
⚡ 「ニキビって病院行っていいの?保険使えるの?」――その疑問、この記事が全部解決します。
実は、ニキビ治療は皮膚科を受診するだけで保険診療が適用され、3割負担で薬を処方してもらえます。市販薬を買い続けるより、ずっとコスパがいい可能性があります。
💬 でも…こんなふうに思っていませんか?
🔸 「市販薬を塗り続けているけど全然治らない…」
🔸 「皮膚科って高そうで躊躇してる」
🔸 「保険と自費、どっちを選べばいいかわからない」
この記事を読まずに市販薬を使い続けると、ニキビが慢性化・跡になるリスクがあります。早期受診と適切な薬選びが、ニキビ跡を残さない最短ルートです。
📌 この記事でわかること:
✅ 保険が使えるニキビ治療薬の種類と費用の目安
✅ 自由診療との違い・選び方のポイント
✅ 皮膚科 vs 美容クリニック、どちらに行くべきか
スクロール5分で、ニキビ治療の全体像がわかります。ぜひ最後まで読んでみてください👇
目次
- ニキビ治療に保険は適用されるの?
- 保険診療で使えるニキビの薬の種類
- 保険適用の塗り薬(外用薬)について
- 保険適用の飲み薬(内服薬)について
- 保険診療でのニキビ治療費の目安
- 自由診療(自費治療)のニキビ治療薬との違い
- ニキビ治療で病院を受診するタイミング
- 皮膚科と美容クリニック、どちらを選ぶべき?
- まとめ
この記事のポイント
ニキビは皮膚科受診で保険診療が適用され、アダパレンや過酸化ベンゾイルなどの外用薬・抗生物質が3割負担で処方可能。イソトレチノインやレーザーは自費となるが、まず皮膚科への早期受診が推奨される。
💡 ニキビ治療に保険は適用されるの?
ニキビは医学的には「尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれる皮膚疾患のひとつです。皮膚科などの保険医療機関を受診することで、健康保険が適用される治療を受けることができます。
ただし、保険が適用されるのはあくまでも「治療目的」の場合に限られます。美容目的での施術や、保険未承認の薬を使用する場合は自由診療(自費)となります。同じニキビ治療であっても、どこで・どんな方法で受けるかによって、保険の対象になるかどうかが変わってくるのです。
保険診療の大きなメリットは費用負担が少ないことです。保険証を持参して受診すれば、3割負担(一般的な場合)で治療を受けられます。一方で、使用できる薬や治療法が国に承認されたものに限られるため、選択肢が限られる場合もあります。
また、保険診療と自由診療を同じ受診で併用することは「混合診療」となり、原則として認められていません。保険診療で通院しながら、別途自費の治療を受けるという形であれば問題ありませんが、同一の医療行為の中で両方を組み合わせることはできないルールになっています。
まずは皮膚科を受診して医師に診断してもらい、自分のニキビの状態に合った治療法を提案してもらうことが大切です。軽度のニキビから重度の炎症性ニキビまで、状態に応じた治療薬が保険診療の範囲内で処方されます。
