
朝、鏡を見るたびに目の下のたるみクマが気になる……という方は少なくありません。
こんな経験、ありませんか?
「コンシーラーで隠そうとしても、なぜかうまくいかない…」
「塗るほどに逆に目立ってしまう気がする…」
じつは、たるみクマはコンシーラーを使う際にいくつかのポイントを押さえないと、逆効果になってしまうことがあります。正しい知識を持たずにケアを続けると、メイク崩れ・悪化の原因にも。
⚡ この記事を読むとわかること
- ✅ たるみクマにコンシーラーが効く・効かないの判断基準
- ✅ プロ直伝!失敗しないコンシーラーの選び方&塗り方
- ✅ たるみクマを根本から改善するための本当のアプローチ
- ✅ クリニックで受けられる最新治療法まで丸わかり
🚨 読まないと起きること
間違ったコンシーラーの使い方を続けると、たるみクマがより目立ち、肌へのダメージが蓄積されるだけ。毎朝の鏡タイムが憂鬱になる前に、正しい知識を今すぐチェックしましょう!
目次
- クマの種類を知ることが第一歩
- たるみクマはなぜできるのか
- たるみクマにコンシーラーは効果があるのか
- たるみクマに合うコンシーラーの選び方
- たるみクマをコンシーラーで上手に隠す方法・手順
- コンシーラーを使う際のよくある失敗例
- コンシーラー以外でたるみクマをカバーするメイクのコツ
- たるみクマを根本から改善するためのアプローチ
- クリニックで受けられる治療について
- まとめ
この記事のポイント
たるみクマは脂肪の突出による「影」が原因のため、コンシーラーで完全に隠すことは難しいが、影部分に1〜2トーン明るめを薄くのせるハイライト効果で目立ちにくくできる。
💡 クマの種類を知ることが第一歩
目の下のクマといっても、実は大きく分けて3つの種類があります。コンシーラーを使う前に、自分のクマがどのタイプなのかを見極めることがとても重要です。種類によってコンシーラーの効果が大きく異なるため、まずはタイプを理解しましょう。
✅ 青クマ
目の下の皮膚が薄い部分から、血管の色が透けて見えることで青みがかって見えるクマです。睡眠不足や疲労、冷え性などで血行が悪くなったときに特に目立ちやすくなります。皮膚を引っ張ると薄くなるか消えるのが特徴で、コンシーラーでのカバーはある程度有効です。
📝 茶クマ
紫外線によるメラニン色素の沈着や、目をこする癖による摩擦刺激で生じる色素沈着が原因のクマです。皮膚を引っ張っても色があまり変わらないのが特徴です。スキンケアやコンシーラーでカバーできますが、色素が深い場合は完全に隠すことが難しいこともあります。
🔸 たるみクマ(黒クマ)
目の下の脂肪(眼窩脂肪)が前方に突出したり、皮膚や筋肉のたるみによって影ができることで黒っぽく見えるクマです。顔を上に向けると目立ちにくくなるのが大きな特徴で、構造的な問題から生じているため、他のクマと比較してコンシーラーだけで完全に隠すことが最も難しいタイプとされています。
なお、実際には青クマと茶クマ、たるみクマが混在している「複合クマ」の方も多く見られます。自分のクマがどのタイプに当てはまるかを確認するには、明るい場所で鏡を見ながら目の下の皮膚を軽く引っ張ったり、顎を上げて上を向いたりして観察してみてください。
