
鼻の周りや頬に散らばる小さな茶色い斑点、いわゆる「そばかす」に悩んでいる方は少なくありません。スキンケアやコンシーラーで隠そうとしても、なかなか完全にカバーしきれず、長年コンプレックスに感じている方もいるでしょう。近年では、レーザー治療によってそばかすを効果的に改善できるようになっており、皮膚科やクリニックを受診する方が増えています。この記事では、そばかすがなぜできるのか、レーザー治療にはどのような種類があるのか、どのくらいの効果や費用が期待できるのかについて、わかりやすくご説明します。
目次
- そばかすとは?原因とできやすい人の特徴
- そばかすはセルフケアで改善できる?
- レーザー治療がそばかすに効果的な理由
- そばかすに使われる主なレーザーの種類
- レーザー治療の流れとダウンタイム
- レーザー治療の効果と持続期間
- レーザー治療の費用相場
- レーザー治療を受ける際の注意点
- 治療後のアフターケアと再発予防
- クリニック選びのポイント
- まとめ
この記事のポイント
そばかす(雀卵斑)はレーザー治療で効果的に改善できる。Qスイッチレーザーやピコレーザーなど複数の種類があり、費用は1回1万〜8万円程度。肝斑との正確な鑑別診断が不可欠で、治療後の紫外線対策も重要。
🎯 そばかすとは?原因とできやすい人の特徴
そばかすは医学的には「雀卵斑(じゃくらんはん)」と呼ばれます。その名のとおり、雀の卵に似た淡褐色から茶褐色の小さな色素斑が、鼻の周りや頬、額などに散在するのが特徴です。一つひとつは直径数ミリ以下の小さな斑点ですが、数が多くなると目立ちやすく、肌の均一感を損なう原因となります。
そばかすの主な原因はメラニン色素の過剰産生です。皮膚の中にはメラノサイトと呼ばれるメラニン色素を作る細胞があり、紫外線を浴びることでメラニンが産生されます。通常、メラニンは肌のターンオーバーとともに排出されますが、メラニンが特定の部位に集中して蓄積されると、そばかすとして現れます。
遺伝的な要因も大きく、両親どちらかにそばかすがある場合、子どもにも現れやすい傾向があります。また、肌の色が白く、色素が薄い人ほどそばかすができやすいといわれており、欧米系の白人に多くみられます。日本人でも色白の方や、遺伝的素因のある方には多く見受けられます。
子どもの頃から現れ始めることが多く、幼児期から小学生にかけて最初に気づかれるケースが多いです。思春期を過ぎると紫外線の影響でさらに濃くなることがあり、加齢とともに変化する場合もあります。
Q. そばかすができる原因と特徴は?
そばかす(雀卵斑)は、メラニン色素の過剰産生と遺伝的素因が主な原因です。紫外線を浴びるとメラノサイトがメラニンを産生し、特定部位に蓄積して鼻周りや頬に直径数ミリ以下の淡褐色〜茶褐色の斑点として現れます。色白の方や家族にそばかすがある方に出やすい傾向があります。 —
📋 そばかすはセルフケアで改善できる?
