ボディクリームは、乾燥から肌を守り、しっとりとした潤いのある肌を保つために欠かせないスキンケアアイテムです。しかし、せっかく良質なボディクリームを使っていても、塗り方が間違っていると十分な効果を得られないことがあります。本記事では、ボディクリームの効果を最大限に引き出すための正しい塗り方、タイミング、部位別のケア方法、そして自分に合ったボディクリームの選び方まで詳しく解説します。毎日のボディケアを見直して、理想の潤い肌を手に入れましょう。

目次
- ボディクリームとは?基本的な役割と効果
- ボディクリームを塗るベストタイミング
- ボディクリームの効果的な塗り方の基本手順
- 部位別のボディクリームの塗り方とコツ
- ボディクリームの効果を高めるマッサージテクニック
- 季節や肌タイプ別のボディクリームの使い方
- ボディクリームの選び方と成分のポイント
- ボディクリームを塗る際のよくある間違い
- ボディクリームとボディローション・ボディオイルの違い
- よくある質問
🧴 ボディクリームとは?基本的な役割と効果
ボディクリームは、顔以外の体全体の肌を保湿するために使用されるスキンケア製品です。主に油分と水分をバランスよく含んでおり、肌に塗布することで潤いを与え、乾燥を防ぐ役割を果たします。
✨ ボディクリームの主な効果
ボディクリームには、肌の保湿以外にもさまざまな効果があります。
- 肌表面に保護膜を形成することで、外部刺激から肌を守る
- 肌のキメを整え、なめらかな質感に導く
- 配合成分により、肌荒れの予防や改善、エイジングケア、美白効果が期待できる
- 香り付きの場合、リラックス効果やフレグランス効果
🔍 ボディクリームが必要な理由
私たちの肌は、さまざまな要因で乾燥しやすくなっています。
- 加齢や季節の変化
- エアコンの使用
- 入浴による肌の水分蒸発
特に、入浴後は肌の水分が蒸発しやすい状態にあり、そのまま放置すると肌がカサカサになってしまいます。 また、体の皮膚は顔に比べて皮脂腺が少ない部位が多いため、自然な油分だけでは十分な保湿ができないことがあります。ボディクリームを使用することで、不足しがちな油分を補い、肌の水分を閉じ込めることができるのです。
⏰ ボディクリームを塗るベストタイミング
ボディクリームの効果を最大限に発揮させるためには、塗るタイミングが非常に重要です。適切なタイミングで塗ることで、保湿効果を大幅に高めることができます。
🛁 入浴直後がベストタイミング
ボディクリームを塗る最適なタイミングは、入浴直後です。 入浴後の肌は以下の状態にあります:
- 温かい湯で毛穴が開いている
- 角質層が柔らかくなっている
- 有効成分が浸透しやすい
具体的には、入浴後5分以内に塗ることを目指しましょう。入浴後、時間が経つにつれて肌の水分は急速に蒸発していきます。特に入浴後10分を過ぎると、入浴前よりも肌が乾燥してしまう「過乾燥」という現象が起こることがあります。
💧 肌が少し湿っている状態がベスト
入浴後にタオルで体を拭いた後、肌が完全に乾く前の少し湿っている状態でボディクリームを塗るのが理想的です。 肌に水分が残っている状態でクリームを塗ることで、その水分を閉じ込めながら保湿することができます。ただし、びしょびしょに濡れた状態ではクリームが肌になじみにくいため、軽くタオルで押さえてから塗るようにしましょう。
🌅 朝のケアも効果的
入浴後だけでなく、朝起きた時にボディクリームを塗ることも効果的です。
- 就寝中は肌から水分が蒸発しやすい
- 朝起きた時には肌が乾燥していることが多い
- 日中の乾燥から肌を守ることができる
- 香り付きの場合、日中もほのかな香りを楽しめる
🔄 乾燥を感じた時にこまめに塗る
