
💡 「自分の肌色だと脱毛できないかも…」と諦めていませんか?
ヤグレーザーは色黒肌・ひげ・VIOにも対応できる医療用レーザー。この記事を読めば、自分に合った脱毛方法がわかります。読まずにクリニックへ行くと、「なぜこのレーザーを選んだのか」が理解できないまま施術を受けることに。
「ヤグレーザー脱毛」という言葉を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。レーザー脱毛の中でも特に深いところまで届くレーザーとして知られており、医療脱毛クリニックでは広く使用されています。「自分に向いているの?」そんな疑問に、この記事でまるごと答えます。
🎯
色黒肌でも
使えるレーザー
💪
ひげ・VIOに
強い深達性
🏥
医療機関での
安心施術
目次
- ヤグレーザーとは?基本的な仕組みを理解しよう
- ヤグレーザー脱毛の特徴と他のレーザーとの違い
- ヤグレーザー脱毛のメリット
- ヤグレーザー脱毛のデメリット・注意点
- ヤグレーザー脱毛はどんな人に向いている?
- ヤグレーザー脱毛の施術の流れ
- ヤグレーザー脱毛の効果的な回数と頻度
- 施術前後の注意事項
- ヤグレーザー脱毛に関するよくある疑問
- まとめ
この記事のポイント
ヤグレーザー脱毛は波長1064nmの医療用レーザーで、深達性が高く肌色への影響が少ないため、色黒肌・ひげ・VIO脱毛に適しているが、産毛や白い毛への効果は限定的で、施術時の痛みがやや強い点に注意が必要。
💡 ヤグレーザーとは?基本的な仕組みを理解しよう
ヤグレーザー(YAGレーザー)とは、「Yttrium Aluminum Garnet(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)」という結晶を使ったレーザーのことです。この名称はレーザーの媒質(光を発生させる素材)の名前に由来しており、医療分野ではさまざまな用途で使用されています。脱毛においては、波長1064nmのNd:YAGレーザーが主に使用されています。
レーザー脱毛の基本的な仕組みは、「選択的光熱融解(フォトサーモリシス)」と呼ばれる原理に基づいています。毛のメラニン色素に特定の波長の光を照射すると、その光エネルギーが熱に変換されます。その熱が毛を成長させる「毛母細胞」や「毛包幹細胞」にダメージを与えることで、毛が生えにくい状態をつくり出します。
ヤグレーザーの最大の特徴は、波長が長い(1064nm)ことです。波長が長いほど、光は皮膚の深い部分まで届きます。毛根は皮膚の比較的深い位置にあるため、この深達性の高さがヤグレーザーの大きな強みとなっています。また、波長が長いと、メラニン色素への吸収率が相対的に下がります。これは一見デメリットのように思えますが、実際には皮膚表面のメラニン(肌の色素)への影響が少なくなるという利点につながります。
医療脱毛で使われるレーザーには大きく分けていくつかの種類があります。アレキサンドライトレーザー(755nm)、ダイオードレーザー(800〜810nm前後)、そしてヤグレーザー(1064nm)です。それぞれ波長が異なり、得意とする肌質や毛質にも違いがあります。中でもヤグレーザーは最も波長が長く、皮膚の深部まで届く能力に優れています。
