「はしか(麻疹)は子どもの病気」というイメージをお持ちの方は多いかもしれません。しかし近年、成人の麻疹感染が相次いで報告されており、ワクチン接種が不十分な大人が感染するケースが増えています。海外旅行前や職場・学校などの集団生活を送る方にとって、麻疹ウイルスへの備えは決して他人事ではありません。この記事では、麻疹の基礎知識から、大人が今あらためてワクチン接種を検討すべき理由、接種のタイミングや注意点まで、詳しくご説明します。
目次
- 麻疹(はしか)とはどんな病気か
- 麻疹が大人に広がる理由
- 麻疹ワクチン(MRワクチン)の基本知識
- 大人が麻疹ワクチンを接種すべき人とは
- 自分の免疫状態を確認する方法
- 麻疹ワクチンの接種スケジュールと回数
- ワクチン接種時の副反応と注意点
- 接種できない人・注意が必要な人
- 麻疹ワクチンの費用と接種場所
- まとめ

🎯 1. 麻疹(はしか)とはどんな病気か
麻疹は、麻疹ウイルス(Measles virus)によって引き起こされる急性の感染症です。日本語では「はしか」とも呼ばれ、古くから知られる疾患のひとつです。感染力が非常に強く、免疫を持たない人が麻疹患者と同じ空間にいるだけで感染が成立することがあります。飛沫感染・接触感染・空気感染の3つの経路で広がるウイルスであり、麻疹ウイルスの基本再生産数(R0)は12〜18とされ、感染症の中でもとくに伝播力が高い部類に入ります。
麻疹に感染すると、潜伏期間(約10〜12日)を経たのちに、発熱・咳・鼻水・結膜炎などの症状が現れます。この段階は「カタル期」と呼ばれ、3〜4日間続きます。続いて頬の粘膜にコプリック斑と呼ばれる白い斑点が現れ、その後に高熱(38〜40℃以上)と全身への発疹が出現します。発疹は顔から始まり、全身へ広がっていくのが特徴です。
麻疹の恐ろしさは症状の重さだけにとどまりません。合併症として中耳炎・肺炎・脳炎などが生じることがあり、とくに脳炎は1,000人に1人程度の割合で発症するとされています。また、感染から数年後に「亜急性硬化性全脳炎(SSPE)」という重篤な神経疾患を引き起こすことがあり、有効な治療法はなく進行性に病状が悪化します。死亡率は先進国でも1,000人に1〜2人といわれており、決して軽視できない感染症です。
現時点では麻疹に対する特効薬は存在しません。治療は対症療法(解熱剤・水分補給・安静など)が中心となります。そのため予防接種によって感染を未然に防ぐことが、個人および社会全体にとって最も重要な対策となります。
📋 2. 麻疹が大人に広がる理由
「はしかは子どもの病気」というイメージが根強くありますが、近年は成人の感染例が増えています。その背景にはいくつかの要因があります。
まず、ワクチン接種歴の問題があります。日本では1978年から麻疹ワクチンの定期接種が始まりましたが、当初は1回接種でした。1回だけの接種では免疫が十分につかない場合があり、年月とともに抗体が低下するケースもあることがわかってきました。2006年からは2回接種が標準となりましたが、それ以前に生まれた方(とくに1990年代以前に幼少期を過ごした方)は1回しか接種していない、あるいはまったく接種していないこともあります。
次に、「自然感染による免疫」の問題があります。ワクチンが普及する以前は、子どもの頃に自然感染して免疫を獲得することが一般的でした。しかしワクチンの普及により麻疹患者数が激減したため、自然感染の機会がなくなりました。その結果、ワクチン未接種のまま免疫を持たずに成人している人が一定数存在します。
また、国際的な人の往来も感染拡大に関係しています。海外では麻疹が依然として流行している地域も多く、旅行者が感染して帰国するケースや、逆に日本からの旅行者が現地で感染するケースが報告されています。2018〜2019年にはヨーロッパや東南アジアで大規模な麻疹アウトブレイクが発生し、日本国内でも輸入例を起点とした感染拡大が起きました。
さらに、「はしかはかかっても大したことない」という誤解も問題です。実際には大人が感染した場合、子どもより症状が重くなる傾向があり、合併症のリスクも高まります。免疫力が低下している大人や、妊娠中の女性が感染すると、母体・胎児ともに深刻な影響が出る場合があります。