Q. ニキビ治療に健康保険は適用されますか?
ニキビは医学的に「尋常性痤瘡」という皮膚疾患であり、皮膚科などの保険医療機関を受診すれば健康保険が適用されます。3割負担の場合、初診の診察料は1,000〜2,000円程度が目安です。ただし、美容目的の施術や保険未承認の薬を使用する場合は自由診療(自費)となります。
📌 保険診療で使えるニキビの薬の種類
ニキビ治療に使われる薬は大きく分けて「塗り薬(外用薬)」と「飲み薬(内服薬)」の2種類があります。保険診療ではいずれも処方されることがあり、ニキビの状態や原因に応じて選択されます。
ニキビの治療では、主に以下のような薬が使われます。
- 抗菌作用を持つ薬(ニキビの原因菌であるアクネ菌を抑える)
- 毛穴の詰まりを改善する薬(角質の過剰産生を抑える)
- 炎症を抑える薬(赤みや腫れを和らげる)
- 皮脂分泌を調整する薬(ホルモンバランスに働きかける)
これらの薬はそれぞれ作用が異なるため、ニキビのタイプや症状に応じて単独または組み合わせて使用されます。例えば、毛穴が詰まっている状態(白ニキビ・黒ニキビ)なのか、炎症を起こしている状態(赤ニキビ・黄ニキビ)なのかによって、適切な薬は変わってきます。
また、ニキビ治療においては継続して薬を使用することが重要です。1〜2週間で効果が出るものもありますが、多くの場合は数ヶ月単位での治療が必要です。途中でやめてしまうとニキビが再発したり、薬剤耐性菌が生じたりするリスクがあるため、医師の指示に従って継続的に使用することが大切です。
✨ 保険適用の塗り薬(外用薬)について
保険診療で処方されるニキビの塗り薬(外用薬)には、いくつかの代表的なものがあります。それぞれの特徴や使い方を知っておくことで、治療効果を最大限に引き出すことができます。
✅ アダパレン(ディフェリンゲル)
アダパレンはレチノイド系の薬で、「ディフェリンゲル」という商品名で知られています。毛穴の詰まりを解消し、ニキビの原因となる角化異常を改善する作用があります。2008年に日本でも保険適用となり、現在では皮膚科でよく処方される薬のひとつです。
アダパレンは白ニキビや黒ニキビなどの非炎症性ニキビに特に効果的で、炎症性ニキビにも一定の効果があります。使い始めは皮膚が乾燥したり赤くなったりすることがありますが、これは「レチノイド反応」と呼ばれる一時的な反応であることがほとんどです。使用を続けることで徐々に肌が慣れてくることが多いため、最初は少量から始めることが推奨されます。
日焼けに対して肌が敏感になるため、使用中は紫外線対策を徹底することも重要です。基本的には夜間のみの使用が推奨されています。
📝 過酸化ベンゾイル(ベピオゲル・エピデュオゲル)
過酸化ベンゾイル(BPO)は「ベピオゲル」という商品名で処方される薬で、2015年に日本で保険適用となりました。強力な殺菌作用によりアクネ菌を直接死滅させる効果があるため、抗生物質と異なり耐性菌が生じにくいという特徴があります。
炎症性ニキビにも非炎症性ニキビにも幅広く使用でき、毛穴の詰まりを改善する作用も持っています。使用開始時には乾燥や刺激感が生じることがありますが、多くの場合は使用を続けることで落ち着いてきます。衣類や布団などに付着すると漂白されてしまうことがあるため、取り扱いに注意が必要です。
また、アダパレンと過酸化ベンゾイルを合わせた「エピデュオゲル」という配合剤も保険適用となっています。2つの有効成分の相乗効果が期待できるため、中等度から重度のニキビに対して効果的とされています。
🔸 クリンダマイシン(ダラシンTゲル・ローション)
クリンダマイシンはリンコマイシン系の抗生物質で、アクネ菌に対して優れた抗菌効果を持つ塗り薬です。「ダラシンTゲル」「ダラシンTローション」などの製品名で処方されます。炎症性ニキビに対して特に効果的で、赤ニキビや黄ニキビの炎症を抑えるのに役立ちます。
ただし、クリンダマイシン単独での使用は、耐性菌(クリンダマイシン耐性アクネ菌)が生じやすいという問題点があります。そのため、現在のニキビ治療ガイドラインでは、クリンダマイシン単独での長期使用は推奨されておらず、過酸化ベンゾイルとの組み合わせや、アダパレンなどとの併用が推奨されることが多くなっています。
クリンダマイシンと過酸化ベンゾイルを配合した「デュアック配合ゲル」も保険適用となっており、耐性菌の問題を軽減しながら高い抗菌効果を発揮する製剤として広く使用されています。
⚡ イオウ・カンフル製剤
イオウやカンフルを含む製剤は古くからニキビ治療に使用されてきた薬です。皮脂の分泌を抑えたり、角質を柔らかくしたりする作用があります。比較的マイルドな効果のため、軽度のニキビや皮脂が多いオイリー肌の方に処方されることがあります。
