
ニキビが治ったのに、赤みだけが残ってる… そんな悩み、放っておくと半年以上消えないことも。
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この記事を読めば、赤いニキビ跡がなぜできるのか・セルフケアの限界・クリニック治療で最短で消す方法まで全部わかります。
読まないままだと、間違ったケアで悪化させるリスクがあります。
目次
- ニキビ跡が赤くなる仕組みとは
- 赤いニキビ跡の種類と特徴
- 赤いニキビ跡はいつまで続くの?自然治癒の可能性
- 赤いニキビ跡を悪化させるNG行動
- 自宅でできる赤いニキビ跡のケア方法
- クリニックで受けられる治療法の種類
- アイシークリニック池袋院でのニキビ跡治療について
- 治療を選ぶ際のポイントと注意事項
- まとめ
💡 この記事のポイント
赤いニキビ跡はPIE(血管拡張)とPIH(色素沈着)に分類され、日焼け止めや保湿などのセルフケアで軽度なら3〜6か月で改善するが、改善しない場合はVビームやIPL等のクリニック治療が有効。
💡 ニキビ跡が赤くなる仕組みとは
まず、なぜニキビが治ったあとに赤みが残るのかを理解することが大切です。ニキビは、毛穴の詰まりや皮脂の過剰分泌、アクネ菌の繁殖などによって引き起こされる炎症性の皮膚疾患です。この炎症が肌の内部で起きると、体はその部分を修復しようと免疫反応を働かせます。
炎症が起きた部分では、血管が拡張して血流が増加します。これは、傷ついた組織を修復するために必要な栄養素や免疫細胞を素早く届けるための体の反応です。ニキビ本体が消えたあとも、この拡張した血管が元の状態に戻るまでに時間がかかることがあります。これが、いわゆる「赤いニキビ跡」として肌に残る原因です。
また、ニキビを自分でつぶしたり、強くこすったりした場合は、皮膚へのダメージが大きくなり、血管拡張がより強く起こります。その結果、赤みが濃くなったり、長期間残ったりすることがあります。さらに、ニキビの炎症が真皮層まで及んだ場合は、メラノサイトが刺激されてメラニン色素が生成され、赤みから茶色や黒ずんだ色素沈着に変化することもあります。
つまり、赤いニキビ跡は単なる色素の問題ではなく、皮膚内の血管反応と炎症後の修復プロセスが関与している状態です。この点を理解したうえで、適切なケアや治療を選ぶことが重要になります。
Q. ニキビ跡が赤くなる原因は何ですか?
ニキビの炎症により毛細血管が拡張し、ニキビ本体が消えた後も血管が元に戻るまで時間がかかることが主な原因です。炎症がメラノサイトを刺激した場合は、メラニン色素が過剰生成され、赤みから茶色や黒ずんだ色素沈着へ変化することもあります。
📌 赤いニキビ跡の種類と特徴
一口に「赤いニキビ跡」といっても、その状態や原因によっていくつかの種類に分けられます。それぞれの特徴を知ることで、自分の肌の状態を正確に把握し、最適なケアを選ぶことができます。
✅ 炎症後紅斑(こうはん)
炎症後紅斑とは、ニキビの炎症が治まったあとに残る赤みのことです。医学的には「Post-Inflammatory Erythema(PIE)」と呼ばれます。ニキビの炎症によって拡張した毛細血管が元に戻らず、赤みとして見える状態です。触ってもほとんど凹凸がなく、表面は比較的なめらかです。
PIEは、特に肌が白い人や色素が薄い人に多く見られます。赤みの色は明るい赤からピンク、ときには紫がかった色まで幅があります。時間とともに自然に薄れていくケースも多いですが、紫外線へのダメージや肌への摩擦が続くと、改善が遅れることがあります。
📝 炎症後色素沈着(PIH)
炎症後色素沈着は「Post-Inflammatory Hyperpigmentation(PIH)」と呼ばれ、ニキビの炎症によってメラノサイトが刺激され、過剰なメラニン色素が生成された状態です。最初は赤みとして見えることが多いですが、時間が経つにつれて茶色や黒ずんだシミのような色に変化していきます。