Q. ヤグレーザー脱毛の仕組みはどのようなものですか?
ヤグレーザー脱毛は波長1064nmのNd:YAGレーザーを使用し、「選択的光熱融解」という原理で機能します。毛のメラニン色素にレーザーを照射すると光エネルギーが熱に変換され、毛を成長させる毛母細胞や毛包幹細胞にダメージを与えることで、毛が生えにくい状態をつくり出します。
📌 ヤグレーザー脱毛の特徴と他のレーザーとの違い
医療脱毛クリニックで使用される主要なレーザーを比較しながら、ヤグレーザーの特徴をより詳しく見ていきましょう。
✅ アレキサンドライトレーザーとの違い
アレキサンドライトレーザーは波長755nmで、メラニン色素への吸収率が高いため、産毛や細い毛に対して高い効果を発揮します。肌の色が白く、毛が濃い方(毛とのコントラストが大きい方)に特に向いているとされています。一方で、波長が短いため皮膚の深い部分まで届きにくく、深い毛根への効果はヤグレーザーに比べると限定的です。また、日焼け肌や色黒の肌には使用が難しい場合があります。
📝 ダイオードレーザーとの違い
ダイオードレーザーは波長が800〜810nm前後で、アレキサンドライトとヤグレーザーの中間的な特性を持っています。比較的幅広い肌色・毛質に対応できるとされており、多くのクリニックで採用されています。深達性はヤグレーザーほどではありませんが、アレキサンドライトよりは深い部分まで届きます。全身脱毛などの一般的な用途では有効な選択肢の一つです。
🔸 ヤグレーザーの独自の特性
ヤグレーザー(1064nm)は三種類の中で最も波長が長く、皮膚への浸透深度が最も深いのが特徴です。メラニン色素への吸収率はアレキサンドライトより低いですが、その分、皮膚表面のメラニン(いわゆる「肌の色」)に影響を与えにくく、色黒の肌や日焼け肌への対応が可能です。また、毛根が深い部位(すね毛、ひげ、VIOなど)にも対応しやすいという特性があります。
一方で、メラニン吸収率が低いという特性上、産毛や白髪などのメラニンが少ない毛に対してはほかのレーザーよりも効果が出にくい場合があります。また、施術時の痛みがほかのレーザーに比べてやや強いと感じる方が多い傾向があります(ただし個人差があります)。
クリニックによっては、複数のレーザーを組み合わせて使用する「蓄熱式」や「混合照射」の機器も登場しており、それぞれのレーザーのメリットを組み合わせる形で施術が行われることもあります。
✨ ヤグレーザー脱毛のメリット
ヤグレーザー脱毛には、ほかのレーザーにはない独自のメリットがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
⚡ 色黒の肌・日焼け肌にも対応できる
ヤグレーザーの最大のメリットの一つが、肌の色への影響が少ない点です。アレキサンドライトレーザーなどはメラニン吸収率が高いため、肌のメラニンにも反応してしまい、色黒の肌や日焼け肌への照射が難しい場合があります。これに対してヤグレーザーは、皮膚表面のメラニンへの影響が相対的に少ないため、色黒の肌の方でも比較的施術を受けやすいとされています。
ただし、これはあくまでも「相対的に」という意味であり、日焼けがひどい状態での施術は、ヤグレーザーであっても避けるべき場合があります。施術前には必ずクリニックで肌の状態を確認してもらいましょう。
🌟 深い毛根にもアプローチできる
波長が長いヤグレーザーは皮膚の深部まで届くため、毛根が深い部位の脱毛にも有効です。たとえば、すね毛やひげ、VIO(ビキニライン・陰毛・肛門周り)などは毛根が深い傾向があり、浅いところにしか届かないレーザーでは十分な効果が得られないことがあります。ヤグレーザーはこうした部位でも毛包にしっかりアプローチできるため、効果が期待できます。
💬 皮膚への熱ダメージが比較的抑えられる
ヤグレーザーは皮膚表面のメラニンへの吸収率が低いため、表皮に熱が集中しにくいという特性があります。これにより、照射後の肌へのダメージ(やけどや色素沈着など)リスクが軽減されることがあります。特に色黒の肌や日焼け後の肌では、ほかのレーザーに比べてこの利点が顕著に現れやすいとされています。
✅ 硬毛化のリスクが比較的低い
「硬毛化」とは、レーザー脱毛後に逆に毛が太くなってしまう現象です。特定の条件下(産毛や細い毛、低いエネルギーでの照射など)で発生しやすいといわれており、アレキサンドライトレーザーで比較的報告が多いとされています。ヤグレーザーは硬毛化のリスクがほかのレーザーより低いという報告があります。ただし、硬毛化のメカニズムはまだ完全には解明されておらず、ヤグレーザーでも完全にゼロになるわけではありません。
📝 ひげ脱毛・VIO脱毛に特に適している
上述の「深い毛根へのアプローチ」「色黒肌への対応」という特性から、ヤグレーザーはひげ脱毛やVIO脱毛において特に優れた効果を発揮しやすいとされています。ひげは毛根が深く、また男性の肌は女性より厚い傾向があるため、深達性の高いヤグレーザーとの相性が良いとされています。VIOは肌が色素沈着しやすい部位でもあるため、ヤグレーザーの「肌色への影響が少ない」という特性が活きることがあります。