基本的には入浴後と朝のケアで十分ですが、乾燥が気になる部位があれば、日中でもこまめにボディクリームを塗り直すことをおすすめします。 特に手やひじ、ひざなど、乾燥しやすい部位は、必要に応じて追加でケアすることで、常に潤いのある状態を保つことができます。
📝 ボディクリームの効果的な塗り方の基本手順
ボディクリームを効果的に塗るためには、正しい手順を守ることが大切です。ここでは、基本的な塗り方の手順を詳しく解説します。
1️⃣ 手順1:適量を手に取る
まず、ボディクリームを適量手に取ります。使用量の目安は以下の通りです:
- 腕や脚など広い部位:チェリー大(さくらんぼ1個分程度)
- 手や足など小さい部位:パール大(真珠1粒程度)
少なすぎると十分な保湿効果が得られず、多すぎるとべたつきの原因になります。最初は少なめに取り、足りなければ追加するようにしましょう。
2️⃣ 手順2:両手のひらで温める
ボディクリームを手に取ったら、すぐに肌に塗るのではなく、まず両手のひらで軽く温めます。 クリームを温めることで:
- テクスチャーが柔らかくなり、肌に伸ばしやすくなる
- 体温に近い温度になることで、肌への浸透力も高まる
両手のひらを合わせて、数秒間クリームを温めてから塗り始めましょう。
3️⃣ 手順3:体の末端から中心へ向かって塗る
ボディクリームを塗る際は、体の末端から中心に向かって塗るのが基本です。 これはリンパの流れに沿った塗り方で、むくみの解消や血行促進にも効果があります。
- 脚:足首から太ももへ
- 腕:手首から肩へ
このとき、力を入れすぎず、やさしくなでるように塗ることが大切です。
4️⃣ 手順4:円を描くようにマッサージしながら塗る
ボディクリームを伸ばす際は、ただ塗り広げるだけでなく、円を描くようにマッサージしながら塗ると効果的です。 マッサージを加えることで:
- 血行が促進される
- クリームの成分がより浸透しやすくなる
- 筋肉のコリをほぐす効果
- リラックス効果も得られる
5️⃣ 手順5:乾燥しやすい部位は重ね塗り
ひじ、ひざ、かかとなど、特に乾燥しやすい部位は、一度塗った後にもう一度重ね塗りをすることで、より高い保湿効果が得られます。 これらの部位は角質が厚く、クリームが浸透しにくいため、丁寧にケアすることが大切です。
6️⃣ 手順6:塗り残しがないか確認
ボディクリームを塗り終わったら、塗り残しがないか確認しましょう。 特に見えにくい部位や、塗り忘れがちな箇所:
- 背中
- 首の後ろ
- 脇の下
- 内腿
これらは意識して確認することが大切です。塗り残しがあると、その部分だけ乾燥してしまうので注意が必要です。
🎯 部位別のボディクリームの塗り方とコツ
体の部位によって、肌の特徴や乾燥のしやすさが異なります。それぞれの部位に適した塗り方を知ることで、より効果的なボディケアができます。
💪 腕の塗り方
腕は比較的塗りやすい部位ですが、ひじ周りは乾燥しやすいので注意が必要です。
- 手首から肩に向かって、らせん状に塗り上げる
- ひじは特に念入りに、くるくると円を描くようにマッサージ
- ひじの外側だけでなく、内側も忘れずにケア
🦵 脚の塗り方
脚は体の中でも特に乾燥しやすい部位の一つです。
- 足首から太ももに向かって、両手で包み込むようにしながら塗り上げる
- ふくらはぎは、下から上へ引き上げるようにマッサージするとむくみ解消にも効果的
- ひざは乾燥しやすく、角質も厚くなりがちなので重点的にケア
- ひざ裏も塗り忘れやすい部分なので、意識して塗る
🦶 足裏・かかとの塗り方
足裏やかかとは、全身の中でも最も乾燥しやすく、角質が厚くなりやすい部位です。
