
💬 「最近ワキガのにおいがきつくなった気がする…」
そう感じているなら、今すぐこの記事を読んでください。
実は、毎日の食事がワキガのにおいを悪化させている可能性があります。
「食べ物でにおいが変わるって本当?」と思っているあなた——その答えはYESです。
この記事では、
✅ においを悪化させるNG食品
✅ においを和らげる食習慣
✅ 食事改善だけでは限界なときの対処法
を、わかりやすく解説します。
⚠️ 読まないと、知らないうちに周りにおいを気にされているかもしれません。
目次
- ワキガとはどのような状態か
- ワキガのにおいが生じるメカニズム
- 食べ物がワキガに影響する理由
- ワキガのにおいを悪化させる食べ物
- においを和らげるうえで参考になる食べ物
- 食習慣以外でにおいを悪化させる生活習慣
- 食事改善だけでは限界がある場合の対処法
- アイシークリニック池袋院での相談について
- まとめ
💡 この記事のポイント
ワキガのにおいは動物性脂肪・ニンニク・アルコール等で悪化し、発酵食品・緑黄色野菜・クエン酸食品で緩和が期待できます。ただし、根本原因はアポクリン汗腺にあるため、食事改善だけでは限界があり、専門医への相談が推奨されます。
💡 1. ワキガとはどのような状態か
ワキガ(腋臭症)とは、わきの下から強い独特のにおいが生じる状態を指します。一般的に「すっぱいにおい」「動物系のにおい」などと表現されることが多く、本人が気づいていないケースもあります。
ワキガの主な原因は、わきの下に集中して存在するアポクリン汗腺という汗腺にあります。人間の汗腺には大きく分けて2種類あり、エクリン汗腺とアポクリン汗腺が代表的です。エクリン汗腺は全身に分布し、体温調節のために水分を多く含んだ汗を分泌します。一方、アポクリン汗腺はわきの下や耳の中、陰部などに局在しており、脂質やタンパク質、アンモニアなどを含む粘度の高い分泌物を出します。
アポクリン汗腺から分泌された成分は、それ自体に強いにおいがあるわけではありません。しかし、皮膚に常在している細菌がその成分を分解することで、においの強い物質が生成されます。これがワキガのにおいの正体です。
ワキガは遺伝的要因が強く、家族に同様の悩みを持つ人がいる場合、発症しやすい傾向があります。日本人全体でみるとアポクリン汗腺の発達が小さい人も多いですが、欧米人では一般的にアポクリン汗腺が大きく、ワキガの発症率も高い傾向にあります。また、耳あかが湿性(ねっとりとした耳あか)の方は、アポクリン汗腺が発達していることが多く、ワキガの傾向があるとされています。
Q. ワキガのにおいが発生するメカニズムは?
アポクリン汗腺から分泌されるタンパク質・脂質・アンモニアなどの成分は、それ自体はほぼ無臭です。しかし皮膚の常在菌(コリネバクテリア属など)がこれらを分解することで、酪酸・揮発性脂肪酸・硫黄化合物などのにおい物質が生成され、ワキガ特有のにおいが発生します。
📌 2. ワキガのにおいが生じるメカニズム
ワキガのにおいが発生するプロセスを理解することは、食べ物との関係を把握するうえでも重要です。
アポクリン汗腺から分泌される成分には、タンパク質、脂質、コレステロール、アンモニアなどが含まれています。これらの成分そのものは無臭か、ほぼにおいがない状態です。ところが、皮膚に存在する常在菌(主にコリネバクテリア属の細菌)がこれらを分解することで、酪酸や揮発性脂肪酸、硫黄化合物などのにおい物質が生成されます。
具体的には、以下のような成分がにおいの原因として知られています。
まず「3-メチル-2-ヘキセン酸」という脂肪酸は、ワキガ特有のにおいに大きく関係している物質です。アポクリン汗腺から分泌されたタンパク質と結合した状態で放出され、皮膚上の細菌によって切り離されるとにおいを発するようになります。
次に、硫黄を含む化合物(チオールなど)も独特の臭気を持ち、ワキガのにおいに寄与しています。また、アンドロステノンなどのステロイド系化合物も関与しており、これらが複合することで独特のにおいが形成されます。