PIHは、肌の色が濃い人や日焼けしやすい肌質の人に多く見られます。紫外線はメラニン生成を促進するため、日焼け対策を怠ると色素沈着が深くなり、改善に時間がかかります。また、ニキビを無理につぶした場合や、強い炎症を起こしたニキビほど、PIHが残りやすい傾向があります。
🔸 活動中のニキビによる赤み
ニキビ跡と混同されやすいのが、まだ炎症中のニキビによる赤みです。赤く腫れた状態のニキビは、見た目がニキビ跡に似ていることがありますが、これはまだ治療段階のニキビです。この場合は、ニキビ跡へのアプローチではなく、まずニキビ自体の治療を優先する必要があります。
活動中のニキビにニキビ跡向けの刺激が強いケアを行うと、炎症が悪化してより深刻なニキビ跡につながる可能性があります。自分の肌の状態がニキビ跡なのかそれとも活動中のニキビなのかを見極めることが、正しいケアの出発点となります。
⚡ 赤みを伴う凹凸ニキビ跡
ニキビの炎症が深くまで達した場合、真皮層のコラーゲン組織が破壊され、肌に凹凸(クレーター状)が残ることがあります。この凹凸に赤みが伴っているケースでは、PIEやPIHが同時に存在していることが多く、色の改善と肌の凹凸の改善の両方が必要になります。凹凸のあるニキビ跡は自然治癒が難しいため、早めにクリニックへの相談を検討するべきケースです。
✨ 赤いニキビ跡はいつまで続くの?自然治癒の可能性
赤いニキビ跡がいつまでも残っていると、「一生消えないのでは?」と不安になる方もいるでしょう。しかし、炎症後紅斑(PIE)は、適切なケアを行い、肌への刺激を最小限にすることで自然に薄れていくことがあります。
一般的に、軽度のPIEは3〜6か月程度で自然に改善することが多いといわれています。しかし、以下のような条件がそろうと、改善に1年以上かかることもあります。
- 日焼けを繰り返している
- ニキビが繰り返しできている(新しい炎症が常に起きている)
- 肌への摩擦や刺激が多い
- 肌のターンオーバーが乱れている
- 睡眠不足や食生活の乱れが続いている
一方、炎症後色素沈着(PIH)は、メラニン色素が皮膚の深い層まで沈着している場合、自然治癒だけでは限界があります。特に長期間放置したPIHや、繰り返し炎症が起きた部分のPIHは、クリニックでの専門的な治療が有効な場合があります。
また、凹凸を伴うニキビ跡については、コラーゲン組織の破壊が原因であるため、自然に回復することはほとんどありません。こうした場合は早めに皮膚科や美容クリニックを受診することを強くおすすめします。
年齢も回復速度に影響します。代謝が活発な10代は比較的早く改善することが多い一方、20代後半以降は肌のターンオーバーが遅くなるため、改善に時間がかかりやすい傾向があります。
Q. PIEとPIHはどう違いますか?
PIE(炎症後紅斑)は拡張した毛細血管が原因の赤みで、肌色が白い方に多く見られます。PIH(炎症後色素沈着)はメラニン色素の過剰生成が原因で、時間とともに茶色や黒ずんだシミ状に変化します。2つはメカニズムが異なるため、適切な治療法も変わります。
🔍 赤いニキビ跡を悪化させるNG行動
赤いニキビ跡を改善するためには、悪化させる行動を避けることが不可欠です。日常生活の中で無意識に行っている行動が、赤みを悪化させたり、改善を遅らせたりしている可能性があります。
🌟 ニキビをつぶす・触りすぎる
ニキビを自分でつぶすことは、炎症をさらに広げ、周囲の組織へのダメージを大きくします。その結果、赤みがより長く残ったり、色素沈着が深くなったりします。また、細菌が皮膚の奥に押し込まれることで、さらに深刻なニキビになる危険性もあります。
つぶす行為だけでなく、頻繁に触ったり、無意識に顔を触る癖も要注意です。手には多くの細菌が付着しており、こうした行動がニキビの悪化につながります。
💬 紫外線対策を怠る
紫外線は、メラノサイトを刺激してメラニン生成を促進します。赤いニキビ跡がある状態で十分な紫外線対策を怠ると、赤みが色素沈着へと変化しやすくなり、改善がより難しくなります。日焼け止めを毎日しっかり使用し、帽子や日傘なども活用して紫外線から肌を守ることが大切です。
特に夏場は紫外線量が多く、ニキビ跡のある肌にとって非常に厳しい環境です。一年を通じて日焼け止めを習慣化することが、ニキビ跡を悪化させないための基本です。
