
💬 「手術して失敗したらどうしよう…」そのまま調べるのをやめようとしていませんか?
この記事を読めば、眼瞼下垂手術で実際に起こりうる失敗の具体的な事例・原因・防ぎ方がまるごとわかります。読まずに手術を決めてしまうと、左右差・開きすぎ・ドライアイ悪化などのリスクを見落としたまま後悔することになりかねません。
⚡ 手術を検討中の方ほど、まずこの記事をチェックしてください。
🚨 読む前に知っておきたいこと
- ✅ 眼瞼下垂手術には複数の失敗パターンがある
- ✅ 医師選び・カウンセリング内容で結果が大きく変わる
- ✅ 失敗後の修正手術の可否・注意点も解説
目次
- 眼瞼下垂とはどのような状態か
- 眼瞼下垂手術の種類と方法
- 眼瞼下垂手術における「失敗」とはどのような状態か
- 失敗事例①:左右差(非対称)
- 失敗事例②:開きすぎ(兎眼・ラグオフタルモス)
- 失敗事例③:開きが不十分・再発
- 失敗事例④:まぶたの形の不自然さ
- 失敗事例⑤:傷跡・瘢痕の問題
- 失敗事例⑥:ドライアイの悪化
- 失敗が起こる主な原因
- 修正手術は可能か
- 後悔しないためのクリニック・医師の選び方
- カウンセリングで確認すべきポイント
- まとめ
💡 この記事のポイント
眼瞼下垂手術では左右差・兎眼・ドライアイ悪化などの失敗リスクがあり、術前の正確な診断・執刀医の技術・術後管理が成否を左右する。アイシークリニックでは丁寧なカウンセリングと挙筋機能評価により、個人に合った安全な治療を提案している。
💡 眼瞼下垂とはどのような状態か
眼瞼下垂とは、上まぶたが正常よりも下がった状態を指します。まぶたを持ち上げる「眼瞼挙筋(がんけんきょきん)」やその腱膜(けんまく)の働きが低下することで起こり、視野が狭まったり、眠そうな印象を与えたりすることがあります。
原因は大きく二つに分けられます。一つは先天性で、生まれつき眼瞼挙筋の発達が不十分なケースです。もう一つは後天性で、加齢によって腱膜が伸びたり断裂したりすることが主な原因です。このほか、コンタクトレンズの長期使用、外傷、神経や筋肉の病気(ホルネル症候群、重症筋無力症など)に伴うものもあります。
症状としては、まぶたが重い、視野の上部が遮られる、肩こりや頭痛が続く(まぶたを開けようとする際に額の筋肉を使いすぎるため)などが挙げられます。日常生活への支障が大きいと判断された場合には、手術による治療が選択肢となります。
Q. 眼瞼下垂手術後に左右差が生じる原因は何ですか?
眼瞼下垂手術後の左右差は、もともと左右の下垂程度に差があるにもかかわらず術前評価が不十分だった場合や、術中の縫合位置・張力調整が左右で異なった場合に生じます。術後3〜6ヶ月は腫れによる一時的な非対称が出ることもあるため、まず経過観察が基本です。
📌 眼瞼下垂手術の種類と方法
眼瞼下垂の手術には複数の方法があり、症状の程度や原因によって適した術式が異なります。大きく分けると、「経結膜法(裏側からのアプローチ)」「皮膚切開法(表側からのアプローチ)」「前頭筋吊り上げ術」の三つがあります。