こうした複雑なにおいの生成プロセスを踏まえると、食べ物が体内に取り込まれ代謝される過程で生じる物質がアポクリン汗腺の分泌物に影響を与えることは十分あり得ます。つまり、何を食べるかによってアポクリン汗腺の分泌物の質や量、または皮膚常在菌の活動性が変化し、最終的にワキガのにおいの強さに影響する可能性があるのです。
✨ 3. 食べ物がワキガに影響する理由
食べ物がワキガのにおいに影響を与える理由は複数あります。主に以下の3つのルートが考えられています。
1つ目は、食べ物の成分が汗に混ざって排出されるケースです。摂取した食べ物の成分は消化・吸収された後、血液を通じて全身をめぐります。その過程で一部の成分や代謝産物が汗として皮膚から排出されます。においの強い成分がそのまま排出されたり、排出後に皮膚常在菌によって分解されてにおいが強くなったりすることがあります。
2つ目は、アポクリン汗腺の分泌を促進するケースです。脂質やタンパク質が多い食事はアポクリン汗腺の分泌量を増加させる可能性があるとされています。分泌量が増えれば、細菌による分解によって生成されるにおい物質の量も増えるため、においが強くなりやすいと考えられています。
3つ目は、腸内環境への影響です。腸内環境が乱れると、腸内で生成された有害物質(アンモニアや硫化水素など)が血液に吸収され、全身をめぐることがあります。これらは肺や皮膚から排出される際ににおいとなって現れることがあり、ワキガのにおいを複合的に悪化させる可能性があります。
これらのメカニズムを念頭に置くと、日常的な食習慣がいかにワキガのにおいと密接に関わっているかが理解できます。
Q. 食べ物がワキガのにおいを悪化させる理由は?
食べ物がワキガに影響するルートは主に3つあります。①食品の成分や代謝産物が汗として皮膚から排出される、②動物性脂肪などがアポクリン汗腺の分泌量を増加させる、③腸内環境が乱れアンモニアや硫化水素などの有害物質が血流を通じて皮膚から排出される、という経路です。
🔍 4. ワキガのにおいを悪化させる食べ物
ワキガのにおいを悪化させるとされる食べ物を具体的に見ていきましょう。もちろん、個人差はありますが、一般的に以下のような食品がにおいを強めやすいと言われています。
✅ 動物性脂肪が多い食べ物
牛肉や豚肉などの赤身肉、揚げ物、バターやラードを多く使った料理など、動物性脂肪を多く含む食品はワキガのにおいを悪化させやすいと言われています。
動物性脂肪を多く摂ると、体内での脂質代謝が活発になり、アポクリン汗腺から分泌される脂質成分も増加するとされています。脂質が多ければ多いほど、皮膚常在菌が分解する際に生じるにおい成分の量も増えます。また、動物性脂肪はコレステロールを多く含んでおり、コレステロールもアポクリン汗腺の分泌物に含まれるため、においの悪化に関与すると考えられています。
特に日本人の食生活が欧米化し、肉類や揚げ物の摂取量が増えた現代では、この影響が顕著に出やすいとも言われています。
📝 ニンニク・ニラ・玉ねぎなどの香味野菜
ニンニク、ニラ、玉ねぎ、長ねぎなどの香味野菜には、硫黄を含む化合物(アリシンなど)が豊富に含まれています。これらの成分は消化・吸収された後、血液をめぐって皮膚や肺から排出されます。
皮膚から排出された際は汗とともに分泌され、ワキガのにおいと混ざることでにおいを一層複雑で強いものにすることがあります。ニンニクを多く食べた翌日に体がにんにく臭くなる経験をしたことがある方も多いでしょうが、これはまさにこのメカニズムによるものです。
これらの食品は健康効果もあるため完全に避ける必要はありませんが、食べ過ぎには注意が必要です。特にワキガが気になる場面(人と会う前日など)は摂取量を控えると良いでしょう。
🔸 香辛料・スパイスの多い食べ物
カレー、唐辛子、胡椒、クミンなどの香辛料を多く使った料理も、ワキガのにおいに影響することがあります。