そばかすに悩む方が最初に取り組むのが、セルフケアです。日焼け止めの使用、美白成分を含む化粧品の使用、ビタミンCを積極的に摂るなどの方法が一般的です。これらのセルフケアはそばかすの悪化を防ぐ、あるいは薄くするうえで一定の効果が期待できます。
日焼け止めは、そばかすの原因となるメラニン産生を促す紫外線をブロックするために非常に重要です。SPFやPAの高い日焼け止めを毎日使用し、日中は2〜3時間ごとに塗り直すことが推奨されます。帽子や日傘なども合わせて使うと、より高い紫外線対策になります。
美白化粧品に含まれるビタミンC誘導体やトラネキサム酸、アルブチン、コウジ酸などの成分は、メラニンの生成を抑制する作用があるとされています。継続的に使用することで、そばかすが目立ちにくくなる可能性がありますが、効果には個人差があります。
ただし、セルフケアだけではそばかすを完全に取り除くことは難しいのが現実です。すでにできてしまったそばかすを根本的に改善したい場合は、医療機関でのレーザー治療が最も効果的な選択肢の一つとなります。
💊 レーザー治療がそばかすに効果的な理由
レーザー治療がそばかすに効果的とされる理由は、メラニン色素に選択的に作用できる点にあります。そばかすの色素(メラニン)は特定の波長の光を吸収しやすい性質を持っており、その波長に合わせたレーザーを照射することで、周囲の正常な皮膚細胞を傷つけることなく、色素だけを破壊することができます。
この原理を「選択的光熱融解(Selective Photothermolysis)」といいます。ターゲットとなる色素だけが光を吸収して熱に変換され、その熱によってメラニンが破壊されます。破壊されたメラニンは細かな粒子となり、皮膚のターンオーバーや免疫細胞によって体外に排出されることで、そばかすが薄くなったり消えたりします。
レーザー治療の最大のメリットは、その即効性と高い効果です。塗り薬や化粧品と違い、数回の治療でそばかすを大幅に改善できる可能性があります。また、ピンポイントで色素に働きかけるため、周囲の皮膚へのダメージが最小限に抑えられるという利点もあります。
一方で、レーザー治療はすべてのそばかすに同等の効果を発揮するわけではありません。そばかすの濃さや深さ、肌の状態、使用するレーザーの種類などによって効果が異なることもあります。担当医師との十分な相談のうえで治療方針を決めることが大切です。
Q. そばかすのレーザー治療はなぜ効果的なのか?
レーザー治療は「選択的光熱融解」の原理により、周囲の正常な皮膚細胞を傷つけずにメラニン色素だけを選択的に破壊できます。破壊されたメラニンは細かな粒子となり、皮膚のターンオーバーや免疫細胞によって体外へ排出されます。塗り薬と異なり、数回の治療で大幅な改善が期待できる点が最大のメリットです。 —
🏥 そばかすに使われる主なレーザーの種類
そばかすの治療に使用されるレーザーにはいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。クリニックによって導入されている機器が異なるため、自分に合った治療を選ぶためにも、各レーザーの特徴を理解しておくことが重要です。
🦠 Qスイッチルビーレーザー
Qスイッチルビーレーザーは、波長694nmのルビー結晶を使用したレーザーで、そばかす治療における代表的なレーザーの一つです。メラニンへの吸収率が高く、そばかすに対して高い効果を発揮します。短時間に高エネルギーのパルスを照射する「Qスイッチ」という技術により、周囲組織への熱ダメージを抑えながら色素を破壊することができます。
Qスイッチルビーレーザーはそばかすとの相性が良く、1〜3回程度の治療で大幅な改善が期待できる場合もあります。ただし、照射後に一時的なかさぶたや色素沈着が生じることがあります。
👴 Qスイッチアレキサンドライトレーザー
波長755nmのアレキサンドライトレーザーも、そばかす治療によく用いられます。メラニンへの吸収率が高く、そばかすだけでなく老人性色素斑(シミ)にも対応できる汎用性の高いレーザーです。Qスイッチルビーレーザーと同様に、高い有効性と比較的少ない副作用が特徴です。
🔸 Qスイッチ Nd:YAGレーザー
Nd:YAGレーザーは、1064nm(近赤外線)と532nm(緑色光)の2つの波長を持つレーザーです。532nmの波長はメラニンへの吸収率が特に高く、そばかすや表皮性色素斑に有効です。また、1064nmの波長は真皮層まで届くため、深い部位の色素にも対応できます。