Q. ヤグレーザーが色黒肌やVIO脱毛に向いている理由は?
ヤグレーザーは波長が長い(1064nm)ため、皮膚表面のメラニンへの吸収率が低く、肌色への影響が相対的に少ない特性があります。そのため色黒肌や日焼け肌でも施術を受けやすく、また皮膚の深部まで届く深達性の高さから、毛根が深いVIOやひげ脱毛にも特に有効とされています。
🔍 ヤグレーザー脱毛のデメリット・注意点
ヤグレーザー脱毛には多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットや注意すべき点も存在します。施術を検討する前にしっかりと理解しておきましょう。
🔸 痛みが比較的強いと感じる場合がある
ヤグレーザーは照射時に感じる痛みがほかのレーザーよりも強いと感じる方が多い傾向があります。特にひげや脇、VIOなど毛が密集している部位では、より強い痛みを感じることがあります。多くのクリニックでは冷却装置や麻酔クリームを使用して痛みを軽減する工夫をしていますが、痛みに敏感な方は事前にクリニックに相談することをおすすめします。
⚡ 産毛や白い毛への効果は限定的
ヤグレーザーの特性上、メラニンが少ない産毛や白い毛、グレーヘアに対する効果は限定的です。産毛の多い顔(うぶ毛)などでは、アレキサンドライトレーザーなどのほうが適している場合があります。脱毛する部位や毛質に合わせて、最適なレーザーをクリニックに選んでもらうことが重要です。
🌟 施術後のアフターケアが必要
レーザー脱毛全般に言えることですが、施術後は肌が一時的に敏感な状態になります。施術後に赤みや腫れが生じることがありますが、多くの場合は数時間から数日以内に落ち着きます。施術後はしっかりと保湿を行い、紫外線対策も怠らないようにする必要があります。万が一、赤みや腫れが長引く場合はクリニックに相談しましょう。
💬 複数回の施術が必要
レーザー脱毛は、毛が成長する「成長期」にある毛にのみ有効に作用します。人の体毛には「成長期」「退行期」「休止期」というサイクルがあり、ある時点でレーザーを照射しても、成長期でない毛には十分な効果が得られません。そのため、一定の期間を空けながら複数回の施術を繰り返すことで、徐々に毛が減っていきます。1回で完全に脱毛できるわけではないことを理解しておきましょう。
💪 ヤグレーザー脱毛はどんな人に向いている?
ヤグレーザー脱毛の特性を踏まえると、以下のような方に特に適していると考えられます。
✅ 肌の色が濃い方・色黒の方
もともと肌の色が濃い方や、日焼けをしやすい体質の方は、アレキサンドライトレーザーなどで施術を断られることがあります。ヤグレーザーは肌の色への影響が相対的に少ないため、こうした方でも施術を受けやすい選択肢となります。ただし、施術前の肌の状態確認は必ず必要です。
📝 ひげ脱毛を希望する男性
ひげは男性ホルモンの影響を受けた太く濃い毛で、毛根が深い部位に存在します。ヤグレーザーはこうした毛根の深いひげ脱毛において、特に有効とされています。また、毎日のひげ剃りによる肌荒れや、ひげの青みが気になる方にとって、ヤグレーザー脱毛は効果的な解決策となり得ます。
🔸 VIO(デリケートゾーン)脱毛を希望する方
VIOは毛が太く、毛根が深い部位です。また、色素沈着が見られる方も多いエリアです。ヤグレーザーはこうした部位の特性にマッチした特性を持っており、VIO脱毛において有効な選択肢です。なお、VIO脱毛は施術中の痛みが強い部位としても知られているため、麻酔クリームの使用について事前に確認しておくと良いでしょう。
⚡ 毛根が深い部位の脱毛を希望する方
すね毛やわき毛なども比較的毛根が深い部位です。ヤグレーザーはこうした毛根が深い部位での施術でも、しっかりと毛包にアプローチできるため、効果的です。
🌟 他のレーザーで効果が出にくかった方
アレキサンドライトレーザーやダイオードレーザーで十分な効果が得られなかった方が、ヤグレーザーに切り替えることで改善するケースもあります。レーザーの種類によって得意・不得意があるため、一つのレーザーで効果が出にくかった場合は、別の種類を試してみることを検討してみましょう。
Q. ヤグレーザー脱毛のデメリットや注意点を教えてください。