スパイス類に含まれる揮発性の芳香成分は、消化・吸収後に血液をめぐり、汗とともに体外に排出されます。スパイスには発汗を促進する作用があるものも多く、発汗量が増えることでにおいが出やすくなることも影響しています。カレーや激辛料理を食べた後に体からカレーのにおいがする経験も、これと同じ原理によるものです。
⚡ アルコール
アルコールはワキガのにおいを悪化させる代表的な要因の一つです。
アルコールを摂取すると肝臓で分解されますが、その過程でアセトアルデヒドという物質が生成されます。アセトアルデヒドは強い刺激臭を持ち、汗や呼気として排出されます。また、アルコールには利尿作用があるため体が脱水状態になりやすく、汗の濃度が上がることでにおいが強くなる側面もあります。
さらに、アルコールは腸内環境を乱す作用もあるため、腸内で生成される有害物質が増え、それが血流に乗って全身をめぐることでにおいを悪化させる可能性があります。飲酒翌日に体臭が強くなると感じる方は、このような複合的な要因が働いていると考えられます。
🌟 脂っこいファストフードやジャンクフード
フライドポテト、ハンバーガー、ピザ、揚げ物系のスナックなど、脂質と塩分が高いファストフードやジャンクフードの摂取もワキガのにおいを悪化させやすいとされています。
これらは動物性脂肪を多く含むだけでなく、トランス脂肪酸が含まれているものもあります。また、添加物や化学調味料が多く使われており、これらが体内で代謝される過程でにおいに影響する可能性があります。さらに、食物繊維が少ないために腸内環境を悪化させやすく、腸内腐敗が促進されることでにおいが全体的に強くなるという面もあります。
💬 乳製品
牛乳、チーズ、バター、生クリームなどの乳製品も、過剰摂取するとワキガのにおいに影響を与えることがあるとされています。
乳製品には動物性脂肪とタンパク質が豊富に含まれており、これらがアポクリン汗腺の分泌物に影響する可能性があります。特に欧米型の食事で乳製品の摂取量が多い場合は、注意が必要かもしれません。ただし、乳製品に含まれる善玉菌(ヨーグルトなど)は腸内環境を整える効果があるため、摂取する乳製品の種類によっては有益な面もあります。
✅ 糖質・甘いものの過剰摂取
砂糖を多く含む菓子類や清涼飲料水、精製された白米やパンなども、ワキガのにおいに間接的に影響を与えることがあります。
糖質を過剰に摂取すると血糖値が急激に上昇し、それを補正するためにインスリンが大量分泌されます。この過程で皮脂分泌が増加することがあり、皮脂の増加は皮膚常在菌の増殖を促してにおいを悪化させます。また、精製された糖質は腸内の悪玉菌の栄養源となりやすく、腸内環境の悪化を招くことがあります。

💪 5. においを和らげるうえで参考になる食べ物
においを悪化させる食べ物がある一方で、においを和らげるうえで参考になるとされる食べ物もあります。
📝 緑黄色野菜・食物繊維が豊富な食品
ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、にんじんなどの緑黄色野菜は、抗酸化物質や食物繊維を豊富に含んでいます。食物繊維は腸内環境を整える働きがあり、腸内腐敗を抑えることでにおいの発生を抑制することが期待できます。
また、緑黄色野菜に含まれるクロロフィル(葉緑素)は、体内のにおい物質を吸着・分解する働きがあるとも言われており、体臭全体を和らげる効果が期待されています。
🔸 発酵食品
ヨーグルト、みそ、納豆、ぬか漬け、キムチなどの発酵食品は、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果があります。
腸内環境が良好であれば、悪玉菌が生成する有害物質(アンモニアや硫化水素など)の産生が抑えられます。これらの物質は血流に乗って全身をめぐり、最終的に皮膚から排出されてにおいの原因になることがあるため、腸内環境を整えることはにおいを和らげるうえで重要な要素です。
⚡ 梅干し・クエン酸を含む食品
梅干しやレモン、お酢などクエン酸を多く含む食品は、体内の代謝を促進する効果があるとされています。
