シミの原因は紫外線だけじゃない?種類別の原因と対策を解説

💬 「日焼け止め塗ってるのに、なんでシミが増えるの…?😢」
そのお悩み、原因は紫外線だけじゃないかもしれません。

実はシミにはいくつかの種類があり、原因によって正しい対処法がまったく異なります。
間違ったケアを続けると、シミがどんどん悪化するリスクも…⚠️

この記事を読めば、自分のシミの原因と正しい対策がわかります✅
読まないまま放置すると、シミが定着して取り返しのつかない状態になることも。ぜひ最後まで読んでみてください👇

🚨
こんな方は特に要注意!
  • 🔸 日焼け止めを毎日塗っているのにシミが増えている
  • 🔸 20〜30代なのに急にシミが目立ってきた
  • 🔸 市販の美白ケアをしているのに効果がない
  • 🔸 レーザーを考えているが本当に自分に合っているか不安
👩
「ちゃんとケアしてるのに、なんでシミが消えないんだろう…」

👨‍⚕️
シミの種類によって原因も治療法もまったく違います。まず「どの種類のシミか」を正しく知ることが、改善への最短ルートですよ!


目次

  1. シミとは何か?メラニン色素のしくみ
  2. シミの主な原因①:紫外線(UV)の影響
  3. シミの主な原因②:ホルモンバランスの乱れ
  4. シミの主な原因③:炎症・摩擦・ニキビ跡
  5. シミの主な原因④:加齢と生活習慣
  6. シミの種類と特徴をチェック
  7. シミを防ぐための日常的なUVケア
  8. シミを悪化させるNG習慣
  9. クリニックで行うシミ治療の選択肢
  10. まとめ

💡 この記事のポイント

シミの原因は紫外線だけでなく、ホルモンバランスの乱れ・炎症後色素沈着・加齢・生活習慣も関与する。種類によって適切な治療法が異なり、特に肝斑は誤ったレーザー治療で悪化するリスクがあるため、専門医による正確な診断が改善の鍵となる。

💡 シミとは何か?メラニン色素のしくみ

シミとは、皮膚の一部にメラニン色素が過剰に蓄積した状態のことを指します。メラニン色素は、もともと私たちの肌を守るために存在する物質です。紫外線や外部刺激から肌細胞のDNAを守るため、皮膚の基底層にあるメラノサイト(色素細胞)が産生します。

通常、メラニンは肌のターンオーバー(新陳代謝)によって、約28日から40日のサイクルで皮膚の表面まで押し上げられ、垢として自然に排出されます。このサイクルが正常に機能していれば、メラニンが特定の場所に蓄積することはほとんどありません。

しかし、何らかの刺激によってメラノサイトが過剰に活性化したり、ターンオーバーのリズムが乱れたりすると、メラニンが排出されずに蓄積し、シミとして表れます。この「何らかの刺激」が、紫外線であったり、ホルモン変動であったり、肌への物理的刺激であったりします。

また、加齢に伴いターンオーバーのサイクルが遅くなることで、若い頃は問題なかったメラニンの蓄積がシミとして現れやすくなります。「歳をとるとシミが増える」というのは、こうした肌の機能低下が背景にあるのです。

Q. シミができるメカニズムを教えてください

シミは、皮膚のメラノサイト(色素細胞)が過剰にメラニンを産生し、ターンオーバーによる排出が追いつかずに蓄積した状態です。通常、メラニンは約28〜40日周期で垢として排出されますが、外部刺激や加齢によってこのサイクルが乱れると、メラニンが特定の部位に沈着してシミとなります。

📌 シミの主な原因①:紫外線(UV)の影響

シミの原因として最も広く知られているのが紫外線です。紫外線にはUV-AとUV-Bという2種類があり、それぞれ肌への影響が異なります。

UV-Bは肌の表面(表皮)に作用し、日焼けによる赤みや炎症を引き起こし、メラノサイトを直接刺激してメラニンの産生を促します。いわゆる「サンバーン(日焼け)」の原因はUV-Bです。一方、UV-Aは波長が長く、肌の奥深く(真皮層)まで届きます。長期的にコラーゲンを破壊して肌のハリを低下させるだけでなく、慢性的なメラニン産生にも関与します。

