
💬 「ニキビは治ったのに、赤みだけが残ってる…」そのお悩み、放置するほど長引くかもしれません。
ニキビ跡の赤みにはちゃんとした原因とメカニズムがあります。この記事を読めば、セルフケアで何ができるか・クリニック治療でどこまで改善できるかが、まるごとわかります。
⚠️ 知らないまま放置すると、赤みが半年〜それ以上長引くことも。正しいアプローチで、最短ルートで改善しましょう。
📣 こんな人に読んでほしい!
✅ ニキビは治ったのに赤みだけが残っている
✅ セルフケアを試したけど改善しない
✅ 早くきれいな肌を取り戻したい
✅ クリニック治療が気になっているけど何を選べばいいか迷っている
目次
- ニキビ跡の赤みとは何か
- ニキビ跡に赤みが残る原因
- ニキビ跡の赤みの種類と特徴
- 赤みが自然に消えるまでの期間
- セルフケアで赤みを改善する方法
- クリニックで受けられる治療方法
- 治療方法ごとの特徴と適応
- 赤みを悪化させないための注意点
- まとめ
💡 この記事のポイント
ニキビ跡の赤み(炎症後紅斑)は血管拡張が原因で、軽度なら3〜6カ月で自然改善するが、長期化する場合はVビームレーザーや IPLなどのクリニック治療が有効。セルフケアでは紫外線対策・保湿・ビタミンC・ナイアシンアミドが効果的。
💡 ニキビ跡の赤みとは何か
ニキビ跡には大きく分けて「赤み(紅斑)」「色素沈着(黒ずみ・茶色いシミ)」「凹凸(クレーター)」の3種類があります。このうち赤みとは、ニキビが炎症を起こしたあとに皮膚に残る赤みのことで、医学的には「炎症後紅斑(PIE:Post-Inflammatory Erythema)」と呼ばれています。
赤みは、皮膚の表面に近い部分にある毛細血管が拡張したり、血管が増生されることによって生じます。炎症によってダメージを受けた皮膚を修復しようとする際に血液が集まりやすくなり、その結果として赤みが目立つようになるのです。
ニキビ跡の赤みは、ニキビが治った直後から始まり、数週間から数カ月かけて徐々に薄くなっていくことが多いです。しかし、炎症の程度が強かった場合や、肌のターンオーバーが乱れている場合は、赤みが長期にわたって残ることもあります。
また、ニキビ跡の赤みと色素沈着は混同されがちですが、両者は異なるものです。赤みは血管の拡張や増生によるものであるのに対し、色素沈着はメラニン色素が過剰に生成されることで生じます。治療のアプローチも異なるため、まず自分のニキビ跡がどのタイプなのかを把握することが大切です。
Q. ニキビ跡の赤みはなぜ残るのか?
ニキビ跡の赤み(炎症後紅斑・PIE)は、炎症によって毛細血管が拡張・増生されることが主な原因です。炎症時に放出されるプロスタグランジンやサイトカインが血管を拡張させ、炎症が治まった後も血管の変化が元に戻るまで時間がかかるため、赤みとして残ります。
📌 ニキビ跡に赤みが残る原因
ニキビ跡に赤みが残る主な原因は、炎症による血管の変化です。ニキビが炎症を起こすと、皮膚は損傷を修復しようとしてさまざまな反応を起こします。その一環として血管が拡張し、患部への血流が増加します。この状態が炎症後も続くことで、赤みとして見えるのです。
もう少し詳しく説明すると、炎症が生じると体内ではプロスタグランジンやサイトカインといった炎症性物質が放出されます。これらの物質が血管を拡張させたり、新しい毛細血管を増やしたりする作用を持っています。炎症そのものが治まっても、こうした血管の変化は元に戻るまでに時間がかかることがあります。
また、炎症の強さも赤みの残りやすさに影響します。赤みを帯びた腫れを伴うような重度のニキビほど、跡が残りやすい傾向があります。軽度のニキビ(白ニキビ・黒ニキビ)は炎症が少ないため、跡が残りにくいことが多いです。
さらに、以下のような要因も赤みが残りやすくなる原因として挙げられます。
ニキビを自分でつぶしてしまうことは、赤みをより長く残す原因になります。不衛生な状態で無理につぶすと、炎症が深部にまで広がりやすくなり、回復に時間がかかります。また、紫外線を浴びることで皮膚の炎症が悪化し、赤みが長引くことも知られています。スキンケアが不適切だったり、肌のバリア機能が低下していたりする場合も、赤みが治りにくい状態を招くことがあります。