経結膜法(ミュラー筋短縮術)は、まぶたの裏側(結膜側)から切開を行い、ミュラー筋という薄い筋肉を短縮・縫縮することでまぶたを持ち上げる方法です。皮膚を切らないため傷跡が外から見えにくく、腫れも比較的少ない特徴があります。ただし、眼瞼挙筋の機能が残っている軽度〜中程度の下垂に向いており、重度の場合には効果が不十分なこともあります。
皮膚切開法(眼瞼挙筋前転術)は、まぶたの皮膚を切開して眼瞼挙筋腱膜を瞼板(けんばん)に縫い付け直す方法です。後天性の眼瞼下垂の多くはこの方法で対応でき、二重の幅や余分な皮膚の除去も同時に行えます。皮膚を切開するため技術の差が出やすいですが、根本的な治療として高い効果が期待できます。
前頭筋吊り上げ術は、眼瞼挙筋の機能がほとんどない重度の先天性下垂に用いられます。シリコンロッドや自家筋膜(ふとももの筋膜など)を使って、まぶたを額の筋肉(前頭筋)の力で開けるようにする手術です。術後の管理が重要で、兎眼(目が完全に閉じられなくなる状態)のリスクにも注意が必要です。
このほか、美容外科の分野では二重まぶた手術と眼瞼下垂手術を組み合わせたケースや、軽度の下垂に対して埋没法で対応するケースもあります。どの術式が適しているかは、挙筋機能の評価や下垂の程度、患者さんの希望を踏まえて決定されます。
✨ 眼瞼下垂手術における「失敗」とはどのような状態か
手術の「失敗」とは、単に見た目が希望通りでないというだけでなく、医学的な合併症や後遺症を含む幅広い概念です。患者さんが「失敗した」と感じるケースには、術前の説明と実際の結果が大きく異なる場合、回復に想定以上の時間がかかる場合、そして手術による機能的・審美的な問題が長期間続く場合などが挙げられます。
眼瞼下垂手術は繊細な技術が求められる手術であり、ミリ単位の調整が仕上がりに大きく影響します。また、まぶたの皮膚は個人差が大きく、術後の経過も患者さんによって異なるため、ある程度のリスクはどの手術にも伴います。それでも、適切な診断・術式の選択・執刀医の技術・術後管理があれば、多くの失敗は防ぐことができます。
以下では、具体的にどのような「失敗」が起こりうるのかを一つひとつ見ていきましょう。
🔍 失敗事例①:左右差(非対称)
眼瞼下垂手術後の失敗で最も多く報告されるのが、左右のまぶたの高さや形に差が生じる「左右差(非対称)」です。片側だけが高く開く、または片側だけ下がって見えるといった状態です。
左右差が生じる原因は複数あります。まず、もともとの左右の下垂程度の違いを正確に評価できていなかった場合が挙げられます。眼瞼下垂はもともと左右差があることが多く、両側を同時に手術した際に、その差が修正されずに残ってしまうことがあります。
また、術中の縫合の位置や張力の調整が左右で異なった場合も非対称につながります。まぶたの手術では、座位(座った状態)での確認が重要とされており、寝た状態だけで調整を行うと左右差が生じやすくなります。
さらに、術後の腫れが左右で異なるために一時的に非対称に見えることもあります。腫れが引けば改善するケースも多いため、術後3〜6ヶ月程度は経過観察が必要です。しかし腫れが完全に引いても左右差が残る場合は、修正手術が検討されます。