Q. たるみクマと他のクマの種類はどう違う?
クマには青クマ・茶クマ・たるみクマの3種類があります。青クマは血行不良による血管の透け、茶クマは色素沈着が原因です。たるみクマは眼窩脂肪の突出や皮膚のたるみによる「影」が原因で、顔を上向きにすると目立ちにくくなるのが見分ける際の大きな特徴です。
📌 たるみクマはなぜできるのか
たるみクマができる原因を理解することは、適切なケアや治療を選ぶうえで欠かせません。主な原因としては以下のものが挙げられます。
⚡ 加齢による組織の変化
年齢を重ねると、目の周りを支えている皮膚・筋肉・靭帯などの組織が徐々に弱くなっていきます。眼球の後ろにある眼窩脂肪を支えているセプタム(眼窩隔膜)も緩んでくるため、本来は眼球を保護する役割を持つ脂肪が前方へと押し出されてきます。これが目の下の膨らみを生み出し、その下に影(くぼみ)が生じることでたるみクマとして見えるようになります。
🌟 コラーゲンやエラスチンの減少
皮膚のハリや弾力を保つために必要なコラーゲンやエラスチンは、20代をピークに徐々に減少していきます。目の周りの皮膚はもともと薄く、デリケートな部位であるため、こうした変化の影響をいち早く受けやすい場所でもあります。皮膚のたるみが進むことで、脂肪の突出がより目立つようになります。
💬 筋肉の衰え
目の周りには眼輪筋と呼ばれる筋肉があり、目を開閉する動きを担っています。この筋肉が加齢とともに衰えることで、目の下のたるみが進行しやすくなります。また、表情筋全体の衰えも顔全体のたるみを招き、目元のたるみクマを助長します。
✅ 眼窩脂肪の突出
遺伝的な要因によって、若いうちから眼窩脂肪が多い方や、眼窩隔膜が弱い方もいます。こうした体質の方は、比較的若い年齢からたるみクマが生じることがあります。生活習慣だけでなく遺伝的な素因も関係しているため、若い方でも悩まれているケースは珍しくありません。
📝 生活習慣の影響
睡眠不足、紫外線ダメージ、目のこすり過ぎ、過度な飲酒、栄養バランスの偏りなどの生活習慣も、皮膚の老化を早め、たるみクマを悪化させる要因となります。特に紫外線による光老化は皮膚のコラーゲン破壊を引き起こすため、日焼け止めの使用など日常的なUVケアが大切です。
✨ たるみクマにコンシーラーは効果があるのか
結論からいうと、たるみクマはコンシーラーだけで完全に隠すことは難しいクマのタイプです。なぜなら、たるみクマは色の問題ではなく「立体的な影」の問題だからです。青クマや茶クマは皮膚の色そのものが変化しているため、色を補正するコンシーラーが有効に機能します。しかしたるみクマは、脂肪の突出やたるみによって生じた凹凸が光を遮ることで影として見えています。
それでも、適切な方法でコンシーラーを使うことで、たるみクマをある程度目立たなくすることは可能です。影の部分に明るい色のコンシーラーを使って光を当てることで、立体感をなだらかに見せる「ハイライト効果」を活用するのがポイントです。完全に消すことはできなくても、印象をぐっと明るくすることはできます。
ただし、間違った使い方をすると逆効果になることもあります。カバー力の高い厚めのコンシーラーをたっぷり塗ると、凹凸が強調されてかえって目立ってしまったり、時間が経つにつれてよれや乾燥でシワが目立ちやすくなったりします。たるみクマへのコンシーラー使用には、適切なテクニックが求められます。
