
ニキビが治ったあと、赤み・茶色い色素沈着・凸凹した肌が残って悩んでいませんか?そのケアに注目されているのが「ナイアシンアミド」です。この記事では、医学的な根拠をもとに効果・使い方・注意点をわかりやすく解説します。
💬 こんな悩みありませんか?
📌 市販のスキンケアを試したけど全然変わらない
📌 クレーターっぽい凸凹が気になってすっぴんに自信が持てない
👇 この記事を読めば、ナイアシンアミドで何が改善できて・何が難しいかが明確にわかります。正しい知識なしに使い続けると時間とお金を無駄にするだけ。最後まで読んでみてください!
目次
- ナイアシンアミドとはどんな成分か
- ニキビ跡の種類を知っておこう
- ナイアシンアミドがニキビ跡に効く理由(作用メカニズム)
- ナイアシンアミドの適切な濃度と製品の選び方
- ナイアシンアミドの正しい使い方
- ナイアシンアミドを使うときの注意点と副作用
- ナイアシンアミドと相性のよい成分・避けたい組み合わせ
- ナイアシンアミドだけでは難しいニキビ跡とクリニックでの治療
- まとめ
この記事のポイント
ナイアシンアミドはメラニン転送抑制と抗炎症作用により、ニキビ跡の色素沈着・赤みに有効な成分で、5%濃度を3ヶ月継続使用が目安。クレーターには限界があり、アイシークリニックでのレーザー等の医療治療が適する。
💡 ナイアシンアミドとはどんな成分か
ナイアシンアミド(Niacinamide)は、ビタミンB3(ナイアシン)の誘導体のひとつです。水溶性のビタミンであるビタミンB3は、体内でエネルギー代謝や細胞修復に関わる重要な補酵素(NAD、NADPなど)の材料として機能しています。ナイアシンアミドはその誘導体として、皮膚科学の分野でも以前から研究されてきた成分で、医薬品としてはニキビ治療薬にも使われてきた歴史があります。
化粧品成分としてのナイアシンアミドが広く知られるようになったのは比較的最近のことですが、実際には1990年代から皮膚科学の研究が積み重ねられており、美白効果や抗炎症作用、バリア機能の改善などが報告されてきました。現在では、美容医療の現場でも処方や推奨が行われるほどエビデンスが充実している成分です。
化学的に安定していて配合しやすく、他のスキンケア成分とも比較的相性がよいことから、美容液・乳液・化粧水・クリームなど幅広い製品に配合されています。また、ナイアシン(ニコチン酸)と混同されることがありますが、ナイアシンには血管拡張作用があり肌に塗ると赤みやほてりを引き起こすことがある一方、ナイアシンアミドにはその作用がないため、スキンケアに適した形態といえます。