Q. 眼瞼下垂手術で兎眼になるとどんな問題が起きますか?
兎眼(ラグオフタルモス)とは、まぶたを過剰に持ち上げた結果、目が閉じきれなくなる状態です。睡眠中も眼球が露出して乾燥し、角膜障害・充血・視力低下を招くことがあります。軽度なら点眼薬で対応できますが、重症では角膜潰瘍・角膜混濁に至る場合もあります。
💪 失敗事例②:開きすぎ(兎眼・ラグオフタルモス)
まぶたを過剰に持ち上げすぎてしまった結果、目が閉じきれない状態になることがあります。この状態を「兎眼(とがん)」または医学的には「ラグオフタルモス」と呼びます。
兎眼が起こると、睡眠中も目が一部開いたままになり、眼球表面が乾燥します。これにより角膜が傷つき(角膜障害)、目の痛み・充血・視力低下といった深刻な問題につながることがあります。軽度であれば点眼薬や眼軟膏で対応できますが、重症例では角膜潰瘍や角膜混濁を招くこともあります。
兎眼が生じやすいのは、挙筋の短縮量を過剰にした場合や、前頭筋吊り上げ術を行った場合です。特に先天性下垂に用いられる前頭筋吊り上げ術では、術後に目の閉じ方が不完全になることをある程度想定した上で手術が行われますが、点眼による管理が長期間必要となることがあります。
美容目的で眼瞼下垂手術を行う際も、見た目を重視するあまり過剰に持ち上げた結果として兎眼になるケースが報告されています。術前に挙筋機能を丁寧に評価し、適切な量の修正にとどめることが重要です。
🎯 失敗事例③:開きが不十分・再発
逆に、手術を行ったにもかかわらずまぶたの開きが十分でない、あるいは一度改善したのに再び下がってきたというケースもあります。
開きが不十分な原因としては、挙筋の短縮量が足りなかった場合、縫合が緩んだ場合、術後の組織の癒着不足などが考えられます。また、もともと挙筋機能が非常に弱い場合は、どの術式を選んでも完全な開きを得ることが難しく、術前にその旨を丁寧に説明する必要があります。
再発については、特に加齢性の眼瞼下垂では術後数年を経て再び腱膜が伸展し、下垂が戻ってくることがあります。これは必ずしも手術の失敗とは言えませんが、術後のフォローアップ体制が整っていれば早期に対応することができます。
また、埋没法によって軽度の下垂に対処した場合は、糸が外れることで元に戻るリスクがあります。根本的な原因(腱膜の問題)にアプローチしていない場合、再発率が高くなる傾向があります。
💡 失敗事例④:まぶたの形の不自然さ
まぶたを開ける量は適切でも、まぶたの輪郭や曲線が不自然に見えることがあります。具体的には、目の中央だけが持ち上がって目頭や目尻が下がるピーク現象、二重のラインが不自然な位置についてしまう、皮膚にゆがみやしわが生じるといった問題です。
まぶたの形は、縫合した部位の位置・縫合の力加減・皮膚の切除量によって大きく左右されます。特に美容目的の眼瞼下垂手術では、機能的な改善だけでなく審美的な仕上がりへの要求が高いため、少しのずれでも「失敗」と感じる方が多くいます。
また、皮膚を切除しすぎた場合は、まぶたを閉じたときに不自然な引っ張りが生じたり、目を閉じにくくなったりすることもあります。逆に皮膚の切除が足りないと、余った皮膚がたるんでまぶたに覆いかぶさるような見た目になることがあります。
このような問題を防ぐためには、術前に十分なデザインのシミュレーションを行い、患者さんの顔立ちや希望に合わせた計画を立てることが重要です。
Q. 眼瞼下垂手術の失敗が起こる根本的な原因は何ですか?
失敗の主な原因は、術前の診断・挙筋機能評価の不足、執刀医の技術・経験不足、カウンセリングによるリスク説明の不備、術後管理の不足の4点です。アイシークリニックでは術前に挙筋機能やドライアイの有無を丁寧に評価し、個人の状態に合った術式を選択することで失敗リスクを低減しています。

📌 失敗事例⑤:傷跡・瘢痕の問題
切開を伴う眼瞼下垂手術では、傷跡の問題が生じることがあります。理想的には二重のラインに沿った目立たない傷跡になりますが、傷跡が太くなる、赤みが長引く、ケロイド状になるといったケースも見られます。
瘢痕(傷跡)の形成しやすさには個人差があります。ケロイド体質の方は特に注意が必要で、術前に確認せずに手術を行うと、術後に目立つ傷跡が残ることがあります。また、縫合の技術が不十分だったり、術後のケアを適切に行わなかったりすることも傷跡の悪化につながります。