Q. たるみクマにコンシーラーを正しく使う方法は?
たるみクマへのコンシーラーは、膨らみ全体ではなく、膨らみの下にできた影の部分だけにピンポイントでのせることが重要です。色は自分の肌色より1〜2トーン明るめを選び、指やブラシでタッピングしながらなじませるハイライト効果で、影を目立ちにくくすることができます。
🔍 たるみクマに合うコンシーラーの選び方
コンシーラーにはさまざまな種類がありますが、たるみクマに向いているものを選ぶことが大切です。以下のポイントを参考にしてみてください。
🔸 テクスチャーは軽めのものを選ぶ
たるみクマのカバーには、スティックタイプやクリームタイプではなく、リキッドタイプやコンシーラーパレットのなかでも軽いテクスチャーのものが向いています。厚みのある重いテクスチャーは凹凸を強調してしまうことがあるため、薄くのばせるものを選びましょう。密着感が高く、軽い使い心地のコンシーラーが理想的です。
⚡ 色は「やや明るめ」を選ぶ
たるみクマへのコンシーラーは、自分の肌色よりも1〜2トーン明るめのものを選ぶと効果的です。ただし、明るすぎると不自然な白浮きが生じてしまうので注意が必要です。イエローベースの肌の方にはベージュ〜ライトオークル系、ピンクベースの肌の方にはピンクベージュ系が自然に仕上がりやすい傾向があります。
🌟 混合タイプのクマには色補正も視野に
たるみクマに加えて青みや茶みが混在している複合クマの場合は、コントロールカラー(色補正下地)を組み合わせる方法も有効です。青みが気になる場合はオレンジやコーラルトーン、茶みには同じくオレンジ系のコントロールカラーを薄くなじませてからコンシーラーを重ねると、より自然に仕上がります。
💬 保湿成分入りのものを選ぶ
目の下の皮膚は非常に薄くデリケートなため、乾燥するとコンシーラーがよれやすくなります。ヒアルロン酸やセラミド、コラーゲンなどの保湿成分が配合されたコンシーラーを選ぶと、一日中なめらかな仕上がりをキープしやすくなります。
💪 たるみクマをコンシーラーで上手に隠す方法・手順
コンシーラーを正しく使うためには、順番と塗り方のコツを押さえることが重要です。以下のステップを参考にしてください。
✅ ステップ1:スキンケアでしっかり保湿する
コンシーラーを塗る前に、化粧水・美容液・アイクリームなどを使って目の下をしっかりと保湿しておきます。乾燥した状態でコンシーラーを塗ると、粉浮きやよれの原因になります。アイクリームを使った場合は、十分に肌に浸透させてからメイクに入るようにしましょう。なじみきっていない状態でコンシーラーを塗ると、効果が十分に発揮されません。
📝 ステップ2:下地(ベース)を整える
化粧下地を顔全体に薄くのばし、目の下も均一に整えます。下地を使うことでコンシーラーのノリと持ちがよくなります。色素沈着が気になる方は、コントロールカラーをこの段階でごく薄く取り入れるとよいでしょう。
🔸 ステップ3:コンシーラーを影の部分にのせる
たるみクマの「影」部分、つまり膨らみの下にできる暗いくぼみの部分にコンシーラーを少量のせます。膨らんでいる部分全体に塗るのではなく、影になっている暗い箇所にだけピンポイントでのせることが重要なポイントです。指先やコンシーラーブラシを使って、やさしくトントンとなじませていきます。強くこするのは皮膚への負担になるので避けましょう。
⚡ ステップ4:自然にぼかす
コンシーラーをのせたら、境界線をぼかしてなじませます。指の体温でやさしく押し込むようにすると、自然に密着させることができます。コンシーラーと周りの肌の境界が不自然にならないよう、周辺に向かってグラデーションをつけながらぼかすことを意識してみてください。
🌟 ステップ5:フェイスパウダーで仕上げる
最後に、コンシーラーの上から薄くフェイスパウダーかルーセントパウダーをのせると、コンシーラーがよれにくくなり、持ちが格段によくなります。ただし、パウダーを厚くつけすぎると小ジワが目立ちやすくなるため、ブラシやパフで「ふんわりのせる」程度にとどめましょう。
💬 ステップ6:ファンデーションとのバランスを確認する
コンシーラーを使ったあとはファンデーションとのなじみを確認し、不自然な段差や色の違いがないか鏡でチェックしましょう。ファンデーションはコンシーラーの前に薄く塗っておいてからコンシーラーを重ねる方法もありますが、たるみクマには先にコンシーラーで影を補正してからファンデーションを重ねるアプローチが有効な場合もあります。自分のやりやすい方法でバランスを見ながら調整してみてください。
