線や肉割れは真皮のコラーゲン線維が断裂した状態のため、深い層へのアプローチが必要です。1.5〜2.5mmの設定で皮膚の組織再構築を促します。白い妊娠線(古い線)よりも赤みのある新しい妊娠線の方が治療への反応が良い傾向があります。
🎯 6. 深さ調整を誤った場合のリスク
ダーマペンの深さ設定を誤った場合、様々なリスクが生じる可能性があります。これは、施術を行う医師やクリニックを慎重に選ぶべき重要な理由のひとつです。
💬 深すぎる設定によるリスク
皮膚の薄い部位に対して深すぎる針を使用した場合、過剰なダメージが生じます。具体的には、強い炎症や腫れ、長引く赤み、内出血が起こることがあります。最悪の場合、炎症後色素沈着(PIH)が生じて施術箇所が黒ずんでしまうことがあり、これは特に色素が沈着しやすい肌質の方で注意が必要です。
また、深すぎる設定は瘢痕(傷跡)のリスクをはらんでいます。適切な創傷治癒が妨げられると、コラーゲンが過剰に産生されてケロイド状になる可能性もゼロではありません。
✅ 浅すぎる設定によるリスク
逆に浅すぎる設定では、期待する効果が得られません。コラーゲン産生が十分に促されず、クレーターやシワへの改善効果が感じられないまま施術が終わることになります。結果として施術費用と時間が無駄になるリスクがあります。
📝 感染リスク
ダーマペンは皮膚に傷をつける施術であるため、衛生管理が不十分な場合は感染リスクがあります。細菌感染はもちろん、ヘルペスウイルスの再活性化(単純ヘルペスの発症)が起こることがあります。過去に口唇ヘルペスの既往がある方は事前に医師へ伝えることが大切です。
🔸 炎症後色素沈着
深さ設定が適切でなくダメージが強すぎた場合や、施術後のアフターケアが不十分な場合に炎症後色素沈着が生じることがあります。紫外線を浴びることで悪化する可能性があるため、施術後の日焼け止めの徹底は非常に重要です。
⚡ 施術者の技術・経験によるリスク差
ダーマペンの効果と安全性は、施術者の技術や経験に大きく依存します。深さ設定だけでなく、施術器具を肌上で動かすスピードや圧力、パスの回数なども結果に影響します。医師が直接施術する場合や、医師の監督下で適切なトレーニングを受けたスタッフが行う場合など、クリニックによって対応が異なるため、事前の確認が必要です。

💡 7. 施術前のカウンセリングで確認すべきポイント
ダーマペンの施術を受ける前には必ずカウンセリングを受けることが推奨されます。その際、深さ調整に関する以下のポイントを確認しておくと安心です。
🌟 自分の肌悩みに対してどの深さを設定するのか
カウンセリングで肌の状態を確認してもらい、自分の悩みに対してどのような深さで施術するのかを確認しましょう。「なぜその深さが適切なのか」という理由も説明してもらえると、施術の内容をより深く理解できます。
💬 部位ごとに深さを変えて施術するかどうか
顔全体を施術する場合、部位によって深さを変えるかどうかも確認するとよいでしょう。例えば頬は深め、目周りは浅めといった具合に、丁寧に部位別の設定をしてもらえるクリニックかどうかは、施術の質に直結します。
✅ 使用する美容薬剤の種類
ダーマペン施術と同時に使用する美容薬剤(成長因子、ビタミンC、ヒアルロン酸など)についても確認しましょう。深さの設定によって浸透できる成分の分子量や種類も変わるため、深さと薬剤の組み合わせが適切かどうかも重要なポイントです。
📝 アフターケアの方法
深い設定で施術した場合ほどダウンタイムが長くなります。施術後のケア方法(洗顔のタイミング、保湿・日焼け止めの使用、化粧の再開時期など)についても事前に詳しく確認しておくことが大切です。
🔸 禁忌事項の確認
ダーマペンには施術を受けるべきでないケース(禁忌)があります。活動性ニキビが多い、ヘルペスの既往がある、妊娠中・授乳中、肌に感染症や炎症がある、ケロイド体質である、血液凝固異常がある、などが主な禁忌事項として挙げられます。これらについてカウンセリング時に正直に伝えることが安全な施術のために重要です。
⚡ 施術回数と間隔の目安
ダーマペンは多くの場合、複数回の施術によって効果が現れます。特に深いクレーターや肉割れなどへのアプローチは、一度の施術では改善しにくいため、何回程度の施術が必要かについても事前にカウンセリングで確認しましょう。施術の間隔は通常3〜4週間程度が推奨されることが多いです。
📌 8. ダーマペンの深さに関するよくある疑問
🌟 深さが深いほど効果は高いのか?
必ずしも深ければ深いほど良いわけではありません。深さは「その部位の皮膚の厚さ」「改善したい悩みの深さ」に合わせて最適化されるものです。皮膚が薄い部位に深い設定をすれば、効果が高まるどころかリスクが増大します。適切な深さの設定が最大の効果と安全性を両立させます。
💬 深さを自分でリクエストすることはできるか?
患者さんが「もっと深くしてほしい」「浅めにしてほしい」と希望を伝えることは可能です。ただし、最終的な判断は医師が行います。自己判断で深さを決めることは安全上問題があるため、医師の判断を尊重しながら希望を伝えるという姿勢が大切です。
✅ 深さと痛みの関係は?
一般的に、深さが深いほど痛みが増す傾向があります。0.1〜0.5mm程度の浅い設定であれば痛みはほとんど感じないことが多く、1.0mm以上になると麻酔クリームの使用が標準的となります。麻酔クリームは施術前30〜45分程度前から塗布することで効果が現れます。
📝 ダウンタイムと深さの関係は?