傷跡は時間とともに目立ちにくくなっていくのが一般的で、術後6ヶ月〜1年程度で成熟します。赤みや硬さが気になる初期のうちは、シリコンシートやステロイド外用薬などで対処することができます。それでも改善しない場合は、傷跡の修正処置が検討されます。
なお、経結膜法(裏側からのアプローチ)では外から見える傷跡は残りませんが、まぶたの裏側に縫合糸の刺激による違和感が生じることがあります。
✨ 失敗事例⑥:ドライアイの悪化
眼瞼下垂手術後に目の乾燥感(ドライアイ)が悪化するケースがあります。まぶたが過剰に開くことで涙の蒸発が増加したり、まばたきの動きが変化して涙の均一な広がりが妨げられたりすることが原因です。
もともとドライアイの傾向がある方は、手術後に症状が強くなりやすいため、術前の問診・評価が非常に重要です。術前にシルマーテスト(涙液分泌量の検査)や涙液層の安定性を測る検査を行い、ドライアイのリスクが高い場合は手術の方針や術後ケアについて十分に説明を受ける必要があります。
また、術後の腫れが引く過程でも一時的に目の乾燥を感じることがあります。多くは点眼薬(人工涙液など)で対処できますが、長期にわたって改善しない場合は眼科での精査が必要です。
眼瞼下垂手術は美容外科だけでなく眼科でも行われますが、ドライアイへの対応という観点からは、眼科との連携が取れているクリニックを選ぶことが安心につながります。
🔍 失敗が起こる主な原因
ここまで具体的な失敗事例を紹介してきましたが、それらが起こる根本的な原因についても整理しておきましょう。
まず挙げられるのは、術前の診断・評価が不十分であることです。眼瞼下垂の程度や原因、挙筋機能の残存量、ドライアイの有無、皮膚の状態などを正確に把握しないまま手術を行うと、適切な術式の選択ができません。特に、後天性か先天性か、どの部位に問題があるかを見誤ると、根本的な改善につながらないことがあります。
次に、執刀医の技術や経験の不足です。眼瞼下垂手術は繊細な操作が求められ、ミリ単位の調整が仕上がりに直結します。解剖の知識と豊富な手術経験がなければ、理想の結果を出すことは難しく、合併症のリスクも高まります。
術前のカウンセリングの不足も重要な原因です。患者さんの希望を十分に聞かず、リスクの説明も不十分なままで手術に進んでしまうと、術後に「思っていた仕上がりと違う」というトラブルにつながります。インフォームドコンセントが適切に行われているかどうかは、クリニック選びの大きな基準になります。
術後管理の不備も見逃せません。手術が適切に行われても、術後のケアや経過観察が不十分だと回復に支障をきたすことがあります。傷の感染、縫合糸の問題、腫れの悪化などに早期に対応できる体制が整っているかどうかも重要なポイントです。
最後に、患者さん側の要因もあります。術後の安静を守らない、決められたケアを行わない、目をこするなどの行為が回復を妨げることがあります。また、現実的でない仕上がりを期待していた場合、実際の結果との乖離から「失敗」と感じてしまうケースもあります。
Q. 眼瞼下垂手術のクリニックを選ぶ際の重要なポイントは?
クリニック選びでは、眼瞼下垂手術の実績・症例数、カウンセリングの丁寧さ、術後サポート体制の3点が特に重要です。リスクを正直に説明してくれるか、患者の希望を十分に聞いてくれるかも確認すべき基準です。複数のクリニックでカウンセリングを受け比較検討することも、失敗を防ぐ有効な方法です。
💪 修正手術は可能か
眼瞼下垂手術の結果に満足できない場合、修正手術(再手術)によって改善できることがあります。ただし、修正手術は初回手術よりも難易度が上がるのが一般的です。
その理由は、一度手術を受けた組織には瘢痕(傷跡の組織)が形成されており、組織の層の見極めが難しくなるためです。また、初回手術で組織が一定量使用されているため、修正できる量に制限が生じることもあります。
修正手術を受ける際は、初回手術を行ったクリニックに相談するか、セカンドオピニオンとして他の医療機関を受診することを検討してください。特に初回手術に不信感がある場合や、術後のトラブル対応に不満がある場合は、別の専門医に相談することが安心につながります。