Q. 保険診療で処方されるニキビの塗り薬の種類は?
保険診療で処方される代表的なニキビの塗り薬には、毛穴の詰まりを改善するアダパレン(ディフェリンゲル)、耐性菌が生じにくい過酸化ベンゾイル(ベピオゲル)、抗菌作用を持つクリンダマイシン(ダラシンTゲル)などがあります。2つの成分を配合したエピデュオゲルやデュアック配合ゲルも保険適用です。
🔍 保険適用の飲み薬(内服薬)について
ニキビの症状が広範囲にわたる場合や、塗り薬だけでは効果が不十分な場合には、飲み薬(内服薬)が処方されることがあります。保険診療で使用される代表的な内服薬を紹介します。
🌟 抗生物質(テトラサイクリン系・マクロライド系)
ニキビの内服治療でよく処方されるのが抗生物質です。主にテトラサイクリン系(ドキシサイクリン、ミノサイクリンなど)とマクロライド系(ロキシスロマイシン、クラリスロマイシンなど)が使われます。
テトラサイクリン系の抗生物質は、アクネ菌に対する抗菌作用だけでなく、炎症を抑える作用(抗炎症作用)も持っています。そのため、広範囲に広がる炎症性ニキビや、深い部分に炎症があるニキビに対して特に効果的です。ただし、光線過敏症(日光に当たることで皮膚が過敏になる症状)が出ることがあるため、使用中は紫外線対策が必要です。また、骨の形成に影響するため、8歳未満の小児や妊婦には使用できません。
マクロライド系の抗生物質も抗菌・抗炎症作用を持ち、テトラサイクリン系が使えない方(小児など)への代替薬として処方されることがあります。
抗生物質の内服は長期使用による耐性菌の問題があるため、治療効果が確認されたら徐々に減量・中止し、外用薬へ移行することが理想的とされています。
💬 漢方薬
ニキビに対して保険適用の漢方薬が処方されることもあります。代表的なものとして、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)、清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)、十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)などがあります。
漢方薬は体質改善を目的とした治療であり、即効性は期待しにくいですが、繰り返すニキビや体質的な傾向がある場合に有効とされています。ホルモンバランスの乱れが原因と考えられるニキビや、ストレス性のニキビにも対応できる場合があります。抗生物質のような耐性菌の問題がないという点も利点のひとつです。
✅ ビタミン剤
ビタミン類もニキビ治療の補助的な内服薬として処方されることがあります。ビタミンB2(リボフラビン)やビタミンB6(ピリドキシン)は、皮脂の分泌を調整したり、肌の新陳代謝を促したりする作用があります。ビタミンCは肌の炎症を抑え、ニキビ跡のメラニン生成を抑制する効果も期待できます。
ビタミン剤単独でニキビを治療するというよりは、抗生物質や外用薬と組み合わせて使用されることが多いです。
📝 トラネキサム酸
トラネキサム酸は本来止血剤として使われる薬ですが、炎症を抑える作用があるため、ニキビの炎症改善やニキビ跡のケアに使われることがあります。保険診療でも処方されますが、ニキビに対する適応は限定的であり、医師の判断によって使用されます。

💪 保険診療でのニキビ治療費の目安
保険診療でニキビ治療を受けた場合の費用は、保険の負担割合(一般的には3割)によって変わります。また、初診か再診かによっても費用が異なります。
一般的な皮膚科での費用の目安(3割負担の場合)は以下の通りです。
初診の場合は診察料として1,000〜2,000円程度かかることが多く、これに処方される薬の費用が加わります。再診の場合は診察料が500〜1,000円程度と初診より安くなります。薬の費用は処方される薬の種類や量によって異なりますが、一般的なニキビ治療薬であれば1〜2週間分で数百円から1,500円程度が目安です。
例えば、アダパレンゲルや過酸化ベンゾイルゲルなどの外用薬を処方された場合、1本あたり数百円程度(3割負担)の薬代となることが多いです。抗生物質の内服薬が加わると、その分薬代も増えますが、それでも自由診療と比較すると大幅に安く済むことがほとんどです。
ただし、これはあくまでも一般的な目安です。医療機関によって設定する点数が異なる場合があり、同じ治療でも費用が多少異なることがあります。また、血液検査などの追加検査が必要な場合は、その費用も加算されます。
保険証を持っていない方や、保険外の薬や施術を希望する方は全額自己負担(10割負担)となります。また、0〜2歳の乳幼児や、自治体によっては中学生・高校生までの子どもに対して医療費助成が行われている場合があり、その場合はさらに費用が安くなることがあります。