✅ 過剰なスキンケアや強い洗顔
「しっかり洗えばニキビ跡が早く消える」と思い、強くこすって洗顔する方がいますが、これは逆効果です。過剰な摩擦は肌のバリア機能を低下させ、炎症を悪化させる可能性があります。また、刺激の強い成分が含まれたスキンケア製品を複数重ねて使うことも、肌にとって大きな負担になります。
洗顔は泡立てた泡を使って優しく、こすらずに行うことが基本です。スキンケアも必要最低限のシンプルなラインナップにして、肌への負担を減らすことが赤いニキビ跡の改善を早める基本的なアプローチになります。
📝 睡眠不足・食生活の乱れ
肌の修復は主に睡眠中に行われます。睡眠不足が続くと成長ホルモンの分泌が減少し、肌のターンオーバーが乱れます。その結果、赤いニキビ跡が改善されにくくなります。また、糖質や脂質の多い食事は皮脂分泌を促進し、ニキビの再発につながります。ニキビが繰り返しできると、古い赤みが残ったまま新しい赤みが加わり、肌の状態がどんどん悪化してしまいます。
🔸 喫煙・飲酒
喫煙は血管を収縮させ、皮膚への血流を低下させることで肌の修復能力を下げます。また、活性酸素を大量に発生させることで、肌の老化を促進し、ニキビ跡の改善を遅らせます。アルコールも肌の水分バランスを乱し、炎症を悪化させる要因になることがあります。生活習慣全体を見直すことが、ニキビ跡の改善に大きく影響します。

💪 自宅でできる赤いニキビ跡のケア方法
クリニックへ行く前に、まず自宅でできるケアをしっかり行うことが大切です。基本的なスキンケアを丁寧に続けることで、赤みの改善を促すことができます。
⚡ 保湿を徹底する
肌が乾燥すると、バリア機能が低下して炎症が起きやすくなります。保湿をしっかり行うことで、肌のバリア機能を維持し、外部刺激から肌を守ることができます。セラミドやヒアルロン酸、グリセリンなどが含まれた保湿剤を選ぶとよいでしょう。
ニキビ跡がある肌は敏感になっていることが多いため、アルコールや強い香料が含まれている製品は避けることをおすすめします。肌への刺激が少なく、シンプルな処方の保湿剤を選ぶことが基本です。
🌟 ビタミンCを含むスキンケアを取り入れる
ビタミンC(アスコルビン酸)は、メラニンの生成を抑制する効果があるとされており、色素沈着の改善に役立つとされています。また、コラーゲンの合成を促進する作用もあるため、肌の修復をサポートする成分として広く知られています。
市販の美容液やクリームにも、ビタミンC誘導体が配合されているものが数多くあります。ただし、ビタミンCは酸化しやすい成分のため、製品の品質管理や使用期限に注意することが必要です。また、一部の方には刺激を感じる場合もあるため、最初はパッチテストを行うことをおすすめします。
💬 ナイアシンアミドを含む製品を活用する
ナイアシンアミド(ビタミンB3の一種)は、メラニンの転送を抑制することで色素沈着の改善に効果があるとされています。また、抗炎症作用もあるため、赤みを和らげる効果が期待できます。さらに、肌のバリア機能を高める効果もあり、敏感肌の方にも比較的使いやすい成分です。
ナイアシンアミドは多くの化粧品に配合されており、比較的入手しやすい成分です。ビタミンCと組み合わせることで、より相乗効果が期待できるとも言われています。
✅ 日焼け止めを毎日使用する
先ほども触れましたが、日焼け止めの使用は赤いニキビ跡のケアにおいて最も重要なステップのひとつです。SPF30以上のものを選び、外出の30分前に塗布し、2〜3時間ごとに塗り直すことが推奨されています。日焼け止めは白いラインが残りにくいものや、皮脂をコントロールするタイプなど、自分の肌質に合ったものを選ぶとよいでしょう。
📝 規則正しい生活習慣を整える
前述のNG行動でも述べましたが、睡眠・食事・ストレス管理は肌の修復と深く関係しています。1日7〜8時間の質の良い睡眠を確保し、野菜や果物を豊富に含んだバランスの良い食事を心がけましょう。特にビタミンCやビタミンEを多く含む食品(ブロッコリー、柑橘類、ナッツ類など)は、肌の修復をサポートするといわれています。
