眼瞼下垂手術の失敗とは?原因・リスク・後悔しないための選び方

💬 「手術したのに左右で目の開きが違う…」「また下垂が再発した…」
眼瞼下垂手術後のトラブルで悩む方は、実はとても多いのです。

この記事を読めば、眼瞼下垂手術の「失敗」がなぜ起きるのか・どう対処すればよいのかが丸ごとわかります。
読まずに放置すると、トラブルが悪化して修正がより困難になるケースも。

手術を検討中の方も、すでに手術を受けた方も、ぜひ最後までチェックしてください👇

🚨 こんな症状、心当たりありませんか?

  • 📌 術後に左右の目の高さが違う
  • 📌 まぶたが上がりすぎて目が閉じにくい
  • 📌 ドライアイがひどくなった
  • 📌 眼瞼下垂がまた再発してしまった

目次

  1. 眼瞼下垂とはどんな疾患か
  2. 眼瞼下垂手術の種類と概要
  3. 「手術の失敗」とはどのような状態か
  4. 術後トラブルが起きやすい主な原因
  5. よくある失敗・トラブルの具体例
  6. 術後に異変を感じたらどうすればよいか
  7. 修正手術(再手術)について知っておくべきこと
  8. 手術で後悔しないためのクリニック選びのポイント
  9. まとめ

💡 この記事のポイント

眼瞼下垂手術の失敗には左右差・過矯正・再発・ドライアイ悪化などがあり、術前の丁寧な診断、適切な術式選択、経験豊富な専門医による執刀でリスクを最小化できる。アイシークリニックでは眼科専門医が術前評価と術後フォローを徹底している。

💡 眼瞼下垂とはどんな疾患か

眼瞼下垂(がんけんかすい)とは、上まぶたが正常な位置よりも下がってしまい、黒目(角膜)の上部が隠れる状態を指します。正常な状態では、上まぶたの縁(眼瞼縁)が黒目の上端より1〜2mm程度下にあり、目全体がしっかり開いて見えます。これが眼瞼下垂になると、まぶたが下がることで視野が狭くなるだけでなく、見た目にも目が小さく眠そうに見える、額のシワが増えるといった変化が生じます。

眼瞼下垂の原因は大きく分けて「先天性」と「後天性」の2種類があります。先天性眼瞼下垂は生まれつきまぶたを持ち上げる筋肉(上眼瞼挙筋)の発達が不十分なために起こります。一方、後天性眼瞼下垂にはさまざまな原因があり、加齢によって挙筋腱膜(きょきんけんまく)と呼ばれる組織が緩んで外れてしまう「腱膜性眼瞼下垂」が最も多く見られます。コンタクトレンズの長期使用、目をこする習慣、ハードコンタクトによる摩擦なども原因になると言われています。また、まれに重症筋無力症や動眼神経麻痺、ホルネル症候群といった神経や筋肉の疾患が背景にあることもあるため、手術前に適切な診断を受けることが非常に重要です

症状としては、まぶたが重い・目が開けにくい・視野が狭いといった機能的な問題だけでなく、常に額に力を入れて目を開けようとするために頭痛や肩こりを引き起こすこともあります。また、子どもの場合は、視力の発達が妨げられる「弱視」につながるリスクもあるため、早期の治療が求められます

Q. 眼瞼下垂手術の「失敗」とはどのような状態を指しますか?

眼瞼下垂手術の「失敗」とは、医学的には過矯正・低矯正・左右差・再発・ドライアイの悪化・感染・傷跡の問題などが該当します。一方、術前説明の不足による「期待との認識のズレ」も患者が失敗と感じる要因となるため、両者を区別して理解することが重要です。

📌 眼瞼下垂手術の種類と概要

眼瞼下垂の治療は基本的に手術が必要です。点眼薬や内服薬によって根本的な改善を図ることはできず、症状の程度や原因に応じた外科的アプローチが中心となります。主な術式には以下のものがあります。