クエン酸には疲労物質の分解を助ける働きがあり、体内の老廃物を効率よく排出するサポートをします。また、酸性の性質を持つクエン酸は、皮膚の表面をわずかに酸性に保つことで皮膚常在菌のバランスを整え、過剰な細菌増殖を抑える効果もあると考えられています。
🌟 ポリフェノールを含む食品
緑茶、ブルーベリー、ぶどう、りんごなどに含まれるポリフェノールには、強い抗酸化作用があります。
体内の酸化ストレスを軽減することで、体全体のコンディションが整いやすくなります。また、緑茶に含まれるカテキンには消臭・抗菌作用があることが知られており、体臭全体を抑える効果が期待されています。
💬 水分をしっかり摂る
食べ物ではありませんが、水分摂取もワキガのにおいに影響します。水分が不足すると汗が濃縮され、においが強くなりやすいため、こまめに水を飲む習慣をつけることが大切です。
1日に1.5〜2リットルを目安に水分を摂ることで、汗の濃度が薄まりにおいが和らぎやすくなるとされています。ただし、アルコールや糖分を多く含む飲料は逆効果になるため、水や麦茶などを中心に補給することが望ましいです。
Q. ワキガのにおいを和らげる食べ物は何ですか?
においを和らげるうえで参考になる食品として、食物繊維・クロロフィルを含む緑黄色野菜、腸内環境を整えるヨーグルト・納豆などの発酵食品、代謝を促すクエン酸を含む梅干し・レモン、抗菌・消臭作用が期待される緑茶などのポリフェノール食品が挙げられます。水分を1日1.5〜2リットル摂ることも大切です。
🎯 6. 食習慣以外でにおいを悪化させる生活習慣
ワキガのにおいに影響するのは食べ物だけではありません。日常の生活習慣全体がにおいと密接に関係しています。
✅ ストレス・睡眠不足
精神的なストレスや睡眠不足は、自律神経のバランスを乱し、発汗量を増加させる原因になります。特にアポクリン汗腺は精神的な興奮や緊張に反応しやすいとされており、ストレスが多い状況ではアポクリン汗腺からの分泌量が増えてにおいが強くなりやすいです。
また、睡眠不足は腸内環境の悪化にもつながります。睡眠中に消化器系のメンテナンスが行われるため、睡眠が不足すると腸内細菌のバランスが崩れやすくなります。
📝 運動不足・代謝の低下
運動不足が続くと基礎代謝が低下し、体内の老廃物が排出されにくくなります。老廃物が体内に蓄積すると、それが汗として排出される際ににおいの原因になることがあります。
ただし、運動後は汗をかくことで一時的ににおいが強くなることもあるため、運動後のシャワーや着替えをしっかり行うことが重要です。
🔸 不十分なわきの清潔管理

皮膚常在菌はアポクリン汗腺の分泌物を分解することでにおいを生成するため、皮膚を清潔に保つことが重要です。毎日の入浴でわきの下をていねいに洗浄し、余分な皮脂や汚れを落とすことで菌の増殖を抑制できます。
ただし、洗いすぎも皮膚のバリア機能を損なうことがあるため、適切な洗浄を心がけることが大切です。
⚡ 喫煙
喫煙はにおいを悪化させる要因の一つです。タバコに含まれる化学物質が体内に吸収されて代謝された後、汗とともに皮膚から排出され、ワキガのにおいに加わることがあります。また、喫煙は血行を悪化させ、体内の老廃物排出を妨げる側面もあります。
🌟 ホルモンバランスの変化
思春期、妊娠・出産、更年期などホルモンバランスが大きく変化する時期は、アポクリン汗腺の活動が活発になりやすく、ワキガのにおいが一時的に強くなることがあります。これは食べ物や生活習慣とは別の要因ですが、においが急に変化したと感じた場合はホルモンバランスの変化を念頭に置くことも重要です。
💡 7. 食事改善だけでは限界がある場合の対処法
食習慣の見直しや生活習慣の改善はワキガのにおいを和らげるうえで有効なアプローチですが、ワキガはアポクリン汗腺の構造的な問題に起因するため、食事改善だけで完全に解決することは難しいケースがほとんどです。
においが日常生活に支障をきたすほど強い場合や、セルフケアを十分に行っても改善が見られない場合は、医療機関での相談を検討することをおすすめします。