Q. ナイアシンアミドはニキビ跡のどんな種類に効果がある?
ナイアシンアミドは、ニキビ跡のうち「炎症後色素沈着(茶色いシミ状の跡)」と「炎症後紅斑(赤み)」に効果が期待できます。メラニンの転送抑制で色素沈着を改善し、抗炎症作用で赤みを軽減します。ただしクレーター状の陥没瘢痕への効果は限定的です。
📌 ニキビ跡の種類を知っておこう
ナイアシンアミドの効果を正しく理解するために、まずニキビ跡にはどのような種類があるかを整理しておきましょう。ニキビ跡は大きく分けると「炎症後色素沈着(PIH)」「赤み(炎症後紅斑)」「瘢痕(クレーター)」の3種類に分類されます。
✅ 炎症後色素沈着(PIH)
炎症後色素沈着とは、ニキビの炎症が起きた部位に過剰なメラニンが産生され、肌に茶色や黒っぽい色のシミとして残るものです。皮膚の炎症に対する反応としてメラノサイト(色素細胞)が刺激され、必要以上のメラニンを生成してしまうことで起こります。日焼けや摩擦なども悪化要因となります。ニキビが治ったあとに最もよく見られるタイプのニキビ跡で、特に色黒の肌や紫外線ダメージを受けやすい環境にいる方に生じやすいとされています。
📝 炎症後紅斑(赤み)
炎症後紅斑は、ニキビの炎症が治まったあとも赤みが残る状態です。ニキビの炎症によって拡張した毛細血管がそのまま残ることで生じます。色素沈着と違い、メラニンが原因ではなく血管の変化が原因です。時間とともに自然に改善することも多いですが、肌状態や体質によっては長期間残ることがあります。
🔸 瘢痕(クレーター・凸凹)
ニキビの炎症が深部まで及んだ場合、真皮層のコラーゲンが破壊されて肌が陥没し、クレーターのような跡が残ることがあります。これを「陥没瘢痕(アトロフィックスカー)」といいます。逆に盛り上がった「肥厚性瘢痕」や「ケロイド」が形成されることもあります。これらは皮膚の構造そのものが変化しているため、スキンケアだけでは改善が難しいケースが多く、医療的な治療が必要になることがあります。
ナイアシンアミドが特に効果を発揮しやすいのは、色素沈着と赤みに対してです。一方、クレーターのような構造的な変化には限界があります。この点は後ほど詳しく説明します。
✨ ナイアシンアミドがニキビ跡に効く理由(作用メカニズム)
ナイアシンアミドがニキビ跡に対してどのように作用するのか、主なメカニズムを解説します。
⚡ メラニン転送の抑制による美白効果
ナイアシンアミドは、メラノサイト(色素細胞)がメラニンを産生する過程そのものを止めるのではなく、産生されたメラニンが皮膚細胞(ケラチノサイト)へ受け渡される「メラニン転送」を抑制することで色素沈着を防ぎます。これはチロシナーゼという酵素を阻害する一般的な美白成分とは異なるアプローチです。
具体的には、メラノサイトとケラチノサイトの間の情報伝達(プロトアクチベートされた受容体の作用など)を遮断することで、すでに作られたメラニンが表皮全体に広がるのを抑えるとされています。複数の臨床試験において、5%濃度のナイアシンアミドを継続使用することで、炎症後色素沈着や肝斑(しみ)の改善が認められています。ニキビ跡の茶色い色素沈着に対しても、この作用が期待できます。
🌟 抗炎症作用による赤みの軽減
ナイアシンアミドには抗炎症作用があることが研究で示されています。炎症性サイトカイン(炎症を引き起こすシグナル物質)の産生を抑制し、皮膚の炎症反応を緩和する働きがあります。これにより、ニキビ跡の赤みや炎症後紅斑の改善に寄与すると考えられています。
また、炎症が続くとさらにメラニンが産生されやすくなるため、炎症を抑えることが色素沈着の悪化予防にもつながります。つまり、ナイアシンアミドはニキビ跡の赤みと色素沈着の両方に、それぞれ異なるメカニズムで働きかけているといえます。
💬 皮脂分泌の調整とニキビの予防
ナイアシンアミドは毛穴周囲の皮脂腺に働きかけ、過剰な皮脂分泌を抑制する効果があることが示されています。皮脂の過剰分泌はニキビの大きな原因のひとつであるため、ナイアシンアミドを継続使用することで新たなニキビができにくくなり、結果としてニキビ跡が増えるのを防ぐ予防的な効果も期待できます。
✅ 皮膚バリア機能の強化
ナイアシンアミドは、セラミドをはじめとする皮膚のバリア機能に関わる脂質の産生を促進することが知られています。バリア機能が高まると、肌の水分蒸散が抑えられ保湿力が向上するとともに、外部刺激や細菌の侵入に対する防御力が強化されます。ニキビ跡のある肌はバリア機能が低下していることが多く、これを回復させることが肌の修復と改善につながります。
📝 コラーゲン産生への関与
ナイアシンアミドは線維芽細胞(コラーゲンを産生する細胞)を活性化し、コラーゲンの産生を促す可能性があることが示唆されています。これにより、ニキビによるダメージを受けた真皮層の修復に寄与し、軽度のクレーターや肌の凸凹感の改善に貢献する可能性があります。ただし、深いクレーター(陥没瘢痕)に対しては、コラーゲン産生の促進だけで大きな変化を得るのは難しく、あくまでも補助的な作用と考えるのが現実的です。