深さが深いほどダウンタイムは長くなる傾向があります。0.25mm程度の設定ではほとんどダウンタイムがないこともありますが、1.5〜2.5mmの深い設定では施術後3〜7日間は赤みや腫れが続くこともあります。施術を受けるタイミングは、その後のスケジュールも考慮して計画することが大切です。
🔸 何回施術すれば効果を実感できるか?
効果の実感は施術の目的や個人差によって大きく異なります。肌質の改善や毛穴の引き締めでは3〜5回程度から効果を感じる方が多いですが、深いニキビ跡のクレーターや妊娠線の改善には5〜10回以上の施術が必要なケースもあります。施術の深さや使用する薬剤の種類によっても変わるため、担当医と相談しながら計画を立てることが重要です。
⚡ エステサロンで受けるダーマペンとクリニックで受けるダーマペンの違いは?
日本では、ダーマペンのような針を皮膚に刺す行為は医療行為に該当するため、本来は医師または医師の指示のもとで行われるべきものです。一部のエステサロンで類似機器を用いたサービスが行われているケースも存在しますが、医療機器を用いた適切な深さの設定や万が一のトラブル時の対応には医療機関が適しています。特に深さを要するケースや、肌トラブルの既往がある方はクリニックでの施術をおすすめします。

👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、ダーマペンの施術において針の深さ調整こそが効果と安全性を左右する最も重要なポイントと考えており、カウンセリング時に肌の状態を丁寧に確認したうえで、部位ごとに最適な深さを個別に設定するよう心がけています。最近の傾向として、ニキビ跡のクレーターや毛穴の開きにお悩みの患者様が多くいらっしゃいますが、「深ければ深いほど良い」というわけではなく、皮膚の厚さや悩みの程度に合わせた繊細な調整が長期的な改善につながると実感しています。お一人おひとりの肌に真摯に向き合いながら、安全で効果的な施術をご提供してまいりますので、まずはお気軽にご相談ください。」
✨ よくある質問
ダーマペン4では、0.1mmから2.5mmまで0.1mm単位で調整が可能です。浅い設定(0.1〜0.5mm)は成分浸透や毛穴改善、中程度(0.5〜1.5mm)はコラーゲン産生促進、深い設定(1.5〜2.5mm)は深いクレーターや肉割れへのアプローチに使用されます。最適な深さは医師が個別に判断します。
必ずしも深ければ良いわけではありません。深さは「部位の皮膚の厚さ」や「改善したい悩みの程度」に合わせて最適化するものです。皮膚が薄い目周りなどに深い設定をすると、効果が上がるどころかリスクが増大します。当院では、安全性と効果を両立できる最適な深さを医師が丁寧に判断しています。
目の周りは顔の中で最も皮膚が薄いため、0.1〜0.5mm程度の浅い設定が基本です。鼻周りも0.25〜0.75mm程度の慎重な設定が用いられます。部位ごとに深さを細かく調整することが施術の質に直結するため、当院では医師がカウンセリングで肌状態を確認したうえで個別に設定しています。
深すぎる設定では、強い炎症・内出血・炎症後色素沈着(黒ずみ)、最悪の場合は瘢痕(傷跡)が生じるリスクがあります。一方、浅すぎると十分な効果が得られません。また、衛生管理が不十分な場合は感染やヘルペスの再活性化も起こりえます。信頼できる医療機関での施術が重要です。
はい、深さが深いほどダウンタイムは長くなる傾向があります。0.25mm程度の浅い設定ではほとんどダウンタイムがない場合もありますが、1.5〜2.5mmの深い設定では施術後3〜7日間、赤みや腫れが続くこともあります。施術を受ける際は、その後のスケジュールを考慮して計画することをおすすめします。
🔍 まとめ
ダーマペンの針の深さ調整は、施術の効果と安全性を左右する非常に重要な要素です。深さは0.1mmから2.5mmまで調整可能で、部位や肌悩みの種類・程度によって最適な設定は異なります。浅い設定では成分浸透や毛穴・キメの改善に、中程度の設定ではコラーゲン産生促進によるハリ・弾力の回復に、深い設定では深いクレーターや肉割れの改善に効果が期待できます。
深さ設定を誤ると、効果が得られないだけでなく、炎症後色素沈着や瘢痕形成などのリスクが高まります。そのため、施術を行う医師や施術者の経験・技術が非常に重要であり、信頼できる医療機関でのカウンセリングを経て施術を受けることが大切です。
アイシークリニック池袋院では、患者様一人ひとりの肌の状態や悩みに合わせて、医師がしっかりとカウンセリングを行い、最適な深さ設定でダーマペン施術を提供しています。ニキビ跡・毛穴・シワ・肌のハリ不足など、様々なお悩みに丁寧にアプローチいたします。ダーマペンにご興味のある方は、まずはお気軽にご相談ください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 皮膚の構造(表皮・真皮・皮下組織)や創傷治癒機序、コラーゲン産生に関する医学的根拠、および炎症後色素沈着・ケロイドなどの皮膚トラブルに関する情報の参照
- 日本美容外科学会 – マイクロニードリング(ダーマペン)を含む美容医療施術の適応・禁忌・安全基準、および施術者の資格要件や医療行為の範囲に関するガイドラインの参照
- PubMed – マイクロニードリングの臨床的有効性(ニキビ跡・瘢痕・妊娠線・脱毛への効果)や針深度の設定根拠に関する国際的な査読済み論文・エビデンスの参照
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務