紫外線がシミを引き起こすメカニズムは次のとおりです。まず、紫外線が肌に届くと、細胞はその刺激からDNAを守ろうとしてメラノサイトにシグナルを送ります。このシグナルを受けたメラノサイトはチロシナーゼという酵素を活性化させ、メラニンを大量に産生します。産生されたメラニンは周囲の表皮細胞(ケラチノサイト)に受け渡され、紫外線からDNAを守るバリアとして機能します。この反応が繰り返されることで、メラニンが蓄積しシミとなっていきます。

特に気をつけたいのが、日常的に浴びる「生活紫外線」です。曇りの日でも紫外線の約80%は地表に届きます。また、窓ガラスを透過するUV-Aは、室内でも肌へのダメージを蓄積させます。車の運転中や、デスクワーク中にも紫外線の影響を受けていることを意識しておく必要があります。

さらに、紫外線の影響は「積み重ね」であることを理解しておくことが重要です。1回の日焼けが直接シミになるというよりも、長年にわたる紫外線の蓄積が、加齢とともにシミとして表出してきます。若い頃から地道にUVケアを続けることが、将来のシミ予防において非常に効果的です。

✨ シミの主な原因②:ホルモンバランスの乱れ

紫外線と並んでシミの大きな原因となるのが、ホルモンバランスの変動です。特に女性に多く見られる「肝斑(かんぱん)」は、ホルモンの影響を強く受けるシミとして知られています。

女性ホルモンであるエストロゲンと黄体ホルモン(プロゲステロン)は、メラノサイトを活性化させる作用があります。妊娠中や経口避妊薬(ピル)の服用中にシミが濃くなりやすいのは、これらのホルモンが増加してメラニン産生が促進されるためです。

肝斑は頬骨の高い部分に左右対称に広がり、薄茶色のもやがかかったように見えるのが特徴です。30代から50代の女性に多く、更年期を過ぎると自然に薄くなることもありますが、紫外線や摩擦、ストレスなどによって悪化しやすい傾向があります。

また、ストレスが長期的に続くと、副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)や副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)が分泌され、これらがメラノサイトに作用してメラニン産生を促します。仕事や育児、人間関係などのストレスが多い時期にシミが増えたと感じる場合、ホルモンバランスの乱れが関係している可能性があります。

睡眠不足や不規則な生活習慣も、ホルモンバランスを乱す要因のひとつです。成長ホルモンは睡眠中に多く分泌され、肌のターンオーバーを促進する役割を担っています。睡眠が不足すると成長ホルモンの分泌が低下し、ターンオーバーが乱れてメラニンが蓄積しやすくなります。

Q. 肝斑の原因と治療で注意すべき点は?

肝斑は女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)やストレスホルモンがメラノサイトを活性化することで生じ、頬骨に左右対称に現れるのが特徴です。通常のレーザー治療を行うと悪化するリスクがあり、トラネキサム酸の内服やハイドロキノンの外用が有効とされています。アイシークリニックでは専門医が正確に種類を診断した上で治療法を提案しています。

🔍 シミの主な原因③:炎症・摩擦・ニキビ跡

肌への物理的な刺激や炎症も、シミができる重要な原因のひとつです。この種のシミは「炎症後色素沈着(PIH:Post-Inflammatory Hyperpigmentation)」と呼ばれ、肌に何らかのダメージが加わった後に生じます。

ニキビが治った後に茶色い跡が残るのが代表的な例です。ニキビによる炎症が皮膚に生じると、その刺激に反応してメラノサイトがメラニンを産生します。ニキビそのものが治っても、メラニンが残ることで色素沈着として見えるようになります。

また、日常的な摩擦も色素沈着の原因になります。たとえば、洗顔時に肌をゴシゴシこすること、目のまわりを強くこする癖、乾燥した肌を爪で掻く行為などが挙げられます。このような摩擦が繰り返されると、肌が慢性的な刺激を受けてメラニン産生が促進されます。敏感肌の方や色素沈着が起きやすい体質の方は特に注意が必要です。