Q. 赤いニキビ跡を悪化させる行動は何ですか?
赤いニキビ跡を悪化させる主な行動は、ニキビを自分でつぶす・頻繁に触る、日焼け止めを怠る、強くこすって洗顔するといった過剰スキンケア、睡眠不足や偏った食生活の継続、喫煙・過度の飲酒の5つです。これらは赤みの悪化や改善の遅延につながります。
🎯 クリニックで受けられる治療法の種類
自宅でのセルフケアでは改善が見られない場合や、より早く・確実に赤いニキビ跡を改善したい場合は、皮膚科や美容クリニックでの治療が有効な選択肢になります。現在、赤いニキビ跡に対してさまざまな治療法が行われています。
🔸 レーザー治療
レーザー治療は、赤いニキビ跡の改善に非常に効果的な方法として広く知られています。赤みの治療に用いられるレーザーには、主に以下のような種類があります。
Vビームレーザー(パルス色素レーザー)は、血管内のヘモグロビンに選択的に作用するレーザーで、拡張した毛細血管を収縮させることで赤みを改善する効果があります。周囲の組織へのダメージが少なく、ダウンタイムが比較的短いのが特徴です。炎症後紅斑(PIE)に特に有効とされており、赤いニキビ跡の治療として代表的なレーザーのひとつです。
フラクショナルレーザーは、皮膚に微細な穴を開けることで、コラーゲンの再生を促す治療法です。赤みだけでなく、凹凸のあるニキビ跡の改善にも効果が期待できます。表皮から真皮まで均一に働きかけることで、肌全体のテクスチャーを改善する効果もあります。
炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)も、ニキビ跡の治療に使われることがあります。特に凹凸のあるニキビ跡に有効ですが、ダウンタイムがやや長くなることがあるため、生活スタイルに合わせて選択することが大切です。
⚡ IPL(光治療)
IPL(Intense Pulsed Light)は、特定の波長の光を皮膚に照射することで、赤みや色素沈着、毛穴など複数の肌悩みに同時に働きかける光治療です。レーザーとは異なり、広い範囲に光を照射できるため、顔全体の赤みや色ムラを均一に改善したい場合に適しています。ダウンタイムが少なく、定期的な施術で効果を維持できることも特徴です。
🌟 ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、グリコール酸やサリチル酸などの酸性の薬剤を皮膚に塗布し、古い角質を取り除くことで肌のターンオーバーを促進する治療法です。肌表面の色素沈着の改善や、肌のくすみ・毛穴の開きの改善にも効果が期待できます。
ケミカルピーリングは、使用する薬剤の種類や濃度によって効果や副作用が異なります。クリニックでは肌の状態に合わせた適切な薬剤を選択するため、自宅でのセルフピーリングよりも高い効果と安全性が期待できます。
💬 外用薬・内服薬による治療
皮膚科では、トレチノイン(レチノイン酸)やハイドロキノン、アゼライン酸などの外用薬が処方されることがあります。これらは、色素沈着の改善や肌のターンオーバーを促進する効果があるとされています。
トレチノインは強力な成分で、肌の赤みや色素沈着の改善に効果的ですが、使い始めに皮むけや赤みが出ることがあります(いわゆるレチノイン反応)。医師の指導のもとで使用することが必要です。
内服薬では、ビタミンCやトラネキサム酸、肝斑の治療にも使われるビタミン製剤などが処方されることがあります。これらは色素沈着の予防・改善を補助する目的で使用されます。
✅ ダーマペン(マイクロニードル療法)

ダーマペンは、微細な針で皮膚に均一な小さな穴を開けることで、皮膚の自己修復力を高め、コラーゲンや弾力線維の生成を促す治療法です。これにより、肌のテクスチャーの改善だけでなく、赤みや色素沈着の改善にも効果が期待できます。施術時に薬剤(美容成分)を皮膚に導入することで、効果をさらに高めることもできます。
📝 スキンブースター・水光注射
スキンブースターは、ヒアルロン酸などの保湿成分を皮膚の浅い層に注入することで、肌の内側から保湿し、肌質を改善する治療法です。肌の水分量が上がることでバリア機能が高まり、ニキビ跡の赤みや色素沈着の改善を間接的にサポートします。
