シミとそばかすの違いとは?原因・特徴・見分け方を徹底解説

「顔にできた茶色い点はシミ?それともそばかす?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。シミとそばかすは見た目が似ているため混同されがちですが、実は原因や特徴、適切なケア方法がそれぞれ異なります。間違ったケアを続けると、改善どころか悪化してしまうこともあるため、まずは自分の肌の状態を正しく把握することが大切です。この記事では、シミとそばかすの違いをわかりやすく解説するとともに、それぞれの原因やセルフケアの方法、クリニックで受けられる治療についても詳しくご紹介します。


目次

  1. シミとそばかすの基本的な違い
  2. シミとは何か?種類と原因を詳しく解説
  3. そばかすとは何か?特徴と原因を詳しく解説
  4. シミとそばかすの見分け方
  5. シミ・そばかすに共通する予防ケア
  6. シミのセルフケアと治療法
  7. そばかすのセルフケアと治療法
  8. クリニックで受けられる治療の種類
  9. まとめ

この記事のポイント

シミは紫外線・加齢が原因で30代以降に増えやすく、そばかすは遺伝性が強く幼少期から現れる。両者は原因・形状・季節変動で見分け可能だが、肝斑へのレーザー治療は悪化リスクがあるため、専門医による正確な診断と適切な治療選択が重要。

🎯 シミとそばかすの基本的な違い

シミとそばかすは、どちらも皮膚に現れる色素斑(しきそはん)の一種であり、メラニン色素の過剰生成が関係しています。しかし、その発生メカニズム、現れる時期、形状、分布のパターンなどに明確な違いがあります。

シミは主に紫外線ダメージや加齢によって皮膚のターンオーバーが乱れることで生じ、30代以降から目立ち始めることが多いです。一方、そばかすは遺伝的な要因が強く、幼少期から思春期にかけて現れることが多い色素斑です。

また、見た目の面でも違いがあります。シミは比較的大きく、境界が明確なことが多いのに対し、そばかすは小さな点状のものが顔全体や鼻周辺に散在するように分布する傾向があります。この見た目の違いを把握しておくことで、自分の肌に何が起きているのかを理解しやすくなります。

さらに、シミとそばかすでは適切な治療やケアのアプローチが異なります。そのため、「茶色い点が気になる」と感じたときは、まずそれがシミなのかそばかすなのかを見極めることが重要です。

Q. シミとそばかすの基本的な違いは何ですか?

シミは紫外線ダメージや加齢が主な原因で30代以降に増えやすく、境界のはっきりした比較的大きな色素斑として現れます。一方、そばかすは遺伝的要因が強く、幼少期から鼻周辺を中心に小さな点状の色素斑が散在するように現れます。原因・形状・発症時期が異なるため、ケア方法も異なります。

📋 シミとは何か?種類と原因を詳しく解説

シミとは、皮膚の一部にメラニン色素が過剰に蓄積することで生じる茶色や黒っぽい色素沈着のことを指します。一口に「シミ」といっても、その種類はいくつかに分類されており、それぞれ原因や特徴が異なります。

🦠 老人性色素斑(日光黒子)

最も一般的なシミの種類が老人性色素斑です。「日光黒子(にっこうこくし)」とも呼ばれるこのシミは、長年にわたって紫外線を浴び続けることで発生します。30代後半から40代以降に目立ち始めることが多く、年齢を重ねるほど数が増えたり、色が濃くなったりする傾向があります。

老人性色素斑は、両頬、こめかみ、手の甲など、日光に当たりやすい部位に多く現れます。形は円形や楕円形に近く、輪郭がはっきりしているのが特徴です。色は薄い茶色から濃い茶色まで幅があり、平らなものから少し盛り上がったものまでさまざまです。

👴 炎症後色素沈着

ニキビや湿疹、やけど、擦り傷などの皮膚炎症が治った後に残るシミが炎症後色素沈着です。炎症が起きた際に皮膚が刺激を受け、メラニン色素が過剰に産生されることで生じます。ニキビ跡として現れるシミもこの分類に入ります。