Q. ナイアシンアミドのスキンケアに適した濃度は何パーセント?
皮膚科学の臨床試験で効果が確認されているナイアシンアミドの濃度は2〜10%で、特に5%が色素沈着改善・皮脂抑制・バリア機能強化の効果を示す研究で多く使用されています。初めて使う方や敏感肌の方は、刺激を抑えるため2〜5%程度の製品から始めるのが安心です。
🔍 ナイアシンアミドの適切な濃度と製品の選び方
ナイアシンアミドを含む市販製品は数多く存在しますが、効果を得るためには適切な濃度のものを選ぶことが大切です。
🔸 推奨される濃度の目安
皮膚科学の研究で効果が確認されているナイアシンアミドの濃度は、主に2〜10%の範囲です。特によく使われる濃度は5%で、この濃度での色素沈着改善・皮脂抑制・バリア強化などの効果が複数の臨床試験で報告されています。
市販のスキンケア製品では1〜5%のものが多く、高濃度のものでは10%以上含まれる製品もあります。濃度が高ければ高いほど効果が出やすいという面はありますが、その分刺激も出やすくなることがあります。肌が敏感な方や初めて使う方は、2〜5%程度のものから始めるのが無難です。
⚡ 製品ラベルでの確認方法
日本の化粧品では、成分が全成分表示されています。「ナイアシンアミド」という表記を探しましょう。全成分表示は配合量の多い順に記載されているため、表示の位置が上のほうにあるほど含有量が多い傾向があります。ただし、正確な配合濃度はメーカーが公開している場合とそうでない場合があるため、公式サイトや製品情報を確認するとよいでしょう。
🌟 製品の形態について
ナイアシンアミドは水溶性であるため、化粧水・美容液・乳液・ジェルなど様々な形態の製品に配合しやすい成分です。ニキビ跡のケアが目的であれば、高濃度のナイアシンアミドを含む美容液(セラム)を選ぶのが効率的です。乳液やクリームに含まれるものは保湿も兼ねて使えるため、乾燥しがちな肌の方に向いています。
製品を選ぶ際は、ナイアシンアミドに加えて、後述する相性のよい成分(ヒアルロン酸・ビタミンC・レチノールなど)が含まれているかどうかも参考にするとよいでしょう。

💪 ナイアシンアミドの正しい使い方
効果を最大限に引き出すために、ナイアシンアミドの正しい使い方を理解しておきましょう。
💬 使用するタイミングとスキンケアのステップ
ナイアシンアミドを含む化粧水や美容液は、洗顔後の清潔な肌に使用します。スキンケアのステップとしては、洗顔→化粧水→美容液(ナイアシンアミド含有)→乳液またはクリームという順が一般的です。美容液として使用する場合は、化粧水で肌を整えたあとに使うことで成分がより浸透しやすくなります。
ナイアシンアミドは朝晩の両方で使用できます。朝のスキンケアに取り入れた場合は、その後必ず日焼け止めを使用してください。紫外線は色素沈着を悪化させる主な要因であり、美白ケアと紫外線対策はセットで考える必要があります。
✅ 効果が出るまでの期間
ナイアシンアミドの効果は即効性があるわけではなく、継続使用が必要です。肌のターンオーバー(新陳代謝)のサイクルは通常28〜40日程度(加齢とともに長くなる傾向があります)であるため、少なくとも1〜3ヶ月は継続して使用しないと効果を実感しにくいことが多いです。
臨床試験では8〜12週間の継続使用で有意な改善が確認されているものが多く、3ヶ月を目安に使い続け、効果を評価することが推奨されます。途中で使用をやめてしまうと効果が十分に得られないため、継続することが重要です。
📝 使用量の目安
美容液の場合は、パール1粒程度の量を手のひらにとり、顔全体または気になる部分に薄く均一に広げます。特に気になる部分があっても、大量に塗布しても効果が増すわけではなく、むしろ刺激の原因になることがあるため、適量を守ることが大切です。
🔸 敏感肌の方の使い始め方
敏感肌や乾燥肌の方、初めてナイアシンアミドを使う方は、最初は週に2〜3回から始め、肌の反応を見ながら徐々に使用頻度を上げていくと安心です。使い始めにパッチテスト(腕の内側など目立たない部分に少量を塗布して24〜48時間様子を見る)を行うことも推奨されます。
⚡ 紫外線対策の徹底
ニキビ跡のケアをしている間は、紫外線対策が非常に重要です。日焼け止めは季節を問わず毎日塗布し、SPF30以上・PA++以上のものを選ぶのが理想的です。外出時には帽子や日傘、UVカット機能のある衣服なども活用して、紫外線が色素沈着を悪化させるのを防ぎましょう。ナイアシンアミドによる美白ケアも、紫外線対策なしでは十分な効果が得られません。