💧 ピコ秒レーザー(ピコレーザー)
近年注目されているのが、ピコ秒単位(1兆分の1秒)という極めて短いパルス幅でレーザーを照射するピコ秒レーザーです。従来のナノ秒レーザーに比べてパルス幅が短いため、より少ない熱ダメージでメラニンを微細に破壊することができます。
ピコレーザーはダウンタイムが短く、治療後のかさぶたや色素沈着が出にくい傾向にあります。また、フラクショナル照射が可能なモードを持つ機器では、肌のトーンアップやキメの改善も同時に期待できます。そばかすの治療においても、従来のレーザーと同等以上の効果を示すことが多く、患者への負担が少ない点が支持されています。
✨ フォトフェイシャル(IPL)
フォトフェイシャルはレーザーではなく、IPL(Intense Pulsed Light:強力パルス光)と呼ばれる広帯域の光を使用する治療法です。メラニン色素だけでなく、赤みや毛穴の開きにも対応できる万能型の光治療として人気があります。レーザーと比べるとエネルギーが穏やかなため、痛みやダウンタイムが少なく、複数の肌悩みをまとめてケアしたい方に向いています。ただし、濃いそばかすや深い色素に対しては、レーザーと比較して効果が弱い場合もあります。
⚠️ レーザー治療の流れとダウンタイム
レーザー治療を受ける際の一般的な流れと、治療後のダウンタイムについて説明します。クリニックによって多少異なりますが、おおよそ以下のような流れで進みます。
📌 カウンセリング・診察
初回は医師によるカウンセリングと診察が行われます。そばかすの状態(数・濃さ・範囲)を確認し、適切な治療方法を提案してもらいます。肌質や過去の治療歴、アレルギーなども確認されます。このタイミングで治療の効果やリスク、費用についても説明があるため、疑問点はすべて質問しておくとよいでしょう。
▶️ 治療当日の流れ
治療当日はまずクレンジングや洗顔で肌を清潔にします。必要に応じて麻酔クリームを塗布し、30〜60分ほど時間をおいてから治療に入ります。保護メガネ(アイシールド)を着用したのち、医師がレーザーを照射します。照射自体は部位や範囲にもよりますが、数分から30分程度で終わることがほとんどです。
照射時の感覚はレーザーの種類によって異なりますが、輪ゴムで弾かれるような刺激や、熱感を感じることが多いです。麻酔クリームを使用することで、痛みはかなり軽減されます。治療後は冷却や保湿ケアが行われ、日焼け止めを塗って終了となります。
🔹 ダウンタイムの目安
治療後のダウンタイムはレーザーの種類や照射の強さによって異なります。Qスイッチレーザーを使用した場合、照射部位にかさぶた(痂皮)が生じることが多く、1〜2週間程度でかさぶたが自然にはがれ、下から新しい皮膚が出てきます。この間はかさぶたを無理にはがさないことが重要です。
ピコレーザーの場合は、かさぶたができにくい傾向にあり、赤みや腫れが数日で落ち着くことが多いです。治療後は肌が非常に敏感になるため、紫外線対策を徹底し、刺激の少ないスキンケアを心がける必要があります。
フォトフェイシャルはダウンタイムがほとんどなく、治療後すぐにメイクができる場合が多いです。ただし、照射後に色素が一時的に濃くなってから薄くなるというプロセスをたどることがあります。
🔍 レーザー治療の効果と持続期間
レーザー治療の効果は多くの方に認められており、特にそばかすに対しては高い改善率が報告されています。しかし、完全に消えるかどうかは個人差があり、そばかすの濃さや遺伝的素因によっても異なります。
1回の治療でかなり薄くなる方もいれば、複数回の治療が必要な方もいます。一般的には、2〜3回の治療で大幅な改善が見られることが多く、場合によっては完全に消えることもあります。
効果の持続期間については、残念ながら一生続くものではない場合があります。そばかすは遺伝的な素因があるため、紫外線を繰り返し浴びることで再発することがあります。治療後も日焼け止めの使用や紫外線対策を継続することで、再発を遅らせたり予防したりすることが可能です。
また、そばかすが再発した場合でも、レーザー治療を再度受けることで改善を図ることができます。年に1〜2回のメンテナンス治療を継続することで、常にきれいな肌状態を保てる方も多くいます。