💊 3. 麻疹ワクチン(MRワクチン)の基本知識
日本で使用されている麻疹ワクチンは、麻疹と風疹を同時に予防できる「MRワクチン(麻疹・風疹混合ワクチン)」が主流です。麻疹単体のワクチンも存在しますが、現在の定期接種ではMRワクチンが使用されています。
MRワクチンは生ワクチンに分類されます。生ワクチンとは、毒性を弱めた生きたウイルスを使用するワクチンのことです。接種することで体内で軽度の感染に似た反応が起き、それによって免疫が形成されます。生ワクチンは一般的に免疫の持続期間が長く、少ない回数で高い効果が期待できる反面、接種後に発熱や発疹などの副反応が出ることがあります。
麻疹ワクチンの有効率は非常に高く、1回接種で約95%の人が免疫を獲得し、2回接種することでほぼ100%に近い免疫が得られるとされています。世界保健機関(WHO)は、麻疹の集団免疫を維持するためには人口の95%以上が免疫を持つ必要があるとしており、ワクチン接種の重要性がわかります。
ワクチン接種後に形成された抗体は、多くの場合長期間(数十年)にわたって持続するとされています。ただし、一部の方では抗体が低下することもあるため、接種歴があっても血液検査で抗体価を確認することが推奨される場合があります。
🏥 4. 大人が麻疹ワクチンを接種すべき人とは
日本では麻疹ワクチンの定期接種は子どもを対象としていますが、大人であっても以下に該当する場合はワクチン接種を検討することが強く勧められます。
まず、ワクチン接種歴が1回以下の方です。1990年代以前に幼少期を過ごし、ワクチンを1回しか接種していない場合や、まったく接種の記録がない場合は、免疫が不十分な可能性があります。母子手帳などで接種歴を確認することが重要です。
次に、麻疹にかかったことがない方です。過去に自然感染したことがある場合は終生免疫が得られますが、「小さいころにかかったかもしれない」という程度の記憶では確実性がありません。感染歴が不明な場合は抗体検査を受けることをおすすめします。
海外渡航を予定している方も接種対象となります。とくに麻疹が流行中の地域への渡航前には、出発の2〜4週間前までにワクチンを接種しておくことが望ましいです。渡航先の感染状況はWHOや厚生労働省の情報をご確認ください。
医療従事者・教育関係者・保育士など、多くの人と接触する職業の方も要注意です。これらの職種では感染リスクが高いだけでなく、自分が感染源となって周囲に広げてしまう可能性もあります。病院や施設によっては、採用時に抗体検査やワクチン接種を義務付けているところもあります。
妊娠を希望している女性も、妊娠前にワクチン接種を済ませておくことが重要です。妊娠中は生ワクチンを接種できないため、妊娠前に免疫を確認・補強しておく必要があります。また、妊婦が麻疹に感染すると、流産・早産・低出生体重児などのリスクが高まります。接種後は少なくとも2か月間の避妊が必要とされていますので、妊娠計画を立てる際に余裕を持ってワクチン接種を検討しましょう。
そのほか、免疫が低下している方の周囲にいる方(家族など)も、自分が感染源とならないようワクチン接種を検討することが大切です。免疫不全の方はワクチンを接種できないため、周囲の人が免疫を持つ「集団免疫」が重要な防御手段となります。
⚠️ 5. 自分の免疫状態を確認する方法
自分が麻疹に対する免疫を持っているかどうかを確認するには、血液検査による抗体検査が有効です。抗体検査では血液中の麻疹ウイルスに対する抗体の量(抗体価)を測定し、免疫があるかどうかを判断します。
麻疹の抗体検査には主に以下の方法があります。
PA法(粒子凝集反応法)は、抗体価を16倍以上で陽性と判定する検査法で、広く用いられています。EIA法(酵素免疫測定法)は感度が高く、より精度の高い測定が可能です。NT法(中和試験)は最も信頼性が高い方法ですが、手間と時間がかかるため日常診療では一般的ではありません。