まず「挙筋腱膜前転術(きょきんけんまくぜんてんじゅつ)」は、後天性眼瞼下垂に最もよく用いられる方法です。加齢などによって瞼板(けんばん)から外れたり緩んだりした挙筋腱膜を再び瞼板に固定し直すことで、まぶたを持ち上げる力を回復させます。目の自然な動きに合わせた調整ができることから、機能的・審美的に優れた結果が得られやすいとされています。

次に「ミュラー筋タッキング法(結膜側アプローチ)」は、まぶたの裏側(結膜側)からアプローチし、ミュラー筋と呼ばれる平滑筋を短縮・固定する方法です。比較的軽度の眼瞼下垂に適しており、皮膚側に傷が残らないのが特徴です。ただし、適応範囲が限られるため、すべての患者さんに使えるわけではありません

「前頭筋吊り上げ術(前頭筋弁法)」は、挙筋の機能がほとんどない重度の先天性眼瞼下垂などに用いられます。額の筋肉(前頭筋)の力を利用して上まぶたを持ち上げる方法で、シリコン製の人工素材や自家筋膜(ふとももの筋膜など)を用いて目と額を繋ぎ、開瞼を補助します。

さらに美容外科的なアプローチとして、二重まぶた形成を同時に行う術式や、皮膚のたるみを切除する術式が組み合わされることもあります。どの術式が適しているかは、眼瞼下垂の原因・重症度・まぶたの形・患者さんの希望などによって異なります

✨ 「手術の失敗」とはどのような状態か

眼瞼下垂手術における「失敗」という言葉は、医学的に厳密に定義されているわけではありませんが、一般的には「手術によって期待した結果が得られなかった状態」や「新たな問題が生じてしまった状態」を指すことが多いです。ここで重要なのは、患者さんが「失敗」と感じるケースには、医学的に問題のある合併症・トラブルである場合と、術前の説明不足や認識のズレによる「期待との違い」の場合とが混在していることです。

医学的な観点からのトラブルとしては、過矯正(まぶたが上がりすぎる)・低矯正(十分に上がらない)・左右差・再発・目が閉じにくい・ドライアイの悪化・感染・傷跡の問題などが挙げられます。一方で、「思っていたより目が大きくならなかった」「腫れが引くまでの期間が想像以上だった」といった患者さんの主観的な不満や、リカバリーに関する認識のズレは、適切な術前カウンセリングによって予防できるケースも多くあります。

手術を検討する際には、「どのような状態が医学的なトラブルで、どのような状態が回復過程における一時的な変化なのか」を正確に理解しておくことが、術後に過度な不安を感じたり、逆に重大なトラブルを見逃したりしないために非常に大切です。

Q. 眼瞼下垂手術後に過矯正が起きるとどうなりますか?

過矯正はまぶたが必要以上に持ち上がった状態で、就寝中にまぶたが完全に閉じられない「兎眼」を引き起こすことがあります。兎眼が続くと角膜が乾燥・損傷し、角膜炎や視力低下のリスクがあります。軽度なら眼軟膏などで対処しますが、重度の場合は修正手術が必要となります。

🔍 術後トラブルが起きやすい主な原因

眼瞼下垂手術後にトラブルが起きる原因はさまざまですが、大きく「手術側の問題」「患者側の要因」「術後管理の問題」の3つに分けて考えることができます。

手術側の問題としては、術式の選択ミスや執刀医の技術・経験の不足が挙げられます。眼瞼周囲は非常に繊細な構造をしており、わずかなズレや縫合の精度の差が最終的な仕上がりに大きな影響を与えます。また、術前診断が不十分で眼瞼下垂の正確な原因や重症度を見誤った場合、適切な術式が選ばれないことがあります。たとえば、挙筋機能が著しく低下しているのに挙筋腱膜前転術だけで対応しようとした場合、十分な効果が得られない可能性があります

患者側の要因としては、ドライアイや角膜疾患、甲状腺眼症などの基礎疾患がある場合に術後のトラブルが生じやすくなることがあります。また、まぶたの皮膚が非常に薄い方や、過去に目の手術歴がある方では、通常とは異なる反応が出やすいことがあります。さらに、術後のケアを適切に行わなかった場合(ゴシゴシ目を触る、長風呂をする、激しい運動など)も回復を遅らせたり合併症の原因になることがあります。