- 通常のボディクリームよりも、かかと専用のクリームや尿素配合のクリームが効果的
- たっぷりとクリームを塗り、両手の親指を使って円を描くようにマッサージ
- クリームを塗った後に靴下を履いて寝ると、より浸透力が高まる
🤰 お腹・ウエストの塗り方
お腹周りは比較的乾燥しにくい部位ですが、保湿ケアを怠るとカサつきやすくなります。
- おへそを中心に、時計回りに円を描くように塗る
- この動きは腸の動きに沿っているため、便秘解消にも効果があるといわれる
- ウエストは、両手で軽くもみほぐすようにマッサージしながら塗ると血行促進につながる
🔙 背中の塗り方
背中は自分では塗りにくい部位ですが、乾燥やニキビなどのトラブルが起こりやすい場所でもあります。
- 一人で塗る場合:肩越しに手を回したり、腰の方から手を回して塗る
- 届きにくい中央部分:孫の手のような道具や、長い柄のついたボディブラシにクリームをつけて塗る
- 家族やパートナーに塗ってもらえる場合:肩から腰に向かって両手で塗り広げる
👗 デコルテ・首の塗り方
デコルテや首は年齢が出やすい部位であり、顔と同様に丁寧なケアが必要です。
- 鎖骨から顎に向かって、やさしく引き上げるように塗る
- 首のシワを予防するためにも、下から上への動きを意識
- 首の後ろも忘れずにケア
👐 手・指の塗り方
手は日常的に水仕事などで酷使され、乾燥しやすい部位です。
- 手の甲全体にクリームを塗り広げる
- 指の1本1本を丁寧にマッサージ
- 指の間や爪の周り、関節のシワの部分も忘れずに塗る
- 手のひらは皮脂腺が少なく乾燥しにくいが、ひび割れが気になる場合は薄く塗る
💆♀️ ボディクリームの効果を高めるマッサージテクニック
ボディクリームを塗る際にマッサージを取り入れることで、保湿効果を高めるだけでなく、血行促進やリラックス効果も得られます。
🌊 リンパマッサージの基本
リンパマッサージは、リンパの流れを促進して老廃物の排出を助けるマッサージです。
- 基本的には、体の末端から心臓に向かってマッサージを行う
- リンパ節(脇の下、鎖骨、鼠径部など)に向かって老廃物を流すイメージ
- やさしく撫でるように行う(強く押す必要はない)
- 肌の表面をすべらせる程度の圧力で十分
🦵 脚のむくみ解消マッサージ
脚のむくみが気になる方は、ボディクリームを塗りながらマッサージを行うと効果的です。
- 足首を両手で包み込み、ふくらはぎに向かって引き上げるように擦る
- ふくらはぎの筋肉を両手の親指で押しながら、下から上へとほぐす
- 膝裏のリンパ節を軽く押し、太ももに向かって撫で上げる
これを片脚3〜5分程度行うと、むくみの解消に効果的です。
💪 腕のリフレッシュマッサージ
デスクワークなどで腕が疲れている方におすすめのマッサージです。
- 手首から肘に向かって、反対の手でつかむようにして擦り上げる
- 前腕の筋肉を親指で押しながらほぐす
- 肘から脇に向かっても同様に行う
- 最後に脇の下のリンパ節を軽くプッシュ
🤱 お腹のマッサージ
お腹のマッサージは、便秘解消やお腹周りの血行促進に効果的です。
- おへそを中心に、時計回りに円を描くようにマッサージ
- 最初は大きな円を描き、徐々に小さな円にしていく
- 両手の指先を使って、お腹全体を軽くつまむようにほぐすのも効果的
- 食後すぐは避け、リラックスした状態で行う
💆♀️ 肩・首のコリほぐしマッサージ
肩や首のコリが気になる方は、ボディクリームを塗りながらマッサージを行うと一石二鳥です。
- 首の付け根から肩に向かって、両手の指先で押しながらほぐす
- 肩甲骨周りも、手が届く範囲で円を描くようにマッサージ
- 首は、後ろから前に向かって撫でるようにマッサージするとリンパの流れが促進される