抗体検査の結果が「陰性」または「低値」だった場合は、ワクチン接種を検討します。接種歴が2回あって抗体価が十分であれば、追加接種は必ずしも必要ではありませんが、渡航前など特定の状況では医師と相談のうえで接種を検討する場合もあります。
抗体検査は内科・感染症内科・旅行医学外来・予防接種を実施しているクリニックなどで受けることができます。費用は自己負担となることが多く、3,000〜5,000円程度が目安です(医療機関によって異なります)。なお、一部の自治体では風疹抗体検査と合わせた公費補助が利用できる場合があるため、お住まいの自治体に確認してみるとよいでしょう。
接種歴の確認は母子手帳が最も確実な方法です。母子手帳を紛失している場合は、かかりつけ医や保健所に問い合わせると過去の接種記録を確認できる場合があります。ただし記録が残っていないケースも多いため、そのような場合は抗体検査を受けることをおすすめします。
🔍 6. 麻疹ワクチンの接種スケジュールと回数
子どもの定期接種では、第1期(生後12〜24か月)と第2期(小学校就学前の1年間)の2回接種が標準です。大人の場合は定期接種の対象外となりますが、任意接種として受けることが可能です。
大人が接種する場合の回数の目安は以下のとおりです。
接種歴がまったくない場合や、接種歴が不明で抗体価が低い場合は、2回接種が推奨されます。1回目と2回目の間隔は少なくとも4週間(28日)以上あける必要があります。ただし、生ワクチン同士の接種間隔については、別の生ワクチン(例:水痘ワクチンや風疹ワクチンなど)と間隔をあけるルールがありますので、複数のワクチンを同時に検討している場合は医師に相談することが大切です。
1回の接種歴があり、抗体価が低い場合は、追加の1回接種で免疫を補強できます。
2回の接種歴があり、抗体価が確認されている場合は、基本的に追加接種は不要とされています。ただし渡航先の流行状況によっては、医師の判断で接種を検討することもあります。
海外渡航を前提とした接種の場合、渡航の少なくとも2〜4週間前には接種を完了しておくことが推奨されています。ワクチン接種から免疫が十分に形成されるまでに一定の時間が必要なためです。出発直前に慌てて接種するのではなく、余裕を持ったスケジュールで計画することが重要です。
なお、MRワクチンには麻疹と風疹の両方の成分が含まれているため、1回の接種で両方の感染症を予防できます。風疹については妊娠可能年齢の女性や風疹の抗体を持たない男性にとっても重要な感染症であるため、MRワクチンの接種は麻疹・風疹両方の予防という観点からも非常に有用です。
📝 7. ワクチン接種時の副反応と注意点
MRワクチンはよく使われているワクチンですが、接種後に副反応が現れることがあります。副反応の多くは軽症であり、数日以内に自然に回復します。あらかじめ副反応について知っておくことで、接種後に慌てずに対処できます。
接種後によく見られる副反応には以下のものがあります。
注射部位の反応として、接種した場所が赤くなる(発赤)、腫れる(腫脹)、痛みが出る(疼痛)などの局所反応が起こることがあります。これらは接種後数日以内に自然に消退します。
全身反応として最も多く見られるのが発熱です。接種後5〜12日目(平均して7〜10日目)に38℃前後の発熱が現れることがあります。この時期は体内でワクチンウイルスが増殖し、免疫反応が起きているサインです。多くの場合1〜3日で自然に解熱します。
発疹(ワクチン性の発疹)も10〜20%程度の割合で見られます。麻疹様の発疹が全身に現れますが、自然感染の場合より軽症で短期間(数日以内)に消退します。
その他の副反応として、リンパ節の腫れや、まれに関節痛が起こることがあります。これらも通常は自然に回復します。
まれではありますが、アナフィラキシー(重篤なアレルギー反応)が起こる可能性があります。アナフィラキシーは接種後30分以内に起こることが多いため、接種後はしばらく医療機関で待機することが推奨されています。接種後に呼吸困難・じんましん・顔面蒼白・意識低下などの症状が現れた場合は、すぐに医師に知らせてください。