さらに、化粧品による接触皮膚炎(アレルギー反応)も炎症後色素沈着を引き起こすことがあります。肌に合わない成分が含まれたスキンケア製品や化粧品を使い続けることで、慢性的な炎症が生じ、シミの原因となる場合があります。使用中の化粧品に心当たりがある場合は、使用を中断して皮膚科に相談することをおすすめします。

脱毛後の色素沈着も炎症後色素沈着のひとつです。レーザー脱毛や光脱毛によって生じた炎症が、メラニン産生を促し、施術部位が一時的に黒ずむことがあります。適切なアフターケアを行うことで予防できるため、施術を受けるクリニックの指示に従ってケアすることが大切です。

💪 シミの主な原因④:加齢と生活習慣

年齢を重ねるにつれてシミが増えるのは、加齢そのものとそれに伴う肌機能の低下が関係しています。また、長年の生活習慣の積み重ねもシミの原因になることが知られています。

加齢による肌の変化としてまず挙げられるのが、ターンオーバーの遅延です。若い頃は約28日周期だったターンオーバーが、40代・50代になると40日以上かかるようになります。これにより、古いメラニンが排出されにくくなり、蓄積しやすくなります。

また、長年にわたって蓄積した紫外線ダメージが、加齢とともに表面化することもシミが増える理由のひとつです。若い頃の日焼けの影響が、30代・40代になってからシミとして現れることは少なくありません。

生活習慣の中では、喫煙がシミに悪影響を与えることが知られています。タバコに含まれるニコチンや活性酸素は、肌のターンオーバーを乱し、メラニンの蓄積を促します。また、喫煙によって血流が悪くなると、肌細胞への栄養供給が減少し、ターンオーバーがさらに遅くなります。

食生活の偏りも見逃せません。ビタミンCはメラニンの産生を抑制し、すでに生成されたメラニンを還元(脱色)する作用があります。また、ビタミンEは抗酸化作用を持ち、紫外線ダメージを軽減します。これらの栄養素が不足すると、シミができやすく、改善しにくい肌環境になります。野菜・果物を中心としたバランスのよい食事が、肌の健康にとって重要です。

さらに、慢性的な睡眠不足も肌の老化を促進させます。前述のとおり、睡眠中に分泌される成長ホルモンは肌の修復に欠かせないため、睡眠の質と量を確保することがシミ予防にもつながります。

Q. 炎症後色素沈着はどのようにして起きますか?

炎症後色素沈着(PIH)は、ニキビ・摩擦・かぶれなど肌へのダメージが炎症を起こし、その刺激でメラノサイトがメラニンを過剰産生することで生じます。日常の洗顔時のこすり過ぎや、ニキビを無理に潰す行為も原因になります。改善にはハイドロキノン外用やケミカルピーリングが有効で、時間経過とともに自然に薄くなるケースもあります。

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🎯 シミの種類と特徴をチェック

シミといっても、その原因や特徴はさまざまです。自分のシミがどの種類に当てはまるかを把握することで、適切なケアや治療につなげることができます。ここでは代表的なシミの種類を紹介します。

老人性色素斑(日光性黒子)は、最も一般的なシミで、長年の紫外線ダメージによって生じます。顔のほか、手の甲、腕など紫外線が当たりやすい部位に多く見られます。境界線がはっきりした茶褐色の斑点が特徴で、加齢とともに数が増えたり、色が濃くなったりします。レーザー治療や光治療(IPL)への反応がよく、適切な治療で改善が期待できます。

肝斑は前述のとおり、ホルモンバランスの影響を受けて生じる左右対称のシミです。頬骨の高い部分を中心に、額や口のまわりにも広がることがあります。紫外線やストレスによって悪化しやすく、レーザー治療では逆に悪化する可能性があるため、注意が必要です。トランサミン(トラネキサム酸)の内服やハイドロキノンの外用など、専門的な治療が有効です。