💬 市販のデオドラント製品
制汗剤や消臭スプレー、デオドラントシートなどは一時的なにおいの抑制に役立ちます。塩化アルミニウムを含む制汗剤は汗腺の開口部を一時的に塞ぎ、発汗量を減少させる効果があります。
ただし、これらはあくまでも一時的な対処法であり、アポクリン汗腺そのものに働きかけるものではないため、根本的な解決にはなりません。
✅ 医療機関での治療
ワキガを根本的に治療するためには、アポクリン汗腺に直接アプローチする医療的な方法が有効です。現在、主に以下のような治療法が行われています。
皮下組織(アポクリン汗腺)を直接除去する外科的手術は、確実性が高い治療法です。剪除法(せんじょほう)と呼ばれる方法では、皮膚を切開してアポクリン汗腺を直接切除します。再発率が低く、効果が長期的に持続するとされています。
また、近年ではレーザーを使った治療も普及しています。皮膚の表面から特定の波長のレーザーを照射し、アポクリン汗腺に熱的なダメージを与えることでその機能を低下させる方法です。切開が不要なため術後の回復が早く、傷跡が残りにくいという利点があります。
さらに、ボツリヌス毒素(ボトックス)の注射もワキガ・多汗症の治療に用いられています。汗腺の神経伝達を一時的に阻害することで発汗を抑制しますが、効果は数ヶ月で切れるため定期的な施術が必要です。
どの治療法が適しているかは症状の程度や個人の状態によって異なるため、専門の医師に相談して最適な方法を選択することが重要です。
📝 ワキガかどうかの自己チェック
「自分がワキガなのか判断できない」という方も少なくありません。以下のような確認方法があります。
まず、耳あかの状態を確認することが一つの目安です。前述のとおり、耳あかが湿性(ねっとりしている)の場合は、アポクリン汗腺が発達している可能性が高く、ワキガの傾向があるとされています。
次に、白い服を着たときにわきの下が黄色く染まりやすい場合は、アポクリン汗腺からの分泌物が多い可能性があります。アポクリン汗腺の分泌物に含まれる色素成分が繊維に付着することで黄ばみが生じます。
また、家族(特に血縁関係のある父母や兄弟)に同じようなにおいの悩みがある場合は、遺伝的にワキガ体質の可能性が高いと考えられます。
ただし、自己判断では正確な診断は難しいため、気になる場合は皮膚科やクリニックで専門家に診てもらうことが最も確実です。
Q. ワキガの医療的な治療法にはどんな種類がある?
ワキガの主な医療的治療法は3種類です。①アポクリン汗腺を直接切除する剪除法(再発率が低く効果が持続)、②レーザーで汗腺に熱ダメージを与える方法(切開不要で回復が早い)、③ボトックス注射による発汗抑制(効果は数ヶ月ごとに施術が必要)です。アイシークリニックでは症状に合わせた治療法をご提案しています。
📌 8. アイシークリニック池袋院での相談について
ワキガのにおいが気になり始めたとき、最初は「食事を改善すれば何とかなるかもしれない」と考える方が多いでしょう。もちろん、食生活の見直しは重要なステップです。しかし、においが日常生活や人間関係に影響を与えるほど強い場合は、専門家への相談を早めに行うことで、より効果的な対策を見つけることができます。
アイシークリニック池袋院では、ワキガに関する丁寧な診察と適切な治療法のご提案を行っています。「においが気になるけれど、本当にワキガなのか分からない」という段階からでも気軽にご相談いただける環境を整えています。
においの悩みはデリケートな問題であり、一人で抱え込んでしまいがちです。しかし、適切な治療を受けることで生活の質が大きく向上するケースは少なくありません。まずは専門医に相談し、自分の症状に合ったアプローチを一緒に考えていくことが、においの悩みを解消するための第一歩となります。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、ワキガのにおいが気になって来院される患者様の中に、食生活の欧米化や不規則な生活習慣が複合的に影響していると思われるケースを多く拝見しています。食事の改善や生活習慣の見直しはにおいを和らげる有効なアプローチですが、アポクリン汗腺そのものに起因するワキガは、セルフケアだけでは限界があることも少なくありません。においの悩みは一人で抱え込まず、まずは気軽にご相談いただくことで、お一人おひとりに合った最適な治療法をご提案できますので、どうぞお気軽にお声がけください。」