年齢によってもターンオーバーのサイクルが変化するため、若い頃に比べて中年以降は赤みが改善するまでに時間がかかることがあります。生活習慣の乱れや睡眠不足、栄養の偏りなども肌の回復力を低下させる要因として知られています。
✨ ニキビ跡の赤みの種類と特徴
ニキビ跡の赤みにはいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。適切な治療を選ぶためにも、どのタイプに当てはまるかを把握しておくことが重要です。
まず、最も一般的なのは炎症後紅斑(PIE)です。ニキビの炎症が治まった後に残る赤みで、血管の拡張や増生によって生じます。押すと一時的に白くなる(圧迫で赤みが消える)のが特徴で、これによって色素沈着と区別することができます。
次に、毛細血管拡張症に由来する赤みがあります。繰り返し炎症が起こることで、毛細血管が恒久的に拡張してしまった状態です。この場合、赤みが薄くなりにくく、自然治癒だけでは改善が難しいことがあります。
また、色素沈着(PIH:Post-Inflammatory Hyperpigmentation)と混在している場合もあります。炎症によってメラニン色素が過剰に産生されると、茶色から黒っぽい色素沈着が生じます。赤みと色素沈着が重なっているケースでは、見た目が暗赤色や赤茶色に見えることがあります。
軽度の赤みは数週間から数カ月で自然に薄くなることが多いですが、毛細血管拡張が顕著な場合や、赤みが1年以上続いている場合は、クリニックでの治療が効果的です。
Q. ニキビ跡の赤みが自然に消えるまでどれくらいかかる?
ニキビ跡の赤みは、軽度の炎症であれば一般的に3〜6カ月で自然に薄くなることが多いです。ただし、炎症が強かった場合やニキビを自分でつぶした場合、紫外線を浴び続けた場合は1年以上残ることもあります。半年以上改善しない場合はクリニックへの相談が推奨されます。
🔍 赤みが自然に消えるまでの期間
ニキビ跡の赤みが自然に薄くなるまでの期間は、人によってさまざまです。一般的には、軽度の炎症によるニキビ跡の赤みは、3カ月から6カ月程度で徐々に目立たなくなっていきます。
しかし、炎症が強かった場合や、ニキビを自分でつぶしてしまった場合、また紫外線を浴び続けた場合などは、赤みが1年以上残ることもあります。さらに、肌のターンオーバーが遅れている場合(加齢、生活習慣の乱れなど)は、回復がより長くかかる傾向があります。
赤みが自然に消えるメカニズムとしては、皮膚のターンオーバーが繰り返されることで、拡張した毛細血管が徐々に正常な状態に戻っていくことが挙げられます。ターンオーバーとは、古い皮膚細胞が新しい細胞に入れ替わるサイクルのことで、成人では約28日周期といわれています。このサイクルが正常に機能していると、赤みも少しずつ改善されていきます。
ただし、ターンオーバーのサイクルは加齢や生活習慣によって乱れることがあり、乱れると赤みの改善が遅くなります。また、毛細血管の拡張が強い場合は、ターンオーバーだけでは改善しにくいこともあります。
「赤みがずっと消えない」「半年以上経っても目立つ」という場合は、自然治癒を待つよりも、クリニックでの治療を検討した方がよいでしょう。

💪 セルフケアで赤みを改善する方法
クリニックに行く前に、まず自宅でできるセルフケアを試してみることも大切です。セルフケアによって赤みを改善したり、悪化を防いだりすることができます。ただし、セルフケアには限界があり、重度の赤みにはクリニックでの治療が必要なこともあります。
✅ 紫外線対策を徹底する
紫外線は肌の炎症を悪化させ、赤みを長引かせる原因になります。SPF30以上、PA++以上の日焼け止めを外出前に使用し、長時間屋外にいる場合は2〜3時間ごとに塗り直すことが推奨されます。
紫外線対策はニキビ跡の赤みだけでなく、色素沈着の予防にもつながります。特に夏場は紫外線量が多いため、より入念な対策が必要です。
📝 保湿ケアを丁寧に行う
肌のバリア機能を正常に保つことは、ニキビ跡の回復を助けるうえで非常に重要です。保湿不足だと肌のバリア機能が低下し、外部刺激を受けやすくなったり、炎症が悪化したりすることがあります。
保湿には、ヒアルロン酸やセラミド、グリセリンなどを含む保湿剤がおすすめです。洗顔後はすぐに保湿をする習慣をつけましょう。ただし、ニキビ跡の肌は敏感になっていることも多いため、刺激の少ないシンプルな成分のものを選ぶと安心です。