炎症後色素沈着は、紫外線を浴びることで悪化しやすいため、炎症が治まった後も十分な紫外線対策が必要です。時間が経つとともに自然に薄くなることもありますが、なかなか消えないケースも多く見られます。

🔸 肝斑(かんぱん)

肝斑は、両頬に左右対称に現れる薄茶色のシミで、女性に多く見られます。女性ホルモンのバランスの乱れが主な原因とされており、妊娠や経口避妊薬(ピル)の服用をきっかけに現れることがあります。また、強い紫外線や摩擦による刺激も悪化要因となります。

肝斑の特徴は、境界がやや不明確で、地図状に広がるような形状をしていることです。40代から50代の閉経前後の女性に多く見られますが、20代や30代でも発症することがあります。肝斑はレーザー治療が逆効果になる場合もあるため、専門医による正確な診断が非常に重要です。

💧 脂漏性角化症(老人性疣贅)

加齢とともに皮膚の細胞が増殖してできる良性の腫瘍で、見た目は茶色や黒っぽい色をしており、表面がざらざらとしていることが多いです。シミと混同されやすいですが、実際には色素斑というよりも皮膚が盛り上がった「できもの」の一種です。紫外線の影響も受けるため、日光が当たりやすい部位に多く見られます。

✨ ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

ADMは、真皮(皮膚の深い層)にメラニン色素が沈着することで生じる色素斑です。両頬や鼻、こめかみなどに青みがかった灰色の色素斑として現れ、20代前後から目立ち始めることが多いです。肝斑と見た目が似ているため混同されることもありますが、治療法が異なるため専門医による診断が必要です。

💊 そばかすとは何か?特徴と原因を詳しく解説

そばかすは医学的に「雀卵斑(じゃくらんはん)」と呼ばれます。名前のとおり、雀の卵の模様に似た小さな点状の色素斑が顔に散らばって現れるのが特徴です。

📌 そばかすの見た目の特徴

そばかすは直径1〜5mm程度の小さな淡褐色の色素斑で、主に鼻の周辺や両頬、額などに多く見られます。点状の色素が散在するように分布しているのが最大の特徴で、一つひとつの輪郭はやや不明確なことが多いです。

また、そばかすは季節による変化が見られることがあります。紫外線の強い春から夏にかけて色が濃くなり、紫外線の弱い秋冬には薄くなるという季節性の変化はシミには見られにくい特徴の一つです。

▶️ そばかすの主な原因

そばかすの最も大きな原因は遺伝です。親や祖父母にそばかすがある場合、子どもにも現れやすいといわれています。遺伝的にメラニン色素が過剰に産生されやすい体質を持っている方に発症しやすいとされており、特に色白でフェノタイプが明るい(肌・髪・瞳の色が薄い)方に多く見られます。

遺伝要因に加えて、紫外線もそばかすを悪化させる大きな要因です。遺伝的に素因がある方が紫外線を浴びることで、メラニン色素の産生が促進され、そばかすが濃くなったり増えたりします。

🔹 そばかすが現れる時期

そばかすは幼少期(5〜6歳頃)から現れ始め、思春期にかけて目立ちやすくなる傾向があります。成人以降は自然と薄くなるケースもありますが、遺伝的な素因が強い場合や紫外線対策が不十分な場合は、成人後も目立った状態が続くことがあります。

このように、そばかすは比較的若い時期から現れるという点でも、中高年以降に増えやすいシミとは異なります。

Q. そばかすを見分けるポイントを教えてください。

そばかすは直径5mm以下の小さな点が鼻周辺や両頬に散在し、夏に濃くなり冬に薄くなる季節変動が特徴です。また、幼少期から現れ、親や祖父母にもそばかすがある家族歴が確認できる場合はそばかすの可能性が高いといえます。一方、30代以降に現れた大きめの斑点はシミである可能性が高いです。

🏥 シミとそばかすの見分け方

シミとそばかすはどちらも茶色い色素斑ですが、いくつかのポイントに注目することで見分けやすくなります。ただし、肉眼だけでは判断が難しいケースも多いため、気になる場合は皮膚科や美容皮膚科で診察を受けることをおすすめします。

