よくある質問(FAQ)
アイシークリニック池袋院は、ほくろ・イボ・脂漏性角化症の治療を専門とするクリニックです。このページでは、患者様からよくいただくご質問とその回答をまとめています。日本形成外科学会専門医の指導のもと正確な医療情報をお届けします。
目次
- ほくろに関するご質問
- イボに関するご質問
- 脂漏性角化症に関するご質問
- 治療方法・費用に関するご質問
- アイシークリニック池袋院に関するご質問
ほくろに関するご質問
ほくろ(色素性母斑)は皮膚にできる良性の腫瘍ですが、悪性との鑑別が必要な場合もあります。当院で多くご相談いただく疾患です。
すべてのほくろを取る必要はありません。ただし、急に大きくなった、形がいびつになった、色むらがある、出血するなどの変化がある場合は、悪性黒色腫(メラノーマ)との鑑別が必要なため、早めに専門医の診察を受けてください。見た目が気になる場合も除去の対象となります。
ほくろとメラノーマを見分けるポイントはABCDEルールと呼ばれます。A(非対称)左右非対称、B(境界)境界が不明瞭、C(色)色むらがある、D(直径)6mm以上、E(変化)大きさや形が変化している。これらの特徴がある場合は早めに受診してください。ただし、最終的な診断は専門医の診察とダーモスコピー検査が必要です。
ほくろが増える主な原因は紫外線です。日焼けを繰り返すとメラノサイト(色素細胞)が活性化し、ほくろができやすくなります。また、ホルモンバランスの変化(思春期、妊娠など)や遺伝的な体質も影響します。加齢とともにほくろが増えることも自然な現象です。
ほくろ除去は皮膚科または形成外科を受診してください。皮膚科では良性・悪性の診断と治療を行い、形成外科では傷跡を目立たなくする技術に優れています。当院では専門医が良悪性を判断し、傷跡にも配慮した治療を行っています。
ほくろ除去後の再発は治療方法によって異なります。レーザー治療は傷跡が目立ちにくい反面、深部の細胞が残ると再発することがあります。切除手術は再発率が低いですが、縫合跡が残ります。再発した場合も再治療は可能です。当院では再発リスクも考慮して最適な治療法をご提案します。
顔のほくろ除去の傷跡は、治療法と術後のケアによって大きく異なります。レーザー治療は小さなほくろに適しており、傷跡はほとんど目立ちません。切除手術の場合も、形成外科専門医が皮膚のしわの方向に沿って縫合することで、傷跡を目立ちにくくします。赤みは数ヶ月で落ち着くことが多いです。
盛り上がったほくろも除去可能です。盛り上がったほくろは医学的には「複合母斑」や「皮内母斑」と呼ばれ、レーザー治療または切除手術で除去できます。盛り上がりの程度や大きさによって最適な治療法が異なりますので、診察時にご相談ください。
生まれつきの大きなほくろ(先天性色素性母斑)も治療可能です。ただし、大きさによっては複数回の手術が必要になることや、皮膚移植が必要になることもあります。先天性の大きなほくろは将来的な悪性化リスクもあるため、専門医による定期的な経過観察または治療をお勧めします。
イボに関するご質問
イボにはウイルス性のものと加齢性のものがあり、治療法が異なります。正しい診断に基づいた適切な治療が大切です。
イボは大きく分けてウイルス性と非ウイルス性があります。ウイルス性イボはヒトパピローマウイルス(HPV)感染による尋常性疣贅が代表的で、手足によくできます。非ウイルス性には加齢による脂漏性角化症や、首などにできる軟性線維腫(スキンタッグ)があります。種類によって治療法が異なります。
イボの種類によって異なります。ウイルス性イボは免疫力によって自然に消えることもありますが、数年かかることもあり、その間に他の部位や他人にうつる可能性があります。脂漏性角化症などの加齢性イボは自然に消えることはありません。早めの治療で見た目の改善と感染拡大の予防ができます。
ウイルス性イボはうつる可能性があります。ヒトパピローマウイルス(HPV)は皮膚の小さな傷から感染し、直接接触や共用のタオル・スリッパなどを介して広がることがあります。プールや銭湯などでの感染も報告されています。一方、脂漏性角化症などの加齢性イボはうつりません。
イボを自分で取ることはお勧めしません。ウイルス性イボの場合、不完全な除去はウイルスを周囲に広げる原因になります。また、自己処置による傷から細菌感染を起こしたり、傷跡が残ったりするリスクがあります。さらに、イボだと思っていたものが実は皮膚がんだったというケースもあるため、必ず医療機関で診断を受けてください。
首にできる小さなイボの多くは軟性線維腫(スキンタッグ、アクロコルドン)です。加齢や摩擦、肥満などが原因でできる良性の皮膚腫瘍で、ウイルス性ではないためうつりません。見た目や衣服に引っかかる不快感から除去を希望される方が多く、レーザーや電気メスで簡単に除去できます。
子どものイボも治療をお勧めします。ウイルス性イボは放置すると数が増えたり、大きくなったり、家族や友人にうつしたりする可能性があります。子どもは免疫機能の発達途上にあるため、大人より治りにくいこともあります。液体窒素による冷凍凝固法など、お子様にも適した治療法があります。
脂漏性角化症に関するご質問
脂漏性角化症は加齢に伴ってできる良性腫瘍で、「老人性イボ」とも呼ばれます。見た目を気にして除去を希望される方が多い疾患です。
脂漏性角化症は加齢に伴って皮膚にできる良性の腫瘍で、「老人性イボ」「老人性疣贅」とも呼ばれます。表面がザラザラしていて、茶色から黒色の盛り上がった病変として現れます。顔、頭、体幹などに多くでき、40歳以降に増加します。紫外線の蓄積が原因の一つとされています。