Q. たるみクマのコンシーラー選びのポイントは?
たるみクマのカバーには、凹凸を強調しにくいリキッドタイプなど軽めのテクスチャーのコンシーラーが適しています。色は肌色より1〜2トーン明るめを基準に選び、目元の皮膚はデリケートなため、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が配合されたものを選ぶとよれにくく仕上がりが長持ちします。
🎯 コンシーラーを使う際のよくある失敗例
たるみクマのカバーでよくある失敗には、いくつかのパターンがあります。心当たりのある方はぜひ改善してみてください。
✅ 膨らみ全体に塗ってしまう
たるみクマの膨らんでいる部分全体にコンシーラーを塗ると、かえって立体感が強調されてしまいます。コンシーラーを使うべき場所は膨らみそのものではなく、膨らみの下にできた「影の部分」です。この違いを意識するだけで、仕上がりが大きく変わります。
📝 明るすぎる色を使ってしまう
「影を飛ばしたい」という気持ちから、肌色よりもかなり明るいコンシーラーを使ってしまう方がいます。しかし明るすぎると、目の下だけ不自然に白く浮いてしまい、逆にクマが目立つ結果になることがあります。1〜2トーン程度の明るさにとどめておくのが適切です。
🔸 厚塗りしてしまう
カバーしようとしてコンシーラーを厚く塗りすぎると、凹凸が強調されたり、時間とともによれやひび割れが生じたりします。薄く少量をのせて、足りなければ少しずつ重ねるというアプローチが基本です。
⚡ 保湿不足のままメイクしてしまう
目の下の皮膚が乾燥した状態でコンシーラーを塗ると、密着せずにすぐによれてしまいます。メイク前の保湿は省かずに行いましょう。特に乾燥しやすい季節は念入りに保湿することが大切です。
🌟 こすりながら塗ってしまう
指やブラシでこするようにコンシーラーを伸ばすと、薄い目元の皮膚に摩擦刺激を与えてしまいます。これが色素沈着(茶クマ)を悪化させる原因になることもあります。コンシーラーはタッピング(トントンと軽く押さえる動作)でなじませることを徹底しましょう。
💡 コンシーラー以外でたるみクマをカバーするメイクのコツ
コンシーラーだけでなく、メイク全体のバランスを整えることでたるみクマを目立ちにくくすることができます。
💬 ハイライトを活用する
パールや光沢感のあるハイライトを目の下の影部分にごく薄くのせることで、光を集めて影を飛ばす効果が期待できます。コンシーラーとハイライトを組み合わせると、より自然な仕上がりになります。ただし、ラメ感が強すぎるものは凹凸を目立たせることもあるため、上品な艶感のものを選ぶのがポイントです。
✅ チークの入れ方を工夫する
チークを頬の高い位置に入れることで、目線が上がり、目の下のたるみクマから視線をそらす効果があります。目の下を避けてふんわりと頬に色を乗せることで、顔全体の印象を明るくすることができます。
📝 アイメイクで視線を誘導する

目元のメイクをしっかりと整えることで、視線を目そのものに集めることができます。アイシャドウやアイラインを工夫して目を大きく見せたり、まつ毛をしっかりカールさせたりすることで、目の下のクマへの視線を自然にそらすことができます。
🔸 ファンデーションの質感に注意する
マットすぎるファンデーションは皮膚の凹凸を強調しやすいため、セミマットまたはセミツヤ系のファンデーションを選ぶのがおすすめです。また、目の下だけファンデーションを厚く塗るのは避け、全体的に薄づきにすることで自然な仕上がりを目指しましょう。