Q. そばかすのレーザー治療にはどんな種類と費用がある?
主な治療法はQスイッチルビーレーザー(顔全体20,000〜50,000円)、アレキサンドライトレーザー、Nd:YAGレーザー、ピコレーザー(30,000〜80,000円)、フォトフェイシャル(10,000〜30,000円)などです。いずれも保険適用外の自由診療で、別途初診料や麻酔クリーム代がかかる場合があるため、事前に総額を確認することが重要です。 —
📝 レーザー治療の費用相場
そばかすのレーザー治療は保険適用外の自由診療となるため、費用はクリニックによって大きく異なります。ここでは一般的な費用の目安をご紹介しますが、実際の費用はカウンセリング時に必ず確認するようにしましょう。
📍 Qスイッチレーザーの費用
QスイッチルビーレーザーやアレキサンドライトレーザーなどのQスイッチレーザーは、1回の治療で顔全体に照射する場合、20,000〜50,000円程度が相場です。ただし、ピンポイントで数個の色素にのみ照射する場合は、1個あたりの単価で設定しているクリニックもあります。その場合は1個500〜3,000円程度が目安となることが多いです。
💫 ピコレーザーの費用
ピコレーザーは比較的新しい技術を使用しているため、Qスイッチレーザーよりも費用が高くなる傾向があります。顔全体への照射で30,000〜80,000円程度が目安です。ただし、ピコレーザーはダウンタイムが短く、使い勝手が良いため、選択される方が増えています。
🦠 フォトフェイシャルの費用
フォトフェイシャルは1回10,000〜30,000円程度が多く、比較的手頃な価格設定のクリニックが多いです。複数回のコースで契約すると割引になるケースも多いため、継続治療を考えている場合はコースプランも検討するとよいでしょう。
👴 初診料・診察料について
上記の費用に加えて、初診料や再診料、麻酔クリーム代、アフターケアの薬代などが別途かかる場合があります。総額でどれくらいになるのかを事前に確認しておくことが大切です。
💡 レーザー治療を受ける際の注意点
レーザー治療は安全性の高い治療法ですが、いくつかの注意点や禁忌事項があります。治療前に必ず確認しておきましょう。
🔸 日焼け・紫外線への注意
日焼けした肌にレーザーを照射すると、正常な色素にも反応してしまい、火傷や色素沈着のリスクが高まります。そのため、治療を受ける2〜4週間前から日焼けを避けることが求められます。夏場は特に注意が必要で、日焼けが強い時期はレーザー治療が適さない場合もあります。秋から冬にかけての紫外線の弱い時期が、レーザー治療に最も適したシーズンとされています。
💧 炎症後色素沈着のリスク
レーザー照射後に炎症が起き、その後一時的に色素沈着(PIH:Post-Inflammatory Hyperpigmentation)が生じることがあります。これはレーザーによる炎症の後に新たなメラニンが産生されることで起こります。色素沈着は数週間〜数ヶ月で自然に薄くなることが多いですが、肌の黒い方やホルモンバランスが乱れている方では出やすい傾向があります。
✨ 治療を受けられない方
以下のような方はレーザー治療を受けることができない場合や、慎重な判断が必要な場合があります。妊娠中・授乳中の方、ケロイド体質の方、光線過敏症の方、治療部位に活動性の皮膚疾患がある方などです。また、特定の薬を服用している方(一部の抗生物質や光感受性を高める薬など)は注意が必要です。カウンセリング時に医師へ正直に伝えましょう。
📌 そばかすとシミを正しく診断してもらうことの重要性
肌の色素斑にはそばかす以外にも、老人性色素斑(日光黒子)、肝斑(かんぱん)、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)など複数の種類があります。それぞれ原因や治療方法が異なり、肝斑に対してQスイッチレーザーを使用すると逆に悪化することがあるため、正しい診断が非常に重要です。自己判断せず、必ず皮膚科医や専門のクリニックで診断を受けてから治療を始めましょう。