🌸 季節や肌タイプ別のボディクリームの使い方
季節や肌タイプによって、ボディクリームの使い方を変えることで、より効果的なスキンケアができます。
🌸🌞 春・夏のボディクリームの使い方
春から夏にかけては、気温や湿度が上がり、肌の乾燥が比較的気になりにくい季節です。
ただし:
- 冷房の効いた室内では肌が乾燥しやすい
- 紫外線によるダメージも受けやすい時期
この時期のポイント:
- 軽いテクスチャーのボディクリームやボディローションを選ぶ
- べたつきを感じにくく快適に過ごせる
- 日焼け後の肌は乾燥しやすいため、保湿成分が豊富なボディクリームでしっかりケア
- アロエやカモミールなど、鎮静効果のある成分が配合されたものがおすすめ
🍂❄️ 秋・冬のボディクリームの使い方
秋から冬にかけては、空気が乾燥し、肌トラブルが起こりやすい季節です。
この時期のポイント:
- 保湿力の高いこっくりとしたテクスチャーのボディクリームを選ぶ
- シアバターやセラミド、ヒアルロン酸など、保湿成分が豊富に配合されたものがおすすめ
- 入浴後だけでなく、朝のケアや日中の塗り直しも行い、こまめに保湿
- 特に乾燥がひどい部位には、ボディオイルを先に塗ってからボディクリームを重ねる「ダブル保湿」も効果的
🏜️ 乾燥肌の方のボディクリームの使い方
乾燥肌の方は、年間を通して保湿ケアが重要です。
- 保湿力の高いボディクリームを選ぶ
- 入浴後は必ず5分以内に塗る
- 入浴時の湯温は38〜40度程度のぬるめにする(高すぎると肌の油分が奪われる)
- 長風呂も肌の乾燥を招くため、15〜20分程度を目安にする
- 日中も乾燥が気になったらこまめに塗り直し
🌟 脂性肌の方のボディクリームの使い方
脂性肌の方でも、ボディクリームによる保湿は必要です。
ただし注意点:
- 油分が多すぎるとべたつきやニキビの原因になることがある
- さっぱりとしたテクスチャーのものを選ぶ
- 塗る量を控えめにする
- 特に皮脂分泌が多い部位(背中や胸など)は薄く塗る
- ボディローションやボディジェルなど、より軽いテクスチャーのアイテムを使用するのも一つの方法
🌿 敏感肌の方のボディクリームの使い方
敏感肌の方は、刺激成分が含まれていないボディクリームを選ぶことが大切です。
- 香料や着色料、アルコールなどの刺激成分が含まれていないものを選ぶ
- 新しいボディクリームを使う前には、必ずパッチテストを行う
- 腕の内側など目立たない部位に少量塗り、24時間様子を見て異常がなければ使用
- 塗る際も強くこすらず、やさしく押さえるように塗る
🧪 ボディクリームの選び方と成分のポイント
効果的なボディケアのためには、自分の肌に合ったボディクリームを選ぶことが重要です。ここでは、選び方のポイントと注目すべき成分について解説します。
💧 保湿成分で選ぶ
ボディクリームを選ぶ際、最も重要なのは保湿成分です。代表的な保湿成分には以下のようなものがあります。
- セラミド:肌のバリア機能を高め、水分の蒸発を防ぐ効果
- ヒアルロン酸:1gで6リットルもの水分を保持できるといわれる高保湿成分
- シアバター:植物由来の油分で、肌を柔らかくし、保護膜を形成
- 尿素:角質を柔らかくし、水分を保持する効果(特にかかとやひじなど角質が厚くなりやすい部位に効果的)
- グリセリン:水分を引き寄せて保持する作用があり、多くの保湿製品に配合
✨ テクスチャーで選ぶ
ボディクリームには、さまざまなテクスチャーがあります。
- こっくりとした重めのテクスチャー:保湿力が高く、乾燥が気になる秋冬や乾燥肌の方におすすめ
- 軽めでさらっとしたテクスチャー:べたつきが苦手な方や、春夏の使用に適している