ヤグレーザー脱毛は深部まで熱が届く特性上、他のレーザーと比べて施術時の痛みをやや強く感じる場合があります。また、メラニン色素への吸収率が低いため、産毛や白い毛・グレーヘアへの効果は限定的です。さらに毛周期の関係から、効果を得るには5〜10回程度の複数回施術が必要になります。
🎯 ヤグレーザー脱毛の施術の流れ
医療脱毛クリニックでのヤグレーザー脱毛の施術の流れについて、一般的な手順を説明します。クリニックによって詳細は異なりますので、事前に確認しておくことをおすすめします。
💬 カウンセリング・診察
初回は必ず医師や看護師によるカウンセリング・診察が行われます。希望する施術部位の確認、肌の状態の確認、アレルギーや服薬状況の確認などが行われます。脱毛できない条件(日焼け、妊娠中、特定の疾患・薬の服用など)に該当しないかも確認されます。疑問や不安がある場合はこのタイミングで遠慮なく質問しましょう。
✅ 自己処理(剃毛)
施術当日または前日に、施術部位の自己処理(電気シェーバーによる剃毛)が必要です。毛が長い状態でレーザーを照射すると、表面の毛に熱が吸収されてしまい、毛根へのアプローチが弱まります。また、やけどのリスクも高まります。多くのクリニックでは当日に施術室で剃毛を行うこともできますが、事前に自己処理をしておくとスムーズです。なお、カミソリは肌への刺激が強いため、電気シェーバーの使用が推奨されます。
📝 麻酔クリームの塗布(必要に応じて)
痛みに敏感な方や、デリケートゾーンなど痛みが出やすい部位の施術では、麻酔クリームを塗布することがあります。麻酔クリームは塗布後、一定時間(30〜60分程度)を置いてから効果が出るため、施術前に余裕を持って来院する必要があります。麻酔クリームの使用を希望する場合は、事前にクリニックに確認・予約の際に伝えておきましょう。
🔸 レーザー照射
施術部位の冷却を行いながら、レーザーを照射します。ヤグレーザーは照射の際に独特の熱感や弾かれるような感覚を伴うことがあります。多くの機器には冷却システムが備わっており、照射と同時または直後に冷却されることで痛みや不快感が軽減されます。施術時間は部位や毛の量によって異なりますが、わき一部位あたり数分〜十数分程度が目安です。
⚡ 施術後のケア
照射後は赤みや熱感が生じることがありますが、多くの場合は数時間〜数日で落ち着きます。クリニックでは保湿剤や冷却を行うことが多いです。施術後は保湿ケアと紫外線対策を徹底し、入浴は当日シャワーのみにするよう指導される場合があります。次回の施術予約を行い、終了です。
💡 ヤグレーザー脱毛の効果的な回数と頻度
ヤグレーザー脱毛の効果は1回では完結しません。毛周期(ヘアサイクル)に合わせて複数回の施術を受けることで、徐々に毛が減少していきます。
🌟 毛周期とレーザー脱毛の関係

人の毛には「成長期」「退行期」「休止期」という3段階のサイクルがあります。レーザー脱毛が有効に作用するのは、主に成長期の毛に対してです。成長期の毛は毛根の活動が活発で、毛乳頭や毛母細胞が豊富にメラニンを含んでいるため、レーザーの熱が効率よく届きます。しかし、ある時点ですべての毛が成長期にあるわけではなく、同じ部位でも各毛がバラバラのサイクルにあります。そのため、一定期間をおいて次の成長期の毛に照射することを繰り返し、全体の毛を徐々に減らしていくことが必要です。
💬 施術回数の目安
一般的に、レーザー脱毛で「ほぼ気にならないレベル」に達するためには、部位によって差がありますが5〜10回程度の施術が必要とされています。ただし、これはあくまでも目安であり、毛の量や太さ、肌質、個人の反応などによって異なります。施術を重ねるごとに毛の量が減り、毛が細くなっていくことを実感する方が多いです。
✅ 施術の間隔
施術の間隔は部位によって異なります。毛周期が短い部位(顔・VIOなど)は4〜6週間ごと、毛周期が長い部位(脚・腕・体幹など)は8〜12週間ごとが目安とされています。施術間隔が短すぎると成長期の毛が少なく、効果が薄れることがあります。逆に間隔が長すぎると、成長期の毛が休止期に入ってしまい、照射のタイミングを逃すことがあります。担当の医師や看護師の指示に従って、適切な間隔で施術を受けることが重要です。