術後管理の問題としては、術後の通院管理が不十分で異変の発見が遅れるケースや、患者さんへの術後説明が不足していて適切なケアがされないケースがあります。手術後のフォローアップ体制が整っているかどうかは、クリニック選びの重要なポイントのひとつです。

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💪 よくある失敗・トラブルの具体例

ここでは、眼瞼下垂手術後に患者さんが経験することが多い具体的なトラブルについて、それぞれ詳しく解説します。

✅ 左右差が残る・生じる

最も多く見られる術後の悩みのひとつが、左右のまぶたの開き具合に差が出てしまうことです。人間の顔はもともと完全には左右対称ではなく、術前から左右の眼瞼の状態に違いがあることがほとんどです。手術では左右を同時に調整しますが、術中の局所麻酔の影響やまぶたの動きの個人差により、最終的な仕上がりに微妙な左右差が生じることがあります。

軽度の左右差は腫れが引いてくる術後数カ月で自然に目立たなくなることもありますが、明らかな左右差が残る場合には修正手術を検討することになります。術前から「左右差が出る可能性があること」を十分に説明しているかどうかも、クリニックの信頼性を測る基準のひとつです。

📝 過矯正(まぶたが上がりすぎる)

手術によってまぶたが必要以上に持ち上がってしまう状態を「過矯正」と言います。過矯正になると、目が大きく開きすぎて「驚いたような顔」に見えたり、就寝中にまぶたが完全に閉じられない「兎眼(とがん)」が生じたりすることがあります。兎眼が続くと角膜が乾燥・露出して傷つき、角膜炎や視力への影響が出るリスクがあります。

過矯正は術直後に起こることもありますが、術後の組織の変化(瘢痕収縮)によって時間の経過とともに進行することもあります。軽度であれば眼軟膏やアイマスクで対処しながら自然な変化を待つ場合もありますが、重度の場合や改善が見られない場合は修正手術が必要になります。

🔸 低矯正・再発(十分に改善しない)

手術後もまぶたの下垂が残る、あるいは一度改善したものの時間が経過するにつれて再び下がってくる状態です。挙筋腱膜前転術では、縫合した腱膜が再び緩んだり外れたりすることがあり、これが再発の主な原因となります。また、術前に挙筋機能の評価が不十分で、実際には筋力が非常に弱かった場合に十分な効果が得られないこともあります。

再発や低矯正が起きた場合、再手術によって対応することが可能です。ただし、同じ部位への再手術は初回手術より難易度が上がることが多く(組織の癒着や瘢痕があるため)、経験豊富な専門医のもとで行う必要があります

⚡ ドライアイの悪化・目が閉じにくい

眼瞼下垂手術ではまぶたを持ち上げることで目の開きが大きくなり、その結果として涙の蒸発量が増えたり、まばたきが不完全になったりすることでドライアイが生じたり悪化したりすることがありますもともとドライアイ傾向のある方は特に注意が必要で、術前に眼科での評価を行い、術後のドライアイ対策(人工涙液の点眼など)を計画的に行うことが大切です。

また、術後にまぶたが完全に閉じられない「閉瞼障害」が残る場合も、就寝中の角膜露出が問題になります。これは特に過矯正と合わさって起こりやすく、角膜を保護するための対策が必須となります。

🌟 傷跡・二重ラインの乱れ

切開を伴う手術では、傷跡が目立ったり、二重のラインが不自然になったりすることがあります。特に肥厚性瘢痕(傷跡が赤く盛り上がる状態)やケロイド体質の方では傷跡が目立ちやすい場合があります。また、左右で二重の幅やカーブが異なってしまうと、見た目の違和感につながります。術後の傷跡ケア(テープ固定・遮光・軟膏処置など)を正しく行うことが、傷を目立ちにくくするために重要です。