Q. ナイアシンアミドとビタミンCは同時に使っても安全?
通常のスキンケア使用では、ナイアシンアミドとビタミンCを同時に使用しても問題ないとされています。両成分を組み合わせると、ビタミンCがメラニン産生を抑制し、ナイアシンアミドがメラニン転送を抑制するという異なるメカニズムで色素沈着にアプローチできます。念のため朝夜で使い分けるとより安心です。
🎯 ナイアシンアミドを使うときの注意点と副作用
ナイアシンアミドは比較的刺激の少ない成分ですが、使用にあたっていくつかの注意点があります。
🌟 一時的なほてりや赤み
ナイアシンアミドを使い始めた最初の数日間、ほてりや赤みを感じることがあります。これはナイアシンアミドそのものの副作用というよりも、製品中に微量のニコチン酸(ナイアシン)が含まれている場合や、高濃度製品を使った場合に起こることがあります。通常は数日で収まりますが、強い刺激や赤みが続く場合は使用を中止し、皮膚科を受診してください。
💬 ニキビが悪化することがある?
一部の方から「ナイアシンアミドを使い始めたらニキビが増えた」という声が聞かれることがあります。これはナイアシンアミド自体がニキビを引き起こすというより、製品の他の成分(油分・界面活性剤など)が原因である場合や、使い始めに肌のターンオーバーが促進されて一時的に吹き出物が増える「ニキビダーム」と呼ばれる現象(purging)が起きている可能性があります。ただし、ニキビダームはレチノールなどの成分で起こりやすく、ナイアシンアミドで起こることは比較的まれです。ニキビが増え続ける場合は皮膚科に相談しましょう。
✅ 高濃度製品の使い過ぎに注意
10%を超える高濃度のナイアシンアミド製品を使用する場合、肌に刺激が出やすくなることがあります。赤みやかゆみ、ヒリヒリ感が出た場合は、より低濃度の製品に切り替えるか、使用頻度を減らすことを検討してください。
📝 アレルギー反応

稀ですが、ナイアシンアミドにアレルギーを持つ方もいます。使用後に強い赤み・膨れ・強いかゆみなどが生じた場合は、すぐに使用を中止し、皮膚科を受診してください。
🔸 妊娠・授乳中の使用について
ナイアシンアミドは化粧品として使用する場合、一般的に妊娠中や授乳中でも使用できる成分とされていますが、妊娠中は肌の状態が変わりやすいこともあるため、気になる場合は担当の産婦人科医や皮膚科医に相談してから使用することを推奨します。
💡 ナイアシンアミドと相性のよい成分・避けたい組み合わせ
ナイアシンアミドはほかの美容成分と組み合わせることで、より高い効果を発揮できる場合があります。一方で、組み合わせに注意が必要な成分もあります。
⚡ 相性のよい成分
ヒアルロン酸やセラミドとの組み合わせは非常に相性がよく、ナイアシンアミドのバリア機能強化作用と、ヒアルロン酸・セラミドの保湿作用が相乗的に働き、肌のコンディションを整えやすくなります。保湿と美白ケアを同時に行いたい方に最適な組み合わせです。
ビタミンC(アスコルビン酸)との組み合わせも効果的です。ビタミンCはチロシナーゼを阻害することでメラニンの産生自体を抑え、ナイアシンアミドはメラニンの転送を抑制するという、異なるメカニズムで色素沈着にアプローチできます。また、ビタミンCはコラーゲン産生を促し、ナイアシンアミドと組み合わせることで肌のハリ改善にも期待できます。ただし、安定型ビタミンCを選ぶことが重要です。