📍 発症年齢で見分ける

子どもの頃から顔に茶色い点があり、それが成長とともに増えてきたという場合は、そばかすである可能性が高いといえます。一方、30代以降から急に茶色い点が増えてきたという場合は、老人性色素斑などのシミである可能性が考えられます。

💫 形・大きさで見分ける

そばかすは小さな点状(直径5mm以下)で、散在するように分布しています。シミ(老人性色素斑)はそれより大きく、境界がはっきりした形状をしていることが多いです。もし鼻周辺を中心に小さな点がたくさん散らばっている場合はそばかす、頬などに比較的大きな茶色い斑点がある場合はシミと判断する一つの目安になります。

🦠 家族歴で見分ける

そばかすは遺伝性が強いため、親や祖父母、きょうだいにそばかすがある場合は、自分のものもそばかすである可能性が高いです。一方、シミには強い遺伝性はなく、紫外線ダメージの蓄積や生活習慣などが主な原因となります。

👴 季節変動で見分ける

夏に色が濃くなり冬に薄くなるという季節変動が見られる場合は、そばかすである可能性が高いです。老人性色素斑などのシミは一般的に季節によって大きく変化することは少なく、一度できると年間を通じてほぼ同じ濃さで残ることが多いです。

🔸 分布パターンで見分ける

そばかすは鼻を中心に両頬へと広がるように点在していることが多いです。老人性色素斑は日当たりの良い部位に単発または複数個まとまって現れることが多く、鼻周辺だけでなく側頭部やこめかみ、手の甲などにも見られます。

なお、肝斑は両頬に左右対称に広がる地図状のシミで、これはそばかすとも老人性色素斑とも異なる独特のパターンです。ADMも両頬に現れますが、青みがかった灰褐色であることが特徴です。混合している場合も多いため、自己判断が難しいときは専門家への相談をおすすめします。

⚠️ シミ・そばかすに共通する予防ケア

シミとそばかすはそれぞれ原因が異なりますが、どちらにとっても紫外線対策は最も重要な予防ケアです。紫外線はメラニン色素の産生を促進し、シミを悪化させるだけでなく、そばかすを濃くする原因にもなります。

💧 日焼け止めを毎日使う

紫外線対策の基本は日焼け止めの使用です。曇りの日や雨の日でも紫外線は降り注いでいるため、外出する日は天候にかかわらず毎日使用することが大切です。日常使いにはSPF30・PA+++程度のものを、アウトドアや長時間の外出にはSPF50・PA++++のものを選ぶとよいでしょう。

また、日焼け止めは汗や皮脂で落ちてしまうため、2〜3時間おきに塗り直すことが推奨されます。塗り直しが難しい場合はUVカット機能のあるパウダーファンデーションや日焼け止めスプレーを活用することも一つの方法です。

✨ 帽子・サングラス・UV対策ウエアを活用する

日焼け止めだけでなく、物理的な遮光も有効です。つばの広い帽子や日傘、UVカット素材の衣類などを組み合わせることで、より効果的に紫外線から肌を守ることができます。顔周辺は特に紫外線ダメージを受けやすい部位のため、外出時は意識的に保護するようにしましょう。

📌 スキンケアで肌のターンオーバーを整える

肌のターンオーバー(細胞の生まれ変わり)が正常に機能していると、蓄積したメラニン色素が自然と排出されやすくなります。洗顔は摩擦を最小限に抑えながら丁寧に行い、保湿を十分に行うことで肌のバリア機能を維持することが大切です。

ビタミンCやトラネキサム酸、アルブチンなどの美白成分が配合されたスキンケア製品を使用することも、メラニン色素の産生を抑える効果が期待できます。ただし、製品を選ぶ際は自分の肌質に合ったものを選び、過剰なスキンケアによる肌荒れには注意が必要です。

▶️ 生活習慣を整える

睡眠不足や過度なストレス、栄養の偏りなどは肌のターンオーバーを乱し、シミやそばかすの悪化につながることがあります。バランスの良い食事(特にビタミンCやビタミンE、ポリフェノールを含む食品)、十分な睡眠、適度な運動を心がけることが、内側からの美肌づくりに繋がります。