🔸 ビタミンC誘導体を含むスキンケアを取り入れる
ビタミンC誘導体は、肌のターンオーバーを促進し、メラニン色素の生成を抑える効果があるとされています。また、抗酸化作用により炎症を和らげる効果も期待されています。市販の美容液や化粧水に含まれているものを継続的に使用することで、赤みの改善に役立つことがあります。
ただし、ビタミンC誘導体は濃度によっては刺激感を感じることがあります。最初は低濃度のものから始め、肌の反応を見ながら使用することをお勧めします。
⚡ ナイアシンアミドを含む製品を使用する
ナイアシンアミドはビタミンB3の一種で、肌の炎症を抑え、赤みを軽減する効果が研究で示されています。また、バリア機能を強化し、色素沈着を改善する作用もあるとされています。化粧品成分として広く使われており、比較的刺激が少ないため、敏感肌の方にも使いやすい成分です。
🌟 生活習慣を整える
睡眠不足や栄養の偏り、過度のストレスは肌のターンオーバーを乱す原因になります。十分な睡眠(7〜8時間程度)をとること、野菜や果物を積極的に摂取すること、適度な運動を行うことが、肌の回復力を高めるうえで大切です。
特に、ビタミンCやビタミンE、亜鉛などは皮膚の健康維持に関わる栄養素です。食事から十分に摂取することを心がけましょう。また、喫煙は血流を悪化させ、肌の回復を遅らせる原因になるため、禁煙も赤みの改善に有効です。
💬 肌への摩擦を避ける
洗顔や化粧をする際に肌をゴシゴシとこすることは、炎症を悪化させる原因になります。洗顔は泡立てた泡を使って優しく洗い、すすぎもぬるめのお湯で丁寧に行いましょう。タオルで拭く際も、押さえるように水分を取るようにしてください。
Q. ニキビ跡の赤みにセルフケアで効果的な方法は?
ニキビ跡の赤みに対するセルフケアとして、SPF30以上の日焼け止めによる紫外線対策、セラミドやヒアルロン酸を用いた保湿ケア、ビタミンC誘導体(ターンオーバー促進・抗炎症)やナイアシンアミド(赤み軽減・バリア機能強化)を含む製品の継続使用が効果的とされています。
🎯 クリニックで受けられる治療方法
セルフケアで改善が見られない場合や、早期に赤みを改善したい場合は、クリニックでの治療が選択肢になります。クリニックではセルフケアよりも効果が高い治療が受けられます。ここでは、ニキビ跡の赤みに対してよく用いられる治療方法を紹介します。
✅ レーザー治療(Vビームレーザーなど)
赤みの治療において最も代表的なのが、色素レーザーによる治療です。特に「Vビームレーザー(パルスダイレーザー)」は、血管に含まれるオキシヘモグロビンに選択的に吸収される波長のレーザーを照射し、拡張した毛細血管を収縮・破壊することで赤みを改善します。
Vビームレーザーは赤みの治療において実績があり、炎症後紅斑や毛細血管拡張症に対して効果が期待できます。治療の間隔は通常1〜2カ月ごとで、複数回の治療が必要なことが多いです。
施術後に内出血や一時的な赤みが出ることがありますが、多くの場合は数日から2週間程度で治まります。ダウンタイム(回復期間)が生じる場合があるため、施術前に医師と相談しておくことが大切です。
📝 IPL(光治療・フォトフェイシャルなど)
IPL(Intense Pulsed Light)は、特定の波長域の光を肌に照射する治療法です。フォトフェイシャルやフォトRFなどがこれに当たります。IPLは血管や色素に選択的に吸収されることで、赤みや色素沈着の改善、コラーゲン生成の促進などさまざまな効果が期待できます。
Vビームレーザーと比べるとダウンタイムが少なく、施術後に多少の赤みが出る程度であることが多いです。そのため、仕事や日常生活への影響が少ないという利点があります。ただし、IPLはレーザーと比べると一回あたりの効果が穏やかなため、複数回の治療が必要なことがあります。
日焼けをしている状態や色黒の肌には適さないことがあるため、施術前に医師のカウンセリングを受けることが重要です。
🔸 ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、グリコール酸やサリチル酸などの酸性の薬剤を肌に塗布し、古い角質を除去することで肌のターンオーバーを促進する治療法です。皮膚の表面を新しくすることで、赤みや色素沈着の改善が期待できます。