💡 アイシークリニック池袋院でのニキビ跡治療について
アイシークリニック池袋院では、赤いニキビ跡をはじめとするニキビ跡のさまざまな悩みに対して、患者さん一人ひとりの肌の状態に合わせた最適な治療プランを提案しています。
当院では、まずカウンセリングで肌の状態を丁寧に確認し、赤みの種類(PIEかPIHか、あるいは活動中のニキビかなど)を見極めたうえで、適切な治療法を選択しています。単に赤みを消すだけでなく、再びニキビができにくい肌環境を整えるという観点からも、治療計画を立てています。
池袋という立地柄、仕事帰りや休日に通いやすく、忙しい社会人の方でも継続して治療を受けやすい環境が整っています。また、通院に際してのダウンタイムについても、生活スタイルに合わせて相談に乗ることができます。
ニキビ跡で長年悩んでいる方も、まずは気軽にカウンセリングだけでも受けてみることをおすすめします。専門の医師が肌の状態を見て、最適なアドバイスをお伝えします。
Q. クリニックで受けられるニキビ跡治療にはどんな種類がありますか?
クリニックでの赤いニキビ跡治療には、拡張血管に働きかけるVビームレーザー、広範囲の赤みに対応するIPL(光治療)、ターンオーバーを促すケミカルピーリング、コラーゲン再生を促すダーマペン、外用薬・内服薬による治療などがあります。アイシークリニック池袋院では肌の状態に合わせた治療プランを提案しています。
📌 治療を選ぶ際のポイントと注意事項
赤いニキビ跡の治療を受けるにあたり、いくつか知っておくべきポイントと注意事項があります。
🔸 自分の肌の状態を正確に把握する
治療の効果は、ニキビ跡の種類や状態によって大きく異なります。例えば、炎症後紅斑(PIE)と炎症後色素沈着(PIH)では、効果的な治療法が異なります。また、ニキビが現在も活動中の場合は、まずニキビ自体の治療を先に行う必要があります。自己判断で治療を選ぶのではなく、専門の医師に診てもらい、正確な状態を把握したうえで治療を選択することが重要です。
⚡ ダウンタイムと生活スタイルを考慮する
治療によっては、施術後に赤み、腫れ、皮むけなどのダウンタイムが生じることがあります。仕事や学校、イベントなどのスケジュールを考慮したうえで、治療のタイミングを決めることが大切です。また、施術後は紫外線への注意が特に必要になることが多いため、季節や外出頻度なども考慮に入れましょう。
🌟 1回の治療で劇的な効果を期待しすぎない
ニキビ跡の治療は、多くの場合、複数回の施術を重ねることで効果が実感できるものです。1回の施術で完全に改善することを期待しすぎると、実際の効果に落胆する可能性があります。クリニックで提示された治療計画に従い、継続して治療を受けることが改善への近道です。
💬 治療後のアフターケアを徹底する
クリニックでの治療を受けたあとも、自宅でのスキンケアが治療効果を左右します。特に保湿と紫外線対策は、治療の効果を最大限に引き出すために非常に重要です。クリニックから指示されたアフターケアを忠実に守ることが、治療効果を高めるための基本です。
✅ カウンセリングで疑問点を解消する
治療を受ける前に、効果・副作用・コスト・ダウンタイム・施術回数など、気になる点は必ずカウンセリングで確認しておきましょう。信頼できるクリニックであれば、患者さんの疑問に丁寧に答え、無理な勧誘などは行わないはずです。複数のクリニックでカウンセリングを受けて比較することも、より良い治療選択のために有効な方法です。
📝 費用について事前に確認する
ニキビ跡の治療は、多くの場合、保険適用外の自由診療となるため、費用は全額自己負担になります。治療の種類や回数によって費用は大きく異なるため、事前にしっかりと確認しておくことが重要です。また、クリニックによって料金設定が異なるため、施術内容と費用のバランスをしっかり比較することをおすすめします。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、赤いニキビ跡のご相談は非常に多く、PIE(炎症後紅斑)とPIH(炎症後色素沈着)を混同されたまま間違ったケアを続けてしまっているケースが少なくありません。この2つはメカニズムが異なるため、まず正確な状態を見極めたうえで治療法を選ぶことが、改善への最短ルートになります。日焼け止めの徹底やニキビを触らないといったセルフケアも非常に大切ですが、セルフケアで改善が見られない場合は、どうか一人で悩まず早めにご相談いただければと思います。」