- ホイップ状やジェル状のボディクリーム:好みや使用シーンに合わせて選択可能
🌹 香りで選ぶ
ボディクリームの香りは、リラックス効果や気分転換に大きな影響を与えます。
- ラベンダーやカモミールなどのハーブ系:リラックス効果があり、就寝前の使用に適している
- 柑橘系の香り:爽やかで、朝の使用やリフレッシュしたいときにおすすめ
- フローラル系の香り:華やかで、フレグランス代わりにも使える
- 無香料:香水を使う方や香りが苦手な方に適している
🎯 肌悩みで選ぶ
特定の肌悩みがある場合は、その悩みに対応した成分が配合されたボディクリームを選びましょう。
- 肌荒れが気になる方:アラントインやパンテノールなど、肌荒れを防ぐ成分が配合されたもの
- くすみが気になる方:ビタミンC誘導体やアルブチンなど、美白成分が配合されたもの
- エイジングケアをしたい方:レチノールやコラーゲン、エラスチンなどの成分が配合されたもの
❌ ボディクリームを塗る際のよくある間違い
ボディクリームを効果的に使うためには、避けるべき間違った使い方を知っておくことも大切です。
❌ 間違い1:入浴後時間が経ってから塗る
入浴後、髪を乾かしたり、スマホをチェックしたりしているうちに、ボディクリームを塗るのを後回しにしてしまう方は多いのではないでしょうか。 しかし、入浴後10分以上経つと、肌の水分は急速に蒸発してしまいます。入浴後は最優先でボディクリームを塗る習慣をつけましょう。
❌ 間違い2:使用量が少なすぎる
もったいないからと使用量を控えめにしてしまうと、十分な保湿効果が得られません。 ボディクリームは適量をしっかり使うことで初めて効果を発揮します。各部位に必要な量を把握し、惜しまずに使うようにしましょう。
❌ 間違い3:強くこすりすぎる
ボディクリームを塗る際に、強くこすりすぎると肌に刺激を与えてしまいます。 特に敏感肌の方や、肌荒れがある部位は注意が必要です。やさしく撫でるように塗り、肌に負担をかけないようにしましょう。
❌ 間違い4:同じ部位ばかりケアする
腕や脚など目につきやすい部位ばかりケアして、背中や首の後ろなど見えにくい部位を忘れていませんか。 体全体をまんべんなくケアすることで、均一な肌状態を保つことができます。塗り忘れやすい部位を意識してケアしましょう。
❌ 間違い5:季節や肌状態に合わせない
年間を通して同じボディクリームを使い続けていると、季節や肌状態の変化に対応できないことがあります。 夏はさっぱりタイプ、冬はこっくりタイプというように、季節に合わせて使い分けることで、より効果的なケアができます。
❌ 間違い6:開封後長期間使い続ける
ボディクリームにも使用期限があります。 開封後は空気に触れることで酸化が進み、品質が劣化していきます。一般的に、開封後は半年から1年以内に使い切ることが推奨されています。古くなったボディクリームは、肌トラブルの原因になる可能性があるため、定期的に新しいものに交換しましょう。
🔍 ボディクリームとボディローション・ボディオイルの違い
ボディケア製品には、ボディクリーム以外にもボディローションやボディオイルなど、さまざまな種類があります。それぞれの特徴を理解して、使い分けることでより効果的なケアができます。
💧 ボディローションの特徴
ボディローションは、ボディクリームよりも水分が多く、さらっとした軽いテクスチャーが特徴です。
- 肌にすぐになじみ、べたつきが少ない
- 春夏の使用や脂性肌の方に適している
- ただし、油分が少ないため保湿力はボディクリームに劣る
- 乾燥が気になる方や秋冬の使用には物足りなく感じることがある
🌿 ボディオイルの特徴
ボディオイルは、油分が主成分のボディケア製品です。