修正手術のタイミングについては、初回手術後の腫れや変化が落ち着く6ヶ月以上経過してから行うのが一般的です。ただし、兎眼による角膜障害など、放置することで目に重大な影響を及ぼす場合は、より早い段階での対応が必要になることもあります。
左右差の場合、軽度であれば保存的な経過観察が選択されることもありますが、明らかな差がある場合は修正手術の適応となります。開きすぎの修正には挙筋の長さを調整する処置が、開き不足の修正には再度の短縮術が行われます。
修正手術を受ける前に、なぜ最初の手術で問題が生じたのかを正確に把握することが大切です。同じ原因による失敗を繰り返さないために、修正手術を担当する医師にはできるだけ詳しく経緯を伝えてください。
🎯 後悔しないためのクリニック・医師の選び方

眼瞼下垂手術を成功に導くためには、クリニックと医師の選択が非常に重要です。以下に、選ぶ際に確認しておきたい具体的なポイントを挙げます。
眼瞼下垂手術の実績・経験数を確認することが第一歩です。眼瞼下垂手術は技術的な難易度が高い手術です。執刀医がどの程度の経験を持っているか、年間何件程度この手術を行っているかを確認しましょう。症例数が多いほど、さまざまなケースへの対応力が高まります。
専門領域も重要な確認事項です。眼瞼下垂手術は眼科・形成外科・美容外科で行われますが、それぞれのアプローチや強みが異なります。機能的な問題(視野障害など)が主であれば眼科または形成外科、審美的な改善を重視するなら形成外科または美容外科を専門とする医師が向いています。両面を考慮した対応ができるクリニックが理想的です。
カウンセリングの質も見極めの重要なポイントです。初回カウンセリングで、しっかりと時間をかけて診察・説明が行われるかどうかを確認してください。質問に対して丁寧に回答してもらえるか、リスクについて包み隠さず説明してもらえるか、患者さんの希望をきちんと聞いてもらえるかが判断基準になります。
術後のサポート体制も確認しましょう。手術後に何か問題が起きた場合に、迅速に対応してもらえる体制があるかどうかは非常に重要です。定期的な術後検診のシステムがあるか、緊急時の連絡先が用意されているかなどを事前に確認してください。
費用についても注意が必要です。眼瞼下垂手術は、機能的な問題(視野障害など)が認められる場合には健康保険が適用されることがあります。一方、美容目的の場合は自由診療となります。極端に安価な料金設定のクリニックでは、材料の質や医師の経験・技術面で問題がある場合もあるため、費用だけで判断しないことが大切です。
術前・術後の写真や症例実績の公開も参考になります。クリニックのウェブサイトやカウンセリング時に、実際の症例写真を確認させてもらうことで、仕上がりのイメージをより具体的に持つことができます。
💡 カウンセリングで確認すべきポイント
手術の失敗を防ぐうえで、術前カウンセリングは非常に重要な機会です。カウンセリングでは以下のような点を必ず確認するようにしましょう。
自分の眼瞼下垂がどの程度のものかを正確に教えてもらうことが最初のステップです。「軽度・中等度・重度」のどれに該当するか、挙筋機能はどの程度残っているか、原因は何かを理解した上で手術の話を進めることが重要です。
勧められた術式の理由を確認することも大切です。なぜその術式を選ぶのか、他の術式との違いやメリット・デメリットは何かを聞いてみてください。一方的に術式を決定されるのではなく、患者さんが理解・納得した上で選択できるかどうかが信頼できる医師の条件の一つです。
期待できる結果と限界についても正直に教えてもらう必要があります。「どの程度まぶたが開くようになるか」「二重のラインはどうなるか」「左右の差は完全になくなるか」といった具体的な質問に対して、現実的な回答をしてもらえるかを確認してください。過大な効果を保証するような説明には注意が必要です。
起こりうるリスクと合併症についても聞いておきましょう。左右差・兎眼・ドライアイ・傷跡など、この記事で紹介したリスクについて、どの程度の確率で起こりうるか、もし起きた場合はどのように対応するかを事前に確認しておくと安心です。
ダウンタイムについても具体的に聞いておくことをお勧めします。腫れはどのくらい続くか、仕事への復帰はいつ頃できるか、術後の日常生活での制限はあるかなどを把握しておくことで、術後の生活設計がしやすくなります。