ニキビ跡の赤みに対しては、サリチル酸ピーリングやTCAピーリングがよく用いられます。サリチル酸は脂溶性で毛穴に浸透しやすく、ニキビそのものの予防にも効果的です。TCA(トリクロロ酢酸)ピーリングはより深い層まで作用するため、効果が高い反面、ダウンタイムが長くなることがあります。
ケミカルピーリングはレーザーに比べてコストが低い傾向がありますが、効果が出るまでに複数回の施術が必要です。また、施術後は紫外線ダメージを受けやすい状態になるため、しっかりとした紫外線対策が必要です。
⚡ ビタミンC点滴・イオン導入
ビタミンCを高濃度で体内に取り込む方法として、点滴やイオン導入があります。点滴は血液中のビタミンC濃度を一時的に高める効果があり、抗炎症作用やコラーゲン合成の促進による肌改善が期待されています。
イオン導入は、電気の力を使って化粧品成分(ビタミンCなど)を皮膚の奥まで浸透させる方法です。通常の塗布に比べて浸透率が高まるとされており、赤みや色素沈着の改善に役立つことが期待できます。ダウンタイムがほとんどなく、肌への刺激が少ない治療法です。
🌟 フラクショナルレーザー
フラクショナルレーザーは、肌に微細な点状のレーザーを格子状に照射し、コラーゲンの生成を促進する治療法です。ニキビ跡のクレーター(凹凸)の改善に多く用いられますが、赤みにも一定の効果が期待できます。
ただし、フラクショナルレーザーは治療後に赤みやむくみが出ることがあり、ダウンタイムがVビームやIPLより長い場合があります。クレーターと赤みが混在しているケースでは、フラクショナルレーザーとVビームレーザーを組み合わせた治療が行われることもあります。
💬 外用薬・内服薬による治療
クリニックでは外用薬や内服薬による治療も行われます。ニキビ跡の赤みに対しては、抗炎症効果のある外用薬(アゼライン酸、ナイアシンアミド配合の処方薬など)や、肌のターンオーバーを促進するトレチノイン(ビタミンA誘導体)などが使われることがあります。
トレチノインは、皮膚科で処方できる薬剤で、角質の剥離を促進し、コラーゲン産生を高める効果があります。長期使用による肌質改善が期待できますが、使い始めに乾燥や皮むけが生じることがあるため、使用量や頻度を医師の指示に従って調節することが大切です。
内服薬としては、抗酸化作用を持つビタミンCやトラネキサム酸(炎症や色素沈着を抑える効果がある)などが処方されることがあります。これらは単独よりも、レーザー治療などと組み合わせることでより高い効果が期待できます。
💡 治療方法ごとの特徴と適応
クリニックで受けられる治療方法は多岐にわたるため、どれが自分に合っているかを理解することが大切です。治療方法ごとの特徴と適応をまとめました。
Vビームレーザーは、血管病変(拡張した毛細血管、毛細血管拡張症)に対して直接アプローチできるため、赤みの治療における有効性が高いとされています。赤みが強く、長期にわたって改善しない場合に特に適しています。ただし、施術後に内出血が生じることがあります。
IPL(光治療)は、赤みと色素沈着の両方に効果が期待できるため、混合型のニキビ跡に適しています。ダウンタイムが比較的少ないため、日常生活への影響を最小限にしたい方に向いています。ただし、日焼けした肌には使用できない場合があります。
ケミカルピーリングは、赤みと色素沈着の両方に対応でき、肌質の改善にも役立ちます。コストが比較的低く、繰り返し施術しやすい点がメリットです。敏感肌の方は刺激を感じることがあるため、肌の状態に応じた薬剤の選択が重要です。
フラクショナルレーザーは、クレーターと赤みが混在している場合に適しています。コラーゲン産生を促進するため、肌の質感改善にも効果的ですが、ダウンタイムが長い傾向があります。
外用薬・内服薬は、他の治療法との組み合わせで使用されることが多く、治療効果を高めるためのサポートとして活用されます。単独では効果が限定的な場合もありますが、副作用のリスクが低い治療法として位置づけられています。
いずれの治療法も、肌の状態や赤みの程度によって適応が異なります。クリニックでのカウンセリングを通じて、医師と相談しながら最適な治療方法を選択することが大切です。複数の治療を組み合わせることで、より高い効果が期待できることもあります。