Q. ヤグレーザー脱毛の施術後に気をつけることは何ですか?
ヤグレーザー脱毛の施術後は肌が敏感になるため、保湿ケアと紫外線対策の徹底が重要です。施術当日は激しい運動・長時間の入浴・飲酒を避け、シャワーのみにとどめましょう。照射から1〜3週間後に毛が自然に抜け落ちますが、無理に引き抜くのは禁物です。異常な赤みや水疱が続く場合は速やかにクリニックへ相談してください。
📌 施術前後の注意事項
ヤグレーザー脱毛を安全に、そして効果的に受けるためには、施術前後のケアと注意事項を守ることが大切です。
📝 施術前の注意事項
施術前に日焼けをしないようにすることが最も重要な注意点の一つです。日焼けにより肌のメラニン量が増えると、レーザーが肌のメラニンに反応してやけどや色素沈着のリスクが高まります。ヤグレーザーは比較的日焼け肌に対応しやすいとされていますが、それでも日焼け直後の施術は避けるべきです。施術前は少なくとも2〜4週間程度、十分な日焼け対策を行いましょう。
また、施術部位を自己処理する際にカミソリを使用することは避けましょう。カミソリによる肌へのダメージが施術時のトラブルにつながることがあります。施術前の自己処理には電気シェーバーを使用するようにしてください。
さらに、施術前後は血行を促進するもの(激しい運動・長時間の入浴・飲酒など)は控えることが推奨されます。血行が促進されると炎症が悪化しやすくなるためです。施術当日の激しい運動や飲酒は避け、入浴はシャワーにとどめましょう。
🔸 施術後の注意事項
施術後は肌が敏感な状態になるため、保湿ケアを徹底することが大切です。乾燥した肌は炎症が起きやすく、回復も遅くなります。保湿剤をしっかり塗り、肌のバリア機能を守りましょう。
紫外線対策も重要です。施術後の肌は紫外線に対して特に敏感な状態になっており、色素沈着(シミ)のリスクが高まります。施術後は日焼け止めをこまめに塗り直し、帽子や日傘なども活用して紫外線を避けましょう。
施術後に毛が抜けるタイミングについても把握しておくと良いでしょう。レーザー照射後、すぐに毛が抜けるわけではありません。照射からおよそ1〜3週間後に、施術を受けた毛が自然に抜け落ちていきます。これはダメージを受けた毛が皮膚の代謝とともに外に押し出されるためです。この時期に毛を無理に引き抜こうとすることは避け、自然に抜けるのを待ちましょう。
施術後に異常な赤み・腫れ・水疱などが生じた場合や、赤みが数日以上続く場合は、すぐにクリニックに連絡して受診するようにしましょう。
⚡ 施術を受けられない場合
以下の状態の方は施術を受けることができない、または注意が必要な場合があります。妊娠中・授乳中の方、施術部位に皮膚疾患(湿疹・アトピー・傷など)がある方、光線過敏症の方、ケロイド体質の方、特定の薬(光線過敏性を引き起こす薬など)を服用中の方などです。また、ホルモン剤や一部の抗生剤なども影響する場合があるため、服薬状況はカウンセリング時に必ず申告しましょう。
✨ ヤグレーザー脱毛に関するよくある疑問
🌟 光脱毛(IPL脱毛)との違いは?
よくヤグレーザーと比較されるのが、エステサロンなどで行われる「光脱毛(IPL脱毛)」です。IPL(Intense Pulsed Light)は特定の波長ではなく、広い範囲の波長の光を使用します。一般的に出力が低く、肌への刺激が少ない反面、医療用レーザーと比べると脱毛効果も低いとされています。また、IPL脱毛はエステサロンでも施術できますが、医療レーザー脱毛は医師または医師の監督下での施術が必要です。ヤグレーザーは医療用レーザーであり、出力が高く、効果も高い一方で、医療機関でのみ受けることができます。
💬 永久脱毛は可能?
「永久脱毛」という言葉について、日本では美容機器等に関する規制や定義が明確ではないため、クリニックによって表現が異なることがあります。一般的に、医療用レーザー脱毛(ヤグレーザーを含む)は毛根へのダメージを与えることで毛の再生を抑制しますが、個人差があり、完全にゼロになるとは限りません。また、ホルモンバランスの変化などによって、施術後に新しい毛が生えてくることもあります。しかし、適切な回数の施術を受けることで、大幅に毛を減らし、生えてきた毛も細く薄くなることが期待できます。
✅ 男性もヤグレーザー脱毛を受けられる?
もちろんです。ヤグレーザーは男性の脱毛に特に適しているとも言われています。男性の毛は女性より太く、毛根が深い傾向があります。また、ひげ脱毛を希望する男性も増えており、ヤグレーザーはひげ脱毛において特に有効とされています。男性向けの医療脱毛クリニックも増えており、男性専用のメニューを設けているクリニックも多くあります。
📝 施術後に日常生活はどうなる?