✨ よくある質問
ニキビの炎症によって毛細血管が拡張し、ニキビ本体が消えたあともその血管が元の状態に戻るまでに時間がかかることが主な原因です。また、炎症がメラノサイトを刺激してメラニン色素が過剰に生成されると、赤みから茶色や黒ずんだ色素沈着へと変化することもあります。
PIE(炎症後紅斑)は拡張した毛細血管が原因の赤みで、肌の白い方に多く見られます。一方、PIH(炎症後色素沈着)はメラニン色素の過剰生成が原因で、時間とともに茶色や黒ずんだシミ状に変化します。それぞれメカニズムが異なるため、適切な治療法も変わります。まずは専門医による正確な診断が重要です。
軽度のPIE(炎症後紅斑)であれば、適切なケアを行うことで3〜6か月程度で自然に改善するケースが多いです。ただし、日焼けや肌への摩擦が続く場合は1年以上かかることもあります。PIH(色素沈着)や凹凸を伴うニキビ跡は自然治癒が難しいため、早めにクリニックへの相談をおすすめします。
主に以下の行動に注意が必要です。①ニキビを自分でつぶす・頻繁に触る、②日焼け止めを怠るなど紫外線対策を怠る、③強くこすって洗顔するなど過剰なスキンケア、④睡眠不足や偏った食生活の継続、⑤喫煙・過度の飲酒。これらは赤みを悪化させたり改善を遅らせたりする原因となります。
赤いニキビ跡に対しては、拡張した血管に働きかけるVビームレーザーや、肌全体の赤みに対応するIPL(光治療)が代表的です。また、ケミカルピーリング、ダーマペン、外用薬・内服薬による治療なども行われます。アイシークリニック池袋院では、カウンセリングで肌の状態を丁寧に確認したうえで、一人ひとりに最適な治療プランを提案しています。
🔍 まとめ
赤いニキビ跡は、ニキビの炎症後に起こる血管拡張(PIE)やメラニン色素の沈着(PIH)によって引き起こされます。その種類や程度によって、自然治癒する場合もあれば、クリニックでの専門的な治療が必要な場合もあります。
自宅でできるケアとしては、日焼け止めの徹底、ビタミンCやナイアシンアミドを含むスキンケアの活用、保湿の徹底、そして規則正しい生活習慣の維持が基本となります。これらをコツコツと続けることで、軽度の赤みであれば自然に改善することも期待できます。
しかし、セルフケアだけでは改善が見られない場合や、赤みが濃く長期間残っている場合、また凹凸のあるニキビ跡が同時にある場合は、早めにクリニックへ相談することをおすすめします。アイシークリニック池袋院では、患者さんの肌の状態を丁寧に診察し、一人ひとりに最適な治療プランを提案しています。
赤いニキビ跡は、適切な知識と正しいアプローチを組み合わせることで、確実に改善することができます。自分の肌の状態を正確に把握し、焦らず継続的にケアを続けることが、きれいな肌への第一歩です。一人で悩まず、専門家に相談することも大切な選択肢のひとつです。ぜひ、アイシークリニック池袋院へお気軽にご相談ください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – ニキビ(尋常性ざ瘡)の病態・炎症メカニズム・治療法に関するガイドラインおよび患者向け情報。PIE・PIHの分類、外用薬(トレチノイン・ハイドロキノンなど)の適応、レーザー・ケミカルピーリング等の治療選択に関する根拠として参照。
- PubMed – 炎症後紅斑(PIE)・炎症後色素沈着(PIH)の病態解明および治療効果に関する国際的な臨床研究文献。Vビームレーザー・IPL・ダーマペン・ナイアシンアミド・ビタミンCの有効性に関するエビデンスとして参照。
- 厚生労働省 – 医薬品・化粧品成分(トレチノイン・ハイドロキノン等)の承認・使用上の注意に関する行政情報。自由診療における治療薬の位置づけおよび患者への説明事項の根拠として参照。
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務