Q. イソトレチノインは日本で保険適用になりますか?
イソトレチノインは重症ニキビに対して世界的に使われる効果の高い薬ですが、日本では保険適用が認められておらず、自費での処方となります。また、催奇形性など重篤な副作用があるため、使用には厳格な管理と適切な避妊が必要です。希望する場合は必ず医師に相談してください。
🎯 自由診療(自費治療)のニキビ治療薬との違い
保険診療で使える薬は国に承認された薬に限られますが、自由診療では保険適用外の薬や治療法も選択できます。それぞれのメリットとデメリットをしっかりと理解した上で、自分に合った治療を選ぶことが大切です。
🔸 自由診療でしか使えない主なニキビ治療薬・治療法
イソトレチノイン(ロアキュタン・アキュテイン)は、重症のニキビに対して世界中で広く使われているビタミンA誘導体の内服薬です。皮脂腺の縮小・皮脂分泌の抑制・角化正常化・抗炎症作用など、ニキビに関わる複数の要因に同時に働きかける非常に効果の高い薬です。海外では保険適用となっている国も多いですが、日本では保険適用が認められていないため、自費での処方となります。ただし、催奇形性(妊娠中の使用で胎児に奇形が生じるリスク)など重篤な副作用があるため、使用には厳格な管理と適切な避妊が必要です。
スピロノラクトンは本来、高血圧や心不全などの治療に使用される薬ですが、女性ホルモン様の作用(抗アンドロゲン作用)があるため、ホルモンバランスの乱れが原因のニキビ(女性の月経前後に悪化するニキビなど)に効果的とされています。日本ではニキビに対する保険適用がないため、自費処方となります。
ナイアシンアミドやグリコール酸などを配合した外用薬も自費処方となるものがあります。これらはニキビの改善だけでなく、ニキビ跡の色素沈着改善なども期待できます。
⚡ 美容クリニックで受けられるニキビ治療(自費)
美容クリニックでは、薬の処方だけでなく、さまざまな施術を通じたニキビ治療が行われています。
ケミカルピーリングは薬剤(グリコール酸、サリチル酸など)を肌に塗布して角質を除去する施術です。毛穴の詰まりを解消し、ニキビの予防・改善に効果があります。自費での施術となりますが、定期的に受けることで肌のターンオーバーが整い、ニキビができにくい肌質に改善されることが期待できます。
光治療(IPL・フォトフェイシャル)は特定の波長の光をニキビに照射する施術で、アクネ菌の殺菌効果や皮脂腺の縮小効果があるとされています。炎症性ニキビの改善や、ニキビ跡の赤みの改善にも効果が期待できます。
レーザー治療もニキビ治療に使用されます。フラクショナルレーザーやCO2レーザーなどが、ニキビ跡のクレーター(凹み)改善などに使われます。
🌟 保険診療と自由診療の選び方
どちらを選ぶかは、ニキビの症状や目的によって異なります。費用を抑えて治療したい場合や、軽度〜中等度のニキビである場合は、まず保険診療で治療を受けることが推奨されます。保険診療で効果が得られない場合や、ニキビ跡も含めて改善したい場合、またはより高い治療効果を求める場合は、自由診療も検討してみるとよいでしょう。
美容クリニックのなかには、保険診療と自由診療の両方に対応している施設もあります。医師と相談しながら、自分の状態と予算に合った治療計画を立てることが大切です。
💡 ニキビ治療で病院を受診するタイミング

市販のニキビ治療薬を使っても改善しない場合や、ニキビの症状が重い場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。具体的にはどのようなケースで受診を検討すべきか、目安をお伝えします。
市販薬を2〜4週間使用しても改善が見られない場合は、受診を検討しましょう。市販薬の有効成分は保険診療で使われる薬と比較して制限があるため、症状に合っていない可能性があります。医師に診てもらうことで、より適切な薬を処方してもらえます。
ニキビが広範囲に広がっている場合や、痛みを伴う大きな赤ニキビや膿をもったニキビが多い場合も受診が必要です。このような状態は炎症が強く、適切に治療しないとニキビ跡が残りやすくなります。
背中や胸など広範囲にニキビが出ている場合や、顔のニキビが治っても繰り返し新しいニキビができ続ける場合も、内科的な原因(ホルモン異常など)がある可能性があるため、医師への相談が望ましいです。
また、ニキビ跡(色素沈着や凹み)が気になるようになってきた場合も、早めに治療を開始することで悪化を防げます。ニキビ跡は一度できると改善が難しいため、ニキビがひどくなる前に受診することが予防の観点からも重要です。
さらに、ニキビに似た症状(毛包炎、酒さ、脂漏性皮膚炎など)は見た目が似ていても治療法が全く異なります。自己判断でニキビ治療薬を使用しても改善しない場合は、別の皮膚疾患の可能性も考えて皮膚科を受診することをおすすめします。