Q. たるみクマをクリニックで根本改善する治療法は?
アイシークリニックでは、眼窩脂肪を除去する「脱脂術」、突出した脂肪をくぼみへ再配置する「裏ハムラ法・ハムラ法」、くぼみを補う「ヒアルロン酸注入」、コラーゲン生成を促す「レーザー・高周波治療」など複数の治療法を提供しています。最適な方法は状態により異なるため、まずカウンセリングでの相談が推奨されます。
📌 たるみクマを根本から改善するためのアプローチ
コンシーラーはあくまでも一時的なカバー手段です。たるみクマを根本的に改善・予防するためには、日常生活のセルフケアや専門的な治療も視野に入れることが重要です。
⚡ 紫外線対策を徹底する
紫外線は皮膚の老化を促進する大きな要因の一つです。目の周りは特に紫外線の影響を受けやすい部位であるため、日焼け止めを毎日塗ることが大切です。日傘やサングラスを活用して物理的に紫外線を防ぐことも効果的です。
🌟 目の周りの摩擦を避ける
目をこする癖や、クレンジング・洗顔時の強い摩擦は、皮膚のたるみを進行させる一因となります。目の周りはできるだけやさしく扱い、クレンジングはなでるようにやわらかく行いましょう。アイメイクを落とす際は、コットンにクレンジングを含ませてそっとおさえるようにするのが理想的です。
💬 アイクリームで保湿ケアを続ける
目の周りの皮膚は体の中でも特に薄くデリケートなため、専用のアイクリームを使って集中的に保湿することが重要です。レチノール、ペプチド、ビタミンC誘導体などの成分が含まれたアイクリームは、コラーゲン生成を促進し、皮膚のハリを高める効果が期待できます。毎朝・毎晩のケアとして継続することが大切です。
✅ 睡眠・栄養・水分補給を整える
十分な睡眠は皮膚の修復・再生を促します。慢性的な睡眠不足は皮膚の老化を早め、クマを悪化させる原因になります。また、ビタミンCやビタミンE、コラーゲンの合成に必要なアミノ酸などを含む食事を意識することも、皮膚の健康維持に役立ちます。水分補給を怠らず、皮膚が乾燥しないよう内側からのケアも大切にしましょう。
📝 表情筋・眼輪筋のトレーニング
目の周りの眼輪筋を鍛えることで、皮膚や眼窩脂肪を支える力を保ちやすくなります。目をゆっくりと大きく開閉する運動や、目の周りをやさしくマッサージするケアを毎日継続することで、筋肉の衰えを緩やかにすることが期待できます。ただし、マッサージは強い圧をかけないよう注意が必要です。
✨ クリニックで受けられる治療について
セルフケアやコンシーラーでの対応には限界があるため、たるみクマの根本的な改善にはクリニックでの専門的な治療が有効な選択肢となります。アイシークリニック池袋院では、たるみクマに対するさまざまな治療を提供しています。
🔸 脱脂術(経結膜的眼窩脂肪除去術)
たるみクマの最も根本的な原因である眼窩脂肪の突出を解消するための手術です。下まぶたの裏側(結膜側)から小さな切開を行い、余分な眼窩脂肪を取り除く方法で、皮膚の表面を切開しないため傷が目立ちにくく、ダウンタイムも比較的短い治療法として知られています。脂肪の突出が主な原因の方に特に有効で、根本的な改善が期待できる治療法です。
⚡ 裏ハムラ法(脂肪再配置術)
眼窩脂肪を取り除くのではなく、突出した脂肪をくぼみの部分に移動・再配置することで目の下の凹凸をなだらかにする手術法です。脂肪の除去と同時に目の下のくぼみ(ゴルゴ線や涙袋下のくぼみ)も改善できるため、より自然な仕上がりが得られます。表から切開しない裏ハムラ法は傷が目立ちにくく、皮膚のたるみが軽度な方に特に向いています。
🌟 ハムラ法
目の下の皮膚側から切開を行い、眼窩脂肪の再配置に加えて余剰な皮膚の切除も行う手術法です。皮膚のたるみが強い方や、皮膚の弛緩が大きな原因となっているケースに適しています。より広範な改善が期待できますが、術後の回復には一定の期間が必要となります。
💬 ヒアルロン酸注入
目の下のくぼみや凹凸にヒアルロン酸を注入することで、影を目立たなくする方法です。手術を伴わないため身体的な負担が少なく、比較的短時間で処置が完了します。即効性があり、定期的に繰り返すことで効果を維持することができますが、効果は永続しないため継続的なケアが必要となります。
✅ レーザー治療・高周波治療
皮膚のコラーゲン生成を促進し、ハリや弾力を改善するためのレーザー治療や高周波(RF)治療も、たるみクマの改善に用いられることがあります。皮膚表面から作用するため、外科的手術が難しい方や、軽度のたるみクマへのアプローチとして選ばれることが多い方法です。