Q. そばかすのレーザー治療後に再発することはある?
そばかすは遺伝的素因があるため、治療後も紫外線を繰り返し浴びることで再発する可能性があります。再発予防には、毎日の日焼け止め使用や帽子・日傘の活用など、紫外線対策の徹底が不可欠です。再発した場合でも再度レーザー治療で改善でき、年1〜2回のメンテナンス治療を継続することで良好な肌状態を保てる方も多くいます。
✨ 治療後のアフターケアと再発予防
レーザー治療を受けた後のアフターケアは、治療効果を最大限に引き出すためにも、副作用を最小限に抑えるためにも非常に重要です。
▶️ 保湿ケアの徹底
レーザー照射後の肌はバリア機能が低下しており、乾燥しやすくなっています。処方された保湿剤や、刺激の少ないシンプルな保湿ケアで肌を守ることが大切です。乾燥するとターンオーバーが乱れ、色素沈着のリスクが高まります。
🔹 紫外線対策の継続

治療後少なくとも3ヶ月程度は日焼け止めを毎日しっかりと使用し、帽子や日傘なども活用して紫外線から肌を守りましょう。紫外線対策を怠ると色素沈着が起こりやすく、そばかすの再発も早まります。
📍 かさぶたを触らない
Qスイッチレーザー治療後にできたかさぶたは、自然にはがれるまで絶対に無理やりはがさないようにしましょう。かさぶたを早めにはがすと傷跡が残ったり、色素沈着が悪化したりする可能性があります。かさぶたがある間はメイクを避けるか、医師の指示に従って行うことが望ましいです。
💫 美白ケアの導入
治療後の回復期に入ったら、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸などの美白成分を含む化粧品を取り入れると、色素の再沈着を防ぎやすくなります。ただし、刺激が強い成分(レチノール、ピーリング成分など)は、肌が完全に回復するまで避けることが推奨されます。担当医師に適切なタイミングを確認しながら取り入れましょう。
🦠 内服薬との組み合わせ
クリニックによっては、トラネキサム酸やビタミンCを含む内服薬(飲み薬)を処方し、レーザー治療との組み合わせでより高い効果を目指すプランを提供しているところもあります。特にそばかすの再発予防や、色素沈着の予防を目的として使用されることがあります。
📌 クリニック選びのポイント
そばかすのレーザー治療を受けるクリニックを選ぶ際には、いくつかのポイントを意識して選ぶと安心です。
👴 医師の専門性と実績
皮膚の色素性疾患の診断・治療に精通した医師が在籍しているかどうかは、非常に重要なポイントです。そばかすと肝斑など他の色素斑を見分けるには専門的な知識が必要であり、誤った診断のもとで治療を受けると効果がないだけでなく、悪化することもあります。医師のプロフィールや学会所属、治療実績なども参考にしましょう。
🔸 使用機器の種類
どのレーザー機器を導入しているかも選択の基準になります。クリニックによって保有する機器が異なるため、希望する治療が受けられるかどうかを事前に確認しましょう。複数の機器を保有しているクリニックでは、肌の状態に合わせて最適な機器を選んでもらえる可能性があります。
💧 カウンセリングの丁寧さ
初回カウンセリングで医師が丁寧に診察し、治療の効果・リスク・費用について明確に説明してくれるかどうかは重要な判断基準です。こちらの質問に対して誠実に答えてくれるか、無理な勧誘がないかなども確認しましょう。
✨ アフターフォロー体制
治療後に何か異常が生じた際に、迅速に対応してもらえる体制が整っているかも大切なポイントです。治療後のフォローアップ診察が設けられているか、緊急時の連絡先が明確かどうかなども確認しておくと安心です。
📌 費用の透明性
治療費の内訳が明確で、追加費用が発生する場合にもあらかじめ説明があるかどうかを確認しましょう。明瞭な料金体系のクリニックを選ぶと、後になって思わぬ費用がかかるトラブルを防げます。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、そばかすでお悩みの患者様から「スキンケアを続けてきたけれど改善しない」というご相談を多くいただきます。そばかすは遺伝的な素因が強く、セルフケアだけでは根本的な改善が難しいケースがほとんどですが、レーザー治療によって多くの方に満足いただける結果が得られています。ただし、肝斑など他の色素斑と混在している場合には治療方針が大きく異なりますので、まずは専門医による正確な診断を受けたうえで、お一人おひとりの肌状態に合った最適な治療を一緒に考えていきましょう。」