- 肌に油膜を形成して水分の蒸発を防ぎ、高い保湿効果を発揮
- マッサージオイルとしても使用でき、肌を柔らかくする効果
- ただし、べたつきやすいというデメリット
- 浸透するまでに時間がかかることもある
🥛 ボディミルクの特徴
ボディミルクは、ボディローションとボディクリームの中間的な存在です。
- 適度な保湿力がありながら、伸びが良くべたつきにくい
- オールシーズン使いやすい
- ボディケア初心者にもおすすめのアイテム
🧈 ボディバターの特徴
ボディバターは、シアバターやカカオバターなどの植物性バターを主成分とした、非常に濃厚なテクスチャーのボディケア製品です。
- 保湿力が非常に高い
- 特に乾燥がひどい部位や、ひじ・ひざ・かかとなどの角質ケアに適している
- ただし、全身に使うとべたつきが気になることがあるため、部分使いがおすすめ
🔄 使い分けのポイント
これらのボディケア製品は、季節や肌状態、使用する部位に合わせて使い分けると効果的です。
使い分けの例:
- 春夏:ボディローションを全身に使い、乾燥が気になる部位にはボディクリームを重ねる
- 秋冬:入浴後にボディオイルを塗ってからボディクリームを重ねる「ダブル保湿」
- 日中のケア:べたつきにくいボディミルクを使用
- 夜のケア:保湿力の高いボディクリームを使用

❓ よくある質問
はい、ボディクリームは毎日塗ることをおすすめします。肌は日々水分を失っており、毎日の保湿ケアを行うことで、健康的で潤いのある肌を維持できます。特に入浴後は肌が乾燥しやすいため、毎日欠かさずボディクリームを塗る習慣をつけましょう。乾燥がひどい季節や肌状態の場合は、朝晩2回のケアがより効果的です。
ボディクリームを塗った後は、2〜3分程度待ってから服を着ることをおすすめします。クリームが肌になじむ前に服を着ると、服にクリームが付着してしまったり、べたつきが気になったりすることがあります。時間がない場合は、軽いテクスチャーのボディローションやボディミルクを使用すると、より早くなじみます。
ボディローションとボディクリームを併用する場合は、ボディローションを先に塗り、その後にボディクリームを塗るのが正しい順番です。水分が多いものから油分が多いものへと順番に塗ることで、水分を閉じ込めながら効果的に保湿できます。同様に、ボディオイルを使用する場合も、ボディクリームの前に塗るようにしましょう。
顔用のクリームをボディに使用することは可能ですが、コストパフォーマンスの面であまりおすすめしません。顔用のクリームは、顔の肌に合わせた処方がされており、一般的にボディクリームよりも高価です。また、顔用クリームは使用量が少ないため、体全体に塗るには量が足りません。逆に、ボディクリームを顔に使用することは、成分によっては肌トラブルの原因になる可能性があるため避けた方が良いでしょう。
妊娠中でもボディクリームを使用することは可能です。むしろ、妊娠中はホルモンバランスの変化により肌が乾燥しやすくなるため、保湿ケアは重要です。ただし、妊娠中は肌が敏感になりやすいため、無香料・低刺激のボディクリームを選ぶことをおすすめします。妊娠線予防のために、お腹周りを重点的にケアする方も多いです。心配な場合は、かかりつけの医師に相談してから使用しましょう。
参考文献
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
入浴後の保湿ケアは、皮膚科学的にも非常に重要です。入浴により一時的に水分量が増加した肌に、適切なタイミングでボディクリームを塗布することで、水分の蒸発を防ぎ、肌バリア機能を維持することができます。特に乾燥肌やアトピー性皮膚炎の方にとって、この「5分以内ルール」は症状改善の鍵となります。