Q. クリニックでニキビ跡の赤みに行われる治療法は?
アイシークリニックでは、拡張した毛細血管に直接アプローチするVビームレーザー(パルスダイレーザー)、赤みと色素沈着の両方に効果が期待できるIPL(光治療)、肌のターンオーバーを促進するケミカルピーリング、外用薬・内服薬(トレチノイン・ナイアシンアミド配合薬など)を肌の状態に応じて提案しています。
📌 赤みを悪化させないための注意点
ニキビ跡の赤みを改善するためには、積極的なケアと並行して、赤みを悪化させる行為を避けることも重要です。以下の注意点を守ることで、赤みの改善を促すことができます。
✅ ニキビを自分でつぶさない

ニキビを自分でつぶすことは、炎症を悪化させ、赤みを長引かせる大きな原因になります。手やネイルには多くの細菌が存在しており、無理につぶすことで感染が広がり、炎症が深部まで波及するリスクがあります。どうしてもニキビが気になる場合は、クリニックで適切な処置(面疱圧出)を受けることをお勧めします。
📝 紫外線に長時間さらされない
前述の通り、紫外線は赤みを悪化させる原因になります。特に治療中は、紫外線への暴露を最小限にすることが重要です。屋外に長時間いる予定がある場合は、日焼け止めに加えて、帽子や日傘などの物理的な遮断も組み合わせましょう。
🔸 熱い湯船や激しい運動に注意する
体温が上昇すると血流が増加し、赤みが一時的に強くなることがあります。特に治療直後は、熱い湯船への入浴や激しい運動は避けた方が無難です。ぬるめのシャワーなどで対応しましょう。
⚡ アルコールの過剰摂取を避ける
アルコールは血管を拡張させる作用があるため、ニキビ跡の赤みを目立たせることがあります。また、アルコールの過剰摂取は肌のターンオーバーを乱す原因にもなります。赤みが気になる時期は、アルコールの摂取量を控えることが望ましいです。
🌟 刺激の強いスキンケアを避ける
アルコール(エタノール)を多く含む化粧水や、香料・合成色素が多く含まれた製品は肌を刺激し、赤みを悪化させる可能性があります。ニキビ跡の赤みが気になる間は、できるだけシンプルで刺激の少ない成分の製品を選びましょう。
💬 ストレスを適切に管理する
ストレスはホルモンバランスを乱し、ニキビや炎症を引き起こしやすくします。また、肌のバリア機能の低下や免疫機能の変化を通じて、皮膚の回復を遅らせることがあります。適度な休息やリラクゼーションを取り入れることが、肌の健康維持につながります。
✅ クリニックの指示を守る
クリニックで治療を受けた場合は、施術後のケアに関する指示を必ず守ることが大切です。治療後のアフターケアを怠ると、効果が十分に発揮されなかったり、副作用が生じたりするリスクがあります。疑問な点があれば、遠慮なく担当医師に確認しましょう。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、ニキビ跡の赤み(炎症後紅斑)でご相談いただく患者様の多くが、セルフケアだけでは改善が難しい段階になってから受診されるケースが見受けられます。赤みの種類や程度によって、Vビームレーザーや IPL、外用薬など最適なアプローチが異なりますので、「なかなか消えない」とお一人で抱え込まず、早めにご相談いただくことで、より早期の改善が期待できます。患者様の肌の状態を丁寧に診た上で、生活習慣へのアドバイスも含めて寄り添いながらサポートしてまいりますので、どうぞお気軽にお越しください。」
✨ よくある質問
軽度の炎症によるニキビ跡の赤みは、3〜6カ月程度で自然に薄くなることが多いです。ただし、炎症が強かった場合やニキビをつぶしてしまった場合は、1年以上残ることもあります。半年以上経っても改善しない場合は、クリニックへの相談をおすすめします。