Q. 皮膚科と美容クリニック、どちらでニキビ治療を受けるべきですか?
初めてニキビ治療を受ける方や費用を抑えたい方は、保険診療が基本の皮膚科への受診が推奨されます。保険診療で効果が不十分な場合や、ニキビ跡の改善まで含めた治療を希望する場合は、自由診療にも対応した美容クリニックへの相談を検討するとよいでしょう。アイシークリニックでは両方のニーズに対応しています。
📌 皮膚科と美容クリニック、どちらを選ぶべき?
ニキビ治療を受けるにあたって、「皮膚科がいいの?それとも美容クリニック?」と迷う方も多いでしょう。それぞれの特徴を理解した上で、自分の目的に合った医療機関を選ぶことが重要です。
💬 皮膚科の特徴
皮膚科は保険診療が基本となるため、費用を抑えながら治療を受けることができます。皮膚疾患全般を扱う専門医が診察を行うため、ニキビの原因を医学的に診断した上で、適切な薬を処方してもらえます。
保険適用の外用薬や内服薬を使った治療が中心であり、アダパレン、過酸化ベンゾイル、抗生物質などの薬が処方されます。治療の目的は「ニキビの改善と再発防止」であり、皮膚の疾患としてアプローチします。
費用が安く、保険証があればすぐに受診できるため、まずは皮膚科を受診することを基本的にはおすすめします。特に初めてニキビ治療を受ける方や、費用を抑えたい方、ニキビの原因をしっかり診断してもらいたい方には皮膚科が適しています。
✅ 美容クリニックの特徴
美容クリニックでは保険診療と自由診療の両方を行っている場合があります。自由診療の場合は費用が高くなりますが、保険適用外の薬(イソトレチノインなど)や最新の施術(レーザー治療、ケミカルピーリング、光治療など)を受けることができます。
美容クリニックでは、ニキビの治療だけでなく、ニキビ跡(赤み、色素沈着、クレーター)の改善まで含めた包括的なスキンケアアプローチを受けることができる点が強みです。見た目の美しさを重視した治療計画を立ててもらえるため、肌の見た目にこだわりたい方に向いています。
また、保険診療で効果が出なかった方や、より積極的な治療を望む方にとって、美容クリニックでの自費治療は有効な選択肢となります。ただし、費用は保険診療と比べて高くなるため、事前に料金についての説明を受け、納得した上で治療を始めることが大切です。
📝 どちらを選ぶべきか、判断のポイント
費用を優先するなら皮膚科での保険診療、効果の高さや美容的な仕上がりを優先するなら美容クリニックでの自費治療、という大まかな基準で考えると判断しやすいでしょう。
まずは皮膚科で保険診療を受けてみて、十分な効果が得られない場合や、ニキビ跡の改善も求めたい場合に美容クリニックへの移行を検討するという流れが、多くの方にとって合理的な選択です。
近年では、保険診療にも対応した上で自由診療のメニューも充実させているクリニックも増えており、患者さんの状態や希望に応じて柔軟に対応できる医療機関も多くなっています。カウンセリングを活用して、自分に合った治療法を選ぶようにしましょう。
🔸 ニキビ治療の薬を使う際の注意点
処方された薬を使用する際には、いくつかの注意点があります。医師の指示に従って正しく使用することが治療効果を最大化させるための基本です。
アダパレンや過酸化ベンゾイルなどのニキビ治療薬は、使い始めに乾燥や赤み、ひりつきなどの刺激感が出ることがあります。このような反応が出た場合も、ひどい症状でなければ使用を続けることで徐々に肌が慣れてくることが多いです。ただし、症状がひどい場合は医師に相談して使用量を調整してもらうことが重要です。
また、抗生物質(内服・外用)は自己判断で使用を中断しないことが重要です。症状が改善したからといって途中でやめてしまうと、耐性菌が生じるリスクが高まり、将来的に抗生物質が効きにくくなる可能性があります。
ニキビ治療薬の多くは肌を乾燥させる作用があるため、保湿ケアを並行して行うことが大切です。適切な保湿を行うことで、肌の状態を整え、治療薬による刺激を和らげることができます。