💬 感染・血腫

どんな手術でも感染や出血(血腫形成)のリスクはゼロにはなりません。術後に患部が急に腫れてきた、熱を持っている、強い痛みがある、膿のようなものが出てきたといった症状がある場合は感染を疑い、速やかに担当医を受診する必要があります。血腫は術後早期に起こることが多く、まぶたが著しく腫れたり紫色に変色したりした場合は早めに対処が必要です。これらは術後の安静・清潔を保つことである程度予防できますが、万が一起きたときの対応のために、術後のフォロー体制が整ったクリニックを選ぶことが重要です。

✅ 目の印象が変わりすぎる・表情が不自然になる

眼瞼下垂手術後に、目の開きは改善されたものの「なんとなく表情が不自然」「以前の自分の顔と違いすぎる」と感じる方もいます。これは、長年まぶたが下がっていたことで形成されていた額の筋肉の使い方や顔全体のバランスが変わることで起こる自然な変化でもありますが、手術によって意図せず表情に影響が出ている場合もあります。術前に医師とどのような仕上がりを目指すかを十分に話し合い、シミュレーションを行うことが大切です。

Q. 眼瞼下垂の修正手術はいつ受けるのが適切ですか?

術後の腫れや組織の変化は3〜6カ月かけて落ち着くため、左右差や違和感が自然に改善するケースも多く、修正手術の判断は術後6カ月〜1年様子を見てから行うのが一般的です。ただし兎眼や感染など緊急性のある問題は例外であり、速やかに担当医へ相談する必要があります。

🎯 術後に異変を感じたらどうすればよいか

手術後に何らかの異変を感じたときに、最も重要なのは「自己判断で様子を見すぎない」ことです。術後の腫れや内出血は通常の経過であることがほとんどですが、以下のような症状が見られた場合は早急に担当医や医療機関に相談することが必要です。

急激に腫れが悪化している場合は、血腫や感染の可能性があります。また、まぶたが開きすぎて角膜が乾燥・傷ついているような感覚(目の痛み・充血・光がまぶしい)がある場合は、過矯正による兎眼が起きているかもしれません。さらに、視力の変化や物が二重に見える・見えにくくなったというような症状は、緊急性が高いと判断すべきです。

手術を受けたクリニックへの連絡をためらう患者さんもいますが、術後管理も診療の一部であり、相談することは当然の権利です。万が一そのクリニックに不信感があったり、連絡が取れなかったりする場合は、眼科専門医や形成外科専門医への受診を検討してください。術後のトラブル対応においては、記録(写真・症状の経過メモ)を残しておくことが、その後の診察や修正手術の判断に役立ちます

また、術後の経過が気になる段階では、医師に率直に「これは正常な経過ですか?」と質問することを恐れないでください。患者さんが疑問を持ちやすい術後の変化(腫れの左右差、しびれ感、傷の硬さなど)について、丁寧に説明してくれる医師と施設を選ぶことが、術後の不安を最小限にします

💡 修正手術(再手術)について知っておくべきこと

眼瞼下垂手術後に明らかなトラブルや不満が残った場合、修正手術(再手術)が選択肢になります。ただし、修正手術を検討する前にいくつかの重要なポイントを理解しておく必要があります。

まず、「いつ修正手術を行うか」という時期の問題があります。術後の腫れや組織の変化は、手術後3〜6カ月程度かけて落ち着いていきます。そのため、術後早期に感じた「左右差」や「まぶたの高さの違和感」が、自然経過の中で改善することも少なくありません。特別なトラブルがない限り、修正手術の判断は術後6カ月〜1年ほど様子を見てから行うのが一般的です(ただし、兎眼や感染など緊急性のある問題は除きます)。

次に、「どこで修正手術を受けるか」の選択が非常に重要です。初回手術を行ったクリニックに修正を依頼することが一般的ですが、初回の担当医に不信感がある場合や技術的な問題があると判断される場合は、セカンドオピニオンを求めることも選択肢です。修正手術は、初回手術で生じた瘢痕や組織の癒着があるため、初回より難易度が高くなります。修正手術の経験と実績が豊富な専門医に相談することをお勧めします。

費用の問題もあります。初回手術を行ったクリニックでの修正の場合、保証制度がある施設では無償または低コストで対応してもらえることがあります。一方、他のクリニックで修正を受ける場合は、通常の手術費用が発生します。保証の有無や内容について、手術前に確認しておくことが重要です。