雀卵斑(そばかす)は、遺伝的要因が強く関係するシミで、幼小児期から鼻を中心に小さなシミが散在します。紫外線を浴びると悪化し、紫外線の少ない冬は薄くなる傾向があります。フラクショナルレーザーや光治療で改善が期待できます。

脂漏性角化症(老人性いぼ)は、加齢によって生じる皮膚の良性腫瘍で、厳密にはシミとは異なります。盛り上がりがある点や、茶褐色から黒色に近い色調が特徴です。液体窒素による冷凍療法やレーザー治療が選択されることが多いです。

後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)は、真皮層にメラノサイトが異常増殖する色素性疾患です。両頬に青みがかった灰褐色のシミとして現れることが多く、肝斑と混在することもあります。Qスイッチレーザーやピコレーザーが治療に用いられます。

炎症後色素沈着は、ニキビや傷、かぶれの後に生じるシミです。時間の経過とともに自然に薄くなることもありますが、ハイドロキノンやレチノールを用いたスキンケア、ケミカルピーリングなどで改善が早まります。

💡 シミを防ぐための日常的なUVケア

シミの最大の原因である紫外線をしっかりとブロックすることが、シミ予防の基本中の基本です。日焼け止めを正しく使うだけで、シミのリスクを大幅に下げることができます。

日焼け止めを選ぶ際には、SPFとPAの両方をチェックしましょう。SPFはUV-Bを防ぐ指標で、数値が高いほど効果が長持ちします。PAはUV-Aを防ぐ指標で、「+」の数が多いほど効果が高いことを示します。日常的な外出にはSPF30・PA+++程度、海や山でのレジャーにはSPF50+・PA++++が推奨されます。

日焼け止めは、正しい量を塗ることが重要です。顔全体であれば、人差し指の第一関節から先端程度の量を目安に、ムラなく塗布してください。量が少ないと表示されている効果が十分に発揮されません。

また、日焼け止めは汗や皮脂で落ちるため、2〜3時間ごとに塗り直すことが理想的です。特に長時間屋外にいる場合や、スポーツ・海水浴などの場面では、こまめな塗り直しが欠かせません。

日焼け止め以外のUV対策として、帽子や日傘、UVカット機能付きのサングラスや衣服の活用も効果的です。特に正午前後の紫外線が強い時間帯(10時〜14時ごろ)は、できるだけ直射日光を避けることをおすすめします。

室内でも日当たりのよい窓際では紫外線の影響を受けます。UV-Aは一般的なガラスを透過するため、在宅勤務の方や車の運転が多い方も、日焼け止めの習慣をつけることが大切です。

日焼け止めを毎日の習慣にするためには、朝のスキンケアルーティンに組み込むことが効果的です。保湿後の最後のステップとして日焼け止めを塗る流れを定着させましょう。最近は化粧下地と日焼け止めが一体になった製品も多く、使用の手間を減らすことができます。

Q. 日焼け止めの正しい選び方と使い方は?

日焼け止めはUV-Bを防ぐSPFとUV-Aを防ぐPAの両方を確認して選びます。日常使いにはSPF30・PA+++、レジャーにはSPF50+・PA++++が推奨されます。顔への塗布量は人差し指の第一関節分が目安で、汗や皮脂で落ちるため2〜3時間ごとに塗り直すことが重要です。室内でもUV-Aはガラスを透過するため、毎日の使用習慣が大切です。

📌 シミを悪化させるNG習慣

UVケアを意識していても、日常の何気ない習慣がシミを悪化させていることがあります。ここでは、シミに悪影響を与えるNG習慣を紹介します。

強い洗顔・摩擦は避けましょう。タオルでゴシゴシ拭くことや、クレンジング時に力を入れてこすることは、肌への物理的な刺激となり、炎症後色素沈着の原因になります。洗顔は泡を使って優しく撫でるように行い、タオルは押さえるようにして水分を吸収させましょう。

ニキビや吹き出物を潰すことも厳禁です。無理に潰すと炎症が悪化し、深い部位まで傷がつくことで、治った後も色素沈着が残りやすくなります。ニキビは清潔を保ちながら自然に治るのを待つか、皮膚科で適切な治療を受けることが最善です。