赤みの部分を指で軽く押したとき、一時的に白くなれば「炎症後紅斑(赤み)」、色が変わらなければ「色素沈着」の可能性が高いです。両者は原因も治療アプローチも異なるため、正確な判断はクリニックでの診察をおすすめします。
ビタミンC誘導体とナイアシンアミドが効果的とされています。ビタミンC誘導体はターンオーバー促進と抗炎症作用が期待でき、ナイアシンアミドは赤みの軽減やバリア機能の強化に役立ちます。どちらも継続的な使用が大切で、刺激を感じた場合は使用を中止し医師に相談してください。
主な治療法として、拡張した毛細血管に直接アプローチできる「Vビームレーザー」、赤みと色素沈着の両方に効果が期待できる「IPL(光治療)」、肌のターンオーバーを促進する「ケミカルピーリング」などがあります。アイシークリニックでは、肌の状態に合わせて最適な治療法をご提案しています。
主に以下の行為が赤みを悪化させます。①ニキビを自分でつぶす(炎症が深部まで広がる)、②紫外線を浴びる(炎症が悪化する)、③熱い湯船や激しい運動(血流増加で赤みが強まる)、④アルコールの過剰摂取(血管拡張を招く)、⑤刺激の強いスキンケアの使用。これらを避けることが回復の近道です。
🔍 まとめ
ニキビ跡の赤みは、炎症によって生じた血管の拡張・増生が主な原因であり、炎症後紅斑(PIE)とも呼ばれます。軽度のものは数カ月で自然に薄くなることもありますが、重度の炎症によるものや長期間続いているものは、自然治癒だけでは改善が難しい場合があります。
セルフケアとしては、紫外線対策の徹底、保湿ケア、ビタミンCやナイアシンアミドを含む製品の活用、生活習慣の改善などが効果的です。ただし、セルフケアには限界があるため、赤みが長期にわたって続く場合や早期に改善したい場合は、クリニックでの治療を検討することをお勧めします。
クリニックで受けられる主な治療としては、Vビームレーザーや IPL(光治療)、ケミカルピーリング、フラクショナルレーザー、外用薬・内服薬などがあります。それぞれに適応や特徴があるため、自分の肌の状態や赤みの程度に合った治療方法を医師と相談しながら選ぶことが重要です。
また、治療中はニキビをつぶさない、紫外線に当たらない、肌への摩擦を避けるといった注意を守ることで、治療効果を高め、赤みの悪化を防ぐことができます。
アイシークリニック池袋院では、ニキビ跡の赤みに悩む患者様一人ひとりの肌の状態を丁寧に確認し、最適な治療方法をご提案しています。セルフケアで改善しない赤みや、長期にわたって続いている赤みでお悩みの方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。専門の医師がしっかりとサポートいたします。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – ニキビ(尋常性痤瘡)の病態・炎症メカニズム・治療法に関する学会公式情報。炎症後紅斑(PIE)や色素沈着の分類、外用薬・レーザー治療の適応根拠として参照。
- PubMed – 炎症後紅斑(PIE)の病態生理・血管拡張メカニズム、Vビームレーザー・IPL・ケミカルピーリングの有効性に関する国際的な査読済み臨床研究・論文群として参照。
- 厚生労働省 – 皮膚疾患に関する一般向け公式情報。紫外線対策・生活習慣改善・スキンケアの重要性など、セルフケア推奨内容の根拠として参照。
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務