🎯 よくある質問
レーザー治療によってそばかすが大幅に改善したり、消えたりするケースは多くありますが、完全に消えるかどうかは個人差があります。そばかすの濃さや遺伝的素因によっても異なり、一般的には2〜3回の治療で大きな改善が見られることが多いです。まずは専門医による診察でご自身の状態を確認することをおすすめします。
治療費はレーザーの種類やクリニックによって異なります。Qスイッチレーザーは顔全体で20,000〜50,000円程度、ピコレーザーは30,000〜80,000円程度、フォトフェイシャルは10,000〜30,000円程度が目安です。別途初診料や麻酔クリーム代がかかる場合もあるため、カウンセリング時に総額を必ず確認しましょう。
レーザーの種類によって異なります。Qスイッチレーザーでは1〜2週間程度かさぶたが生じることがあります。ピコレーザーはかさぶたができにくく、赤みや腫れが数日で落ち着くケースが多いです。フォトフェイシャルはダウンタイムがほとんどなく、治療後すぐにメイクができる場合が多いです。
そばかすは遺伝的素因が強く、鼻周りや頬に小さな斑点が散在するのが特徴です。一方、肝斑はホルモンバランスの乱れなどが原因で、頬骨周辺に広がるように現れます。両者は見た目が似ている場合があり、自己判断は危険です。特に肝斑にQスイッチレーザーを使用すると悪化する恐れがあるため、必ず専門医の正確な診断を受けてください。
そばかすは遺伝的素因があるため、治療後も紫外線を繰り返し浴びることで再発する可能性があります。治療後は日焼け止めの毎日の使用や帽子・日傘の活用など、紫外線対策の徹底が大切です。再発した場合でも再度レーザー治療を受けることで改善が可能で、年1〜2回のメンテナンス治療を継続することで、きれいな肌状態を保てる方も多くいます。
📋 まとめ
そばかすは遺伝的な素因と紫外線の影響によって生じる色素斑で、セルフケアだけでは根本的な改善が難しい悩みです。しかし、レーザー治療を活用することで、多くの方がそばかすを大幅に改善したり、目立たなくしたりすることができるようになっています。
治療に使われるレーザーには、Qスイッチルビーレーザー、アレキサンドライトレーザー、Nd:YAGレーザー、ピコレーザーなどがあり、それぞれに特徴があります。自分のそばかすの状態や肌質、希望するダウンタイムに合わせて最適な治療を選ぶことが大切です。
レーザー治療を受ける際には、正確な診断を受けること、治療前後の紫外線対策を徹底すること、アフターケアをきちんと行うことが大切です。特に、そばかすと肝斑などを混同したまま治療を進めると逆効果になることもあるため、専門の医師による診察を受けることが必須といえます。
クリニック選びでは、医師の専門性・使用機器・カウンセリングの質・アフターフォロー体制・費用の透明性などを総合的に判断することが重要です。そばかすにお悩みの方は、まずは専門クリニックへの相談から始めてみることをおすすめします。正しい治療と適切なケアを組み合わせることで、長年のコンプレックスを改善できる可能性が広がっています。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – そばかす(雀卵斑)の診断基準、メラニン色素性疾患の分類(肝斑・老人性色素斑との鑑別)、および皮膚レーザー治療に関する診療ガイドライン
- 日本美容外科学会 – そばかすを対象としたQスイッチレーザー・ピコ秒レーザー・IPL(フォトフェイシャル)などの美容レーザー治療の適応・安全性・施術基準に関する情報
- PubMed – 選択的光熱融解(Selective Photothermolysis)の原理、Qスイッチルビー・アレキサンドライト・ピコ秒レーザーのそばかすへの有効性と安全性に関する国際的な臨床研究文献
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務