紫外線対策も忘れずに行いましょう。特にアダパレンは光線過敏性を高めるため、日焼け止めの使用や直射日光を避けるなどの対策が必要です。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、ニキビでご来院される患者様の多くが「市販薬で様子を見ていたけれど、なかなか改善しなかった」とおっしゃいます。ニキビは尋常性痤瘡という皮膚疾患であり、保険診療の範囲内でもアダパレンや過酸化ベンゾイルといった有効性の高い薬を使った治療が可能ですので、一人で悩まずにお早めにご相談いただければと思います。ニキビ跡が残ってからでは治療がより難しくなるケースもあるため、「このくらいで受診していいのかな」と思われる段階でも、どうぞ気軽に足を運んでいただけると嬉しいです。」
✨ よくある質問
はい、皮膚科などの保険医療機関を受診すれば、治療目的のニキビ治療に健康保険が適用されます。一般的な3割負担の場合、初診の診察料は1,000〜2,000円程度が目安です。ただし、美容目的の施術や保険未承認の薬を使用する場合は自由診療(自費)となります。
保険診療では、塗り薬としてアダパレン(ディフェリンゲル)・過酸化ベンゾイル(ベピオゲル)・クリンダマイシン(ダラシンTゲル)などが処方されます。飲み薬では、テトラサイクリン系やマクロライド系の抗生物質、漢方薬、ビタミン剤などが症状に応じて処方されます。
市販薬を2〜4週間使用しても改善が見られない場合は、受診を検討しましょう。また、広範囲に炎症性ニキビがある場合や、繰り返しニキビができる場合も早めの受診が推奨されます。ニキビ跡は一度できると改善が難しいため、症状が軽いうちに相談することが大切です。
費用を抑えたい方や初めてニキビ治療を受ける方は、まず保険診療が基本の皮膚科を受診することをおすすめします。保険診療で効果が不十分な場合や、ニキビ跡の改善まで含めた治療を希望する場合は、自由診療にも対応した美容クリニックへの相談を検討するとよいでしょう。
イソトレチノインは日本では保険適用が認められていないため、自費での処方となります。ただし、重症ニキビに対して世界的に広く使われている非常に効果の高い薬です。催奇形性など重篤な副作用があるため、使用には厳格な管理と適切な避妊が必要です。使用を希望する場合は医師に相談してください。
🔍 まとめ
ニキビ治療は、皮膚科などの医療機関を受診することで保険診療が適用され、費用を抑えながら適切な治療を受けることができます。保険診療では、アダパレン、過酸化ベンゾイル、クリンダマイシンなどの外用薬や、抗生物質・漢方薬・ビタミン剤などの内服薬が処方されます。
一方、イソトレチノインやケミカルピーリング、レーザー治療などは自由診療となり、費用は高くなりますが、より高い治療効果や美容的な改善が期待できます。
どちらを選ぶかは、ニキビの症状の程度や治療目標、費用などによって異なります。まずは皮膚科を受診して医師に相談し、保険診療で治療を試みることが基本的なアプローチです。それで効果が不十分な場合や、ニキビ跡の改善まで含めた本格的な治療を希望する場合は、美容クリニックへの相談も検討してみてください。
大切なのは自己判断せずに医師の診断を受けることです。ニキビの種類や原因は人によって異なるため、適切な治療薬と治療法を選ぶためには専門家の判断が不可欠です。早めに受診して、自分に合ったニキビ治療を始めましょう。アイシークリニック池袋院では、患者様の状態や希望に寄り添ったニキビ治療のご相談を承っています。お気軽にお問い合わせください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 尋常性痤瘡(ニキビ)の診療ガイドラインとして、アダパレン・過酸化ベンゾイル・抗生物質など保険適用治療薬の種類・使用方法・推奨度に関する根拠情報
- 厚生労働省 – 保険診療・自由診療・混合診療の制度的ルール、健康保険の適用条件および患者負担割合に関する公式情報
- 厚生労働省 – 医薬品の保険適用承認に関する情報として、ディフェリンゲル・ベピオゲル・エピデュオゲルなど各ニキビ治療薬の薬価収載・保険適用の根拠情報
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務