また、修正手術を複数回繰り返すことで組織が脆弱になったり、選択できる術式が限られてきたりすることがあります。「何度でも修正すれば良い」という考え方は適切ではなく、可能な限り初回手術で満足のいく結果を得られるよう、術前の準備と医師選びに時間をかけることが最も大切です。

Q. 眼瞼下垂手術で後悔しないためのクリニック選びのポイントは何ですか?

眼瞼下垂手術で後悔しないためには、①眼科・形成外科専門医が担当するか、②術前カウンセリングでリスクや左右差を丁寧に説明されるか、③挙筋機能やドライアイ評価など術前検査が充実しているか、④術後フォロー体制と保証制度が明確かを確認することが重要です。アイシークリニックでは眼科専門医が術前評価を徹底しています。

📌 手術で後悔しないためのクリニック選びのポイント

眼瞼下垂手術において後悔を防ぐためには、手術を受けるクリニック・医師の選び方が非常に重要です。以下にチェックすべきポイントをまとめます。

📝 眼科専門医または形成外科専門医が担当するか

眼瞼下垂は目の機能に関わる疾患であり、単なる美容施術とは異なります。眼科専門医は目の機能面(視力・ドライアイ・角膜への影響など)を詳しく評価でき、形成外科専門医は組織の操作や傷の仕上がりに優れた技術を持っています。理想的にはこれらの専門知識を持つ医師が担当することが望ましいですが、少なくとも眼瞼下垂手術の経験・実績が豊富な医師であることを確認することが大切です。

🔸 術前のカウンセリングが丁寧かどうか

信頼できるクリニックでは、初診時や術前カウンセリングで十分な時間をかけて患者さんの状態を評価し、手術の適応・術式の説明・期待できる結果・起こりうるリスクについて丁寧に説明してくれます。「すぐに手術を勧める」「リスクの説明が曖昧」「患者の質問に答えてくれない」といった対応は要注意です。

また、左右差や再発の可能性、術後のダウンタイムについても具体的に説明してもらうことで、術後に「こんなはずじゃなかった」という思いを防ぐことができます。説明に納得できない場合は、他のクリニックでセカンドオピニオンを求める勇気も必要です。

⚡ 術前検査が充実しているか

眼瞼下垂の手術前には、まぶたの状態(挙筋機能、MRD〔瞳孔中央からまぶた縁までの距離〕の計測など)を詳しく評価することが不可欠です。また、ドライアイの有無・角膜の状態・視力・眼圧なども確認されるべきです。これらの評価なしに手術を行うことは、術後トラブルのリスクを高めます。

さらに、まれではありますが重症筋無力症などの神経疾患が眼瞼下垂の背景にある場合があるため、必要に応じて内科や神経内科との連携が取れる体制があるかどうかも確認しておくと安心です。

🌟 術後フォロー体制が整っているか

手術後の定期検診・異変時の緊急対応・修正手術への対応方針など、術後のサポート体制が明確に説明されているクリニックは信頼性が高いといえます。「術後は何かあれば連絡してください」という言葉だけでなく、具体的にどのように対応してもらえるのかを確認しておきましょう。保証制度の内容(期間・範囲・条件)についても事前に確認することをお勧めします

💬 症例数・実績を確認する

眼瞼下垂手術の経験症例数が多い医師・クリニックほど、さまざまな症例への対応経験があり、トラブルへの対処にも慣れています。ホームページや術前カウンセリングで、担当医の経歴・学会認定資格・手術実績などを確認してみましょう。ビフォーアフターの写真を公開しているクリニックでは、実際の仕上がりのイメージを掴みやすいですが、過度に加工された写真や極端に良い結果だけを掲載しているケースには注意が必要です。

✅ 費用と内容のバランスが適正かどうか

眼瞼下垂手術の費用は、術式・施設・地域によって幅があります。保険適用になる場合(眼瞼下垂が機能的な問題として認められる場合)と、自由診療になる場合があります「極端に安い」「セット料金で不必要なオプションが組み込まれている」「最初の説明より費用が増えた」といったケースは注意が必要です。費用の透明性と説明の明確さも、クリニック選びの基準に含めてください。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「眼瞼下垂手術を検討される患者さまの多くが、術後の左右差や再発への不安を抱えてご来院されます。手術の成否は術式の選択だけでなく、術前の挙筋機能評価やドライアイの有無など丁寧な診察に大きく左右されるため、当院では眼科専門医として一人ひとりの状態を時間をかけて評価したうえで治療方針を検討する事をおすすめいたします。」

✨ よくある質問

眼瞼下垂手術後に左右差が出るのはなぜですか?