レチノール(ビタミンA)とナイアシンアミドの組み合わせも人気が高く、レチノールの細胞ターンオーバー促進作用とナイアシンアミドの抗炎症・美白作用を組み合わせることで、より総合的なニキビ跡ケアが期待できます。ただし、レチノールは刺激の強い成分であるため、初めて使う方はナイアシンアミドのみから始めることが賢明です。
🌟 組み合わせに注意が必要な成分
かつて「ナイアシンアミドとビタミンC(アスコルビン酸)を混ぜると黄色くなる(ニコチン酸が生成される)」という説が広まりましたが、これはpHが非常に低く、高温の条件下で長時間混在させた場合に起こる反応であり、通常のスキンケアの使用方法では問題ないとされています。ただし、念のためビタミンCの美容液とナイアシンアミドの美容液は、同時に使うのではなく時間をずらして(朝と夜に分けるなど)使用するほうが安心という意見もあります。
AHA(グリコール酸・乳酸など)やBHA(サリチル酸)などの酸系成分と同時に使用する場合も、pH環境の違いにより成分の効果が低下する可能性があるため、使用時間をずらすことを推奨します。酸系成分を使用したあと、しばらく時間を置いてからナイアシンアミドを使う、または朝夜で分けるとよいでしょう。
Q. ナイアシンアミドで改善しないニキビ跡はどう対処する?
スキンケアで改善しないクレーターや頑固な色素沈着には、クリニックでの医療的治療が有効です。アイシークリニックでは、フラクショナルレーザーやダーマペン、ケミカルピーリングなどを組み合わせた治療プランを個別に提案しています。スキンケアと医療的治療を併用することで、より効果的な改善が期待できます。
📌 ナイアシンアミドだけでは難しいニキビ跡とクリニックでの治療
ナイアシンアミドは色素沈着や赤みのニキビ跡に対して有効な成分ですが、スキンケアだけでは限界があるケースも少なくありません。特に以下のような状態では、クリニックでの専門的な治療を検討することをおすすめします。
💬 クレーター(陥没瘢痕)がある場合
真皮層まで損傷を受けてクレーターのような凹凸が形成されている場合、スキンケアによるアプローチには限界があります。クリニックでは、フラクショナルレーザー(フラクセル)・ダーマペン・ケミカルピーリング・サブシジョン(皮下の線維化を切離する施術)・PRP療法(多血小板血漿療法)・ヒアルロン酸注射などの治療が行われます。これらは真皮層に直接働きかけてコラーゲンの再生を促したり、物理的に凹みを埋めたりする効果があります。
✅ 色素沈着が濃く長期間残っている場合
スキンケアを続けても色素沈着が改善しない場合は、ハイドロキノンやトレチノインなどの医薬品を使った治療や、レーザートーニング・ケミカルピーリングなどの医療的な施術が有効なことがあります。特にハイドロキノンは強力な美白効果を持つ成分ですが、副作用もあるため、医師の指導のもとで使用する必要があります。
📝 ニキビ自体が繰り返す場合
ニキビ跡を治そうとしている間も新しいニキビが繰り返しできてしまう場合は、根本的なニキビ治療が先決です。皮膚科では、アダパレン(ディフェリン)やベピオゲル(過酸化ベンゾイル)などの外用薬、または抗菌薬の内服・外用などが処方されます。ニキビが落ち着いてからニキビ跡のケアを本格化させるほうが効率的です。
🔸 アイシークリニック池袋院のニキビ跡治療について