脂漏性角化症は良性腫瘍であり、悪性化することは基本的にありません。ただし、脂漏性角化症に似た外見を持つ悪性腫瘍(基底細胞がん、悪性黒色腫など)もあるため、専門医による診断が重要です。急に増えた、急に大きくなった、出血するなどの場合は早めに受診してください。
脂漏性角化症はシミと異なり、盛り上がりがあります。触ると表面がザラザラしていて、皮膚から隆起しているのが特徴です。一方、シミ(老人性色素斑)は皮膚と同じ高さで平坦です。初期の脂漏性角化症は平坦でシミと見分けがつきにくいこともありますが、時間とともに盛り上がってきます。
脂漏性角化症の治療は、医学的に必要と判断された場合は健康保険が適用されます。引っかかって出血する、炎症を起こしているなどの症状がある場合は保険適用となることが多いです。純粋に見た目の改善のみを目的とする場合は自費診療となることがあります。診察時に詳しくご説明します。
脂漏性角化症の予防には紫外線対策が重要です。日焼け止めの使用、帽子や日傘での遮光、長袖の着用などを心がけてください。ただし、加齢による影響もあるため、完全に予防することは難しいのが現状です。気になる病変ができた場合は、早めに専門医の診察を受けることをお勧めします。
治療方法・費用に関するご質問
ほくろ・イボの治療には複数の方法があり、状態に応じて最適な方法を選択します。費用についてもご説明します。
ほくろ・イボの治療には主に、炭酸ガスレーザー治療、切除手術、液体窒素による冷凍凝固法があります。レーザー治療は傷跡が目立ちにくく、切除手術は再発率が低い特徴があります。冷凍凝固法は主にウイルス性イボに用います。病変の種類、大きさ、部位によって最適な方法をご提案します。
ほくろ除去の費用は、保険適用の場合3割負担で約5,000円〜15,000円程度が目安です。悪性の疑いがあるほくろや症状があるほくろは保険適用となります。美容目的のみの場合は自費診療となり、大きさや個数によって異なります。診察時に正確な費用をお伝えします。
ほくろ除去は条件により健康保険が適用されます。悪性の疑いがある場合、ほくろが引っかかって出血する場合、炎症を起こしている場合などは保険適用となります。純粋に美容目的のみの場合は自費診療となります。当院では診察時に保険適用の可否を判断し、ご説明いたします。
レーザー治療と切除手術にはそれぞれメリットがあります。レーザー治療は傷跡が小さく治療時間も短いですが、深いほくろでは再発の可能性があります。切除手術は再発率が低く、病理検査で確実に診断できますが、縫合跡が残ります。当院では病変の性質と患者様のご希望を考慮して最適な方法をご提案します。
治療時間は病変の大きさや数によって異なります。レーザー治療の場合、1個あたり数分程度で終わります。切除手術の場合は1個あたり15〜30分程度です。複数個をまとめて治療することも可能です。いずれも日帰りで行え、当日のうちにお帰りいただけます。
レーザー治療後は患部に赤みやかさぶたができ、1〜2週間程度で自然に剥がれます。その間は軟膏とテープで保護します。切除手術の場合は7〜10日後に抜糸が必要です。いずれも当日からシャワーは可能ですが、患部を濡らさないよう注意が必要です。赤みは数ヶ月かけて徐々に落ち着きます。
1回の治療で複数のほくろやイボを除去することは可能です。ただし、個数が多い場合は複数回に分けて治療することをお勧めすることもあります。これは術後の傷の管理や、万が一のトラブル時のリスク分散のためです。個数や部位に応じた治療計画を診察時にご提案します。
アイシークリニック池袋院に関するご質問
当院へのアクセスや診療体制についてご案内します。
アイシークリニック池袋院の診療時間は10:00〜19:00です(休診時間14:00〜15:00、最終受付18:30)。土日も診療しており、平日お忙しい方もご来院いただけます。年末年始など一部休診日がありますので、詳しくはお電話またはウェブサイトでご確認ください。
アイシークリニック池袋院は、JR池袋駅から徒歩6分の場所にあります。住所は東京都豊島区南池袋2-15-3 前田ビル9階です。池袋駅東口を出て明治通り方面へ進み、サンシャイン60通り沿いにあります。
当院は予約制となっております。お電話(0120-226-002)またはウェブサイトからご予約ください。予約なしでもご来院いただけますが、予約の方を優先してご案内するため、お待ちいただく場合があります。当日の治療をご希望の場合は、予約時にその旨をお伝えください。
アイシークリニック池袋院では、ほくろ、イボ、脂漏性角化症を中心に、粉瘤、脂肪腫、耳垂裂などの形成外科疾患に対応しています。日本形成外科学会専門医が在籍しており、診断から治療まで一貫して行っています。
ダーモスコピー検査は、特殊な拡大鏡(ダーモスコープ)を用いて皮膚病変を観察する検査です。肉眼では見えない皮膚の構造や色素のパターンを詳細に観察でき、ほくろが良性か悪性かを判断する重要な検査です。痛みはなく、数分で終わります。
監修医師
このページの内容は、アイシークリニック池袋院の日本形成外科学会認定形成外科専門医の指導のもと監修医師が監修しています。ほくろ・イボ・脂漏性角化症の治療について、正確で信頼性の高い医療情報の提供に努めています。
参考文献
- 日本皮膚科学会
- 日本形成外科学会
- Melanocytic Nevi – StatPearls – NCBI Bookshelf
- Seborrheic Keratosis – StatPearls – NCBI Bookshelf
- Warts – StatPearls – NCBI Bookshelf
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務