✨ よくある質問
動物性脂肪が多い赤身肉や揚げ物、ニンニク・玉ねぎなどの香味野菜、カレーなどの香辛料、アルコール、ファストフード、乳製品の過剰摂取、糖質の取りすぎなどがにおいを悪化させやすいとされています。これらはアポクリン汗腺の分泌を増やしたり、腸内環境を乱したりすることでにおいに影響します。
食習慣の改善はにおいを和らげる有効なアプローチですが、ワキガはアポクリン汗腺の構造的な問題が根本原因のため、食事改善だけで完全に解決することは難しいケースがほとんどです。においが日常生活に支障をきたす場合は、専門医への相談をおすすめします。
緑黄色野菜や食物繊維が豊富な食品、ヨーグルト・納豆などの発酵食品、梅干し・レモンなどクエン酸を含む食品、緑茶・ブルーベリーなどポリフェノールを含む食品が参考になるとされています。また、1日1.5〜2リットルを目安に水分をしっかり摂ることも大切です。
耳あかが湿性(ねっとりしている)かどうか、白い服のわき部分が黄ばみやすいかどうか、血縁関係のある家族に同様のにおいの悩みがあるかどうかが目安となります。ただし自己判断では正確な診断は難しいため、気になる場合は専門医への受診が最も確実です。
主な治療法として、アポクリン汗腺を直接切除する外科的手術(剪除法)、レーザーで汗腺にダメージを与える方法、ボトックス注射による発汗抑制の3種類があります。それぞれ効果の持続期間や体への負担が異なるため、アイシークリニックでは症状や状態に合わせた最適な治療法をご提案しています。
🔍 まとめ
ワキガのにおいと食べ物の関係について、本記事では幅広く解説してきました。最後に要点を整理しておきましょう。
ワキガは遺伝的要因が大きく関わる症状ですが、食習慣もにおいの強さに影響を与えます。動物性脂肪が多い食事、ニンニクや玉ねぎなどの香味野菜、香辛料、アルコール、ファストフード、乳製品の過剰摂取、糖質の取りすぎなどはにおいを悪化させやすいとされています。
一方で、緑黄色野菜や食物繊維が豊富な食品、発酵食品、クエン酸を含む食品、ポリフェノールを含む食品は、においを和らげるうえで参考になる食品です。十分な水分摂取も大切なポイントです。
食習慣の改善と並行して、ストレス管理、適度な運動、十分な睡眠、わきの清潔管理、禁煙なども意識することで、においをより効果的にコントロールできる可能性があります。
ただし、ワキガはアポクリン汗腺の問題に根本的な原因があるため、食事改善だけで完全に解決することは難しい場合がほとんどです。においが日常生活に支障をきたす場合や、セルフケアで改善が見られない場合は、早めに専門医に相談することをおすすめします。アイシークリニック池袋院では、においの悩みに関する専門的なサポートを提供していますので、気になる方はぜひお気軽にご相談ください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – ワキガ(腋臭症)の診断基準・アポクリン汗腺の構造と機能・皮膚常在菌によるにおい物質生成メカニズムに関する医学的根拠の参照
- PubMed – ワキガのにおい成分(3-メチル-2-ヘキセン酸・チオール・アンドロステノンなど)と食事・生活習慣との関連性に関する国際的な査読論文の参照
- 厚生労働省 – 食習慣・腸内環境・栄養バランス(動物性脂肪・食物繊維・発酵食品・水分摂取など)が体臭を含む身体状態に与える影響に関する公式栄養指針の参照
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務