非常にまれな重篤な副反応として、脳炎・脳症(100万〜150万接種に1件程度)や血小板減少性紫斑病(30,000〜40,000接種に1件程度)が報告されています。これらは発生頻度が非常に低く、自然感染した場合のリスクと比較してはるかに低いとされています。
接種後の注意点として、激しい運動や飲酒は接種当日は避けることが望ましいです。また、接種後2〜4週間は他の生ワクチンとの同時接種・連続接種に制限があるため、複数のワクチンを計画している場合は医師に相談してスケジュールを調整しましょう。
💡 8. 接種できない人・注意が必要な人
MRワクチン(麻疹・風疹混合ワクチン)は生ワクチンであるため、すべての人が接種できるわけではありません。以下に該当する方は接種が禁忌(受けられない)または慎重投与(注意が必要)となります。
接種が禁忌となる主なケースとして、まず妊娠中の女性が挙げられます。生ワクチンは胎児への影響が否定できないため、妊娠中は接種できません。妊娠の可能性がある場合や、接種後2か月間は避妊が必要です。次に、重篤な免疫不全状態にある方(HIV感染症で免疫が著しく低下している場合・先天性免疫不全症・白血病・リンパ腫などの悪性腫瘍で免疫抑制治療中など)は接種が禁忌となる場合があります。ただし、免疫不全の状態や疾患の種類・程度によって対応が異なるため、主治医に相談することが重要です。また、過去にMRワクチンやその成分(卵白成分・ゼラチンなど)に対して重篤なアレルギー反応を起こしたことがある方も接種できません。発熱・急性疾患の回復途中にある場合は、体調が回復するまで接種を延期します。
慎重投与(注意が必要)となる主なケースとして、卵アレルギーがある方がいます。MRワクチンの製造過程で鶏卵が使用されているため、卵アレルギーがある場合は注意が必要ですが、卵アレルギーがあっても多くの場合は接種可能です。重篤なアレルギー歴がある場合は必ず医師に伝え、接種後の経過観察を十分に行ってもらいましょう。また、血液製剤(ガンマグロブリン製剤など)の投与を受けた方は、ワクチンの効果が減弱する可能性があるため、一定期間(通常3か月以上、場合によっては6か月以上)後に接種することが推奨されます。ステロイドや免疫抑制剤を使用中の方は、使用量・期間によって対応が異なるため、主治医に確認が必要です。
授乳中の女性については、授乳中のワクチン接種は可能とされています。ただし心配な場合は医師に相談しましょう。
✨ 9. 麻疹ワクチンの費用と接種場所
大人が麻疹ワクチン(MRワクチン)を接種する場合、定期接種の対象外となるため、基本的には自己負担(任意接種)となります。
費用の目安は、医療機関によって異なりますが、MRワクチン1回あたり5,000〜10,000円程度が一般的です。抗体検査を行う場合はさらに3,000〜5,000円程度の費用がかかります。
一部の自治体では、風疹対策の一環として風疹・麻疹の抗体検査やワクチン接種への補助を行っている場合があります。とくに風疹については、2019年から妊娠可能年齢の女性と、その配偶者などを対象にした公費での抗体検査・ワクチン接種制度が設けられています。お住まいの市区町村の保健センターや公式ウェブサイトで最新の補助情報を確認することをおすすめします。
職場での健康管理として、医療機関・保育施設・学校・福祉施設などに勤務している場合は、職場が費用を負担してワクチン接種や抗体検査を実施しているケースもあります。職場の産業医や人事担当者に確認してみるとよいでしょう。
接種できる場所として、内科・小児科・感染症内科・旅行外来(トラベルクリニック)を標榜するクリニック、または予防接種に対応しているクリニックで接種可能です。接種を希望する場合は、まず電話またはウェブで予約状況とワクチンの取り扱い有無を確認してから来院することをおすすめします。
接種当日は、過去のワクチン接種歴がわかる書類(母子手帳など)と、過去に罹患した感染症があれば申告できるようにしておきましょう。問診票には現在内服中の薬やアレルギーの有無なども正確に記載することが大切です。

👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、海外渡航前や職場の感染対策として麻疹ワクチンのご相談にいらっしゃる成人の患者様が増えており、抗体検査を行うと免疫が不十分であることが判明するケースも少なくありません。「はしかはもう自分には関係ない」とお考えの方でも、接種歴や免疫状態を一度しっかり確認していただくことが、ご自身とまわりの大切な方を守ることにつながります。母子手帳が手元にある方もない方も、まずはお気軽にご相談ください。」
📌 よくある質問
はい、必要な場合があります。ワクチン接種歴が1回以下の方、感染歴が不明な方、海外渡航を予定している方、医療従事者や保育士など多くの人と接触する職業の方は、免疫が不十分な可能性があります。まずは母子手帳で接種歴を確認し、不明な場合は抗体検査を受けることをお勧めします。
血液検査による抗体検査で確認できます。検査費用は3,000〜5,000円程度が目安です。母子手帳が手元にある方は接種歴の確認が最初のステップとなります。当院でも抗体検査のご相談を承っておりますので、接種歴が不明な方はお気軽にご相談ください。
接種部位の赤みや腫れ、接種後5〜12日目ごろに発熱や発疹が現れることがあります。いずれも多くの場合は軽症で数日以内に自然回復します。まれにアナフィラキシーが起こる場合があるため、接種後30分程度は医療機関で経過を観察することが推奨されています。
妊娠前に接種を済ませることが重要です。妊娠中は生ワクチンであるMRワクチンを接種できないため、妊娠を計画する前に免疫状態を確認しましょう。また、接種後は少なくとも2か月間の避妊が必要です。余裕を持ったスケジュールで、早めにご相談されることをお勧めします。
大人の接種は任意接種となるため自己負担が基本で、MRワクチン1回あたり5,000〜10,000円程度が目安です。内科・感染症内科・旅行外来などで接種できます。自治体によっては補助制度がある場合もあるため、お住まいの市区町村への確認もお勧めします。当院でも接種のご相談を承っております。
🎯 まとめ
麻疹(はしか)は感染力が非常に強く、免疫のない大人がかかると重症化しやすい感染症です。近年は国際的な人の往来をきっかけとした成人の感染事例も多く、「子どもの病気」という認識は過去のものになりつつあります。
大人であっても、ワクチン接種歴が不明・1回のみ・感染歴がない場合は、免疫が十分でない可能性があります。まずは母子手帳で接種歴を確認し、不明な場合は抗体検査を受けることが第一歩です。海外渡航の予定がある方・医療従事者・妊娠を希望している女性・多くの人と接触する職業の方は特に、早めの確認と接種を検討しましょう。
MRワクチンは高い予防効果を持ち、2回の接種でほぼ確実に免疫を獲得できます。副反応の多くは軽度で一過性のものであり、自然感染のリスクと比較すればはるかに安全です。妊娠中や重篤な免疫不全状態の方は接種できないため、事前に医師へ相談することが重要です。
アイシークリニック池袋院では、大人の予防接種に関するご相談を承っております。「自分に免疫があるか確認したい」「接種すべきかどうか判断してほしい」「海外渡航前にワクチンをまとめて接種したい」など、どのようなご要望にも丁寧に対応しております。麻疹ワクチンに限らず、感染症の予防についてお気軽にご相談ください。
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📚 参考文献
- 厚生労働省 – 麻疹の定期接種スケジュール・対象年齢・任意接種の取り扱い、国内における麻疹の発生動向および感染対策に関する行政情報
- 国立感染症研究所 – 麻疹ウイルスの感染経路・基本再生産数(R0)・潜伏期間・合併症(脳炎・SSPE)・死亡率など疫学的・臨床的情報、ならびに国内外のアウトブレイク状況
- WHO(世界保健機関) – 麻疹の世界的な流行状況・集団免疫に必要なワクチン接種率(95%以上)・MRワクチンの有効率(1回接種95%・2回接種でほぼ100%)に関する国際的な指針および統計情報
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務