Q. 肝斑にレーザー治療が危険な理由は何ですか?

肝斑は他のシミとは異なり、レーザーを照射すると色素産生が刺激されてかえって悪化するリスクがあります。そのため肝斑には、トラネキサム酸やビタミンCなどの内服薬、ハイドロキノンクリームなどの外用薬を中心とした治療が推奨されています。アイシークリニックでは専門医による正確な診断を行い、適切な治療法を選択しています。

🔍 シミのセルフケアと治療法

シミのケアには、セルフケアによるアプローチとクリニックでの治療があります。それぞれの特徴を理解した上で、自分に合った方法を選択することが重要です。

🔹 シミに効果的なセルフケア

シミのセルフケアとして有効なのは、まず紫外線対策の徹底です。すでにできてしまったシミを完全に消すことはセルフケアでは難しいですが、これ以上増やさない・濃くしないためには紫外線対策が欠かせません。

また、美白成分を含むスキンケア製品の使用も有効です。厚生労働省に認可されている美白有効成分として、ビタミンC誘導体、アルブチン、トラネキサム酸、コウジ酸、4-メトキシサリチル酸カリウム塩などがあります。これらの成分はメラニンの生成を抑制したり、メラニンを還元して色を薄くしたりする効果が認められています。

ただし、医薬部外品の美白製品はあくまで予防や軽度の改善を目的としたものであり、すでにできている濃いシミを大きく改善させることは期待しにくいため、根本的な治療にはクリニックへの相談が有効です。

📍 シミの種類別の注意点

シミのケアで特に注意が必要なのは肝斑です。肝斑に対してレーザー治療を行うと、かえって悪化してしまうことがあります。そのため、肝斑と他のシミが混在している場合は、専門医が慎重に診断した上で治療方針を決める必要があります。

肝斑に対しては、内服薬(トラネキサム酸、ビタミンC、ビタミンE)を中心とした治療が行われることが多く、外用薬(ハイドロキノンクリームなど)と組み合わせることで効果が高まります

📝 そばかすのセルフケアと治療法

そばかすは遺伝的な要因が大きいため、セルフケアで完全に消すことは難しいですが、紫外線対策によって悪化を防ぐことは可能です。また、季節変動がある場合は、紫外線の強い時期に特に丁寧なUVケアを行うことで、夏場の悪化を抑えることが期待できます。

💫 そばかすのセルフケアのポイント

そばかすのセルフケアの基本も、シミと同様に紫外線対策です。特に紫外線が強い春から夏にかけては、日焼け止めの塗り直しを徹底し、物理的な遮光も組み合わせることで、そばかすの悪化を防ぎやすくなります。

美白成分を含むスキンケア製品の使用も、そばかすの予防的ケアとして活用できます。ただし、そばかすは遺伝的な背景があるため、スキンケアだけで根本的に解消することは難しく、より確実な改善を目指す場合はクリニックでの治療が効果的です。

🦠 そばかすへの治療アプローチ

そばかすに対しては、レーザー治療が特に高い効果を発揮することが知られています。老人性色素斑などのシミに対しても使われるQスイッチレーザーやピコレーザーは、そばかすにも有効です。また、フォトフェイシャルやIPL(光治療)は、広い範囲に散在するそばかすをまとめてケアできるため、多くのそばかすに対して効率よくアプローチできる治療法として知られています。

Q. クリニックではどんなシミ・そばかす治療が受けられますか?

クリニックでは、Qスイッチレーザーやピコレーザーによるレーザー治療、広範囲のそばかすにも対応できるIPL・フォトフェイシャルなどの光治療、ハイドロキノンやトレチノインの外用薬、トラネキサム酸などの内服薬、ケミカルピーリングといった治療を、シミの種類や状態に合わせて組み合わせて受けることができます。

💡 クリニックで受けられる治療の種類

シミやそばかすに対してクリニックで受けられる治療は、主にレーザー治療、光治療(IPL/フォトフェイシャル)、外用薬・内服薬、ケミカルピーリングなどがあります。それぞれの特徴を詳しくご説明します。