人間の顔はもともと完全に左右対称ではなく、術前からまぶたの状態に違いがあることがほとんどです。また、術中の局所麻酔の影響やまぶたの動きの個人差により、最終的な仕上がりに微妙な左右差が生じることがあります。軽度の左右差は術後数カ月で自然に目立たなくなる場合もありますが、明らかな左右差が残る場合は修正手術を検討します。

眼瞼下垂手術後にドライアイが悪化することはありますか?

はい、手術によってまぶたの開きが大きくなることで涙の蒸発量が増えたり、まばたきが不完全になったりして、ドライアイが生じたり悪化したりする場合があります。もともとドライアイ傾向のある方は特に注意が必要です。当院では術前に眼科専門医がドライアイの有無を評価し、術後の点眼など対策を計画的に行っています。

手術後、まぶたが上がりすぎてしまう「過矯正」はどう対処しますか?

過矯正になると目が開きすぎて就寝中にまぶたが閉じられない「兎眼」が生じ、角膜が乾燥・損傷するリスクがあります。軽度であれば眼軟膏やアイマスクで対処しながら自然な変化を待つ場合もありますが、重度または改善が見られない場合は修正手術が必要です。症状を感じたら自己判断せず、早めに担当医へ相談することが重要です。

眼瞼下垂手術の修正手術はいつ頃受けられますか?

術後の腫れや組織の変化は3〜6カ月程度かけて落ち着くため、左右差や高さの違和感が自然経過で改善することも少なくありません。そのため、緊急性のある兎眼や感染などを除き、修正手術の判断は術後6カ月〜1年ほど様子を見てから行うのが一般的です。当院では他院術後のご相談にも対応しており、修正の可能性を含めて誠実にお答えしています。

眼瞼下垂手術で後悔しないためにクリニック選びで何を確認すべきですか?

主に以下の点を確認することが重要です。①眼科専門医または形成外科専門医が担当するか、②術前カウンセリングでリスクや左右差の可能性を丁寧に説明してもらえるか、③挙筋機能やドライアイ評価など術前検査が充実しているか、④術後フォロー体制と保証制度が明確か。当院では眼科専門医が時間をかけて一人ひとりの状態を評価したうえで治療方針をご提案しています。

🔍 まとめ

眼瞼下垂手術は、適切に行われれば視機能の回復と生活の質の向上に大きく貢献する手術です。しかし、どんな手術にも一定のリスクが伴うことも事実です。左右差・過矯正・低矯正・再発・ドライアイの悪化・感染などのトラブルは、完全にゼロにすることはできませんが、術前の適切な診断・評価、術式の正確な選択、熟練した技術を持つ医師による執刀、そして術後の適切な管理によって、そのリスクを最小限に抑えることが可能です。

手術後に不安を感じた場合は、自己判断で放置せず、担当医への相談を早めに行うことが大切です。また、手術を受ける前には、丁寧なカウンセリング・充実した術前検査・明確な術後フォロー体制を持つクリニックを慎重に選ぶことが、後悔しない手術につながります

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本形成外科学会 – 眼瞼下垂の疾患概要・術式(挙筋腱膜前転術・前頭筋吊り上げ術など)・手術適応に関する医学的根拠として参照
  • 日本美容外科学会 – 眼瞼下垂手術における術後トラブル(左右差・過矯正・再発)のリスクおよびクリニック選びの基準に関する情報として参照
  • 厚生労働省 – 眼瞼下垂の保険診療適用条件・医療機関の選び方および術後フォロー体制に関する患者向け医療情報として参照

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
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