アイシークリニック池袋院では、ニキビ跡の種類や程度に応じた個別の治療プランをご提案しています。スキンケアでは対処しきれないクレーターや頑固な色素沈着に対して、レーザー治療・ダーマペン・ケミカルピーリングなどを組み合わせたアプローチが可能です。ニキビ跡にお悩みの方は、まずはカウンセリングでお気軽にご相談ください。スキンケアと医療的治療を組み合わせることで、より効果的な改善が期待できます。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、ニキビ跡に悩んでセルフケアを試みた後にご来院される患者様が多く、ナイアシンアミドを含むスキンケアを適切に続けることで色素沈着や赤みが改善している方も少なくありません。一方で、クレーター状の陥没瘢痕はスキンケアだけでは構造的な変化に対応しきれないため、早めにご相談いただくことでレーザー治療やダーマペンなどを組み合わせたより効果的なアプローチが可能です。ニキビ跡のタイプは一人ひとり異なりますので、まずは現在の肌の状態を正しく把握したうえで、スキンケアと医療的治療を上手に組み合わせた最適なプランをご提案できればと思います。」
✨ よくある質問
ナイアシンアミドは主に「炎症後色素沈着(茶色いシミ状の跡)」と「炎症後紅斑(赤み)」に効果が期待できます。メラニンの転送を抑制して色素沈着を改善し、抗炎症作用で赤みを軽減します。一方、クレーターのような陥没瘢痕への効果は限定的です。
臨床試験で効果が確認されている濃度は2〜10%で、特に5%が多くの研究で使用されています。初めて使う方や敏感肌の方は2〜5%程度から始めるのが安心です。10%を超える高濃度製品は効果が出やすい反面、肌への刺激も強くなる場合があります。
ナイアシンアミドは即効性のある成分ではなく、継続使用が必要です。肌のターンオーバーのサイクルを考慮すると、最低でも1〜3ヶ月の継続使用が目安となります。臨床試験でも8〜12週間の使用で有意な改善が確認されており、3ヶ月を目安に効果を評価することが推奨されます。
通常のスキンケア使用では問題ないとされています。ただし、念のため同時に重ねるのではなく、朝と夜に分けて使用するほうが安心です。両成分を組み合わせることで、ビタミンCがメラニン産生を抑制し、ナイアシンアミドがメラニン転送を抑制するという異なるアプローチで色素沈着ケアが可能です。
はい、クリニックではスキンケアでは対応が難しいニキビ跡に対して専門的な治療が可能です。アイシークリニック池袋院では、クレーターや頑固な色素沈着に対し、フラクショナルレーザー・ダーマペン・ケミカルピーリングなどを組み合わせた治療プランをご提案しています。まずはカウンセリングでご相談ください。
🔍 まとめ
ナイアシンアミドは、ニキビ跡のケアにおいて科学的な根拠をもった有効な美容成分です。主に炎症後色素沈着(PIH)に対するメラニン転送抑制効果と、赤みに対する抗炎症作用が期待でき、さらに皮脂分泌の調整や皮膚バリア機能の強化、コラーゲン産生への寄与など、多角的なアプローチでニキビ跡のある肌をケアします。
効果を得るためには5%前後の適切な濃度の製品を選び、少なくとも3ヶ月は継続して使用すること、そして紫外線対策を徹底することが重要です。ヒアルロン酸・ビタミンC・レチノールなどとの組み合わせで相乗効果を狙うことも可能ですが、使い方には注意が必要です。
一方で、クレーターのような構造的なニキビ跡や、スキンケアを続けても改善しない色素沈着に対しては、皮膚科やクリニックでの医療的な治療が必要になることがあります。スキンケアと医療の両面からアプローチすることで、ニキビ跡の改善をより効率的に目指しましょう。ニキビ跡のタイプや肌質によって最適なケアの方法は異なるため、迷ったときは皮膚科医や美容皮膚科医に相談することをおすすめします。
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