👴 レーザー治療

レーザー治療は、特定の波長の光をシミやそばかすのメラニン色素に照射し、色素を破壊・排出させる治療法です。照射部位のメラニンに選択的に作用するため、周囲の正常な皮膚組織へのダメージを最小限に抑えながら治療することができます。

シミやそばかすに対してよく使用されるレーザーには、Qスイッチルビーレーザー、Qスイッチアレキサンドライトレーザー、Qスイッチ Nd:YAGレーザーなどがあります。近年は、これらのQスイッチレーザーよりもさらに短いパルス幅(ピコ秒)でレーザーを照射するピコ秒レーザー(ピコレーザー)は従来のQスイッチレーザーに比べてダウンタイムが短く、より細かいメラニン粒子にも対応しやすいとされています。

レーザー治療後は、照射部位に一時的に色が濃くなる「反応性色素沈着」が生じることがあります。これはかさぶたのような状態になり、通常1〜2週間程度で剥がれ落ちます。治療後は紫外線対策を徹底し、患部を清潔に保つことが大切です。

🔸 光治療(IPL・フォトフェイシャル)

IPL(Intense Pulsed Light:強パルス光)を用いた光治療は、レーザーとは異なり特定の波長ではなく広い波長域の光を照射する治療法です。シミやそばかすへのアプローチだけでなく、毛細血管拡張(赤み)や小じわ、肌のくすみなど、複数の肌悩みに同時にアプローチできるのが特徴です。

フォトフェイシャルはダウンタイムが比較的少なく、施術後すぐにメイクができるものもあるため、忙しい方にも取り入れやすい治療です。

ただし、IPL・フォトフェイシャルは濃いシミや深い部位のシミには効果が出にくいこともあるため、シミの種類によってはレーザー治療の方が適している場合もあります。専門医との相談の上で適切な治療を選択することが重要です。

💧 外用薬・内服薬による治療

クリニックで処方される外用薬として代表的なものに、ハイドロキノンクリームがあります。ハイドロキノンはメラニン色素の合成を抑制する成分で、シミや色素沈着に対して高い効果が報告されています。市販品よりも高濃度の製剤をクリニックで処方してもらうことができます。

また、トレチノイン(レチノイン酸)クリームは皮膚のターンオーバーを促進し、色素の排出を助ける効果があります。ハイドロキノンと組み合わせて使用されることも多く、老人性色素斑などのシミに対して効果的とされています。

内服薬としては、トラネキサム酸(肝斑に特に有効)、ビタミンC、ビタミンE、システインなどが使用されます。これらは内側からメラニン産生を抑制したり、抗酸化作用によって肌を守ったりする効果があります。

✨ ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、酸性の薬剤(グリコール酸、サリチル酸、乳酸など)を肌に塗布して古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを促進する治療法です。シミやそばかす、ニキビ跡などの改善に効果が期待できます。

ケミカルピーリング単独でシミやそばかすに大きな変化をもたらすことは難しいですが、レーザー治療や外用薬と組み合わせることで相乗効果が期待できます。また、肌のくすみを改善したり、スキンケア製品の浸透を助けたりする効果もあります。

📌 治療を受ける際の注意点

クリニックでの治療を検討する際には、いくつかの点に注意が必要です。まず、先述のとおり肝斑に対するレーザー照射は悪化リスクがあるため、自己判断で治療を受けることは避け、必ず専門医による診断を受けることが重要です。

また、どのような治療も、治療後の紫外線対策を怠るとシミやそばかすが再発・悪化しやすくなります。治療を受けた後も継続的な紫外線対策が必要です。

さらに、複数のシミの種類が混在している場合は、それぞれに最適な治療法を組み合わせる必要があります。アイシークリニック池袋院では、患者様一人ひとりの肌の状態を丁寧に診断した上で、最適な治療プランをご提案しております。シミやそばかすにお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、シミとそばかすを混同したまま長期間ケアを続け、なかなか改善しないとお悩みになってからご来院される患者様が多くいらっしゃいます。特に肝斑は誤ったレーザー治療で悪化するリスクがあるため、自己判断せず専門医による正確な診断を受けることが何より大切です。お肌の状態は一人ひとり異なりますので、「何となく気になる茶色い点」があれば、どうぞお気軽にご相談ください。」

✨ よくある質問

シミとそばかすはどう見分ければいいですか?