紫外線ダメージを受けた後のケアを怠ることもNGです。日焼けをした後は、肌の炎症を鎮めるために、冷却と保湿を徹底してください。そのままにしておくと炎症が長引き、シミになりやすくなります。アロエ成分や抗炎症成分が入ったスキンケアが有効です。

市販のシミ取りクリームを過信することも注意が必要です。効果があると謳われているクリームでも、成分や濃度によっては肌への刺激が強すぎてかぶれや炎症を引き起こし、逆にシミを悪化させるケースがあります。特に肌が敏感な方は、新しい製品を試す前に必ずパッチテストを行うことをおすすめします。

偏った食事や過度なダイエットも肌の代謝を乱します。ビタミンCやビタミンE、ポリフェノールなどの抗酸化栄養素が不足すると、肌の酸化ダメージが蓄積されやすくなり、シミのリスクが高まります。食事の質を意識することも、シミ対策の一環として有効です。

また、誤ったレーザー治療やセルフケアも悪化につながります。肝斑に通常の老人性色素斑と同様のレーザー治療を行うと、逆に悪化させることがあります。自己判断でシミのケアを進めることは危険で、皮膚科や美容クリニックで正確な診断を受けることが重要です。

✨ クリニックで行うシミ治療の選択肢

シミが目立つ、セルフケアで改善しないという場合は、クリニックでの専門的な治療を検討しましょう。クリニックでは、シミの種類や肌の状態に合わせた治療が行われます。ここでは代表的な治療法を紹介します。

レーザー治療は、シミへの代表的なアプローチです。Qスイッチレーザーやピコレーザーは、メラニン色素に特定の波長の光を照射してメラニンを破壊します。周囲の正常な皮膚組織へのダメージを最小限に抑えながら、ピンポイントにシミにアプローチできる点が特徴です。老人性色素斑や後天性真皮メラノサイトーシスに有効とされています。

光治療(IPL:インテンスパルスライト)は、レーザーではなく広い波長の光を照射することで、メラニン色素に作用します。1回の照射で顔全体をケアできるため、散在するシミやそばかすに向いています。ダウンタイム(施術後の回復期間)が少なく、定期的に受けることで効果が高まります。

ケミカルピーリングは、酸性の薬剤を皮膚に塗布して古い角質を除去し、ターンオーバーを促進する治療法です。グリコール酸やサリチル酸などが用いられ、シミの改善だけでなく、肌のキメを整える効果も期待できます。肝斑や炎症後色素沈着に対しても穏やかに作用するため、レーザーが適さない方にも向いています。

ハイドロキノンは「肌の漂白剤」とも呼ばれる外用薬で、メラノサイトに作用してメラニンの産生を抑制します。市販の美白化粧品に含まれることもありますが、クリニックで処方される医療用ハイドロキノンは濃度が高く、より高い効果が期待できます。肝斑や炎症後色素沈着に多く用いられます。

トランサミン(トラネキサム酸)の内服は、肝斑に対して特に有効な内服薬です。メラノサイトの活性化を抑制する作用があり、プラセンタやビタミンC、ビタミンEとの併用でさらに効果が高まることが多いです。副作用が少なく、肝斑の標準的な治療として広く活用されています。

フラクショナルレーザーは、皮膚に細かい穴を多数開けることでターンオーバーを促進し、メラニンの排出を助ける治療です。皮膚の再生を促す効果もあるため、シミだけでなくニキビ跡や肌のキメの改善にも効果が期待できます。

どの治療法が適しているかは、シミの種類・深さ・大きさ・肌質などによって異なります。まずはクリニックでの診察を受け、自分のシミに合った治療法を選ぶことが大切です。アイシークリニック池袋院では、専門の医師がシミの種類を正確に診断し、一人ひとりの肌状態に合わせた治療プランを提案しています。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、「日焼け止めをしっかり使っているのにシミが改善しない」とお悩みでご来院される方が多く、診察を通じてホルモンバランスの乱れによる肝斑や炎症後色素沈着など、紫外線以外の原因が関係しているケースを多く拝見しています。シミは種類によって適切な治療法がまったく異なり、特に肝斑は誤ったレーザー治療で悪化してしまうこともあるため、自己判断でのケアには注意が必要です。気になるシミがあれば、まず正確な診断を受けることが改善への一番の近道ですので、どうぞお気軽にご相談ください。」

🔍 よくある質問

シミの原因は紫外線だけですか?