多くの方は施術後すぐに日常生活に戻ることができます。施術後に若干の赤みや熱感を感じることがありますが、多くの場合は数時間以内に落ち着きます。施術当日は激しい運動や長時間の入浴(湯船につかること)、飲酒は避けた方が良いとされています。施術翌日からは通常の生活に戻ることができる方が多いですが、クリニックからの指示を必ず守るようにしてください。
🔸 費用はどのくらいかかる?
医療脱毛の費用はクリニックや施術部位、プランによって大きく異なります。一般的に、全身脱毛の場合は1回数万円〜、複数回のセットプランでは数十万円程度となることが多いです。個別の部位(わき・Vライン・顔など)の場合は、1回数千円〜1万円台程度のクリニックも多くあります。費用については事前にカウンセリングで詳しく確認し、納得した上で施術を選択するようにしましょう。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「色黒の肌質の方やひげ・VIO脱毛を希望される男女問わず多くの患者様にヤグレーザーは適しており、特に「他院で断られた」「他のレーザーで効果が出にくかった」というご相談を多くいただきます。ヤグレーザーは深達性の高さと肌色への影響が少ない点が強みである一方、施術時の痛みや産毛への効果については事前にしっかりとご説明し、一人ひとりの肌質・毛質に合わせた照射設定で安全に施術を行うことを大切にしています。気になることがあれば、まずはカウンセリングでお気軽にご相談ください。」
🔍 よくある質問
はい、ヤグレーザーは波長1064nmという長い波長により、肌表面のメラニン色素への影響が比較的少ないため、色黒の肌の方でも施術を受けやすいとされています。ただし、日焼け直後などの状態では施術を避ける場合もあります。まずはカウンセリングで肌の状態を確認してもらいましょう。
毛の成長サイクル(毛周期)の関係から、一般的に「ほぼ気にならないレベル」に達するまで5〜10回程度の施術が必要とされています。ただし、毛の量・太さ・肌質・個人の反応によって異なります。施術間隔は部位により4〜12週間が目安です。
ヤグレーザーは深部まで熱が届く特性上、他のレーザーと比べて痛みをやや強く感じる方が多い傾向があります。特にひげやVIOなど毛が密集した部位で強く感じることがあります。
はい、ヤグレーザーはひげ脱毛に特に適しているとされています。ひげは毛根が深く、毛が太い傾向があるため、皮膚の深部まで届く高い深達性を持つヤグレーザーとの相性が良いとされています。当院でも、ひげ脱毛を希望する男性患者様に多くご提案しているレーザーです。
ヤグレーザーは産毛や白い毛・グレーヘアへの効果は限定的です。メラニン色素への吸収率が他のレーザーより低い特性上、メラニンが少ない毛への反応が弱くなるためです。産毛が多い顔(うぶ毛)などには、アレキサンドライトレーザーの方が適している場合があります。施術部位や毛質に合わせた最適なレーザーをカウンセリングでご提案します。
💪 まとめ
ヤグレーザー脱毛は、波長1064nmという長い波長を持つ医療用レーザーを使用した脱毛方法です。その最大の特徴は、皮膚の深部まで届く高い深達性と、肌色(メラニン)への影響が比較的少ない点にあります。
これらの特性から、色黒の肌や日焼け肌の方、ひげ脱毛を希望する男性、VIOや深い毛根を持つ部位の脱毛を希望する方に特に適しています。一方で、産毛や白い毛への効果は限定的であること、施術時の痛みがやや強いと感じる場合があることなど、注意すべき点もあります。
医療脱毛は適切な施術と正しいアフターケアを組み合わせることで、安全かつ効果的に脱毛を進めることができます。施術を検討している方は、まず信頼できる医療脱毛クリニックでカウンセリングを受け、自分の肌質・毛質に合ったレーザーと施術プランを選ぶことが大切です。
📚 関連記事
- メンズ脱毛で痛い部位ランキング!部位別の痛みの特徴と対策を解説
- 襟足の髪の毛を脱毛できるクリニックの選び方と施術の全知識
- 日焼け止めアレルギーの症状・原因・対処法を徹底解説
- 背中のニキビ跡にレーザー治療は効果的?種類や効果・費用を解説
📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – レーザー脱毛の原理(選択的光熱融解)、毛周期とレーザー効果の関係、施術後の皮膚ケアに関する医学的根拠
- PubMed – Nd:YAGレーザー(1064nm)の深達性・各肌色への安全性・他レーザーとの効果比較に関する臨床研究文献
- 厚生労働省 – 医療脱毛(美容医療)のクリニック選択における注意事項、医療行為としての位置づけ、消費者向けガイダンス
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務