発症年齢・形・大きさ・季節変動・家族歴などが見分けるポイントです。そばかすは幼少期から現れ、小さな点が鼻周辺に散在し、夏に濃くなる季節変動が特徴です。シミは30代以降に増えやすく、境界のはっきりした大きめの斑点が多いです。ただし肉眼での判断が難しいケースもあるため、気になる場合は専門医への相談をおすすめします。

そばかすはセルフケアで消せますか?

そばかすは遺伝的要因が大きく、セルフケアで完全に消すことは難しいです。ただし、紫外線対策を徹底することで悪化を防ぎ、夏場の色の濃化を抑える効果は期待できます。より確実な改善を目指すには、クリニックでのレーザー治療やIPL(光治療)が効果的です。まずは専門医に相談し、自分の状態に合った方法を選ぶことが大切です。

肝斑にレーザー治療はなぜ危険なのですか?

肝斑は他のシミとは異なり、レーザーを照射すると色素産生が刺激されてかえって悪化するリスクがあります。そのため、肝斑には内服薬(トラネキサム酸・ビタミンCなど)や外用薬(ハイドロキノンクリームなど)を中心とした治療が推奨されています。自己判断で治療を受けることは避け、必ず専門医による正確な診断を受けることが重要です。

シミ・そばかすに有効な美白成分にはどんなものがありますか?

厚生労働省に認可されている主な美白有効成分として、ビタミンC誘導体・アルブチン・トラネキサム酸・コウジ酸・4-メトキシサリチル酸カリウム塩などがあります。これらはメラニンの生成抑制や還元による色の淡化効果が認められています。ただし、市販の美白製品はあくまで予防・軽度改善が目的であり、濃いシミの根本的な治療にはクリニックへの相談が有効です。

クリニックではシミ・そばかすにどんな治療が受けられますか?

当院ではシミやそばかすの種類・状態に応じて、レーザー治療(Qスイッチレーザー・ピコレーザーなど)、IPL/フォトフェイシャルによる光治療、ハイドロキノンやトレチノインなどの外用薬、トラネキサム酸などの内服薬、ケミカルピーリングといった治療を組み合わせてご提案しています。まずは専門医による丁寧な診断を行い、最適な治療プランをご提案いたします。

📌 まとめ

シミとそばかすは、どちらもメラニン色素が関わる色素斑ですが、原因・特徴・現れる時期・見分け方などが大きく異なります。シミは主に紫外線ダメージや加齢、ホルモンバランスの乱れなどが原因で、30代以降に増えやすいのに対し、そばかすは遺伝的要因が強く、幼少期から思春期にかけて現れることが多い色素斑です。

どちらの場合も、紫外線対策はケアの基本として欠かせません。日焼け止めの毎日の使用や物理的な遮光を組み合わせることで、悪化を防ぐことができます。セルフケアでは改善が難しいと感じる場合や、色素斑の種類の判断が難しい場合は、専門医への相談をおすすめします。

クリニックでは、レーザー治療・光治療・外用薬・内服薬など、シミやそばかすの種類や状態に合わせたさまざまな治療法を受けることができます。特に肝斑のように治療法の選択が重要なケースもあるため、自己判断で治療を進めることなく、専門医にしっかり相談した上で最適なケアプランを見つけることが、美しく健やかな肌への近道です。

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📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – シミ(老人性色素斑・肝斑・炎症後色素沈着・ADMなど)およびそばかす(雀卵斑)の診断基準・分類・治療ガイドラインに関する情報
  • 厚生労働省 – 美白有効成分(トラネキサム酸・アルブチン・ビタミンC誘導体・コウジ酸・4-メトキシサリチル酸カリウム塩など)の承認・認可に関する医薬部外品成分情報
  • PubMed – そばかす(雀卵斑)・老人性色素斑・肝斑に対するレーザー治療・IPL光治療・ピコ秒レーザーの有効性および安全性に関する国際的な査読済み臨床研究論文

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
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