いいえ、シミの原因は紫外線だけではありません。ホルモンバランスの乱れ、ニキビや摩擦などによる炎症後色素沈着、加齢によるターンオーバーの遅延、喫煙や睡眠不足などの生活習慣も主な原因として挙げられます。日焼け止めを使っても改善しない場合は、これらの要因が関係している可能性があります。

肝斑にレーザー治療は効果がありますか?

肝斑には通常のレーザー治療を行うと、逆に悪化させてしまう可能性があります。肝斑には、トランサミン(トラネキサム酸)の内服やハイドロキノンの外用が有効とされています。シミの種類を自己判断せず、まずはクリニックで正確な診断を受けることが大切です。当院でも専門医による診察を行っています。

室内でも紫外線対策は必要ですか?

必要です。UV-Aは一般的な窓ガラスを透過するため、室内でも紫外線の影響を受けます。在宅勤務中や車の運転中も肌へのダメージが蓄積されるため、屋外に出ない日でも日焼け止めを塗る習慣をつけることがシミ予防につながります。

ニキビ跡の色素沈着はどうすれば改善できますか?

ニキビ跡の色素沈着(炎症後色素沈着)は、時間の経過とともに自然に薄くなることもありますが、ハイドロキノンやレチノールを用いたスキンケア、ケミカルピーリングなどで改善が早まります。また、ニキビを無理に潰すと色素沈着が残りやすくなるため、潰さないよう注意することが重要です。

シミのセルフケアで気をつけるNG習慣は何ですか?

主なNG習慣として、洗顔時の強いこすり洗い、ニキビを無理に潰す行為、日焼け後のケアを怠ること、パッチテストなしに市販のシミ取りクリームを使うことなどが挙げられます。また、肌に合わないケアはシミを悪化させる場合もあるため、気になる場合は自己判断せず専門家に相談することをおすすめします。

💪 まとめ

シミの原因は紫外線だけではなく、ホルモンバランスの乱れ、炎症・摩擦、加齢、生活習慣など、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。シミの種類によって原因や適切なケア・治療法が異なるため、まずは自分のシミがどのタイプかを把握することが大切です。

日常生活でできる対策としては、毎日の日焼け止めの使用、優しい洗顔の習慣、バランスのよい食事、十分な睡眠などが基本となります。これらのセルフケアを継続しながら、気になるシミがあればクリニックで専門的な診察・治療を受けることで、より効果的な改善が期待できます。

シミは一度できてしまうとセルフケアだけで完全に消すことは難しい場合も多いですが、適切な治療を受けることで目立たなくすることは十分可能です。「シミが増えてきた」「以前からあるシミが濃くなってきた」と感じたら、早めに専門家に相談することをおすすめします。正確な診断と適切なケアによって、シミのない健やかな肌を目指しましょう。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – シミ(老人性色素斑・肝斑・雀卵斑・炎症後色素沈着など)の種類・原因・診断・治療法に関する学会公式の解説。メラニン色素のメカニズム、レーザー治療やトラネキサム酸内服などの治療選択肢の根拠として参照。
  • 厚生労働省 – 日焼け止め(サンスクリーン剤)のSPF・PAの意味や正しい使い方、紫外線対策に関する公的な情報。記事内のUVケアの方法・日焼け止め選びの根拠として参照。
  • PubMed – 肝斑・炎症後色素沈着・メラニン産生メカニズム・ホルモンとシミの関連性・各種治療法(レーザー・ハイドロキノン・トラネキサム酸)の有効性に関する国際的な査読済み医学論文群。記事の医学的根拠の裏付けとして参照。

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
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