また、もしも結果に満足できなかった場合の修正対応についても確認しておくと安心です。修正手術の対応をしてもらえるか、その場合の費用はどうなるかをあらかじめ把握しておくことで、万が一の際の対処がスムーズになります。
カウンセリングは一度だけでなく、複数回受けることも可能です。疑問や不安が残るまま手術を決定するのではなく、納得のいくまで相談してください。また、複数のクリニックでカウンセリングを受けて比較検討することも、手術の失敗を防ぐための有効な方法です。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「眼瞼下垂手術をご検討される患者様の多くが、術後の左右差や兎眼・ドライアイの悪化といったリスクに強い不安を感じてご相談にいらっしゃいます。こうした失敗を防ぐためには、術前に挙筋機能やドライアイの有無を丁寧に評価し、お一人おひとりの状態に合った術式を選択することが何より大切だと考えています。どうぞ一人で不安を抱え込まず、納得のいくまでご相談ください。」
📌 よくある質問
最も多く報告される失敗は「左右差(非対称)」です。もともと左右の下垂程度に差があることが多く、術中の縫合位置や張力の調整が左右で異なった場合に非対称が生じます。術後3〜6ヶ月は腫れによる一時的な左右差が出ることもあるため、まずは経過観察が基本となります。
まぶたを過剰に持ち上げた場合、「兎眼(ラグオフタルモス)」と呼ばれる目が閉じきれない状態になることがあります。睡眠中も目が開いたままになり、角膜の乾燥や傷つきにつながる場合があります。軽度であれば点眼薬で対応できますが、重症例では早期の医師への相談が必要です。
修正手術によって改善できるケースはありますが、初回手術より難易度が上がります。一度手術した組織には瘢痕が形成されるため、層の見極めが難しくなるためです。修正手術は一般的に初回手術から6ヶ月以上経過し、腫れや変化が落ち着いてから行うことが推奨されます。ただし兎眼による角膜障害など緊急性が高い場合は早期対応が必要です。
もともとドライアイの傾向がある方は、手術後に症状が悪化するリスクがあります。当院ではシルマーテストなど術前の涙液検査を行い、ドライアイのリスクを丁寧に評価した上で手術方針を決定しています。
眼瞼下垂手術の実績・経験数、カウンセリングの丁寧さ、術後のサポート体制の3点が特に重要です。リスクを包み隠さず説明してくれるか、患者の希望をしっかり聞いてくれるかも信頼できる医師の条件です。
✨ まとめ
眼瞼下垂手術は、視野の改善や見た目の向上に大きな効果をもたらす一方で、左右差・開きすぎ・形の不自然さ・傷跡・ドライアイの悪化などのリスクが伴います。これらの「失敗」は、術前の診断不足・執刀医の技術・術後管理の問題など、さまざまな原因から生じます。
手術後に後悔しないためには、経験豊富な医師のもとで十分なカウンセリングを受け、リスクと期待できる結果を正確に理解した上で手術を受けることが何より重要です。また、術後のフォローアップ体制が整っているクリニックを選ぶことで、万が一の際にも迅速な対応を受けることができます。
眼瞼下垂手術の失敗事例や注意点を事前に知っておくことは、より安全で納得のいく手術結果につながります。複数のクリニックでのカウンセリングや、専門医へのセカンドオピニオンを積極的に活用しながら、慎重に判断してください。
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📚 参考文献
- 日本形成外科学会 – 眼瞼下垂の診断基準・術式(眼瞼挙筋前転術・前頭筋吊り上げ術など)・合併症に関する医学的解説の参照元として適切
- 日本美容外科学会 – 美容外科領域における眼瞼下垂手術の適応・術式選択・リスク管理およびインフォームドコンセントに関する指針の参照元として適切
- PubMed – 眼瞼下垂手術における左右差・兎眼・ドライアイ悪化などの合併症・修正手術に関する国際的な臨床研究・エビデンスの参照元として適切
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務