どの治療法が自分に適しているかは、たるみクマの程度や原因、皮膚の状態によって異なります。クリニックでの詳細なカウンセリングを通じて、最適な治療プランを相談することをおすすめします。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、たるみクマのご相談で来院される方の多くが、コンシーラーで隠そうとするほど目立ってしまうというお悩みを抱えていらっしゃいます。たるみクマは色の問題ではなく「影」の問題であるため、まずご自身のクマのタイプを正しく見極めることが、メイクによるカバーと根本的な改善、どちらを選ぶにあたっても非常に重要です。セルフケアや正しいメイクテクニックで印象を整えながら、改善が難しいとお感じの場合はぜひ一度カウンセリングにお越しください。お一人おひとりの状態に合った最適な治療プランをご提案いたします。」
🔍 よくある質問
クマには「青クマ」「茶クマ」「たるみクマ(黒クマ)」の3種類があります。たるみクマは色素の問題ではなく、眼窩脂肪の突出や皮膚のたるみによって生じる「影」が原因です。顔を上に向けると目立ちにくくなるのが大きな特徴で、ほかのクマと比べてコンシーラーだけで隠すことが最も難しいタイプです。
完全に隠すことは難しいですが、正しく使えばある程度目立たなくすることは可能です。たるみクマは「影」の問題のため、膨らみ全体ではなく影になっている暗い部分にだけ、1〜2トーン明るめのコンシーラーをピンポイントでのせ、ハイライト効果で立体感をなだらかに見せるのがポイントです。
凹凸を強調しにくいリキッドタイプなど軽めのテクスチャーを選ぶのがおすすめです。色は自分の肌色より1〜2トーン明るめを基準にしてください。また、目元の皮膚は薄くデリケートなため、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が配合されたものを選ぶと、よれにくく一日中なめらかな仕上がりを保てます。
代表的な失敗は「膨らみ全体に塗ってしまうこと」です。塗るべき場所は膨らみの下にできた影の部分だけです。そのほか、明るすぎる色による白浮き、厚塗りによるよれ、保湿不足による密着不足、こすりながら塗ることによる摩擦ダメージなどが挙げられます。タッピング(やさしく押さえる動作)でなじませることを心がけましょう。
アイシークリニックでは、たるみクマに対して複数の治療法を提供しています。眼窩脂肪を除去する「脱脂術」、脂肪を再配置してくぼみも改善する「裏ハムラ法・ハムラ法」、くぼみを補う「ヒアルロン酸注入」、コラーゲン生成を促す「レーザー・高周波治療」などがあります。最適な治療法は状態によって異なるため、まずカウンセリングにてご相談ください。
💪 まとめ
たるみクマは、青クマや茶クマとは異なり、脂肪の突出やたるみによって生じる「影」が原因です。そのため、コンシーラーだけで完全に隠すことは難しいのが実情ですが、正しい色選びと塗り方を実践することで、ある程度目立ちにくくすることは可能です。
コンシーラー使用時のポイントは、膨らみ全体ではなく影の部分にのせること、1〜2トーン明るめの色を薄く重ねること、タッピングでやさしくなじませることです。また、メイク全体でハイライトやチークを活用することで、たるみクマをより目立たなくすることができます。
一方、コンシーラーはあくまでも一時的なカバーに過ぎません。根本的な改善のためには、紫外線対策・保湿ケア・生活習慣の見直しなどのセルフケアを継続しつつ、必要に応じてクリニックでの専門的な治療を検討することが重要です。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 皮膚の老化・色素沈着・紫外線によるメラニン沈着など、茶クマや皮膚のたるみに関連する皮膚科学的な基礎情報の参照
- 日本美容外科学会 – 脱脂術(経結膜的眼窩脂肪除去術)・ハムラ法・裏ハムラ法・ヒアルロン酸注入など、たるみクマに対する美容外科的治療法の安全性・適応に関する情報の参照
- 日本形成外科学会 – 眼窩脂肪の突出・眼輪筋の衰え・コラーゲン・エラスチン減少による組織変化など、目の下のたるみクマの解剖学的・形成外科学的な原因に関する情報の参照
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務